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Jun 09, 2024

お弁当に使える作り置き常備菜レシピ♪お弁当が腐らないコツも!

多数の種類のお弁当おかず

毎朝のお弁当作りって大変ですよね。調理時間が足りない・もう一品欲しい時には、作り置きしたおかず「常備菜」を使って乗り切っている方も多いのではないでしょうか。常備菜には、きんぴらなど定番のおかずをはじめ、冷蔵や冷凍保存で日持ちするおかずがあります。でも毎日お弁当を作り続けていると、レシピがマンネリ化しがちです。そこでこの記事では、お弁当はもちろん!おうちご飯の副菜としても便利な常備菜のおすすめレシピを、野菜編とタンパク質編に分けて紹介します。これからの夏シーズンに向けて、お弁当を腐らせないコツも合わせて紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

【野菜編】お弁当におすすめな常備菜

まず、野菜で作るお弁当におすすめの常備菜レシピを3つ紹介します。

常備菜|野菜①無限ピーマン

 

無限ピーマンの定番レシピ。たったの5分で簡単に作れる時短おかずです。

 

<材料>
・ピーマン…5個
・ツナ缶…1缶
・◎ごま油…大さじ1杯
・◎鶏ガラスープの素…小さじ1杯
・◎塩こしょう…少々
・白ごま…少々

 

<作り方>
1.下ごしらえとして、ツナ缶の油を切っておく ※油の切り具合で味わいが変わるため、お好みで調整
2.ピーマンを縦半分に切り、ヘタと種を取り除いて横にして、3mm幅の細切りにする
3.耐熱ボウルに、ピーマン・ツナ・◎の調味料を加え、全体をよく混ぜ合わせる
4.3のボウルにふんわりとラップをして、レンジ600Wで2分加熱する
5.4を器に盛りつけたら完成

 

お好みで白ごまをトッピングしてください。

常備菜|野菜②甘酢れんこん炒め

 

切り方アレンジで、歯ごたえシャキシャキの甘酢れんこん炒め。ご飯が進むレシピです。

 

<材料(2人分)>
・れんこん…1節(200g)
・片栗粉…大さじ1くらい
・サラダ油…適宜
・◎しょうゆ…小さじ4
・◎みりん…小さじ4
・◎砂糖…大さじ1/2
・◎酢…大さじ1/2
・◎白いりごま…大さじ1/2
・◎にんにくのすりおろし…1/2かけ(入れなくてもOK)

 

<作り方>
1.皮付きのれんこんを棒状に、細長くなるように切る
2.1に片栗粉を薄くまんべんなくまぶす
3.フライパンを中火で熱しサラダ油を入れ、2を入れて時々返しながら焼き色がつくまで焼く ※油が少なく感じたら調整
4.3が焼けたら、一旦火を止める
5.◎のタレの調味料をボウルで混ぜる

6.5のタレを、火を止めた状態のフライパンに入れ、余熱で軽く絡める

7.全体にタレを絡めたら、フライパンの火をつけて更にタレをしっかりと絡め、ツヤが出たら完成

常備菜|野菜③小松菜ナムル

 

10分で作れるシャキシャキ食感の小松菜ナムル。冷めても美味しいからお弁当にもおすすめ!4日ほど日持ちします。

 

<材料(食べきりの場合は3~4人分)>
・小松菜…1袋(5~7株くらい)

・塩…小さじ1
・◎いりごま…大1
・◎ごま油…大1
・◎醤油…小1
・◎中華スープの素…2.5g(練りタイプは小さじ1/2、顆粒タイプは小さじ1、鶏ガラスープの素で代用も可)
・◎にんにくチューブ…2cm

 

<作り方>
1.鍋に水1Lと塩小さじ1を入れ、強めの中火で沸かす

2.小松菜は根部分の軸を切り落とし、根元や葉をよく水洗いする
3.1が沸騰したら、2の茎を入れて30秒、葉も入れて更に30秒塩ゆでする。ゆでたら、ざるにあげてあら熱を取る
4.3を全体的にしぼり水気を切る。根元を切り落とし、3~4等分に切り分けて、再度しっかりと水気を切る
5.◎の調味料を、ボウルでよく混ぜ合わせる
6.5に小松菜を入れ、菜ばしでほぐしながらよく和えて完成

 

保存容器に入れて蓋をしたら、冷蔵庫で保存できます。

【タンパク質編】お弁当におすすめな常備菜

次に、タンパク質を取れるお弁当におすすめの常備菜レシピを4つ紹介します。

常備菜|タンパク質①冷凍卵焼き

 

冷凍で二週間保存が可能!日持ちして保冷剤にもできる冷凍卵焼きのレシピ。あと一品タンパク質が欲しいときにはレンチンですぐ食べられます。

 

<材料>

・お好みの油…小さじ1

・砂糖、だしの素、醤油…お好み

■・卵…1個 の場合
・マヨネーズ…小さじ1
・水溶き片栗粉…小さじ1

■・卵…3個 の場合
・マヨネーズ…大さじ1
・水溶き片栗粉…大さじ1

 

<作り方>
1.材料を全てよくかき混ぜる ※焼きあがるとマヨネーズの味はほとんどしないため、砂糖・だしの素・醤油など味付けはお好みで
2.油小さじ1をひいたフライパンを中火~中強火で熱し、入れた油がサラサラになってきてから油を全体に馴染ませる
3.■卵1個の場合は1の卵液を全量投入

  ■卵3個の場合は1の卵液を1/3ほど投入、軽くスクランブルエッグのように円を描いて混ぜ、穴が空いたところに卵液を流し込みながら焼く
4.■卵1個の場合は、折りたたんで厚みを作って、卵焼きの完成

