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Jan 21, 2023

自分好みのグミを作ろう♪アレンジレシピと失敗しないポイントも解説

スーパーやコンビニで手軽に購入できるグミ。大人も子どももおいしく食べられるのが魅力のお菓子ですが、実は家庭でも簡単に作ることができます。特別な道具やスキルは一切いらないので、お子さんと一緒に作るのもおすすめですよ。

この記事では、基本のグミの作り方からおすすめのアレンジ方法を紹介します。グミを作るときの注意点も解説しているので、「自宅でグミを作りたい!」という方はぜひチェックしてみてくださいね。

グミって何で出来ているの?どんなお菓子?

 

グミはドイツ発祥のお菓子で、果汁やジュースをゼラチンで固めて作ります。ヘルシーで噛み応えがあるので、子どもはもちろん、大人のおやつとしても人気。少量でも満足感があり、ダイエット中のおやつとしてもおすすめです。

ちなみに、「グミ」という名称はドイツ語でゴムという意味がある「Gummi」が由来です。1920年代のドイツでは歯の病気にかかる子どもが増えていたことから、「噛む力を高めるお菓子で歯を強くしよう」という目的で作られたのだとか。

日本では1980年に初めてのグミが販売され、現在は味や硬さなどバリエーション豊かな商品がたくさん登場しています。

お家で簡単!まずは基本のグミの作り方

 

手作りグミの魅力は、味や形、固さを自分好みにアレンジできるところ!添加物が入っていないぶん、より安心して食べられます。作業時間は15分程度なので、すきま時間で作れるのも嬉しいですね。ここでは、基本のグミの作り方を紹介します。

基本の材料

※2~3人分
お好みのジュース…60ミリリットル
粉ゼラチン…10グラム
砂糖…大さじ1杯

最低限、これだけあればグミが作れます。グミに弾力が欲しい場合は、砂糖と合わせて水飴を使うと良いでしょう。

また、レモン汁を少し入れるとゼラチンの臭みが消え、酸味でグミの味が引き締まるので、自宅にある方は入れてみてくださいね。

基本の作り方

 

1 型に無味無臭の油(サラダ油や米油など)を薄く塗る
2 耐熱容器にジュースを入れ、ラップをしてレンジで加熱する(600w50秒)
3 レンジから取り出し粉ゼラチン、砂糖、(レモン汁)を加え、混ぜ合わせる
4 型に流しいれて、冷蔵庫で1時間ほど冷やし固める
5 型から取りだしたら完成!

 

型に油を塗っておくと、固めた後に取りだしやすくなります。塗らなくても取り出すことはできますが、なるべくきれいに取りだしたい場合は、油を吸わせたティッシュなどで事前に型を拭いておきましょう。

なお、シリコン型など柔らかい型は持ち上げるとグミの液がこぼれやすいので、トレイなどに乗せて安定させるといいですよ。

【アレンジ編】味や食感の違いを楽しめるグミを作ろう

基本の作り方を覚えたら、味や食感が違うアレンジレシピも試してみて!どれも難しい工程はなく、少し手を加えるだけで見栄えや味がぐっと良くなります。ぜひ色々なレシピの手作りグミを作って、好みに合ったものを見つけてみてくださいね。

ハードグミ好き必見!ゼラチンの量を調節してみよう

グミのなかでも噛み応えがあり、硬い食感が魅力のハードグミ。グミはゼラチンが多いほど弾力が出るので、ゼラチンを10gから15gに増やして作りましょう。

ザラザラした食感が欲しい場合は仕上げにグラニュー糖を、すっぱいグミが好きならクエン酸をかけます。グラニュー糖は時間が経つと溶けてしまうので、食べる直前に振りかけるのがポイントです。

流行りの地球グミも手作りできちゃう!

