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Mar 18, 2024

革財布のお手入れは100均アイテムで!基本のお手入れ方法と長持ちさせるコツ

おしゃれで高級感のある革財布。気に入った革財布が見つかったら、少しでも長く綺麗に使いたいですよね。傷や乾燥、汚れなどから革財布を守るには、定期的なお手入れが欠かせません。

この記事では、100均で揃う革財布のケア用品や基本のお手入れ方法をご紹介。黒ずみやシミができてしまったときの対処法や革財布を長持ちさせるコツも解説するので、「革財布のお手入れ方法が知りたい」「どんな風に扱えばいいか分からない」という方は、ぜひ最後までチェックしてみてくださいね。

革財布のお手入れに必要な基本アイテム3選

 

革財布をお手入れするときは、以下3つの道具を揃えましょう。

 

・ブラシ:ほこりや汚れ落とし、艶出し、仕上げ用。豚毛、馬毛、山羊毛などがある
・革用オイル・クリーム(ワックス):保湿、栄養補給、シミ予防・改善用
・布(クロス):乾拭き、汚れ落とし用

 

これらのアイテムは専門店やネットショップのほか、ダイソーなど100円ショップでも購入できます。100均で取り扱っているお手入れグッズはコスパと実用性に優れていて、普段のお手入れ用にぴったり。革靴やレザージャケットなど幅広い革製品に使えるので、一式揃えておくと便利ですよ。

簡単3ステップ!革財布のお手入れ方法

必要なアイテムを揃えたら、さっそくお手入れを始めましょう。革財布を綺麗に保つには、正しい手順で適切にケアすることが大切です。難しい工程はひとつもないので、ぜひ基本のメンテナンス方法を覚えて、革本来の美しさを維持しましょう。

革財布のお手入れ方法①ブラッシングで表面の汚れを落とす

 

まずはブラシで革財布全体をブラッシングし、汚れやほこりを落とします。溝の部分は汚れが溜まりやすいので、重点的にブラシをかけること。ブラシの面を広く使い、力を入れずに大きく動かすことを意識しましょう。

革財布のお手入れ方法②オイルやクリームを表面に塗り込む

 

革用のオイルやクリームを用意し、財布表面に塗り込みます。もし革用のものが見つからない場合は、ハンドクリームで代用可能です。シミにならないよう、少しずつ付けましょう。オイルやクリームは指など何で塗っても構いませんが、専用のブラシ「ペネトレイトブラシ」を使うとムラになりにくいので、綺麗に塗れるか不安な人は使ってみてくださいね。

革財布のお手入れ方法③布(クロス)で乾拭きをする

 

最後に布(クロス)で乾拭きをして、表面に残ったオイルやクリームを取り除きましょう。細かい部分はブラシをかけると塗り残しがなく、まんべんなく成分が浸透しやすくなります。好みの艶感になったら終了し、お手入れ完了です。

【黒ずみ・インク・水分】革財布の目立った汚れを落とす方法

 

どんなに丁寧に扱っていても、思いがけず汚れがついてしまうこともありますよね。もしお気に入りの革財布に目立つ汚れが付いてしまったら、どのように対処すればいいのでしょうか。ここでは、インクや水分のシミ、黒ずみ汚れを落とす方法を解説します。

革財布の黒ずみ汚れを落とす方法

革製品の黒ずみは、付着した汗や皮脂が酸化した状態です。黒ずみを落とし革本来のツヤを取り戻すには、革用のクリーナーとクリームを使ってお手入れします。まずは布(クロス)を指に巻き付け、クリーナーを少量取って財布に塗り広げていきましょう。落とし残しがないよう、クリーナーはまんべんなく均等に塗るのがポイントです。その後少し時間をおき、クリーナーが乾いたら仕上げ用にクリームを塗ります。クリーナーと同じく全体にしっかり塗った後、乾いた布で拭き取ればお手入れ完了です。

