夏は暑さで食欲が減退しがち。そんな夏には、さっぱり食べられる作り置きおかずを常備しておくのがおすすめです。本記事では、夏に食べたいおすすめの作り置きおかずとレシピを紹介します。併せて、おかずを調理・保存する際のコツや、弁当に入れて持ち運ぶ際のポイントとあると便利なグッズも紹介するので、参考にしてください。
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暑い夏におすすめ! さっぱり食べられる作り置きおかず
暑い夏でもさっぱりと食べられる、おすすめの作り置きおかずを紹介します。たっぷり作り置きしておけば、毎日の食卓や弁当に活用できますよ。
夏野菜がたっぷり「ラタトゥイユ」
夏野菜の旨味がたっぷり凝縮された作り置きおかずです。冷めても美味しく食べられますよ。
<材料>
- トマト缶 1缶
たまねぎ 1個
ピーマン 1個
パプリカ 2個(赤・黄どちらでも)
なす 2本
ズッキーニ 1本
ケチャップ 大さじ1.5 - はちみつ 大さじ1.5
- 油 適量
塩 少々
- <作り方>
- 野菜をすべて1センチ角に切る。
- たまねぎを炒め色がついたら、トマト缶を入れる。
- 別のフライパンでなすとズッキーニ、パプリカを炒めを玉ねぎとトマト缶を合わせた鍋に移す。
- ケチャップを入れ15分ほど煮込む。
- 塩とはちみつで味付けして完成。
手軽&栄養たっぷりな夏料理「ゴーヤとツナの簡単炒め」
夏野菜の王様「ゴーヤ」を使った簡単作り置きおかず。時間をかけずにサッと作れます。
<材料>
- ゴーヤ 1本
ツナ缶(オイル漬け) 1缶
卵 3個 - にんじん 1本
ごま油 大さじ2
醤油 小さじ1
砂糖 小さじ1 - みりん 大さじ1
<作り方>
- ゴーヤを縦半分に切り、スプーンで中のわたと種を取り除く。
- ゴーヤを5ミリ程度の薄切りにし、にんじんを千切りする。
- ツナ缶の油を切っておく。
- フライパンにごま油を入れて熱し、ゴーヤとにんじんを炒める。
- 4にツナ缶を入れてさらに炒め、調味料で味付けして完成。
ツルツルさっぱり食べられる「春雨サラダ」
暑い夏でもツルっとさっぱり食べられるおすすめの副菜です。コツを押さえれば、水っぽくなりません。
<材料>
- 乾燥春雨 40グラム
薄切りハム 2枚
きゅうり 1本 - 卵 1個
いりごま 適量
- (A)
- 酢 大さじ1
醤油 大さじ1
砂糖 小さじ1
ごま油 大さじ0.5
練り辛子 適宜
<作り方>
- 鍋で乾燥春雨を茹で、水気を切っておく。
- きゅうり、ハムを細切りにする。
- 薄焼き卵を作り、細切りにする。
- ボウルにAを合わせる。
- 茹でた春雨ときゅうりを砂糖もみする。
- 5の水分を良く切って、調味料を合わせたボウルに入れ味をなじませて完成。
シャキシャキ食感がクセになる「きゅうりともやしの胡麻和え」
さっぱりと食べられて、シャキシャキ食感が楽しめる一品です。
<材料>
- もやし 1/2袋
きゅうり 3本
ツナ缶(オイル漬け) 1缶
- 塩 適量
- 調味酢 大さじ2
- 砂糖 大さじ1
- 醤油 大さじ1
- すりごま 大さじ1
<作り方>
- きゅうりを板ずりをして塩と水気をふき取り、もやしを水洗いしておく。
- きゅうりを細切りする
- 沸騰した湯にもやしを入れて、ふたをして1分~2分茹でてざるにあげる。
- ボウルにツナ缶と酢、砂糖、醤油、すりごまを入れ、きゅうりともやしを和えたら完成。【お弁当】作り置きおかずで朝時間にゆとりを。 詰めるだけで彩り&栄養も満点♡
夏に作り置きする際の調理・保存のコツ
次に、夏に作り置きする際の調理と保存に関するコツを紹介します。夏は気温と湿度が高いため、食材が傷んだり雑菌が繁殖しやすい季節。暑い夏でも作り置きを美味しく安全に食べるために、しっかりとコツを押さえておきましょう。
手・調理器具・作り置きを詰める保存容器を清潔にする