慣れてきたら、SNSや動画投稿サイトで流行りの地球グミも作ってみて!まずは砂糖、レモン汁、水をなべに入れ中火にかけます。とろみがついたら火を止め、赤色の色素を入れて混ぜれば、地球グミの特徴「マグマソース」が完成。

続いて砂糖、水飴、水、粉ゼラチンを加熱し、ミキサーでフワフワになるまで泡立てながら青色の色素を投入すれば、グミ液の出来上がりです。あとは丸い型に「グミ液→マグマソース→グミ液」の順番で入れ、1時間ほど冷やし固めましょう。マグマソース作りが面倒なときは、ストロベリーソースやいちごジャムで代用できますよ。

練乳で作る優しい味のミルクグミ

基本のグミに練乳を加えると、優しい味わいに仕上がります。作り方は簡単、ジュースの代わりに水飴と砂糖、ゼラチンでグミ液を作り、型に流しいれる前に練乳を入れて混ぜ合わせるだけ。

水飴がない場合は、牛乳で代用することもできます。練乳の濃厚な味と優しい香りで、いくらでも食べられる美味しさです♪

ドライフルーツで作る果肉入りの本格グミ

 

グミの中にドライフルーツを入れれば、まるで本物の果物を食べているような感覚を楽しめます。

おいしさがギュッと凝縮された果肉入りのグミは、ドライフルーツの種類によって食感が変化。「シャキシャキ」「もっちり」など、お好みの食感にできますよ。小さくカットしたドライフルーツをグミ液と一緒に型に流し込むだけで作れるお手軽さも魅力です。

グミ作りの注意点

 

色々なアレンジが楽しめる手作りグミ。せっかく作るなら、美味しく仕上げたいですよね。グミ作りを成功させるには、いくつか気を付けるポイントがあります。ここでは、グミ作りを失敗しないために押さえておきたい注意点を解説します。

ゼラチンは沸騰させないように注意する

ゼラチンは沸騰させると凝固率が下がり、固まりにくくなります。また、高熱によってコラーゲンが変性すると、獣臭のような臭みを感じることもあるでしょう。

ゼラチンを適度に溶かすには、約50~60℃くらいのお湯がベスト。しっかり加熱したほうがよく溶けるような気がしますが、温度は70℃以上にならないよう気を付けましょう。

ゼラチンは静かに混ぜる

空気が入らないよう、ゼラチンは静かに混ぜましょう。特に粉ゼラチンではなく板ゼラチンを使う場合、大きいままだとなかなか溶けないこともありますが、激しくかき混ぜるのはNGです。

ゼラチンを混ぜる際にできたダマは冷やし固めてもそのまま残り、食感が悪くなります。板ゼラチンでグミを作るときは、小さくちぎってから溶かすと良いでしょう。

しっかり冷やして保存する時も冷蔵庫で

ゼラチンの凝固温度は20℃以下なので、直射日光が当たる場所や温度が高い場所にグミを置いておくと、ドロドロに溶け出してしまう可能性があります。特に暑い時期は常温でも溶けやすいので、要注意。数時間程度なら溶けない場合もありますが、市販のものと同じように美味しく食べたいときは、必ず冷蔵庫で保存しましょう。

 

手作りグミは日持ちする?

手作りグミは市販品のような保存料が入っていないので、長期間の保存はおすすめできません。せっかくのグミを美味しく食べるためにも、手作りグミは作った当日、あるいは翌日までに食べきりましょう。

いろんな味や食感のグミを作ってみよう!

 

数あるお菓子の中でも、特別簡単に作れるグミ。基本の作り方さえ覚えておけば、固さを変えたり、ドライフルーツや練乳を加えたりと、色々なアレンジを楽しむことができます。

シンプルなレシピなら火を使う必要もないので、小さなお子さんと一緒に作れるのも手作りグミの大きな魅力です。お菓子作りを楽しみたいときはもちろん、安全で美味しいおやつを食べたいときには、ぜひグミ作りにチャレンジしてみてくださいね!