Aug 19, 2025

ボディスクラブを手作りしよう!基本の作り方とおすすめレシピ

シュガースクラブ ブラウンシュガー

自宅でできるスキンケアの中でも、手軽に始められるのが「ボディスクラブ」。古い角質をやさしく取りのぞき、肌をなめらかに整えてくれる心強い存在です。そんなボディスクラブ、実はおうちで簡単に作れるんです。お気に入りの香りや素材を選べば、自分だけのケアアイテムに。

この記事では、ボディスクラブの基本の作り方をはじめ、素材別のレシピやアレンジ法、使うときの注意点まで詳しくご紹介。コスパも良く、日々のケアがもっと楽しくなりますよ。

ボディスクラブとは?仕組みと効果

ソルトスクラブ

 

ボディスクラブとは、塩や砂糖などの粒子を含んだペースト状のスキンケアアイテムのこと。マッサージしながら肌にのばすことで、古くなった角質や毛穴の汚れをやさしくオフしてくれます。

 

特に、ひじ・ひざ・かかとなど角質がたまりやすい部分に使うと、すべすべの肌へと導いてくれる頼もしいアイテム。角質を取りのぞくことでターンオーバーが整い、化粧水や保湿ケアの浸透もアップ。肌のくすみやザラつきが気になるときにもぴったりです。さらに、やさしくマッサージすることで血行も促進され、気分もリフレッシュ。リラックスタイムの一環として取り入れてみるのもおすすめです。

 

ただし、強くこすりすぎたり頻繁に使いすぎると、逆に肌を傷めてしまうこともあるので、使用頻度と力加減には注意しましょう。

手作りボディスクラブの魅力とは?

天然素材で安心して使える

手作りなら、合成香料や保存料などの添加物を避けることができるので、肌への刺激も最小限に。オイルや香りを自分で選べるから、肌質や気分に合わせてカスタマイズできます。敏感肌の人にもおすすめです。

コスパがよくて経済的

材料は塩や砂糖、オイルなど、キッチンにあるものでOK。少量ずつ作れるから、使い切れずに捨てる心配もなし。手軽に始められて、お財布にもやさしいのが手作りのいいところです。

香りや質感を自分好みに調整できる

好きな精油を加えれば、自分だけの香りが楽しめます。塩や砂糖の粒の大きさ、オイルの量を調整すれば、季節や肌の状態に合わせた質感づくりも可能です。

ボディスクラブの種類と特徴

 

それぞれの素材には、肌への効果や使い心地に違いがあります。目的に合わせて選んでみてくださいね。

 

・ソルトスクラブ
塩を主原料としたスクラブのこと。角質除去力が高く、老廃物をしっかりオフ。塩に含まれるマグネシウムは肌を引き締める効果もあり、ハリをアップさせたい人におすすめです。ただし、刺激は強めなので、敏感肌や乾燥肌の人は注意しましょう。

 

・シュガースクラブ
保湿力があり粒子がやわらかいため、肌あたりが優しいのが特徴。乾燥肌やスクラブ初心者にぴったりです。

 

・コーヒースクラブ
使い終わったコーヒーの粉で作れるエコなスクラブ。香りに癒されながら、やさしく角質ケアができます。リラックス効果も期待できますよ。

 

・重曹スクラブ

洗浄力が高く、毛穴汚れや黒ずみ対策に効果的。弱アルカリ性のため角質をやわらかくする作用もあります。肌が敏感な人は、使用時間を短めにするのがポイント。

基本のボディスクラブ作り方|初心者向けレシピ

まずは手に入りやすい材料で、シンプルに作ってみましょう。保存料を使っていないため、作り置きはせず、その都度作るのが安心です。

ソルトスクラブの材料&作り方

お塩 白い皿

 

【材料】
・塩…60g
・オリーブオイル…30g
・精油…お好みで数滴

 

「塩2:オイル1」の割合で混ぜ、精油を加えるだけ。敏感肌の方は粒子の細かい塩を選ぶのが◎。密閉できるガラス容器に入れて保存し、使うたびに清潔なスプーンやスパチュラなどで必要量を取りましょう。大量に作らず、その都度作るのが酸化や衛生面で安心です。

 

<商品情報・リンク>

スパチュラ

スパチュラ 110円(税込)
https://jp.daisonet.com/products/4974012056583?_pos=1&_sid=cdad3f858&_ss=r

シュガースクラブの材料&作り方

きび砂糖

 

【材料】
・砂糖…60g
・オリーブオイル…30g
・精油…お好みで数滴

 

「砂糖2:オイル1」の割合で混ぜればシンプルに完成。敏感肌の人は白砂糖よりもきび砂糖など細かめの粒子を使うと優しい使い心地に。入浴中やシャワー後、肌が温まって柔らかくなったタイミングで使うのがおすすめ。ソルトスクラブほど引き締め効果は強くありませんが、保湿力とマイルドさが魅力です。