調理前には必ず石鹸で丁寧に手を洗います。調理中も、生肉・生魚やゴミを触った後などは、都度手を洗いましょう。そして包丁やまな板、菜箸などの調理器具も調理前に事前に洗って清潔にしておきます。
作り置きを詰める保存容器は、しっかり洗ってから乾かしておくことが大切。特にゴムパッキン部分はカビが繁殖しやすいため、取り外してから洗います。なお、おかずを取り分ける際は口を付けた箸を使うのではなく、取り分け専用のものを使ってください。
食材・料理の水気を切る
加熱料理も加熱不要の料理もしっかりと水気を切りましょう。水分が多いと、菌が繁殖して料理が長持ちしない原因となります。その他、キッチンペーパーを使用したり、調理の過程でごまなどを使ったりして水分を吸わせるのもおすすめです。
加熱料理の場合は、調理工程で可能な限り水分を飛ばします。その際、食材に火をしっかりと通すことも意識してくださいね。
味付けは濃いめにする
味付けは、普段よりもやや濃いめにするのがポイントです。塩や砂糖を多めにすると、菌が生きるための水分が減り菌の増殖を防げます。また、調味料に酢や柑橘類を使うのもおすすめ。料理が酸性になることで微生物の繁殖を抑えられ、料理が長持ちします。
冷ましてから冷蔵・冷凍し、保存期間を守る
菌の繁殖を予防するには、保存前に料理をしっかり冷却するのがポイントです。冷却の目安は、料理から湯気が上がらなくなるまで。湯気が上がった状態で保存容器の蓋を締めると、中で水滴が発生して雑菌が増える原因になります。時間をかけずに冷ましたければ、容器ごと大きめの保冷材の上に置いたり、流水に当てて冷やしたりするのも良いでしょう。
保存の目安は冷蔵庫で2~3日、冷凍で2週間程度です。安全に食べきるために保存期間をしっかり守ってください。マスキングテープなどに調理日を記入して容器に貼っておくと、保存期間が分かりやすいですよ。
作り置きおかずを持ち運ぶ際のポイントとおすすめダイソーグッズ
最後に、作り置きおかずを弁当に入れて持ち運ぶ際のポイントと、持ち運びにおすすめのダイソーグッズを紹介します。調理や保存だけでなく、持ち運び方にも注意を払いましょう。
保冷バッグに入れて持ち運ぶ
保冷バッグに弁当を入れて持ち運べば、暑い外気・直射日光から弁当を守れます。保冷バッグは、素材・大きさなどいろいろな種類があるので、使い勝手に合わせてアイテムを選んでみてください。
ダイソーで取り扱う保冷バッグも種類が豊富。内側だけにアルミが施されてあるタイプや、内側と外側の両方ともアルミタイプのものなどがあります。その他、柄が描かれたバッグもあるので、デザインで選ぶのも良いでしょう。
保冷剤を一緒に入れる
弁当と一緒に保冷剤を入れると、温度が上がりにくくなります。特に気温が高い日は、弁当箱の蓋部分・底部分にそれぞれ保冷剤を設置するなど、保冷材の数を増やしましょう。もし保冷剤がなければ、凍らせた一口タイプのゼリーをおかずと一緒に詰めるのがおすすめです。
ダイソーには、スイーツ柄やフルーツ柄などかわいいデザインの保冷剤が豊富。好みのものを選んでみてください。
抗菌シートを活用する
弁当の傷み防止には抗菌シートが役立ちます。おかずの上にシートを乗せて蓋を締めるだけなので、かなり手軽です。さらに抗菌効果を高めたければ、弁当の底部分にも抗菌シートを敷いておくと良いでしょう。
ダイソーの抗菌シートは、シンプルな透明タイプやかわいい柄付きなど種類が豊富。いずれも銀イオンが練りこまれており、菌の繁殖を抑えるのに効果的とされています。
作り置きおかずを上手に取り入れ、夏の食事を楽しもう
暑い夏には、さっぱりと食べられるような作り置きおかずを常備しておくと便利。それらのおかずを美味しく安全に食べるためには、調理・保存方法を工夫することが大切です。また、弁当に入れて持ち運ぶ際も、暑さから守るための対策を取る必要があります。作り置きおかずを上手に取り入れて、暑い夏の食事を楽しみましょう。