壁面のデコレーション次第でお部屋の印象がガラッと変わります。新しく家具を買ったり壁紙を変えるような大掛かりなことは必要ありません。100均やホームセンターで手軽に揃えられる材料でDIY。可愛い、シックでオシャレなど、どんな雰囲気でも壁ひとつで叶えられちゃいます!
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手軽に変身!ウォールシールや紙アイテムで可愛くデコレーション
|子どものお誕生日会やシーズンデコレーションにぴったり
大掛かりなインテリアをDIYするのはちょっと自信がない、という人でも手軽に取り入れられるのが、デコレーションシールや紙アイテムをつかった壁面デコレーションです。
折り紙や画用紙を使って自分でアイテムを作り、それを壁に貼っていくというもの。簡単なものでもたくさん貼りつけると、それだけでお部屋のイメージもガラッと変わります。
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最近では100均でも、ハロウィーンやクリスマス、バレンタインなどシーズン系のウォールステッカーの品ぞろえがとても豊富になっています。デコレーションをしたい壁面のサイズやスペースのイメージに合わせて貼り付けるけで、とても可愛らしいコーナーに仕上がりますね。
小さな子どもやペットがいる家庭では、クリスマスツリーを飾っても倒してしまったりするため心配が尽きませんよね。ウォールシールであればそのような心配もなく、かつ自由にイロイロなアイテムと組み合わせられますので、とても便利です。
ウォールシールなどの壁面デコレーションのメリットは、簡単に張り替えができることです。お雛さまやクリスマスツリー、七夕飾りなど、本物を準備するのは大変ですし、後片付けもひと苦労。壁面にペタペタ飾り付ける方法であれば、簡単に貼ったりはがしたりできるのでラクラクです。
素材も紙だけでなく、ボタンや枝、布アイテムを使い、それらをキャンバスに貼りつけて飾るだけでもかなり印象が変わります。ちょっとしたアート作品のようでお部屋が一気にお洒落になりますよね。
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紐やバルーンを組み合わせてポップで可愛らしい雰囲気のデコレーションを作っています。バルーンは立体的で華やかなアイテムなので、お誕生日やお祝いごとなどのパーティーにピッタリですね。
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リボンやオーナメント、毛糸などと組み合わせるとデザイン性がグッと上がり、とても個性的な仕上がりになります。自分だけのオリジナルなデコレーションができるのも魅力的ですね。
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壁紙を張り替えたり塗りなおしたり、という作業は大変な時間と労力を要します。子ども部屋の壁を手軽に可愛く変身させるには、自分でアイテムを貼りつけてしまえばよいのです。子どもたちが巣立って、お部屋をまた別の用途で使う際にも簡単に剥がせます。
|貼りつけデコレーションをするときに準備しておきたいアイテム
◆マスキングテープ◆
賃貸物件に住んでいる場合、デコレーションをしてもお引越しをするときには必ず原状復帰させないといけません。賃貸ではなく新築の家であってもそれは同じこと。デコレーションはしたいけれど、壁に穴を開けるのはもちろんのこと、なるべくであれば壁紙の破損はしたくない、という人は多いのでないでしょうか。
壁紙を守るためにも、マスキングテープや養生テープなどは必ず準備しておきましょう。デコレーションをするアイテムのほうにもマスキングテープ貼っておくことで、よりキレイに剥がせますよ。
◆粘着性の貼りつけグッズ◆
粘土のようなアイテムで、紙などの軽いものを壁に貼り付けることができます。テープ類とは違うので壁を破損させることもありません。ただし長年同じ箇所に使い続けてしまうと、粘着物質自体が溶けてしまい、稀に壁から剥がしにくくなってしまうこともあるようです。使う場合は、ある程度の期間で新しいものと取り替えるようにしましょう。
◆ピン付きフックなど◆
紐などを引っかけてアイテムを吊るしたデコレーションや小さな額縁などを飾りたい場合は、フックを使うと便利です。ピン付きのものであればある程度の重さまで耐えられるので、棚などを壁にくっつけることもできます。ピンではなく両面テープタイプのものであれば、軽めのアイテムに使いましょう。
