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Nov 13, 2024

ナポリタンの隠し味11選!プロの味を再現する4つのコツもご紹介

ナポリタン

「ナポリタンの味がどうも決まらない」「昔ながらのスパゲッティが食べたい」「お店みたいなナポリタンを作るにはどうしたらいいの?」など、悩んでいませんか?ほんの少し隠し味を加えるだけで、ナポリタンの味わいは格段にアップします。

この記事では、いつものナポリタンの味をワンランクアップさせる隠し味とプロ並みにおいしいナポリタンを作るコツを紹介します。とっておきの隠し味を見つけて、お店のような絶品ナポリタンを作ってみてくださいね。

 

おいしさを引き出す!ナポリタンにおすすめの隠し味11選

ナポリタンの風味を高めたり、味にアクセントをつけたりと、隠し味のメリットはたくさんあります。ナポリタンに使える隠し味はたくさんありますが、特におすすめなのはどんな調味料なのでしょうか。

 

最高のナポリタンを作るためにも、まずはナポリタンの味を引き立たせてくれる11個の隠し味とベストな投入タイミングを押さえておきましょう。

ウスターソース

ウスターソース

 

ナポリタンの隠し味といえばウスターソース。凝縮された野菜や果物の旨味でコクと深みが出て、トマトケッチャプだけでは出せない味に仕上がります。入れるタイミングは、炒め始めがベスト。ほかの調味料と一緒に加えて、麺にしっかり馴染ませましょう。

生のトマト・トマト缶

生のトマト

 

生のトマトやトマト缶を加えると、ナポリタンの酸味と甘みがグッとアップします。トマトの爽やかな風味が加わることで、まるでお店のような本格的なナポリタンになりますよ。生のトマトは炒めると水分が多く出るので、炒め終わりに加えるのがポイント。反対に、トマト缶は炒め始めに加えて、水分を飛ばしながら炒めると味が凝縮されておいしくなります。

粉チーズ

粉チーズ

 

チーズの旨味や香りをプラスするなら、手軽に使える粉チーズがおすすめ!酸味のあるナポリタンとコクのある粉チーズが絡むことで、マイルドな味わいを楽しめます。

 

なお、粉チーズの風味は火を通しすぎると損なわれやすいので、加えるタイミングは炒め終わりがベスト。全体を温めるイメージでサッと混ぜるのがポイントです。

オイスターソース

オイスターソース

 

牡蠣をゆでた煮汁を濃縮し、砂糖や塩などを加えて作るオイスターソース。独特な旨味があり中華料理によく使われるイメージがありますが、実はナポリタンとの相性もばっちり。「あと一味足りない」というときの隠し味にすると、オイスターソースならではのコクと深みを演出できます。

 

入れるタイミングは、ウスターソースと同じく炒め始めがおすすめです。入れすぎて主張が強くならないよう、味をみながら量を調整してくださいね。

醤油

醤油

 

ナポリタンの意外な隠し味といえば、和の定番・醤油です。醤油は塩味が強く、ナポリタンの酸味と甘みを引き立てるのに役立ちます。そのため、ナポリタンの味がぼんやりしているときや味にメリハリをつけたいときに加えると良いでしょう。炒め終わりに少量加えて、香りを絶たせると食欲も更に高まりますよ。

バター

バター

 

和洋問わず、いろいろな食材や調味料と相性が良いバター。ナポリタンの甘みと酸味にバターのまろやかさが絶妙にマッチして、豊かな風味と深いコクを味わえます。

 

入れるタイミングは、麺と具材に火がしっかり通った炒め終わりが良いでしょう。溶けたバターが全体に絡まるよう、しっかり混ぜれば完成です。ダイエット中など脂質が気になるときは、サラダ油代わりに使ってもいいですね。

砂糖

砂糖

 

甘口のナポリタンが好みなら、砂糖を隠し味に入れてみましょう。少量の砂糖を加えてから具材を炒めることで野菜本来の旨味がギュッと閉じ込められ、シャキシャキの食感に仕上がります。一方、トマトケチャップと一緒のタイミングで合わせると野菜がしんなりしてカサが減るので、量を食べたいときにおすすめです。

にんにく

にんにく

 

にんにくを隠し味に入れたナポリタンは、ガツンとした食べごたえが魅力!食欲をそそる香りもプラスでき、風味の良い大人向けのナポリタンを作れます。にんにくは固形のものをすって使ってもいいですが、チューブタイプでも問題ありません。入れすぎるとナポリタンの味わいが損なわれてしまうので、具を炒めるときに少量加えて使いましょう。

牛乳

牛乳

 

トマトケチャップの酸味が気になるときは、隠し味に牛乳を加えましょう。牛乳の優しい甘みがケチャップの酸味と合わさると、角がないマイルドな味になります。

 

