寒い季節に飲みたくなるココア。まろやかな甘みとほろ苦さに癒されるドリンクですよね。いつものレシピにちょい足しするだけで、さまざまな味が楽しめます。今回は、大人でも楽しめるココアのアレンジ方法を紹介していきます。材料やレシピも載せているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
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大人のための基本ココアレシピ
アレンジをする前には、ココアの基本の作り方を紹介します。手軽さに作れることが魅力のひとつのココアですが、一手間加えるだけで格段においしくなりますよ。キッチンにある材料で本格なココアが作れます。
<材料>
・ココアパウダー…大さじ3
・砂糖…大さじ2
・塩…ひとつまみ
・①牛乳…大さじ2
・②牛乳…320ml
・お好みでトッピング…マシュマロ 適量
<手順>
- ココアパウダーを弱火で1分煎る
- 砂糖と塩を入れる
- ①を加え練る
- ②を少しずつ加えて中火で温める
- お好みでマシュマロをのせたら完成
夜に楽しみたい大人のココアアレンジ
いつものココアにちょっとしたアレンジを加えるだけで、体に嬉しい効果があったり、味のバリエーションを増やせたりします。ここでは、夜に楽しみたい大人向けのココアのアレンジレシピを紹介していきます。
スパイス入りココア
シナモン、クローブ、しょうがなど、好みや効能に合わせてスパイスを足して、ちょっぴりスパーシーなココアもいいですね。
シナモン、クローブココア
シナモンとクローブには冷えを改善する効果が期待されるので、まさしく寒い季節にぴったりのココアアレンジです。
<材料>
・牛乳…200ml
・お湯…少量
・ココアパウダー…大さじ1
・砂糖…大さじ1
・三温糖…小さじ1
・シナモン…小さじ1
・クローブ…少々
・シナモンパウダー…少々
<作り方>
- 鍋にココアパウダー、シナモン、クローブと少しの熱湯を入れ、粉末が溶けるまでよく練る
- 牛乳を加え、鍋を火にかけ温める
- 砂糖、三温糖を加え、泡立て器でよくかき混ぜる
- マグカップに注ぎ、シナモンパウダーやココアパウダーを振りかけて完成
生姜ココア
生姜には血流をよくする働きがあるので、便秘改善効果や冷え対策にも効果的です。ぴりっとした辛味がまろやかなココアの甘さを引き立ててくれるでしょう。
<材料>
・ココアパウダー…大さじ3
・生姜…1片
・牛乳…350ml
・砂糖…大さじ2
・水…大さじ2
[下準備]
生姜をすりおろす
<作り方>
- 鍋にココアパウダー、砂糖、水を入れて弱火にかける
- 木ベラで混ぜ、ツヤが出てきたら牛乳を少しずつ加える
- 生姜を加えて沸騰直前でとめたら完成
ココアのお酒
もっとおしゃれで大人な味わいを楽しみたい方は、ウイスキー、ラム、ブランデーなどのお酒と合わせるのもおすすめです。ココアを作るときに使うミルクの10%前後をお酒に変えるだけ。アルコールの度数や好みよって入れる割合を変えてみるのもおすすめです。お酒の香りがふわりと漂いリラックス効果もばっちり。疲れた夜のひとときを癒してくれることでしょう。
バター入りココア
ココアにバターを入れることで、コクと塩味がプラスされて深い味わいのココアに。ちょっとした背徳感もたまりません。
<材料>
・牛乳…200ml
・ココアパウダー…小さじ4
・佐藤…小さじ4
・加塩バター…5g
<作り方>
- ココアパウダーとグラニュー糖、牛乳1/5を入れて弱火でかき混ぜる
- 牛乳を足しながらペースト状にする
- ペースト状になったら中火にし、かき混ぜながらさらに牛乳を少しずつ入れる
- 沸騰寸前で火を止めてカップに移し、加塩バターを入れたら完成
いつものミルクを変更するだけ!割変ココアアレンジ
ココアは牛乳で割るだけでなく、別のミルクにアレンジするのもおすすめです。
オーツミルクに変更
