みなさんはカレーの隠し味と聞くと何を思い浮かべますか?カレーはさまざまな調味料や意外なアイテムをプラスすることで、深みのある味わいにすることができます。いつものカレーをもっとおいしく、本格的なコクのある味わいにしたい!という方は、隠し味を使ってみましょう。本記事では、カレーの隠し味におすすめの調味料や食材、飲み物などを紹介します。自宅にあるもので手軽に絶品カレーを作りたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
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カレーの隠し味アイデア【調味料編】
カレーの隠し味としておすすめの調味料を紹介します。自宅のキッチンにある調味料をちょい足しするだけで、いつものカレーに深みやコクがプラスされますよ。
ケチャップ
ケチャップは、トマトのフルーティーな酸味をプラスできるアイテムです。こどもから大人にまで人気の定番調味料なので、手軽にちょい足ししやすい点も嬉しいポイントです。また、カレーの辛味が思ったよりも強くなってしまったとき、ケチャップを加えればほんのり甘味のある仕上がりになりますよ。もともとしっかり味がついているので、ケチャップを入れる際は少しずつ足して味わいを確認してくださいね。
はちみつ
カレールーの辛味が気になるときは、はちみつを加えてみましょう。カレールー本来の味を活かしつつ、マイルドな味わいに仕上げることができます。はちみつ独特のコクをプラスしてくれるので、あえて辛めに作ってから仕上げにはちみつを入れるのもおすすめです。まろやかで甘みも感じられるカレーがお好みの方は、ぜひはちみつを入れてみてください。
味噌󠄀
カレーに風味とコクを加えてくれるのが、味噌です。味噌汁を作るときくらいしか味噌は使わないという方も、ぜひカレーに味噌を加えてみてください。普通のカレーに入れるのはもちろん、レンコンや里芋など和風の食材を多めに入れたカレーとの相性も抜群です。味噌ならではの甘味やコクをほんのり感じられる、絶品カレーに仕上がりますよ。
ウスターソース
ウスターソースは中華料理などの定番調味料ですが、カレーの隠し味として使うのもおすすめです。ウスターソースは、果物や野菜を熟成して作られるので、カレーに加えればフルーティーな酸味や甘味を足すことができますよ。シーフードが多めのカレーとの相性もいいので、ぜひ試してみてください。
焼肉のたれ
お肉のおいしさを引き立ててくれる焼肉のたれもカレーのちょい足しにおすすめです。焼肉のたれは甘口、辛口、中辛とさまざまなラインナップがありますが、いずれもフルーツやはちみつなどを調合しているのでバランスのいい味わいを演出できる特徴があります。特別な調合なしでも、焼肉のたれを加えれば簡単にコクのあるカレーに仕上がりますよ。自宅に焼肉のたれが余っている方は、カレーに焼肉のたれをちょい足ししてみましょう。
コチュジャン
韓国料理の定番調味料、コチュジャンもカレーの味を引き立たせてくれます。コチュジャンは一見辛そうな色をしていますが、実際には辛味だけでなく甘味も感じられる調味料です。カレーにプラスすることで、全体の味を引き締めてくれますよ。辛味と甘味のバランスがよく、ついついおかわりしたくなる味わいになるでしょう。
カレーの隠し味アイデア【食材編】
カレーには、調味料以外にもさまざまな食材を隠し味として使用できます。自宅にある食材を使って、おいしいカレーを作りましょう。
ジャム
パンに塗ったりお菓子作りに取り入れたりするジャムは、カレーに入れることで甘みのあるフルーティーな味わいに導いてくれます。辛いカレーを甘く仕上げられるので、辛いものが苦手な人や子どもと一緒にカレーを楽しみたいときにおすすめです。カレーの味がぼやけることなく、辛味をまろやかに緩和してくれますよ。いちご、りんご、オレンジなど、ジャムの種類によっても味わいを変えられるので、好みのジャムを試してみてくださいね。
チョコレート
カレーにコクが足りないと感じたときには、チョコレートを入れるのがおすすめです。チョコレートを加えることでカレーに深みが増し、甘味と苦味を楽しめるようになります。より深みを出したい場合は、ビターチョコレートや高カカオのチョコレートを選んでみましょう。
ヨーグルト
カレーの仕上がりをまろやかにしたい場合にはヨーグルトがおすすめです。砂糖が入っているヨーグルトなら、カレーをまろやかにするだけでなく辛味も緩和してくれます。無糖のヨーグルトはほどよい酸味をプラスしてくれて、大人の味わいを楽しめるカレーに仕上がるでしょう。
バナナ
カレーに甘みを加えたいときには、バナナがおすすめです。バナナは加熱することでいっそう甘みが強くなり、独特の粘り気がカレー全体にコクも与えてくれます。そのまま入れると食べたときに違和感が出る可能性もあるので、食感が出ないようにすりおろしてから隠し味として使いましょう。
カレーの隠し味アイデア【飲み物編】
カレーの隠し味アイデアは、調味料や食材だけではありません。毎日楽しんでいる飲み物をカレーにプラスするアイデアもあります。どんなカレーが好みか考えながら、ぴったりのアイテムを取り入れてみてくださいね。
コーヒー
複雑な大人っぽい味わいのカレーが好きな方は、コーヒーを入れるのがおすすめです。コーヒーは苦味が強いですが、カレーに入れることでその苦味がスパイスになってくれます。カレーに入れる際は、スプーン一杯分程度から少しずつ足していくのがおいしく仕上げるポイントです。
赤ワイン
牛肉の煮込みなどの料理に使われる赤ワインも、カレーのちょい足しアイテムとして活躍します。赤ワインはカレー全体にフルーティーな味わいをプラスしてくれるだけでなく、高級感のある味わいにも仕上げてくれます。カレーを煮込む過程でアルコール分が飛ぶので、お酒が苦手な人やこどもと一緒に食べるときでも安心です。赤ワインはあまり多く入れると酸味や主張が強くなってしまうので、あくまでも隠し味程度に留めておきましょう。
ココア
ココアは、チョコレートと同じくカレーのコクを引き立たせてくれるアイテムです。無糖のココアを使う場合、苦みや深みも増して大人の味わいを楽しめるでしょう。砂糖が入っているココアは甘みをプラスしてくれるので、子どもと一緒に食べるカレーを作るときにおすすめです。
甘酒
甘酒は、カレーに味の深みを加える隠し味です。独特の甘さはカレーに入れることで主張が弱まり、コクだけを感じられるようになります。プロの料理人も隠し味として甘酒を取り入れていることが多く、より本格的な味わいを家庭でも手軽に楽しみたい方にはおすすめのアイテムです。
おわりに
カレーにちょい足しすることで、簡単に本格的な味わいを楽しめるアイテムを紹介しました。普段よく使う調味料や食材、飲み物などを入れることで、いつものカレーに深みやコクを与えられます。特別なスパイスの調合なども必要なく、忙しいときでも簡単に味の変化を楽しめますよ。ちょっとこだわったカレーを作ってみたい、いつものカレーに飽きてしまった方は、本記事で紹介した隠し味をプラスしてみてはいかがでしょうか。