忙しい朝、健康のために朝食をとりたいと思っても、準備でバタバタして作る時間がとれないという方は多いのではないでしょうか。そこで忙しい朝の強い味方となるのが、あらかじめ食パンに好きな具材をのせて冷凍しておく「冷凍トースト」です。この記事では作り置き冷凍トーストの1週間レシピを紹介します。おいしい冷凍トーストを作るコツや、焼き方のポイントも紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。
冷凍トーストを作り置きするメリット
食材を冷凍して作り置きする習慣は「冷凍貯蓄」とも呼ばれます。冷凍貯蓄は忙しい毎日に時間や心のゆとりをうみ、さらには節約することもできるんです。ここでは冷凍トーストを作り置きするメリットを2つ紹介します。
冷凍トーストのメリット①忙しい時でも手軽に食べられる
冷凍トーストを作り置きしておくと、忙しい時でもおいしく栄養満点のトーストを手軽に食べられます。休日の時間がある時にたくさん作り置きしておけば、朝行うことは冷凍庫からトーストを出して、トースターであたためるだけ。バタバタした朝でも無理なく調理できます。また忙しい朝だけでなく、動きたくない休日のお昼や、おやつ、夜食などにも便利ですよ。
冷凍トーストのメリット②フードロスを減らせる
フードロスを減らし、節約できることも冷凍トーストの魅力の一つ。なぜならまとめて作れば、パンやチーズ、野菜などの食材を計画的に無駄なく使い切れるからです。また食材を冷凍保存すれば、酸化を抑制し、栄養価の減少を抑えるため、賞味期限が延長されます。お買い得の日にまとめて食材を購入して、節約しましょう。
冷凍トーストを作り置きするときのポイント
冷凍トーストの品質を維持するためには、いくつかのポイントがあります。ここでは冷凍トーストを作り置きするときのポイントを3つ紹介します。
冷凍トーストのポイント①具材は水分の少ないものを選ぶ
冷凍トーストを作り置きするときには、水分の少ない具材を選びましょう。なぜなら水分の多い具材は、冷凍すると風味や食感が損なわれる可能性があるからです。また解凍したときに、水分で食パンがべちゃっとしてしまうこともあります。水分が多く冷凍トーストに向かない具材は、トマトやきゅうり、レタス、なすなどの野菜が挙げられます。一方チーズやハム、ソーセージ、ピーマン、レンコンなどは水分量が少なく、冷凍トーストにおすすめの具材です。
冷凍トーストのポイント②火が通りやすいように具材を薄くカット
冷凍トーストの具材は、火が通りやすいように薄くカットしておきましょう。具材を薄くカットすると、冷凍時に均一に凍るため、ムラなく火を通すことができ、おいしさが損なわれません。また薄く切ることでトーストする時間も短縮可能です。
冷凍トーストのポイント③冷凍するときはラップ&保存袋を使用
冷凍トーストを保存する際は、食材をしっかりとラップで包み、ジップロックなどの保存袋に入れて冷凍庫に入れましょう。密封することで食材の酸化や冷凍焼けを防ぎ、新鮮な状態を保ちます。また、ラップや保存袋に作った日付や材料を記入しておくことで、冷凍庫内を整理しやすくなります。
冷凍トーストを焼くときのコツ
冷凍トーストは作り置きするときだけでなく、焼くときもおいしく食べるためのコツがあります。ここでは冷凍トーストを焼くときのコツを2つ紹介します。
冷凍トースト コツ①焼くときは冷凍庫から出してすぐトースターへ
冷凍トーストを焼くときは、冷凍庫から取り出したらすぐにトースターに入れましょう。冷凍庫から出して時間が経つと食材から水分が出てしまい、トーストがべちゃべちゃになる可能性があります。冷凍庫から出してすぐにトースターで焼くと、トーストが均一に焼け、外はカリッと中はしっとりとした食感を楽しむことができますよ。
冷凍トースト コツ②焼き時間は通常よりも長めに設定
冷凍トーストは解凍しながら焼くため、焼き時間は通常のトーストよりも長めの設定が必要です。凍った状態で焼き始めるため、焼き時間が短いと、トッピングの表面は焼けていても中は冷たいということもなりかねません。焼き時間の目安は7〜10分程度。具材の量が多い場合や、火が通りにくい具材の場合は、12分程度様子を見ながら焼きましょう。表面が焦げそうなときはアルミホイルをかぶせて焼くと、均一に火が通り、おいしく焼きあがります。
冷凍トーストの1週間レシピ
冷凍トーストの1週間レシピを紹介します。たくさんの種類を作り置きしておくことで、多くの食材から栄養を摂取できますし、「今日は何を食べようか!」と選ぶのも楽しくなるでしょう。
冷凍トーストのレシピ①月曜日はトーストの定番「ピザトースト」
【材料】
