Oct 18, 2025

ハーバリウムは100均で手作りできる!必要な材料・作り方・長持ちさせるコツまとめ

ハーバリウムを作る

ハーバリウムは、瓶に専用オイルと花材を入れて作る、おしゃれなインテリア雑貨。透明感のある見た目や、オイルの中で花が浮かんでいるような不思議な雰囲気が魅力です。最近は100均ショップでも材料がそろうようになり、初心者でも気軽にチャレンジできます。
この記事では、材料と選び方、作り方の解説から、アレンジのヒントや注意点までまとめました。ぜひ、世界に一つだけのハーバリウム作りを楽しんでみてください。

100均で始めるハーバリウムとは?手軽なDIYの魅力

ハーバリウム

 

ハーバリウムは、植物を瓶に閉じ込めてその美しさを長く楽しむインテリアアイテムです。オイルに花が浮かんでいるように見え、ゆらゆらと揺れる独特の質感が人気を集めています。

 

「ハーバリウムオイルは専門店でしか買えない」と思う人も多いかもしれません。しかし、最近は100均でも専用のオイルが販売されていたり、代用品として使えるベビーオイルなども手に入ることが増え、より気軽に始めやすくなりました。

低コストだけでなく、子どもから大人まで一緒に楽しめることから、手軽なDIYとして人気が高まっています。花材の色や配置を工夫して、自分好みのデザインを作れるのがハーバリウムならではの楽しさです。

100均で揃う!必要な材料と選び方のポイント

ガラス瓶

 

ハーバリウム作りに欠かせない材料と選び方のコツを解説します。基本的なアイテムは100均ショップでそろうので、コストを抑えながら多彩なデザインに挑戦できます。仕上がりをイメージしながら選ぶと、やりやすいですよ。

オイル

ハーバリウム専用のオイルは、100均でも手に入ります。ほかにもベビーオイルやミネラルオイルなどで代用することも可能です。透明度が高く、花材の色がきれいに映えるものを選ぶと、仕上がりがより美しくなります。

オイルの粘度にも注目しましょう。サラサラした低粘度のオイルは、中身が動きやすくなってしまいますが、注ぎやすいため初心者におすすめです。逆に粘度が高いオイルは、注ぐ際に花材が底に押し込まれやすかったり、気泡が抜けにくかったりするので注意が必要です。

また、オイルは火気に近づけないよう扱いにも気をつけましょう。ライターやコンロのそばには置かず、安全に管理して使うことが大切です。

ハーバリウム専用オイル

ハーバリウム専用オイル 30mL 110円(税込)
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ベビーオイル

ベビーオイル ナチュラル 50mL 110円(税込)
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瓶・ボトル

ハーバリウムの見た目を決定づける大事な要素が、使用する瓶やボトルの形状です。100均には、丸型や四角型、細長いタイプなどさまざまな形状の瓶がそろっています。
蓋がしっかり閉まる瓶を選ぶことで、オイル漏れや花材の劣化を抑えることができます。あらかじめ蓋の閉まり具合をチェックしておきましょう。瓶の形によっては、入れられる花材や見映えが変化するため、作りたいイメージを事前に考えておくとスムーズに選べます。

 

ディフューザー用ガラス瓶(四角、ロング、ローズゴールドカラー)

ディフューザー用ガラス瓶(四角、ロング、ローズゴールドカラー) 11円(税込)
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メタルスクリューキャップ 75mL

メタルスクリューキャップ 75mL 110円(税込)
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花材

花材は、ドライフラワーやプリザーブドフラワーを使うのが基本です。ダイソーには小分けパックで使いやすいドライフラワーがありますよ。

色や形のバリエーションを意識しつつも、全体で使用する色数を絞ると上品に仕上がりやすくなります。自信がない場合でも、3色程度にまとめることを意識するだけで、統一感があり美しい作品になりやすいでしょう。