肌タイプ・目的別!手作りボディスクラブのアレンジレシピ

手作りのボディスクラブは、素材をちょっと変えるだけでまるで別物に。肌の悩みや気分に合わせてアレンジすることで、日々のケアがもっと楽しくなります。

 

「引き締めたい」「乾燥が気になる」「癒されたい」…そんな時は、精油の香りを変えるのもおすすめ。たとえばローズ系はリラックス効果があり、柑橘系なら気分をシャキッと整えてくれます。初めての素材や精油は、念のためパッチテストをしてから使ってくださいね。少しずつ試して、自分だけの“ちょうどいい”を見つけてみましょう。

カフェイン効果で引き締め|コーヒースクラブ

 

【材料】
・コーヒーかす…大さじ4
・砂糖…大さじ2
・オリーブオイル…大さじ6
・蜂蜜…大さじ1

 

使い終わったコーヒーかすを再利用できるエコなスクラブ。カフェインには引き締め作用があるため、肌をすっきり整えたい時にぴったりです。作り方は簡単。「乾燥させたコーヒーかす大さじ2」に、「お好みのオイル大さじ1〜2」を混ぜるだけ。使うときはコーヒーの香りが広がって癒しの時間に。

保湿力アップ|ヨーグルトスクラブ

ヨーグルト

 

【材料】
・ヨーグルト…大さじ1
・オリーブオイル…大さじ3~4
・蜂蜜…大さじ1
・砂糖…大さじ3

 

乳酸を含むヨーグルトは、肌をやわらかく整えてくれる保湿系素材。オイルやはちみつと混ぜたら、5分程待ち、砂糖を加えて完成です。乾燥が気になる季節にもぴったりの、しっとり系スクラブです。

古い角質をやさしくオフ|重曹スクラブ

重曹

 

【材料】
・重曹(食用のもの)… 60g
・水…20g
・オリーブオイル…少々

 

重曹は古い角質をゆるめて落としやすくする性質があり、ひじ・ひざ・かかとの集中ケアにおすすめ。ただし敏感肌の場合は短時間の使用&しっかり保湿が鉄則です。週に1回を目安に取り入れてみてください。

手作りボディスクラブの保存方法

保存容器は?どこに置くのが正解?

空のガラス瓶

 

作ったスクラブは、密閉できるガラス容器に入れて保存しましょう。メイソンジャーやコスメ用のガラスジャーが使いやすくておすすめです。保存場所は涼しく乾燥した場所がベスト。シャワー室など高温多湿の場所に置くと、オイルが分離したり劣化の原因に。室温またはそれ以下をキープしましょう。

 

<商品情報・リンク>

レバー式ガラスポット 500mL

レバー式ガラスポット 110円(税込)
https://jp.daisonet.com/products/4550480223551?_pos=27&_sid=09f972cad&_ss=r

保存期間の目安は「1週間」

防腐剤を使っていない手作りスクラブは、とてもデリケート。なるべく早めに使い切るのが安心です。目安は1週間以内。清潔なスプーンを使って取り出し、衛生的に使いましょう。

正しい使い方と注意点|スクラブの効果を高めるコツ

入浴中の女性

使うタイミングは「入浴中」や「シャワー後」に

肌がやわらかくなっているタイミングで使うと、より効果的。スクラブは「こする」のではなく、「なでる」イメージでやさしく円を描くようにマッサージを。赤みが出たり、ひりつくときは使用頻度を見直しましょう。

週に何回?使用頻度の目安

基本は週1〜2回が目安。毎日使うと肌のバリアが弱るので注意。敏感肌や乾燥肌の方は週1回でも十分効果的です。肌の反応を見ながら調整してみてくださいね。

パーツ別の使い方

角質が溜まりやすいひじやかかとは重点的にケアがおすすめ。ただし力を入れすぎず、やさしいタッチで。デリケートな部分やニキビのある場所は避けるか、短時間で軽くマッサージする程度にとどめましょう。

使用後は保湿ケアも忘れずに

スクラブ後は角質が除去されて肌が乾燥しやすい状態に。お気に入りのボディオイルやクリームでしっかり保湿しましょう。保湿を習慣にすると、しっとり柔らかな肌をキープしやすくなります。美肌サイクルのためにも、スクラブ直後の保湿は欠かせません。
スキンケア商品をいろいろ試したい!ダイソー 保湿ゲルクリームの効果を検証

<商品情報・リンク>

保湿ゲルクリーム コラーゲン 110円(税込)
https://jp.daisonet.com/products/4997770103252?_pos=1&_sid=f6165dc71&_ss=r

まとめ|手作りボディスクラブで楽しく美肌ケア

ボディケア イメージ 笑顔の女性

 

ボディスクラブの作り方を覚えれば、肌にやさしいスキンケアがぐっと身近に。自分の肌と相談しながら素材を選び、香りや質感もアレンジできるのが手作りの醍醐味です。手軽に始められて、コスパもよく、何より“続けたくなる楽しさ”があるのが魅力。今日の気分に合わせて、お気に入りのスクラブを作ってみてください。続けていけば、きっと触れたくなるようなやわらか肌に出会えるはずです。

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