中にポストカードやポスター、可愛いラッピングペーパーや写真などを入れた、大小さまざまな大きさの額縁。組み合わせて、壁面にデコレーションをしていくのも、とてもお洒落ですね。外側の額の材質や中に入れるアイテムによって雰囲気が変わるので、壁紙の色やお部屋の感じに合わせて飾りつけしてみましょう。外国のお家のような雰囲気でとても素敵ですよね。
額縁の中にドライフラワーやグリーンなどを入れて飾るのもおすすめです。壁面グリーンやエアープランツなど、お部屋の中で植物をインテリアとして楽しむことも流行っていますが、飾り付けるセンスも問われるため「ちょっと難しそう」と手を出せずにいる人もいるのではないでしょうか。
額縁を使ってイミテーションの植物やドライフラワーを飾り付けるだけで、手軽にお部屋で植物インテリアを楽しめます。
手軽なのに本格的!インテリアとしての壁面デコレーション実例
|プロ並みの仕上がりに!ホームセンターや100均材料でDIY
カフェや外国のお家のようにオシャレな雰囲気のお部屋にしたい!という場合も壁面をアレンジすると雰囲気が一気に変わります。飾り棚や有孔ボードを使って、ディスプレー風の壁面インテリアにもチャレンジしてみましょう。材料や道具はホームセンターや100均で簡単に手に入ります。
上手に仕上げるコツは、「どのようなものを作りたいのか」というプランニングをしっかりと立てることと、デコレーションする壁面のサイズや材料の寸法を丁寧に測っていくことです。またイメージを具体的にするためにも、たくさんの実例などを検索して見てみることをおすすめします。まずは気に入ったアイディアを真似してみるところから始めると上手くいきますよ。
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気に入った色に塗ったり、ニスなどで使い古した感を出す加工を施した有孔ボードをマスキングテープ・両面テープを使用して壁に貼り付けるだけで、壁面でディスプレーの土台ができます。ここにフックなどを引っかけて、収納がてら物を吊るすなどの飾りつけをすれば、オシャレな壁面デコレーションにもなります。
何があるかひと目で分かりますし、取り出しやすく片付けやすい、と一石二鳥の「見せる収納」ができますね。比較的簡単にできるうえに、飾り付けるアイテムを変えるだけで、お部屋の模様替えもできますので、DIY初心者やイロイロと作るのに自信がない人も取り入れやすい方法ですね。
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すのこを利用した壁面ディスプレーもお手軽で人気があります。こちらも100均やホームセンターで売っているすのこを買ってきて、色を塗って壁にかけるだけです。すのこの板部分がカントリー調の雰囲気を出すのにピッタリですね。
コンパクトなサイズのすのこであれば、ちょっとしたコーナーや壁の一部分だけのデコレーションによいですし、大きめのすのこを何枚か組み合わせて使えば、壁一面を板張り風にアレンジすることもできますね。
このすのこを土台することによって、壁に穴を開けたり破損させることを気にせずにさまざまなデコレーションを施すことができますので、賃貸物件でも取り入れやすいでしょう。
アウターや帽子、マフラー、バッグなどの外出するときのアイテムを引っかけて見せる収納風にするのもよし、小さな飾り棚などをいくつかくっつけて、デコレーションするのもよし。活用の幅が広がります。
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こちらはホームセンターなどで買える木材を使った、壁面デコレーションの実例です。2×4材を床から天井にピッタリとはまるようにくっつけて設置すれば、それだけでOK。出来上がった柱をそのまま使ってもカッコイイですし、柱に板を貼り付けてディスプレーできる面を作りだしても素敵です。これだけで立体感のある壁面インテリアができ上がります。
こちらも有孔ボードやすのこ同様、壁を傷つけることなく棚を設置するなどのデコレーションができるので、賃貸物件に住んでいる人や新築の壁を傷つけたくない人にはぴったりの方法といえるでしょう。
壁面デコレーションは無限に楽しめる!
新しい家具を新調したりインテリアを買ったりするのは、せっかくの空間が狭くなってしまいますし、経済的にも負担になります。100均で手に入るウォールシールや紙アイテムなどを壁面に貼りつけたり、ホームセンターで手軽に買えるアイテムを使って、自分だけのオリジナルなインテリアを作りだしてみてはいかがでしょうか。DIYが楽しみになるかもしれませんね。
お部屋のカタチや自分がイメージする飾りつけは千差万別です。DIYではそのお部屋にピッタリとフィットするアイテムを作れますので、細かいカスタマイズもできます。ひとつ作ってみるとその楽しさにハマる人も多いようですよ。壁面デコレーションで楽しくオシャレな生活を叶えましょう。