やさしい味わいで、大人も子どもも食べやすい豆乳スープ。大豆はタンパク質やレシチンが豊富なことに加え、脂肪の吸収を防いで燃焼を促進するため、ダイエットに良いとされています。そんな栄養たっぷりの豆乳を使ったスープレシピや、おいしく作るコツ、作った後の保存方法を解説します。
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栄養たっぷり豆乳スープ!子どもも喜ぶレシピ3選
豆乳は、成長に欠かせないタンパク質、記憶力や学習能力が上がるとされるレシチンなどが含まれています。そこにビタミン豊富な野菜も加えれば、育ち盛りの子どもにおすすめの一品に。まずは、大人も子どもも食べやすい豆乳スープレシピを見ていきましょう。
食べ応え抜群「具だくさん豆乳スープ」
野菜やウィンナーがたっぷり入った、具だくさんで食べ応え抜群の豆乳スープ!きのこやコーンなど、お好みで具材を加えてボリュームアップするのもおすすめです。
<材料>2人分
- ・ウィンナー 2本
- ・ブロッコリー 1/2株
- ・玉ねぎ 1/2個
- ・冷凍枝豆 50g
- ・にんにく 1かけ
- ・無調整豆乳 200cc
- ・オリーブオイル 大さじ1
(A)
- ・コンソメ 小さじ1
- ・塩 小さじ1/2
- ・こしょう 少々
- ・水 200cc
<作り方>
- ブロッコリーは粗みじん切り、玉ねぎはみじん切り、にんにくは薄切り、ウィンナーは1cm幅に切る
- 枝豆を解凍して、さやから出す
- 鍋にオリーブオイルと薄切りのにんにくを入れて熱して、香りがたったら具材をすべて入れて中火で炒める
- 玉ねぎが透き通ってきたら(A)を入れ、煮立ったらフタをして5分煮る
- 無調整豆乳を加えて温まったら出来上がり
食欲そそる「カレー風味の豆乳スープ」
カレー好きの子どもが喜ぶ、ほっこりとしたさつまいもの甘さが加わったカレー風味の一品です。
<材料>2人分
- ・玉ねぎ 1/4個
- ・ニンジン 1/2本
- ・さつまいも 150g
- ・鶏肉 50g
- ・塩 小さじ1/4
- ・無調整豆乳 200cc
- ・オリーブオイル 大さじ1/2
- ・塩こしょう 少々
(A)
- ・水 200cc
- ・コンソメ 小さじ2
- ・カレー粉 小さじ1
<作り方>
- 玉ねぎ、ニンジン、さつまいもはさいの目に、鶏肉は食べやすいサイズに切る。切ったさつまいもは水にさらしておく
- 鍋にオリーブオイルを熱し、1と塩を入れてしんなりするまで炒める
- (A)を入れて沸騰させ、弱火にしたらさつまいもがやわらかくなるまで煮る
- 無調整豆乳を入れて温め、塩こしょうで味を整えて出来上がり
心もお腹も満たされる「豆乳と白菜の味噌クリームスープ」
まろやかな豆乳スープに味噌を加えると、コクがプラスされます。肉団子も入れて、しっかりとしたおかずスープに。
<材料>2人分
- ・白菜 2枚
- ・塩こしょう 少々
- ・サラダ油 小さじ1
- ・調製豆乳 200cc
- ・味噌 大さじ1
(A)
- ・水 200cc
- ・和風顆粒だし 小さじ1
- (B)
- ・鶏ひき肉 150g
- ・塩 小さじ1/2
・こしょう 少々 - ・しょうゆ 小さじ1/2
- ・おろし生姜 小さじ1
- ・酒 大さじ1
・片栗粉 小さじ2
<作り方>
- ボールに入れた(B)を粘りが出るまで混ぜ、一口大の大きさに丸く成形する
- 白菜は食べやすい大きさにする
- 鍋にサラダ油を熱して肉団子を炒め、色が変わったら2を入れて炒める
- (A)を加えて沸騰させアクを取り、フタをして弱火で5分煮る
- 味噌を溶き入れたら調整豆乳を加え、温めたら出来上がり
栄養たっぷり豆乳スープ!ダイエットにおすすめのレシピ2選
豆乳に含まれるサポニンという成分は、脂肪の吸収を防いで燃焼を促進します。そんな豆乳に加え、代謝を上げる食材や腸内環境を整えてくれる食材を加えたスープは、ダイエットにおすすめです。
代謝アップに貢献!「野菜の生姜入り豆乳スープ」
生姜を加えた豆乳スープで代謝を上げて、痩せやすい体を目指してみませんか?野菜をたっぷり入れれば、食べ応え抜群です。
<材料>2人分
- ・ベーコン 2枚
- ・キャベツ 30g
- ・ニンジン 30g
- ・玉ねぎ 1/4個
- ・ブロッコリー 30g
- ・生姜 1かけ
- ・無調整豆乳 200cc
- ・オリーブオイル 大さじ1/2
(A)
- ・水 200cc
- ・コンソメ 小さじ1/2
- ・塩 少々
<作り方>
- キャベツはざく切りに、ニンジン・玉ねぎは細切りに、ブロッコリーは小分けに、ベーコンは1cm幅に、生姜は千切りにする
- 鍋にオリーブオイルを熱し、ベーコンと野菜を入れ、玉ねぎがしんなりするまで炒める
- 生姜と(A)を入れて煮て、フタをして5分煮る
- 無調整豆乳を加えて温めたら出来上がり