ボリュームを出したいときは、大きめの花材だけでなく、小花や葉物もバランスよく配置するのがおすすめです。全体の構成をイメージしながら選ぶと、失敗しにくくなります。

 

ドライフラワーガーランド(カスピア) 拡大するには画像をロールオーバー ドライフラワーガーランド(カスピア) ドライフラワーガーランド(カスピア)

ドライフラワーガーランド(カスピア)330円(税込)
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ドライフラワーパーツ(カスピア、ホワイト)

ドライフラワーパーツ(カスピア、ホワイト)100円(税込110円)
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他あると便利な道具

ピンセット:瓶の奥に花材を配置するのに必須
はさみ:花材を切るときに便利
竹串:オイルを注いだときの気泡抜きや微調整に役立つ
新聞紙やキッチンペーパー:オイルがこぼれたときの下敷きに

 

ちょっとした準備で作業効率がぐっと上がり、仕上がりもきれいになります。

初心者でも簡単!100均ハーバリウムの作り方ステップ

ハーバリウム作り

 

ここからはハーバリウム作りを4つのステップに分けてわかりやすくご紹介します。難しそうに見えますが、実際は「瓶に花材を入れて、オイルを満たす」だけのシンプルな工程です。材料をそろえて、配置を少し考えておくだけで、スムーズに作業が進みますよ。

 

初めて作る場合は、小さめの瓶から始めるのがおすすめ。瓶が小さいほど花材の種類は減りますが、その分レイアウトも考えやすくなります。

ステップ1:瓶の洗浄・消毒

煮沸消毒した瓶

 

新品の瓶でも、ホコリや汚れが付いていることがあります。まずは中性洗剤でしっかり洗い、きれいにすすぎましょう。

その後、アルコールスプレーで消毒しておくと、カビや菌の繁殖を防ぐことができます。洗ったあとは水分をしっかり拭き取り、内部まで完全に乾燥させておきましょう。水分が少しでも残っていると、時間が経つにつれ花材の劣化を招きやすくなります。清潔な状態で作業を始めるのが、長持ちさせる第一歩です。

ステップ2:花材のレイアウトと配置

ドライフラワー

 

作業を始める前に、花材をテーブルに並べて配置のイメージを作ってみましょう。必要に応じてカットしながら、色のグラデーションや高さのバランスを意識すると、仕上がりがぐっと洗練されます。

特に瓶が細長い場合は、先に大きめの花を入れると後からの調整が難しくなるため、全体の配置を決めてから花材を入れることが重要です。ここで配置が難しい場合はあらかじめ束ねておく方法もおすすめです。

入れるときはピンセットを使うとスムーズです。花材を入れる順番を変えるだけでも印象が変わるので、自分のイメージに合うように試しながら、ベストな配置を探ってみてください。

ステップ3:オイルの注ぎ方と気泡対策

花材を入れ終わったら、オイルをゆっくりと注ぎます。勢いよく注ぐと花材が動いてしまうので注意しましょう。気泡が入った場合は、竹串でそっとつついたり、瓶を軽くトントンとたたいたりすると、空気を逃がすことができます。粘度の高いオイルを使う場合は、一度にたくさん入れず、少しずつ注いで気泡を取り除きながら進めるのがコツです。

ステップ4:仕上げて飾る

オイルを注ぎ終えたら、蓋をしっかり閉めて完成です。蓋のまわりについたオイルは、キッチンペーパーで拭き取っておきましょう。完成直後は花材の色がより鮮やかに見えるタイミング。光に透かすと幻想的な雰囲気を楽しめますが、直射日光に当てすぎると色あせや劣化を招きやすいため、置き場所を工夫するようにしましょう。

空調の風や衝撃を受けやすい場所は避け、安定して飾れるところに置くと瓶の転倒なども防げます。時々位置を変えて飾ると、いろいろな角度から美しさを満喫できます。

おしゃれに仕上げるコツとデザインのポイント

ハーバリウム

 

