レトロな可愛さと凝ったデザインで人気の「グラニースクエア」。一見難しそうですが、編み方の基本を押さえればいろんな柄を編めるようになり、それらを組み合わせて可愛いアイテムを作ることができます。こちらの記事ではグラニースクエアの基本の編み方と、モチーフを組み合わせたアイテムの作り方について解説していきます。材料も気軽に購入でき、初心者でも可愛いハンドメイドアイテムを作れるグラニースクエアにぜひ挑戦してみてください。
MOKUJI
グラニースクエアとは?
グラニースクエアとはかぎ編みで編んだ四角形のモチーフのことです。グラニーとは英語で「おばあちゃん」という意味。グラニースクエアを組み合わせることで洋服やバッグ、ブランケットなど様々なアイテムを作ることができます。
グラニースクエアはかぎ編みで作ることができるので、初心者でも挑戦しやすく、基本の編み方に慣れていけば、いろんなデザインに挑戦できます。
かぎ針で作るグラニースクエアの基本的な編み方
グラニースクエアの基本の編み方について解説していきます。材料は100均でも購入できるので、気軽に始めることができますよ。
材料
グラニースクエアを編むために必要な材料は以下の3点です。
・毛糸 ・かぎ針(毛糸に合わせたサイズ) ・とじ針 ・段数マーカー(目印マーカー) ・はさみ
毛糸の素材やかぎ針の太さによっても仕上がりが変わっています。アクリルの毛糸ならふんわりとした仕上がり、コットンならしっかりとした仕上がりになります。さらにかぎ針が太いものはゆったりとした編み目になり、細いものを使用すると目の詰まったしっかりとした編み目の詰まった仕上がりになります。仕上がりをイメージして毛糸の太さや素材、かぎ針の太さを選びましょう。
【ダイソーで購入できるアイテム例】
▶️アクリル毛糸(抗菌防臭、オレンジ) 価格:110円(税込)
▶️キャンディカラーかぎ針7.0mm 価格:110円(税込)
▶️とじ針 毛糸用 3本セット 価格:110円(税込)
▶️目印リング フックタイプ 価格:110円(税込)
かぎ編みの基本的な編み方
編み始める前に、かぎ針編みでよく出てくる基本的な編み方として「鎖編み」と「長編み」があります。この2つは特によく出てくる編み方なので、編み物初心者さんは覚えておくと便利です。
【鎖編み】
【長編み】
グラ二ースクエアを編んでみよう(単色)
全部で4段のグラニースクエアの簡単な編み方を解説しています。サークル型を組み合わせたような模様になるこちらの編み方は、規則的な編み方をくりかえして編んでいきます。単純なように見えますが、編む強さを一定にしないと形が崩れてしまいます。また、新しい段を編む際のスタートとなる編み目に印をつけておくなど工夫をすると、編みはじめがどこかわからないといったトラブルを防ぐことができます。
2色使いのグラニースクエアを編んでみよう
2色使いというと途中で糸を切って、別の色の毛糸を結びつけると想像する人も多いでしょう。しかし、毛糸を切らずに、別の色の毛糸を編み込むと、編み目が自然で綺麗な繋がりになります。好みの色の組み合わせで作るグラニースクエアは、単色のモチーフとカラーコーディネートをしてアイテムを作っても可愛いですよ。
グラニースクエアの縫い合わせ方法
グラニースクエアを組み合わせて作るアイテムに欠かせない工程がパーツを縫い合わせることです。とじ針やかぎ針を使って、毛糸で縫い合わせることで繋ぎ目が綺麗で、しっかりと縫い合わせることができます。とじ針とかぎ針、2つどちらの方法も知っておくとアイテムの内容に合わせて使い分けられるので便利ですよ。
グラニースクエアで作りたいアイテム2点
上記で基本的なグラニースクエアの編み方を紹介しましたが、ここからはそれをもとに作れるアイテムを2点紹介します。
お出かけを楽しくするカジュアルハンドバッグ
グラニースクエアでカジュアルバッグを作ることができます。同じ柄だけではなく、違った柄を組み合わせて作るのもおすすめです。同じデザインのグラニースクエアでも、毛糸の色を変えると違った印象になるので、色違いを作るのも楽しそうです。
温かみのあってリラックスできるブランケット
花のモチーフのグラニースクエアを何枚も組み合わせたブランケットは秋冬の寒い季節にぴったりです。色を変えて編んでも可愛いですよ。同じモチーフばかりでなく、いろんなモチーフや色、編み目のものをランダムに組み合わせるのもおすすめです。
アレンジの効いたグラニースクエアを編みたい
グラニースクエアによく見られるフラワー柄や立体的なデザイン。難しそうに見えますが、編み方をおぼえれば決して難しくはありません。ここでは応用編としておすすめの2つのデザインをピックアップしました。
4色使いのアフリカンフラワー
4色の毛糸を使用したアメリカンフラワー柄のグラニースクエアは、色を変えると違った雰囲気になります。はじめに紹介した単色のグラニースクエアと組み合わせてバッグや、クッションカバーにしても可愛いですね。
ボリューミーで可愛いお花モチーフ
ぷっくりと立体的なフラワーモチーフのグラニースクエアはバッグやブランケットなどに取り入れると、ポイントになって可愛いです。立体的に編むための手順も詳しく解説されているので、ぜひ挑戦してみてくださいね。
グラニースクエアでハンドメイドを楽しもう
どこか懐かしさのある、レトロな可愛さを持つグラニースクエアは自分で編むのは難しく思われますが、基本の編み方を知り、コツを掴めば決して難しくはありません。まずは単色のシンプルなものから編み始めてみてはいかがでしょうか。コツコツと編んで可愛いモチーフが出来上がっていくことにきっとハマってしまいますよ。