食物繊維たっぷり「きのこの豆乳スープ」
ダイエットには、きのこたっぷりのスープで食物繊維を摂取するのも効果的です。食物繊維は腸内環境を整えて、脂質の排出をスムーズにしてくれます。
<材料>2人分
- ・しめじ 1/2パック
- ・しいたけ 2個
- ・まいたけ 1/2パック
- ・かぼちゃ 60g
- ・玉ねぎ 1/2個
- ・無調整豆乳 200cc
- ・味噌 大さじ2
- ・細ねぎ(刻み) 適量
- ・サラダ油 大さじ1
(A)
・水 200cc
・和風顆粒だし 小さじ1/3
<作り方>
1.きのこは根元を切り落として食べやすい大きさにほぐし、玉ねぎは薄切りに、かぼちゃも食べやすい大きさに切る
2.1を耐熱皿に入れてふんわりとラップをかけ、600Wの電子レンジで2分加熱する
3.鍋にサラダ油を熱し、2をさっと炒めてから(A)を煮立たせる
4.無調整豆乳を加えて味噌を溶き入れてから弱火で温める
5.器に盛り、細ねぎをのせて出来上がり
ダイエット成功の鍵は食欲コントロールにあり!おすすめの食事内容や調理法とは
栄養たっぷり豆乳スープ!冬の寒さに負けない鍋レシピ2選
寒い冬には、鍋を食べて体を温めるのはいかがでしょうか。豆乳スープと相性の良いごま入り鍋や、定番鍋メニューを豆乳でアレンジしたレシピを紹介します。
ごまの香り引き立つ「ごま豆乳鍋」
まろやかな豆乳スープから、ごまの香りが漂う一品。香ばしさと口当たりの良さで、食欲が湧きます。
<材料>2人分
- ・鶏肉 150g
- ・絹ごし豆腐 1丁
- ・ニラ 1株
- ・ニンジン 1/2本
- ・えのき 1袋
- ・長ねぎ 10cm
- ・生姜 1/2かけ
- ・調整豆乳 200cc
- ・白すりごま 大さじ3
- ・ごま油 大さじ1
- ・しょうゆ 大さじ1
- ・塩 少々
(A)
- ・水 100cc
- ・鶏ガラスープの素 小さじ1/2
- ・酒 大さじ1
<作り方>
- ニラ・ニンジン・えのき・豆腐は食べやすい大きさに切り、生姜はみじん切りにする
- ねぎは千切りにして、5分水にさらす
- 土鍋にごま油を熱し、生姜と鶏肉を加えて色が変わるまで炒める
- (A)を加えて、煮ながらアクを取る
- 調整豆乳としょうゆ、塩を加えて野菜、豆腐、すりごまを加えて2分ほど煮たら出来上がり
シンプルで簡単「豆乳のミルフィーユ鍋」
豚肉と白菜を層にしたミルフィーユ鍋は、豆乳スープでもおいしく食べられます。ボリュームたっぷりで、がっつり食べたい日にぴったりです。
<材料>2人分
- ・豚バラ肉スライス 200g
- ・白菜 12枚
- ・調整豆乳 250cc
- ・白すりごま 大さじ2
- ・細ネギ(刻み) 適量
(A)
- ・水 150cc
- ・酒 大さじ2
- ・味噌 大さじ2
- ・鶏ガラスープの素 小さじ1/2
<作り方>
- 白菜を1枚ずつにして、豚バラ肉と交互に重ねて5cm幅に切り、土鍋に詰めていく
- (A)を混ぜ合わせ、土鍋に入れてフタをして火にかける
- 豚肉に火が通ったら、調整豆乳と白すりごまを加え、温めて出来上がり
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豆乳スープをよりおいしく作るコツ
豆乳を加熱するときは、沸騰する前に火を止めるようにするのがコツです。沸騰するまで加熱すると、分離してかたまりができやすくなったり、風味をそこねたりします。
料理によって調製と無調整の豆乳を使い分けるのも、おいしく食べるポイント。無調整豆乳は大豆と水だけでできているため、大豆の香りを活かしたいときにおすすめです。調製豆乳は甘さが足されてクセが少ないので、豆乳の風味が得意ではない人も食べやすくなるでしょう。
無調整豆乳の方が加熱で分離しやすいため、煮込む時間が長いものは調製豆乳を使うと安心です。
豆乳スープの保存方法
豆乳スープは冷蔵・冷凍ともに保存が可能です。ここでは、保存後もおいしく食べるための正しい方法や期間を紹介します。
保存期間は冷蔵で2日
保存容器で冷蔵するなら、2日以内が目安です。鍋に入れて保存することも可能ですが、空気に触れやすいので翌日までに食べ切るのがおすすめ。ただし保管中に分離しやすく、味の劣化も早いため、早めに使い切りましょう。
作り置きなら冷凍保存がおすすめ
豆乳スープは劣化しやすいので、大量に作り置きしたい人は冷凍保存が良いでしょう。冷凍する場合の保存期間は2~3週間ほど。冷めてから冷凍保存袋に入れて、急速冷凍させるのがコツです。
豆乳スープで、大人も子どもも健康的に楽しい食事を!
コンソメや味噌、カレーなど、味付け次第でたくさんアレンジができる豆乳スープ。野菜をたっぷり入れれば、さらに栄養をしっかり摂れるスープになりますよ。まろやかで食べやすい豆乳スープで、大人も子どもも健康的に食事を楽しんでみてはいかがでしょうか。