居酒屋でも流行っているモクテルという飲み物をご存知ですか?
「お酒が好きだったけど妊娠して今は飲めない」
「ハンドルキーパーだから自分だけ飲めない」
そんな人に知ってほしいノンアルコールのカクテルです。
最近は色んな場所でノンアルコールの飲み物が販売されていますが、スーパーに売ってるものには飽きてしまったという人も多いのでは。
お酒が飲みたいけど、飲めない!そんな時に気分が上がるノンアルコールのドリンクをご紹介します。
MOKUJI
モクテルとは?
モクテルとは、ノンアルコールのカクテルのことです。
英語の「Mock(似せた、真似た)」と「Cokatail(カクテル)」を合わせた言葉で、イギリスで生まれた造語のようですが、いまではさまざまな国で使われています。
日本に「モクテル」が登場したのは最近で、居酒屋などでも人気メニューとして掲載されていることがあります。
モヒートやマティーニなどの洋風カクテルや、日本の定番であるレモン酎ハイやライムサワーのようなアレンジも可能。
いろんな果物やシロップなどを使用することで、何通りものカクテルを作ることができます。
糖分のとりすぎには注意が必要ですが、アルコールではないので肝臓への負担はありませんし、果物を入れることでビタミンも摂取できる優秀なカクテルなんです。
自宅でも作れるモクテルはこんな人におすすめ!
モクテルはいろんな場面、いろんな人に飲まれています。
お酒は好きだけど今は飲めないという妊婦さんや授乳中のお母さん、ハンドルキーパーの方にとっては、みんなが飲んでるなか自分だけウーロン茶というのは切ないですよね。
飲みたいけど飲めないという人はモクテルでお酒気分を味わうことができます。
一方で、お酒が苦手だけど自分だけソフトドリンクというのは気が引ける、と気にされる方も多いのですが、そのような方にもモクテルをおすすめしています。
自宅で再現!モクテルのレシピ5選
見た目が華やかなモクテル。
作るのも大変じゃないの?と思われがちですが、とても簡単に作れちゃうんです。
ビタミン摂取!爽やかキウイスカッシュ
インスタ映え必須!夏に飲みたい爽やかなモクテル。
<材料>
キウイ1個
ミントの葉1枚
アイスボックス1個
グレープフルーツジュース 45ml
ジンジャーエール甘口
飾りのミント、キウイ
<作り方>
①キウイの皮を向いて半分に切り、グラスの中でめん棒などでクラッシュします。
②ミントの葉を一枚入れて全体になじませます。
③クラッシュアイスをグラスの半分ほど入れた後、アイスボックスをグラスいっぱいまで追加します。(クラッシュアイスの作り方は下記で説明しています)
④グレープフルーツジュースを45ml追加したら、全体と混ぜ合わせます。
⑤甘口のジンジャーエールを入れたら、再び全体を混ぜ合わせます。
⑥さいごに、アイスボックス、キウイ、ミントの葉を盛り付けたら完成です。
定番のコークオレンジ
材料2つで完成!子どもも真似したくなるモクテル。
<材料>
コーラ
オレンジジュース
飾りのオレンジ
<作り方>
コーラとオレンジジュースを1:1で混ぜるだけ。
最後に、オレンジを飾れば本格的なモクテルに。
コーラをジンジャーエールにしたり、今流行りのビネガージュースにするのもおすすめです。
大人な味のジンジャーグレープ
甘口は苦手、スッキリした味わいを求めている人にオススメです。
<材料>
ジンジャーエール 160ml
グレープフルーツジュース(100%)100ml
レモンの輪切り
氷
<作り方>
①グラスの上まで氷とスライスしたレモンを交互に入れます。
②グレープフルーツジュースを50mlずつ入れます。
③最後にジンジャーエールを注いだら完成!
トマトと塩味が絶妙!トマトジンジャー
パスタやピザ、ポテトなど洋食と相性抜群!
<材料>
ジンジャーエール 60ml
トマトジュース(無塩)60ml
レモン果汁 小さじ1
岩塩 少々
ドライミント 少々
氷 5〜6個
<作り方>
①氷を入れたグラスにジンジャーエールを注ぎます。
②トマトジュースとレモン果汁をそっと入れます。
③上から岩塩を少々散らして、ドライミントをトッピングしたら完成!
シナモンが隠し味♪濃厚ヨーグルトジンジャー
スイーツのような甘いカクテルが好き!という方におすすめ。
<材料>
プレーンヨーグルト 50g
シナモンシュガー 2〜3振
パイナップルジュース(100%)120ml
<作り方>
①ヨーグルトとシナモンシュガーをよく混ぜます。
②グラスに入れ、氷をやさしく入れます。
③上からパイナップルジュースをやさしく注いだら完成!
もちろん、オレンジジュースやマンゴージュースなどアレンジは自在です。
モクテルを作る時のポイント
ホームパーティで目立つこと間違いなし!
モクテルをより本格的なバーのように楽しむためのポイントもご紹介します。
グラスは冷やして
あらかじめグラスはキンキンに冷やしておきましょう。
居酒屋などでもキンキンに冷えたグラスでビールが登場するとテンションがあがりますよね。
ビールメーカーはグラスを凍らせることを推奨していませんが、その理由は泡がきれいに出ないことと、ビールの味が薄まるからです。
なのでモクテルの場合は関係ありません。
冷えたグラスの方が味が美味しくなりますし、見栄えもするので凍ったグラスで出してみましょう。
もし凍らせるのが難しい場合は、グラスに氷を入れてマドラーで混ぜながらグラスの温度を下げるといいでしょう。
この方法は「ステア」といって、バーなどでもハイボールを作る際などに取り入れられています。
ステアした際に溶けた氷水は捨ててから使用します。
注ぐ時はグラスに添わせてゆっくりと
炭酸水やジュースを注ぐ時に、氷に直接当たるように注ぐと氷が溶けて味が薄まり、ソーダも抜けてしまいます。
そのため、グラスの縁に沿ってゆっくりと注ぐことが大切です。
氷のサイズでも雰囲気や味わいが変わる!
居酒屋やバーによっては、大きなブロックの氷だけではなく、小さく砕かれた氷や、大きな球型の氷が1つ入っているなど、氷の大きさも色々ありますよね。
100均にいくとさまざまな氷グッズが売っているので、そういったものを取り入れてもいいでしょう。
球型の氷を作ると、ロックのウイスキーのようなカッコいい見た目になりますし、カラフルな溶けない保冷剤を使用すると、見た目がかわいいだけではなく、溶けて味が薄まるということも防げます。
またジップロップにブロックの氷を入れて、トンカチなどでたたくと簡単にクラッシュアイスを作ることができますよ。
ストローやマドラーを用意しておくと便利
モクテルは氷や果物も多く使用するので、ストローがあったほうが飲みやすいですし、
おしゃれなストローやマドラーがあると見た目もかわいくなります。
また、ステアをする時はマドラーは必要になります。
ほかにもシェイカーを用意しておくと、みんなで色んなカクテル作りを楽しめそうですね。
お家で気分があがるノンアル飲料「モクテル」を楽しもう
モクテルは、お酒が飲みたいけど飲めないという人だけではなく、お酒好きな人も思わず飲んでみたくなるノンアルコールカクテルといえるのではないでしょうか。
ホームパーティで用意しておくと盛り上がること間違いなし。
この記事で紹介したカクテル以外にも、みんなで色んな組み合わせを試してみると楽しそうですね。
いつもとちょっと違うノンアルコールを気軽に試してみてください。