月見団子のレシピはだんご粉や砂糖、水だけとシンプルな材料で簡単に作れます。材料を混ぜたり形を整えたりと、子どもと一緒にできる工程が多いので親子で手作りするのもおすすめです。この記事では、基本的な月見団子のレシピの他、かわいくて簡単なアレンジやおいしい食べ方を紹介します。
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子どもと一緒に作れる月見団子の簡単レシピ
月見団子は材料や工程が少なく、簡単に作れるスイーツです。混ぜたり丸めたりする作業は子どもも安全にできるので、親子で準備するのも良いでしょう。ここでは、基本的な月見団子のレシピを紹介します。
月見団子の材料は3つだけ!
月見団子15個分の材料を紹介します。
〈材料〉
- ・だんご粉 100g
- ・砂糖 大さじ1
- ・水 80㏄
- ・好みのトッピング
※白玉粉か上新粉を使用する場合、粉100g:水100㏄
好みの硬さになるように、水またはだんご粉の分量を調整しても構いません。ヘルシーに仕上げたいときや硬くならないようにしたい場合は、白玉粉50g・絹ごし豆腐50g・砂糖20gで作るのがおすすめです。豆腐の水分でやわらかくなりすぎないよう、少しずつ入れて分量を調節してみてください。
月見団子の作り方
今回は、だんご粉を使用した簡単レシピを紹介します。
<手順>
- 砂糖とだんご粉をボウルに入れ、水を少しずつ加えながらかき混ぜる
- 全体が1つにまとまり、耳たぶくらいのやわらかさになるまでこねる
- 生地をちぎって15等分にする
- 1つずつ、やさしく丸めて形を整えていく
- 鍋にお湯を沸かし、沸騰したら丸めた団子を入れ、茹でる
- 団子が表面に浮き上がってから約3分ほど茹でたら取り出す
- 冷水で冷やし水気を切ったら、トッピングをして完成
切り分けるときは、まな板の上で棒状に伸ばしてからすると、やりやすくなります。丸めるときは、形が崩れないよう力を入れすぎないのがコツです。
月見団子のレシピ【かわいくて楽しいアレンジ】
見た目にかわいらしさが欲しい、見るだけで楽しい月見団子にしたいという人は、カラフルにしたり動物の形にしたりするのはいかがでしょうか?基本のレシピにプラスしてできるアレンジ方法を3つ紹介します。
色を付けてカラフルにした月見団子
生地にいちごジャムや抹茶パウダー、かぼちゃのペーストなどを混ぜれば、月見団子がカラフルに。見た目の華やかさはもちろん、味の違いも楽しめます。色移りがないよう、色を分けて茹でるのがポイントです。
カラーごとの分量は以下を参考にしてみてください。作り方は基本のレシピと同様です。
◾️ピンク
- ・だんご粉 100g
- ・砂糖 10g
- ・水 25㏄
- ・いちごジャム 70g
◾️グリーン
- ・だんご粉 100g
- ・砂糖 10g
- ・水 35㏄
- ・抹茶パウダー 小さじ1
◾️イエロー
- ・だんご粉 100g
- ・砂糖 10g
- ・水 適量
- ・かぼちゃペースト 40g
立体的なうさぎがキュートな月見団子
お月見なので、うさぎの形をした月見団子にするのもおすすめです。立体的なうさぎは、俵型の土台を作り、顔の部分にかけて少し細くなるように作るのがコツ。
茹で上がって団子の水分がなくなってきたら、いちごジャムで目を、ココアパウダーで耳を描きます。目をごま、耳をかぼちゃの種にしても、かわいく仕上がりますよ。
コロコロとした動物達に癒やされる月見団子
うさぎだけではなく、猫やパンダ、ひよこなど、さまざまな動物の顔の月見団子のアレンジも。動物によって色を変えると、盛りつけたときに鮮やかで、見るだけで気持ちまで華やかになります。
作り方は、耳・くちばし・鼻などのパーツも一緒に作り、接着してから茹で上げるだけです。平面の生地は、クッキングシートに団子を載せたままお湯に入れると、形が崩れにくくなります。パーツを付けるときは接着面に少し水を付けると上手く付きます。
かわいい動物達とお月見をしてみてはいかがでしょうか。
月見団子のおいしい食べ方
月見団子は、みたらしのタレやきなこをかける他、栗を入れたりアイスクリームを添えたりなど、食べ方が豊富です。ここでは、月見団子のおいしい食べ方を6つ紹介します。
みたらしのタレと一緒に
やさしい甘さの月見団子には、甘いみたらしがよく合います。トッピングとしてかける、もしくは中に埋め込んでお楽しみください。
みたらしのタレの作り方は以下の通りです。
〈材料〉
- ・砂糖 大さじ3
- ・醤油 大さじ1
- ・水 大さじ3
- ・片栗粉 小さじ1
※とろみ具合は水や片栗粉を調節する
〈作り方〉
- 材料を耐熱ボウルに入れて片栗粉が溶けるまでかき混ぜる
- やさしくラップをかけて、600Wのレンジで1分加熱する
- 取り出してかき混ぜ、追加で30秒ほど加熱する
- とろみが出るまで繰り返して完成
団子の上に餡を載せて華やかに
あんこやかぼちゃ餡、さつまいも餡などをのせたり、中に入れたりするのもおすすめです。硬めの餡にすれば、水気を切った団子の周りに巻くこともできます。見た目が華やかなので、お月見の時期の来客に出す、おもてなしスイーツにもぴったりです。
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きなこ&黒蜜でわらび餅風に
わらび餅のように、きなこや黒蜜をかけてもおいしいです。豆腐を入れたやわらかめの月見団子なら、よりわらび餅に近い食感や味を楽しめます。
黒蜜の作り方は以下の通りです。
〈材料〉
- ・粉末黒糖 大さじ1
- ・砂糖 大さじ1
- ・水 大さじ1
〈作り方〉
- 耐熱容器に材料を入れて混ぜ、ラップをかけて600Wのレンジで50秒加熱する
- 一度かき混ぜ、再度50秒加熱する
- 粗熱を取り、冷蔵庫で冷やせば完成
ほくほくの栗を潜ませて栗団子
団子の中に栗を入れれば、食べ応え抜群の一品に。栗の甘露煮を使うと、お店の和菓子のような贅沢な味わいの月見団子になります。
〈作り方〉
※「基本の作り方」で、3の切り分けて丸くするところまでは同じ。
- 丸く形成したものを平らに広げ、手のひらに置く
- 生地の上に栗の甘露煮を置き、やさしく破れないように包む
- 後は茹でて、好みでみたらしやあんこなどをかけて完成
アイスクリームに添えてあんみつ風
アイスに月見団子を添えると、ひんやりスイーツに変身!あわせてフルーツやあんこ、寒天をのせ、あんみつ風にアレンジしても素敵です。子どもの感性に任せて、自由に飾りつけを楽しんでもらっても良いかもしれません。
豚汁に入れてお食事に
食事として食べたいときは、豚汁に月見団子を入れて「だご汁」にしてみてはいかがでしょうか。やさしい味の月見団子と、味付けが濃い目の豚汁は相性抜群。月見団子の味付けに砂糖は入れず、塩を少々入れると、豚汁によくなじみます。
簡単レシピで、おいしい月見団子を作ろう!
月見団子は材料が少なく、作り方もシンプルなので、大人も子どもも簡単に作れます。動物の形にしたり、みたらしのタレをかけたりと好きなアレンジを加えれば、より楽しいお月見になるでしょう。9月のお月見に向けて、家族で月見団子を作ってみてくださいね。