革財布のインク汚れを落とす方法

ボールペンやカードの色移りなど、軽いインク汚れもセルフで対処可能です。インク汚れを落とすには、100均でも購入できる「革用消しゴム」を使います。革用消しゴムの使い方はとても簡単。インクが付いた箇所のほこりを布で拭き取り、革用消しゴムで優しくこするだけでOKです。汚れが落ちたら消しカスをはらい、仕上げにクリームで保湿しましょう。保湿することで革に栄養が行き渡り、しっとりした仕上がりになりますよ。

革財布の水分によるシミを落とす方法

雨や飲み物が付いてシミができてしまった、というのも革製品によくあるトラブルです。水濡れによるシミ汚れは油分の補給で解決するパターンが多いので、基本的にはクリームによる保湿がおすすめ。普段のお手入れに使う革用クリームを財布全体にしっかり塗布し、少し置いて潤いを与えましょう。その後乾いた布で余分なクリームを拭き取ってください。

革財布を長持ちさせるコツと気を付けたいポイント

 

年月と共に色や艶感が変わる革財布。革製品の経年変化は大きな魅力のひとつですが、誤った使い方は革のダメージにつながります。革に余計な負担をかけないためには、以下3つのポイントを押さえて使用することが大切です。

 

・物を入れすぎない
・使用後は軽く拭いて保管する
・濡れた場合は自然乾燥でゆっくり乾かす

 

ひとつずつ詳しく解説します。

革財布を長持ちさせるコツ①物を入れすぎない

 

気付いたらすぐにお財布がパンパンになっていないでしょうか?小銭やカードの入れすぎは革や縫製が傷む原因であり、財布の変形や劣化のもと。型崩れした財布をパンツのポケットなどに入れて使っていると、擦れによるダメージも進んでしまいます。

財布がすっきりしていると毎日の買い物もスムーズになり、家計管理もしやすくなるもの。もし今、お財布の中がごちゃついているなら、一度中身をすべて出して使用頻度の高いもの・低いものを仕分けしましょう。必要なものが多い場合は、コインケースやカードケースを併用して、財布の中に物を入れすぎないことが大切ですよ。

革財布を長持ちさせるコツ②使用後は軽く拭いて保管する

汚れや皮脂が溜まらないよう、使用後は乾いた布でサッと拭き取る習慣をつけるのもおすすめです。拭き取り自体は10秒もかかりませんが、このひと手間があるかないかで汚れの付き具合は大きく変わってきます。お手入れ用の布は財布と同じ場所に保管しておき、帰宅後すぐに使えるようにしておくと良いでしょう。

革財布を長持ちさせるコツ③濡れた場合は自然乾燥でゆっくり乾かす

革は水気に弱いので、濡れてしまったときはすぐに拭き取ってください。表面に少し付いたくらいであれば乾いた布でよく拭くだけで十分ですが、広い範囲が濡れてしまったり、中まで水が浸みてしまったりした場合は、きちんとケアしないと目立つシミになります。

まずはポケットやファスナーなど開けられるところはすべて開け、風通しの良いところで陰干しをしましょう。面倒だからとドライヤーなどで強制的に乾かすと革が硬くなってしまうので、自然乾燥でゆっくり乾かすのがポイントです。完全に乾いたらオイルやクリームで保湿し、余分な油分は拭き取ります。革本来の柔らかさやツヤを維持するためにも、水濡れ後のメンテナンスは特に注意して行ってくださいね。

また、革財布を水濡れから守るには防水スプレーも有効です。防水スプレーにはさまざまな商品がありますが、革製品に使うなら粒子が細かいフッ素タイプ・アルコールフリーのものがおすすめ。革の種類によっては防水スプレーが使えないものもあるので、購入する際は事前に使用可能かどうか確認しておきましょう。

おわりに

 

難しいイメージを持つ人も多い革財布のお手入れですが、基本的な方法さえ覚えてしまえば誰でも簡単に、手間なく行うことができます。また、パンパンにものを詰めない、使った後は汚れを拭き取る、濡れたら自然乾燥でしっかり乾かすなども、革財布を綺麗に使うためには必ず押さえておきたいポイントです。ぜひ今回の記事を参考に、お気に入りの革財布のお手入れに挑戦してみてはいかがでしょうか。