入れるタイミングは炒め始め、ほかの調味料と混ぜてから加えます。焦がさないよう絶えず混ぜつつ、ソースの色が赤くやや透明になるまで中火でしっかり煮立てるのがポイントです。

味噌

 

ケチャップとは一味違う、飽きのこないおいしさを味わうなら、トマ味噌ナポリタンがおすすめ。味噌はトマトとの相性が良く、ナポリタンにコクと深み、自然な甘さをプラスしてくれます。

 

入れるタイミングは具材を炒めた後、トマトケチャップに混ぜて加えるのが正解。味噌の種類によって味わいが変わるので、色々なものを試してみるのも楽しそうですね。

マヨネーズ

 

マヨネーズは、ナポリタンにコクとまろやかさをプラスしたいときにおすすめの隠し味。具材を炒めるときの油代わりとしても使えるほか、ソースと具が絡みやすくなるよう茹でた麺に混ぜて使うのもおすすめです。少量でもしっかりコクが出るので、手軽にお店のようなナポリタンを作りたいときはぜひ試してみてくださいね。

ナポリタンがよりおいしくなる作り方は?必須ポイント4つ

簡単なようで奥が深いナポリタン。ちょっとしたコツを押さえて作るだけで、ナポリタンの味は劇的に変わります。どれも特別な道具やスキルは必要ないので、「お店で出てくるようなナポリタンが作りたい!」という方は、ぜひチャレンジしてみてくださいね。

ナポリタンに合うパスタ麺を選ぶ

パスタ麵

 

パスタの麺は細いものから太いものまでさまざま。一般的な家庭でもっともよく食べられるのは「1.6~1.9ミリ」の麺ですが、ナポリタンには少し太めの「2.2ミリ」の麺がよく合います。

 

太さ2.0ミリ以上の麺はもっちりして食べごたえがあり、パスタ本来の小麦の味をしっかり味わえるのが特徴です。加えて、ナポリタンやミートソースのようなしっかり系のソースとよく絡むので、ナポリタンの魅力を十分引き出してくれるでしょう。

麺はもちもちに仕上げてお店感アップ

パスタを茹でる

 

「麺の細さは同じなのに、お店に比べてもちもち感が足りない…」そんなときは、麺の茹で方を工夫しましょう。パスタはよく茹でるともっちりと柔らかい食感になり、ソースの絡みもよくなります。そのため、まずはお湯の分量に対して1%程度の塩を入れ、袋に記載の目安茹で時間より少し長めに茹でていくのが大切です。

 

また、茹で終わった麺はザルにうつしたあと、そうめんのようにしっかり水洗いします。洗い終わったら水気を取ってバットにあけ、麺同時がくっつかないようオリーブオイルやサラダ油を適量まぶす。あとはラップをして冷蔵庫で3時間以上寝かせれば、お店のようなもちもち食感のパスタの完成です。

 

喫茶店のような飲食店ではすぐに調理できるよう、このような「茹で置き」をしているお店が多く、結果としてもちもちした食感のナポリタンになります。そのままでは冷えていておいしくないので、ソースをかける前に沸騰したお湯に10~15秒通して温めてくださいね。保存期間は1日を目安に、なるべく早く使いましょう。

具材はシンプルなものを使おう

ナポリタン材料

 

ナポリタンの具材といえば、玉ねぎ、ウィンナーソーセージ、ベーコン、ピーマン、マッシュルームが王道。センスの良い料理を作ろうとするとつい色々なものをいれたくなりますが、ナポリタン本来の味を守るためには、足しすぎないことが大切です。

 

シンプルな具材を意識することで、ナポリタンの味わいはより一層引き立ちます。何か変えたいときは隠し味でアレンジを加えたり、茹で方を変えたりするのがおすすめですよ。

炒め方にもこだわって

炒める

 

ナポリタンをおいしく仕上げるには、炒め方も大切です。具材の入ったフライパンにケチャップを投入するとすぐに混ぜたくなりますが、これではそれぞれの風味を打ち消しあってしまい、お店のようなナポリタンは作れません。

 

具材とケチャップはすぐに混ぜるのではなく、先にケチャップだけに火を通すのがポイント。こうすることで余計な酸味が飛び、旨味と甘味が引き立ちます。ひと手間はかかってしまいますが、ケチャップをしっかり炒めるだけでナポリタンの香ばしさはグッと増すので、ぜひ試してみてくださいね。

まとめ

ナポリタンを楽しく食べている家族

 

いつものレシピに1つ隠し味を加えたり、味付けを変えたりするだけで、ナポリタンの味わいはガラッと変わります。今回紹介した隠し味はスーパーで簡単に手に入るものばかりなので、常備しているという方も多いでしょう。ぜひ色々試して、お気に入りの隠し味を見つけてみてくださいね。

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