・食パン(6枚切り):1枚
・ピザソース:適量
・ピザ用チーズ:適量
・ベーコン:4枚
・玉ねぎ:15g(薄切り)
・オリーブ:数個(スライス)
【作り方】
1.大きめに切ったラップの上に食パンを置く
2.玉ねぎとオリーブは薄くスライスしておく
3.食パンにピザ用ソースを塗り、ベーコン、玉ねぎ、オリーブなどお好みの食材をおく
4.トーストの上からピザ用チーズを適量散らす
5.ぴったりとラップで包み、保存袋に入れて空気を抜いたら冷凍庫に入れる
6.食べるときは、冷凍庫から出してラップを外し、トースターで10分程度焼く
冷凍トーストのレシピ②火曜日はみんな大好き「マヨ明太トースト」
【材料】
・食パン(6枚切り):1枚
・明太子:1/2腹
・マヨネーズ:大さじ2
・黒こしょう:少々
【作り方】
1.大きめに切ったラップの上に食パンを置く
2.ほぐした明太子とマヨネーズを混ぜ合わせ、食パンに均等に塗り広げる。お好みでチーズを散らすのもおすすめ
4.黒こしょうを少々振りかけ、風味を加える
5.ぴったりとラップで包み、保存袋に入れて空気を抜いたら冷凍庫に入れる
6.食べるときは、冷凍庫から出してラップを外し、トースターで10分程度焼く
冷凍トーストのレシピ③水曜日は安定の味「玉子サラダトースト」
【材料】
・食パン(6枚切り):1枚
・卵:1個
・マヨネーズ:小さじ2
・ブラックペッパー:適量
【作り方】
1.大きめに切ったラップの上に食パンを置く
2.沸騰したお湯で13分程度茹で、ゆで卵を作る
3.つぶしたゆで卵とマヨネーズを混ぜ、食パンの上にたっぷりとのせる
4.黒こしょうを少々振りかけ、風味を加える。お好みでチーズを散らすのもおすすめ
5.ぴったりとラップで包み、保存袋に入れて空気を抜いたら冷凍庫に入れる
6.食べるときは、冷凍庫から出してラップを外し、トースターで10分程度焼く
冷凍トーストのレシピ④木曜日はふわふわ「はんぺんチーズトースト」
【材料】
・食パン(6枚切り):1枚
・はんぺん:2/1枚
・マヨネーズ:小さじ2
・ピザ用チーズ:適量
・青ねぎ:適量(みじん切り)
【作り方】
1.大きめに切ったラップの上に食パンを置く
2.はんぺんを1cm角に、青ねぎをみじん切りに切っておく
3.食パンにマヨネーズを塗る
4.食パンにはんぺんをたっぷりとのせ、青ねぎ、ピザ用チーズを散らす
5.ぴったりとラップで包み、保存袋に入れて空気を抜いたら冷凍庫に入れる
6.食べるときは、冷凍庫から出してラップを外し、トースターで10分程度焼く
冷凍トーストのレシピ⑤金曜日はがっつり「照り焼きチキントースト」
【材料】
・食パン(6枚切り):1枚
・照り焼きチキン:35g
・マヨネーズ:小さじ2
・ピザ用チーズ:適量
・青ねぎ:適量(みじん切り)
・刻みのり:適量
【作り方】
1.大きめに切ったラップの上に食パンを置く
2.青ねぎをみじん切りに切っておく
3.食パンにマヨネーズを塗り、照り焼きチキンを置く
4.青ねぎ、ピザ用チーズを散らす
5.ぴったりとラップで包み、保存袋に入れて空気を抜いたら冷凍庫に入れる
6.食べるときは、冷凍庫から出してラップを外し、トースターで10分〜12分程度焼く
7.仕上げにお好みで刻みのりを散らす
冷凍トーストのレシピ⑥土曜日はおしゃれに「アボカドトマトトースト」
【材料】
・食パン(6枚切り):1枚
・アボガド:1/2個
・ミニトマト:2個
・マヨネーズ:小さじ2
・アーモンド:4粒
・レモン汁:小さじ1/2
・塩こしょう:適量
【作り方】
1.大きめに切ったラップの上に食パンを置く
2.アボガドをフォークで潰し、レモン汁と混ぜる
3.ミニトマトは薄く切る
4.食パンにマヨネーズを塗り、アボガド、トマト、アーモンドをのせる
5.ぴったりとラップで包み、保存袋に入れて空気を抜いたら冷凍庫に入れる
6.食べるときは、冷凍庫から出してラップを外し、トースターで10分程度焼く
冷凍トーストのレシピ⑦日曜日はさっぱり和風に「しらすトースト」
【材料】
・食パン(6枚切り):1枚
・しらす:10g
・オリーブオイル:適量
・青ねぎ:適量
・刻みのり:適量
【作り方】
1.大きめに切ったラップの上に食パンを置く
2.食パンにオリーブオイルを塗り、しらすと刻んだ青ねぎを散らす
3.ぴったりとラップで包み、保存袋に入れて空気を抜いたら冷凍庫に入れる
4.食べるときは、冷凍庫から出してラップを外し、トースターで10分程度焼く
5.仕上げにお好みで刻みのりを散らす
おわりに
家にある材料で手軽に作れる、冷凍トーストの作り置きレシピを紹介しました。具材の組み合わせや焼き方に工夫を加え、自分好みの冷凍トーストを楽しんでみてくださいね!