Jun 11, 2025

花瓶の代用におすすめ!家にある日用品&100均のおしゃれアイテムまとめ

花瓶代わりの空き瓶にさされた黄色の花

花束をもらったけど、花瓶がなくて困ったこと、ありませんか?普段お花を飾る習慣がないと、わざわざ花瓶を買うのってちょっとハードル高いですよね。せっかくいただいたお花を、なるべく手軽に、しかもあまりお金をかけずに素敵に飾れたらいいなと思う人も多いはず。そこで今回は、身近なものを使って花瓶の代わりにできるアイテムや、おしゃれに飾るアイデアを紹介します。お花の扱いに慣れていない人も、ぜひ気軽に試してみてくださいね。

花をおしゃれに飾るコツ

花瓶の代わりにさまざまな空き瓶にさされた複数の花

 

まずは、花を素敵に飾るためのコツから。代用品を使う時も、このポイントを押さえておけばぐっと雰囲気がよくなりますよ。ポイントは以下の4つです。

 

<ポイント>
・少し離れたところから全体のバランスを見る
・花と器の高さは「5対3」の黄金比を意識する
・違う種類の花を組み合わせてコントラストを楽しむ
主役の花と脇役の花をはっきり分ける

 

花瓶がない時に代用できる日用品は?

花瓶がないときに代用できる日用品にはどのようなものがあるのでしょうか。ここでは、花瓶の代用になる身近なアイテムを紹介していきます。

ペットボトルを使う

飲み口を切ったペットボトルにさされている桜の切り花

 

1つ目のおすすめは、ペットボトルに生ける方法です。一輪挿しはもちろん、飲み口を切ればたくさんお花を挿すことができます。カットした縁にマスキングテープや布を巻けば安全で見た目も◎。背の高い花や茎が太めの花におすすめです。ペットボトル自体は軽いので、転倒させないよう注意しましょう。底にビー玉や砂利を入れると倒れにくくなりますよ。
ラベルを外してもビジュアルが気になる時は、100均の吊り下げポットや布類、カゴ、紙類、花束を包んでいた紙や布などでペットボトルを覆っておしゃれにするのがおすすめです。できるだけシンプルなデザインのものにすることで、お花をより引き立てることができますよ。

空き缶でインテリア風に

花と猫 茶トラ猫

 

ツナ缶やコーン缶などの小さな空き缶は、ドライフラワーや小ぶりな花にぴったり。英字新聞や麻ひもを巻くと、ぐっとナチュラルでかわいい雰囲気に。空き缶のデザインを隠したい場合は、ペットボトル同様に紙やカゴ、マスキングテープなどで覆ってみてくださいね。

空き瓶でナチュラルに

花瓶代わりのビール瓶にさされた複数の花

 

空き瓶を使うのもおすすめです。ジャムやドレッシングの瓶は、そのままでもおしゃれ。ガラスの透明感が花の美しさを引き立ててくれます。いくつか並べるとナチュラルな雰囲気が楽しめますよ。花の長さや部屋のイメージに合わせて選んでみてくださいね。

マグカップ・コップでカフェ風に

白いマグカップにさされたピンクの切り花 水色背景

 

お花の茎の部分をカットして、マグカップやコップを代用するのもいいですね。日常的に使っているものなのお花の茎を切りそろえて、マグカップやコップを使うのもおすすめ。日常使いのものだから、部屋になじみやすいんです。もっとかわいくしたいときは、下にお皿やコースターを敷いたり、透明のグラスにビー玉やシーグラスを入れてみて。使っていないカップがあればぜひトライしてみてください。

紙袋を花瓶カバーに

花瓶の代わりに紙袋で赤い花を飾る

 

紙袋を代用しておしゃれなアレンジもできますよ。紙なので、中には水の入ったペットボトルやプラスチックを入れてくださいね。お花の高さに合わせて紙袋を折り返せばOKです。中〜大きめの紙袋であればたくさんお花を生けることができますよ。

ドリンクカップも再利用できる

花瓶代わりに紙コップを使うDIY

 

コーヒテイクアウトのドリンクカップは、シンプルな見た目で花にも合いやすいアイテム。プラスチック製なら水もOK。ブランドによってはロゴデザインだけでおしゃれなものもあるので、そのまま使えますよ。カップの大きさに合わせて茎をカットしてくださいね。

ヒモを使って吊るすアレンジも

ハンガーにつるされた紫色のドライフラワー

 

