ひな祭りには子どもの健康や幸せを願って、ちらし寿司を作る風習があります。最近では、子どもが好きな具材を使ったり、可愛い盛り付けをしたりしたちらし寿司を作る家庭も!子どもが喜びそうな具材やデザインのちらし寿司レシピを紹介します。余ったちらし寿司を飽きずに楽しめるアレンジレシピもあるので、ぜひチェックしてくださいね。
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子どもに人気の具材で作る「ちらし寿司」レシピ3選
ひな祭りには、子どもの喜ぶものを入れたちらし寿司を作りたいもの。まずは、海鮮や野菜、お肉を使った子どもに人気の具材で作るちらし寿司のレシピを3つ紹介します。
エビやサーモンがたっぷり「海鮮ちらし寿司」
エビやサーモン、いくらなど、子どもに人気の海鮮を入れたちらし寿司です。具材を小さなサイコロ型にしているので食べやすく、見た目も可愛くなっています。具材の切り方を統一すると、一体感が出てきれいに見えます。
<材料>4人分
- ・ご飯 2合
- ・寿司酢 大さじ4
- ・海鮮(サーモン、マグロ、エビ、いくら) 各40g
- ・きゅうり 1/4本
- ・卵焼き 50g
- ・れんこん 5cm分
<作り方>
- 温かいご飯に寿司酢をかけながら混ぜ、酢飯を作る
- 海鮮ときゅうりをサイコロ型、卵焼きを細切りにする
- れんこんを花の形にカットする
- 酢飯の上に具材をランダムにのせたら完成
縁起の良い具材「うなぎのちらし寿司」
めでたい日にぴったりな、うなぎが入ったちらし寿司。うなぎは「ご縁をつなぐ・運ぶ」といった意味があります。また、好ましい成果を表す言葉に「うなぎ登り」がある通り、うなぎは縁起が良いとされてきました。子どもにとって良いご縁があるよう願って、このちらし寿司を作ってみませんか?
<材料>4人分
- ・ご飯 2合
- ・寿司酢 大さじ4
- ・うなぎの蒲焼き 1枚
- ・絹さや 5本
- ・いくら 適量
- ・酒 大さじ1
- ・錦糸卵 適量
<作り方>
- うなぎの蒲焼きを1cm角に切って耐熱容器に入れ、酒を振りかけてラップをし600wで1分加熱する
- 温まったうなぎに付属のたれをつける
- 温かいご飯に寿司酢をかけながら混ぜ、酢飯を作る
- 絹さやのヘタと筋を取り、沸騰した湯で1分茹でて半分に切る
- 酢飯の上に錦糸卵、うなぎ、絹さや、いくらを盛り付けて完成
お肉もりもり「スタミナ系ちらし寿司」
お肉が大好きな子どもには、焼肉がのったスタミナ系ちらし寿司はいかがでしょうか。海鮮が苦手な人にもおすすめです。
<材料>4人分
- ・ご飯 2合
- ・寿司酢 大さじ4
- ・ごぼう 50g
- ・青じそ 適量(貝割れ菜でも可)
- ・紅生姜 適量
- ・牛肉(薄切り) 300g
- ・炒り卵 100g
- ・白炒りごま 大さじ1
- ・サラダ油 大さじ1
- ・焼肉のたれ 大さじ3
<作り方>
- フライパンに油をひき、牛肉とごぼうを炒め、焼肉のたれで味を調える
- 温かいご飯に寿司酢をかけながら混ぜ、酢飯を作る
- 酢飯の上にお肉、炒り卵、紅生姜、青じその順に盛り付けたら完成
見た目も華やかな可愛い盛り付け「ちらし寿司」レシピ3選
続いて紹介するのは、見た目が可愛いちらし寿司のレシピ。カップに入れたりケーキに見立てたりと、食べて・見て楽しめるメニューばかりです。可愛いもの、おしゃれなものが好きな子どもに、ぜひ作ってあげましょう。
小食でも食べやすい「カップちらし寿司」
サイズ感が可愛らしい、カップちらし寿司。食べきりサイズなので、子どもも残さず食べやすいのが魅力です。具材の順番次第で見た目が変わるので、いろいろな入れ方を試してみてはいかがでしょうか。
<材料>4人分
- ・ご飯 2合
- ・寿司酢 大さじ4
- ・サラダ菜
- ・きゅうり
- ・海鮮(いくら、サーモン、マグロ、エビなど) 各40g
- ・錦糸卵 50g
<作り方>
- 温かいご飯に寿司酢をかけながら混ぜ、酢飯を作る
- カップに酢飯と好きな具材を詰めて完成
