花束をもらったけど、家に花瓶がない、などで困ったことはありますか?普段お花を飾る習慣がないと、わざわざ花瓶を買うのはちょっと...と思いますよね。せっかくもらったので簡単に安く、あわよくばあまりお金をかけずおしゃれに飾りたいという人もいるのではないでしょうか。そこで今回は、身近なもので花瓶の代用になるアイテムやおしゃれに飾るアイデアを紹介していきます。お花のお手入れ初心者さんはぜひ参考にしてみてください。
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花をおしゃれに飾るコツ
まずはおしゃれに飾るコツを知っておきましょう。花瓶に代用できるアイテムが見つかったときに知っておくと、よりおしゃれに飾ることができますよ。
<ポイント>
・少し離れたところから見ながら完成させる
・花と花瓶は5:3の黄金比を意識する
・違うタイプの花を組み合わせてコントラストを大切に
・主役の花と脇役の花をはっきりとさせる
初心者が苦戦しがちなポイントとして、花が上手く安定しないことがあります。そんなときはビー玉やシーグラスを花瓶の底に何個も沈めておけば、透明感がでて涼しい雰囲気になりますよ。傾きをセロハンテープで調整したり、ワイヤーを花瓶の大きさに合わせてグシャッと丸めて入れたりするのもおすすめです。
花瓶がない時に代用できる日用品は?
花瓶がないときに代用できる日用品にはどのようなものがあるのでしょうか。ここでは、花瓶の代用になる身近なアイテムを紹介していきます。
花瓶の代用品①ペットボトル
1つ目のおすすめは、ペットボトルに生ける方法です。一輪挿しはもちろん、飲み口を切ればたくさんお花を挿すことができます。気軽に手に入り、捨てるときにも困りません。ペットボトル自体は軽いので、転倒させないよう注意しましょう。底にビー玉や砂利を入れると倒れにくくなりますよ。
ラベルを外してもビジュアルが気になる時は、100均の吊り下げポットや布類、カゴ、紙類、花束を包んでいた紙や布などでペットボトルを覆っておしゃれにするのがおすすめです。できるだけシンプルなデザインのものにすることで、お花をより引き立てることができますよ。
花瓶の代用品②空き缶・空き瓶
空き缶や空き瓶を使うのもおすすめです。紅茶の空き缶やドリンクの空き瓶、ジャムの空き瓶など、お花の長さやお部屋の雰囲気に合わせて探してみてください。デザインを隠したい場合は、ペットボトル同様に紙やカゴ、マスキングテープなどで覆ってみてくださいね。
花瓶の代用品③マグカップやコップ
お花の茎の部分をカットして、マグカップやコップを代用するのもいいですね。日常的に使っているものなので、お部屋に馴染みやすいです。アレンジしたい人は、マグカップやコップの下にお皿やコースターを敷いたり、透明のコップにシーグラスやビー玉を入れたりするのがおすすめです。お家に使っていないコップがあればぜひ試してみてくださいね。
花瓶の代用品④紙袋
紙袋を代用しておしゃれなアレンジもできますよ。紙なので、中には水の入ったペットボトルやプラスチックを入れてくださいね。お花の高さに合わせて紙袋を折り返せばOKです。中〜大きめの紙袋であればたくさんお花を生けることができますよ。
花瓶の代用品⑤ドリンクカップ
コーヒーショップなどで購入したカップを使うのもおすすめ。ブランドによってはロゴデザインだけでおしゃれなものもあるので、そのまま使えますよ。カップの大きさに合わせて茎をカットしてくださいね。
花瓶の代用品⑥ヒモ
紐で吊るしてドライフラワーにするのもひとつのアイデアです。お花を麻紐などでしばり、風通しのよい直接日が当たらない場所で干すだけです。1週間〜2週間でドライフラワーになりますよ。お花は一輪ずつ分けて吊るすと仕上がりがきれいです。余分な葉は取り除き、水に浸かっていた部分は切り落としてくださいね。まとめて束ねてブーケのようにしても可愛いです。
【ドライフラワーの作り方】適した花の種類や活用術とは?ハンギングやその他の手法も紹介100均で手に入る花瓶や代用品
ここからは、100均で買える花瓶や、代用できる商品を紹介します。カップやペットボトルよりももっと本格的で、だけど高いものは買えないという人におすすめです。
100均|花瓶
最近ではおしゃれなフラワーベースが100均で売られています。韓国っぽい雰囲気で、今ドキのお部屋になりますよ。お花がないときは、インテリアとしてそのまま置いているだけで素敵ですね。
100均|ブリキ調のインテリア
シンプルなロゴでどんなインテリアとも合わせやすいナチュラルなブリキ調のバスケットや水さしです。お花だけでなく多肉植物にもぴったりですよ。こちらも雑貨としても置いておくのもいいですね。
切り花はどのくらい持つ?
一般的な花束(切り花)の寿命は10日程度とされています。お花の寿命は温度環境や日々のお手入れによって大きく差がでます。「そんなに長持ちしたことがない」という人は、次に紹介するお花を長持ちさせるコツをぜひチェックしてくださいね。
花を長持ちさせるコツ
切り花を長持ちさせるためにおさえておくポイントを紹介します。
<ポイント>
・茎の先を水に浸した状態で茎を切る ※水を吸い上げる面が多くなるよう切り口を斜めにカットする
・水に浸かってしまう葉は必ず取り除く
・余計なつぼみや葉は取り除く
・風通しのよい直射日光の当たらない場所で飾る ※暑い場所だとバクテリアが繁殖しやすくなる
・毎日水替えをする ※水替えの際には茎を1〜2cmカットすると吸い上げがよくなる
お水を腐らせることと雑菌繁殖をさせることは寿命を縮めてしまう原因となります。
そのため、予防として以下のこともやっておきましょう。
・10円玉を入れておく(水に溶けた銅イオンがカビや細菌の繁殖を抑える)
・漂白剤やお酢をほんの少し水に混ぜる(細菌の繁殖を抑える)
花の色を鮮やかに保つ栄養剤や花が開いた状態を維持しやすい栄養剤もあるので、そちらもぜひ検討してみてくださいね。
お花をおしゃれに飾ろう
今回は、お花のおしゃれな飾り方や長持ちさせるコツについて紹介しました。お家に花瓶がなくても代用品になるアイテムは意外とたくさんあります。100均に行くと、インテリア雑貨にもなる花瓶がいくつかありますよ。玄関やリビング、キッチンなど目の入りやすいところに飾って毎日お手入れをしてください。お花はリラックス効果を得られるだけでなく、お部屋が自然と片付いたり運気がUPしたりなどさまざまなメリットがあるのでぜひ長持ちさせてみてくださいね。
【花のある暮らし】持ち帰った花の手入れ方法 水揚げから枯れた後まで