紐で吊るしてドライフラワーにするのもひとつのアイデアです。お花を麻紐などでしばり、風通しのよい直接日が当たらない場所で干すだけです。1週間〜2週間でドライフラワーになりますよ。お花は一輪ずつ分けて吊るすと仕上がりがきれいです。余分な葉は取り除き、水に浸かっていた部分は切り落としてくださいね。まとめて束ねてブーケのようにしても可愛いです。
【ドライフラワーの作り方】適した花の種類や活用術とは?ハンギングやその他の手法も紹介

100均で買える!花瓶や代用品をチェック

ここからは、100均で買える花瓶や、代用できる商品を紹介します。カップやペットボトルよりももっと本格的で、だけど高いものは買えないという人におすすめです。

100均|花瓶

DAISO 花瓶 画像

最近の100均には、韓国インテリア風のフラワーベースなど、見た目にもかわいくておしゃれなアイテムが揃っています。お花を生けるのはもちろん、お花がない日でもそのまま飾っておくだけで、インテリアのアクセントになりますよ。

100均|ブリキ調のインテリア

DAISO ブリキ調 インテリア

ブリキ素材のバスケットやピッチャーも100均で見つかります。シンプルなロゴ入りで、どんなお部屋にもなじみやすいデザイン。生花だけでなく、多肉植物を飾ってもかわいらしいですね。雑貨感覚で飾るのも◎。

花の重みで器が倒れてしまうときは?

花瓶代用のペットボトル

 

軽めの器を使っていると、お花の重さでバランスが崩れやすいことも。そんなときは、ちょっとした工夫で安定感をアップできます。

花の高さや本数を調整してみる

花の量が多かったり茎が長すぎると、重心が偏って不安定に。少し本数を減らしたり、茎を短くカットするだけでもバランスが整いやすくなります。

紙袋をかぶせて安定感をプラス

空き瓶に紙袋をかぶせると、見た目もおしゃれにしつつ重心が安定しやすくなります。紙袋の中に重りを入れておくと、さらに倒れにくくなりますよ。

重りになるものを器の底に入れる

小石やビー玉、ガラスストーンなどを入れてみましょう。重さで安定しやすくなるだけでなく、見た目にも涼しげで華やかになります。傾きが気になるときは、セロハンテープで固定したり、ワイヤーを丸めて花瓶の中に入れて支えるのもおすすめです。

切り花の寿命はどれくらい?

透明ガラスコップに入った切り花

 

お花の種類や季節にもよりますが、一般的な切り花の寿命はだいたい10日ほどと言われています。気温やお手入れのしかたで、持ちがグッと変わってくるんです。「いつもすぐ枯れちゃう……」という人は、ぜひ次のポイントを試してみてくださいね。

切り花を長持ちさせるためのひと工夫

切り花をカット

 

切り花を長持ちさせるためにおさえておくポイントを紹介します。

 

<ポイント>

・茎を水に浸したまま斜めにカットする(切り口が広がって水を吸いやすくなります)
・水に浸かる葉は取っておく
・不要なつぼみや葉も取り除く
・風通しがよく、直射日光が当たらない場所に飾る(暑すぎると雑菌が増えやすいです)
・毎日お水を替える(そのとき茎を1〜2cmほどカットすると◎)

 

お水を腐らせることと雑菌繁殖をさせることは寿命を縮めてしまう原因となります。
そのため、予防として以下のこともやっておきましょう。

・10円玉を入れておく(水に溶けた銅イオンがカビや細菌の繁殖を抑える)
・漂白剤やお酢をほんの少し水に混ぜる(細菌の繁殖を抑える)

花の色を鮮やかに保つ栄養剤や花が開いた状態を維持しやすい栄養剤もあるので、そちらもぜひ検討してみてくださいね。

 

お花をおしゃれに飾ろう

ペットボトルを花瓶代わりにしてハンギングポットに

 

今回は、お花のおしゃれな飾り方や長持ちさせるコツについて紹介しました。おうちに専用の花瓶がなくても、ちょっとしたアイデアと工夫でお花を飾ることができます。玄関やキッチン、リビングなど、ふと目に入る場所にお花があると、気持ちもふわっと明るくなりますよね。お花にはリラックス効果があるだけでなく、お部屋をきれいに保ちたくなったり、気分が整ったりとうれしい変化も。毎日の暮らしに、ほんの少しの彩りを。お花のある生活、はじめてみませんか?

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