詰める際は、色とりどりの具材を入れる、グラデーションになるよう並べるなど、色のバランスを意識するのがポイント。透明のカップなら、米と米の間に具材を敷き詰めて層にしても素敵です。
カラフルに彩られた「ちらし寿司ケーキ」
見た目がケーキのような、ホール型のちらし寿司です。カラフルな色合いが華やかで、子どものテンションも上がるかもしれません。
<材料>4人分
- ・ご飯 2合
- ・寿司酢 大さじ4
- ・桜でんぶ 15g
- ・アボカド 1/2個
- ・レモン汁 少々
- ・錦糸卵 50g
- ・飾り付け用の具材(サーモン、きゅうり、ハム、いくらなど) 適量
<作り方>
- 1.温かいご飯に寿司酢をかけながら混ぜ、酢飯を作り、3等分にする
2.アボカドにレモン汁をかけておく
3.3等分にした酢飯の二つに、桜でんぶ、アボカドをそれぞれ混ぜる
4.約15㎝のケーキ型に3種類の酢飯(アボカド、酢飯、桜でんぶ)を詰める
5.酢飯の上に錦糸卵を飾り付ける
6.ピーラーで薄くスライスしたきゅうりや、サーモンなどを横からくるくると巻きつけてバラの形にする
7.飾り付け用の具材をバランス良くのせて完成
おひな様とお内裏様がのっている「ひな祭り風ちらし寿司」
ひな祭りならではの、おひな様とお内裏様が並ぶちらし寿司。インパクトが大きく、ホームパーティーのメインの品としても活躍します。
<材料>4人分
- ・ご飯 2合
- ・寿司酢 大さじ4
- ・桜でんぶ 大さじ2
- ・錦糸卵 40g
- ・海鮮(いくら、エビ、サーモンなど) お好み
- ・うずらの卵 2個
- ・かまぼこ 適量
- ・きゅうり 適量
- ・きゅうりの薄切り 数枚
- ・ハム 数枚
- ・黒ごま 4粒
<作り方>
- 温かいご飯に寿司酢をかけながら混ぜ、酢飯を作る
- 約15㎝のケーキ型に酢飯・桜でんぶ・酢飯・錦糸卵の順に入れて形を整えたら、型から取り出す
- 酢飯を三角に握って、おひな様とお内裏様の体を作り、酢飯の上にのせる
- おにぎりを覆うように薄切りにしたきゅうりとハムで包む
- うずらの卵は顔、かまぼこときゅうりは扇子などの道具、黒ごまは目になるように盛り付ける
- 海鮮を盛り付けて完成
余ったちらし寿司を活用!翌日に試したいアレンジレシピ
ちらし寿司が余ってしまったけれど、「次の日は気分を変えたものが食べたい!」という人におすすめのアレンジレシピです。手間をかけず、簡単においしくなる方法を紹介します。
油揚げで包むだけ「具材たっぷりいなり寿司」
余ったちらし寿司を、いなり寿司にするアレンジレシピです。油揚げに包むだけなので、とても簡単!ピクニックや学校のお弁当にもおすすめです。
<材料>2人分
- ・余ったちらし寿司 1合
- ・油揚げ 3枚
- ・酒 50㏄
- ・みりん 75㏄
- ・うすくち醤油 大さじ2
- ・ほんだし(顆粒) 小さじ1
- ・砂糖 小さじ1/2
<作り方>
- 油揚げは半分に切り、熱湯をかけて油抜きをする
- 鍋に酒、みりん、砂糖、醤油、ほんだしを入れ沸騰させる
- 油揚げを入れ5分ほど煮る
- 味が染みた油揚げに、余ったちらし寿司を詰めれば完成
中華に早変わり「アレンジチャーハン」
ちらし寿司が、中華の定番チャーハンに!ちらし寿司の味に飽きてしまったときには、こちらを試してみてはいかがでしょうか。
<材料>2人分
- ・余ったちらし寿司 1合
- ・卵 1個
- ・鶏ガラ 小さじ1/2
- ・塩コショウ 適量
- ・ごま油 大さじ1
<作り方>
- ちらし寿司の飾りの具は別皿に移す
- 酢を飛ばすために酢飯を耐熱容器に入れてレンジで温める
- フライパンにごま油、といた卵、余ったちらし寿司を加え炒める
- 飾りの具も入れて炒める
- 塩コショウ、鶏ガラで味を調え完成
※お好みで醤油をかけても良い
可愛くておいしい「ちらし寿司」で子どもを喜ばせよう!
子どもの無病息災や幸せな人生を願うひな祭りだからこそ、当日は子どもが喜ぶ食卓にしてあげたいもの。ぜひ我が子の喜ぶ顔が思い浮かぶ、ちらし寿司レシピに挑戦してみてくださいね。
子どもも大人も喜ぶひな祭りメニュー!一緒に作れる簡単レシピも紹介