ハーバリウムの魅力は、オイルと花材の透明感を活かしたデザインにあります。色の組み合わせを意識すると、グラデーションが生まれてよりおしゃれに見えます。
たとえば、同系色でまとめると落ち着いた雰囲気になり、対照的な色味を選ぶと鮮やかなコントラストが楽しめます。全体をどんなイメージにしたいか考えることで、花材選びもしやすくなります。
さらに、ボトルの形や配置を少し工夫して、大きな花と小さな葉を組み合わせたり、途中に空間を作ったりすると立体感が強調され、華やかさがアップします。

アレンジアイデア:ハーバリウムボールペン

 

ボールペンの軸部分をハーバリウム化して、実用的なアイテムをおしゃれにカスタマイズする応用方法をご紹介します。市販されているハーバリウムボールペン用のキットや、透明の軸を持つボールペンを利用して簡単に作ることができます。少量の花材とオイルを入れるだけで、持ち歩けるミニハーバリウムの完成です。

全体の色味を自分好みにすることが可能で、プレゼントやノベルティとしても人気があります。特に小さな花材を使うと、ボールペン内で美しい配置を作りやすいのがポイントです。
軸のサイズが限られている分、花材は細かなものを準備するなど工夫も必要ですが、完成したときの華やかさは格別です。日常使いの文具に、さりげない華やかさをプラスしてみましょう。

 

ハーバリウムボールペン

ハーバリウムボールペン 110円(税込)
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ハーバリウムの扱い方と注意点

ハーバリウム

 

一度作ったハーバリウムも、置く場所や環境によっては色あせや花材の劣化が早く進んでしまうことがあります。せっかく手作りした美しさを長く楽しむために、ポイントを押さえておきましょう。

長持ちさせる保存のポイント

●直射日光を避ける
強い日差しは花材の色あせやオイルの劣化を早めます。窓際など日が直接当たる場所は避け、柔らかい光が入る場所に飾ると長く色合いを保てます。

 

●高温多湿を避ける
湿気が多い場所は瓶の曇りやカビの原因になることがあります。風通しの良い部屋に飾るようにしましょう。

 

●極端な温度変化を避ける
オイルによっては低温で濁ることがあります。マイナス10度以下の場所や、逆に直射日光で暑くなる場所は避けるのが安心です。

 

●ほこり対策
瓶の外側にほこりがたまると見た目が悪くなります。定期的に柔らかい布で拭き、清潔感をキープしましょう。

処分の目安と捨て方

ハーバリウムのオイルが濁ったり、花材が著しく劣化してきたら、交換や廃棄を検討しましょう。放置しておくと衛生面でも不安が残ります。

 

●オイルの処理
オイルは基本的に食用油と同じ扱いです。新聞紙やキッチンペーパー、スポンジなどに吸わせてから可燃ゴミとして出すのが安全です。水道に流すのは避けましょう。吸わせる際には、ポリ袋にペーパーとオイルを一緒に入れると、そのまま処分できるので便利ですよ。

 

●瓶の処理
瓶は中身をすべて取り出したあと、内部をよく洗ってから、地域の分別ルールに沿って廃棄してください。きれいに洗浄できれば、リサイクルできる場合もあります。

まとめ|初心者でも楽しめる100均ハーバリウムの作り方とコツ

ハーバリウム

 

ハーバリウムは、手軽に作れるうえ、ちょっとした工夫で作品の印象を大きく変えられるため、初心者でも自分好みに仕上げやすいDIY。材料はすべて100均で揃えられるので、コストを気にせず楽しめるのも魅力のひとつです。

 

インテリアとして飾るだけでなく、ボールペンなどのアレンジアイテムに応用すれば、日常生活の中でもさりげなく楽しめます。ぜひ本記事を参考にしながら、あなただけのハーバリウム作りを楽しんでみてください。