■卵3個の場合は、フライパンの奥から手前に3回に分けてたたんだら卵を奥へ移動させ、その後3と4の工程を2回繰り返し焼いて、卵焼きの完成

※卵液投入時は、焼けた卵を少し持ち上げて、卵の下にも卵液を流し込むのがポイント
5.余熱で完全に火を通すため、素手で触れるくらいまで冷ます
6.5の粗熱が取れたら、清潔なまな板の上で切って完成
7.冷凍する時は、小分けにラップに包んで、フリーザーバッグに入れる

 

電子レンジで解凍できます。保冷剤替わりに凍ったままお弁当に入れるのもおすすめです。

卵料理はシリコン製の耐熱ヘラを使うと便利ですよ。

常備菜|タンパク質②みそ豚

 

みそだれに豚肉を漬け込んで、食べたい時に焼くだけの簡単コクうま料理。調理時間10分で簡単に作れるのも嬉しいポイントです。

 

<材料(3~4人分)>
・豚こま切れ肉…約300g
・◎みそ…大2
・◎酒…大1
・◎みりん…大1
・◎砂糖…大1
・◎ごま油…大1
・◎醤油…小1
・◎にんにくチューブ…2cm
・たまねぎ…1/2個

・油…少量

 

<作り方>
1.豚こま切れ肉はフォークなどで数カ所穴をあけ、食べやすい大きさに切る
2.ポリ袋に◎の調味料を入れ、みそがダマにならないよう、よく混ぜ合わせる
3.2に豚肉を入れてよくもみ込んだら平たくして、まんべんなく味がいきわたるようにする
4.■その日に焼く場合は、20分以上漬け込む
■作り置き(冷蔵)の場合は、ポリ袋に入れたままの状態で保存する ※ポリ袋から漬け汁がもれる可能性があるため、バットや保存容器にポリ袋ごと入れて保存するのがおすすめ ※漬けてから2~3日目が食べ頃、4日まで冷蔵保存可能
■作り置き(冷凍)の場合は、小分けにするか、まるごと冷凍保存用のポリ袋に入れ、平たくしたら空気を抜いて凍らせる ※焼くときは冷蔵庫で半日~1日かけて解凍しましょう
5.4で漬け込んだ豚肉を焼く。まずフライパンに少量の油を熱し、薄切りにしたたまねぎを入れて、弱めの中火で軽くすき通るくらいまで炒める
6.5のたまねぎをフライパンの端によせ、4の豚肉を入れて、広げながら炒める。仕上げに全体を炒め合わせたら、完成

 

凍ったまま焼くと肉質が少し固めに仕上がるため、冷蔵庫で解凍させてから焼くことで、美味しく仕上がりますよ。

常備菜|タンパク質③鮭ふりかけ

 

ご飯がススム!万能常備菜の手作り鮭ふりかけ。離乳食中期(生後7~8か月)のお子さまから対象のレシピです。

 

<材料>
・生鮭…2切れ
・小松菜…100g *みじん切り(月齢が低い場合は葉の部分のみを柔らかく茹でてみじん切り)
・白すりごま…大さじ2
・ごま油…小さじ2
・塩…ひとつまみ~(好みの塩加減に調整可能)
・しょうゆ…小さじ1/2~(好みの塩加減に調整可能)

 

<作り方>
1.フライパンで強火で鮭の表面を30秒焼いた後、弱火にして水大さじ2を入れ、蓋をして3分蒸し焼きにする

2.裏返して裏側も同様に蒸し焼きにする
3.2で焼いた鮭をお皿に移し、骨、皮、血合い(灰色の身の部分)を取り除いてほぐす
4.フライパンにごま油を熱し、2でほぐした鮭・小松菜・白すりごま・塩を加えて、しんなりするまで炒める
5.最後にしょうゆを鍋に回し入れて、軽く炒めたら完成

常備菜|タンパク質④ちくわのマヨ炒め

ちくわのマヨ炒め

 

ラクチンで美味しい!ちくわのマヨネーズ炒め。青のりや粉チーズはお好みで量を調整できます。

 

<材料(2人分)>
・ちくわ…4本
・マヨネーズ…大さじ2
・青のり…大さじ1
・粉チーズ…適量

 

<作り方>
1.ちくわを斜めに切る
2.フライパンにマヨネーズをのせて中火にかけ、1のちくわを一気に入れて炒める
3.2のちくわに焼き色がついたら火を止めて、青のり・粉チーズを加えてよく混ぜたら完成

 

お弁当を腐らせないコツ

せっかく作ったお弁当、安全に美味しく食べてほしいですよね。これからの夏シーズンは気温や湿度が上がり、細菌が繁殖しやすい環境になるため、お弁当が腐って食中毒にならないように十分注意する必要があります。

そのためには、細菌を「つけない(清潔・洗浄)」「増やさない(迅速・冷却)」「やっつける(加熱・殺菌)」の三原則もとに工夫し、またお弁当が腐りにくくなる便利アイテムを使ったり、傷みにくいおかずを入れたりすれば、より安心ですよ。お弁当を腐らせないコツについて、詳しくは以下の記事を参考にしてみてください。

夏でもお弁当が腐らない10の方法|調理のコツや便利アイテム、おすすめおかずも

便利な常備菜レシピでお弁当のレパートリーを増やそう!

タッパーに入っているいくつもの常備菜

 

便利な常備菜のおすすめレシピを紹介しました。簡単に作れる定番のおかずをはじめ、冷蔵や冷凍保存できるおかずのレパートリーをどんどん増やして、毎日のお弁当作りを楽しんでみてくださいね。