「第3のミルク」として近年注目されているオーツミルクは、オーツ麦から作られる植物性の飲料です。オーツ麦は、オートミールやグラノーラの原料としてもしられており、食物繊維や不飽和脂肪酸、植物性タンパク質など、体に嬉しい栄養素を含んでいます。牛乳と比べるとあっさりとした味わいで、麦の香りは強すぎずクセが少ないため、ちょっと気分転換したいときのすっきりとしたココアを楽しめるでしょう。
アーモンドミルクに変更
アーモンドミルクは、アーモンドと水からなる植物性飲料です。牛乳と比較して低カロリー、低糖質、コレステロールゼロで、乳糖やグルテンを含まないのがポイント。アーモンドには、ビタミンやミネラル、食物繊維などの栄養素のほかに、若返りビタミンとも呼ばれるビタミンEも豊富に含まれています。オーツミルクよりもさらにあっさりしていて、アーモンドの香ばしい風味を感じつつもすっきりとしていてクセがありません。
豆乳に変更
大豆からつくられている豆乳は、植物性タンパク質が豊富で脂質、炭水化物のバランスがよい飲み物です。スーパーにはもちろん、コンビニにもよく売られているので手軽に取り入れることができます。なるべく避けたい飽和脂肪酸が豆乳にはほとんど含まれていないため、生活習慣予防の観点でも優れていると言えるでしょう。無調整豆乳の場合、原料が大豆のみでできているため、大豆の味がダイレクトを感じ、香ばしさがたつココアに。調製豆乳は、飲みやすいよう糖分などが加えられているので、豆乳のまろやかさとほんのりとした甘みが感じられるココアを楽しめます。
植物性ミルクって何がいいの?気になる栄養価と期待できる効果甘酒に変更
甘酒は、食物繊維やオリゴ糖、麹菌が含まれており、腸内環境を整えてくれるのはもちろん、免疫力も高めてくれます。ココアパウダーをそのまま甘酒に混ぜるとダマになってしまいやすいので、あらかじめ少量のお湯でといてから甘酒と混ぜてくださいね。甘酒のやさしい甘さがカカオの風味を引き立ててくれますよ。
【管理栄養士監修】甘酒は「飲む点滴」?甘酒の効果を徹底解説!ホームベーカリーでの作り方も!スイーツの代わりに!背徳ココアアレンジ
いつものココアにちょっとしたアレンジを加えることで、簡単におしゃれなおうちカフェ気分が味わいましょう。
マシュマロ入りココア
味はもちろん、見た目にも嬉しいマシュマロ入りのココアです。ほろ苦いココアとふんわり甘いマシュマロが絶妙にマッチします。ここでは、簡単にマグカップでつくるレシピを紹介します。
<材料>
・ココアパウダー…大さじ1
・水…大さじ2程度
・マシュマロ…3個
・牛乳…200ml
・砂糖…小さじ1〜2
<作り方>
- マグカップにココアパウダーと水、砂糖を入れて混ぜる(甘さ控えめが好きな場合は砂糖なしでもOK)
- 電子レンジ600Wで20秒ほど加熱し、ココアパウダーが溶けるまで混ぜる
- 混ぜながら少しずつ牛乳を加える
- 電子レンジ600Wで2分ほど加熱してマシュマロを浮かべて完成
マーマレード入りココア
マーマレードの甘酸っぱさがカカオのほろ苦さとベストマッチ!あまりがちなジャムの消費にもぴったりです。
<材料>
・牛乳…120ml
・ココアパウダー…大さじ½
・マーマレードジャム…大さじ1
<作り方>
- 鍋に牛乳を入れて弱火で加熱
- 湯気が出るくらい温まったら1から大さじ1取り分ける
- ココアパウダーと2を粉っぽさがなくなるまで混ぜる
- 1の鍋に3とマーマレードジャムを入れて弱火で沸騰直前まで加熱して完成
ソース・シロップを添えて
メープル・キャラメルソースなどを加えるのもおすすめです。
<材料>
・純ココア…小さじ2
・シロップ・ソース…大さじ2
・牛乳…120ml
<作り方>
- 鍋に純ココアとシロップ・ソースを入れて弱火でペースト状になるまで練る
- 火を止めて牛乳を入れる(沸騰直前まで温めればホットになる)
自分好みにカスタマイズしよう
その優しい甘さとほっとする味わいが人気のココア。それだけでもおいしいのはもちろん、アレンジして楽しめるのも一つの魅力です。ミルクを変えるだけでもいつもと違う風味を感じられるので、はじめての方は挑戦しやすいはず。いろいろなカスタマイズを試して、ぜひお気に入りのココアアレンジを見つけてくださいね。