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Jun 08, 2023

夏のお弁当作り、注意したいポイントはコレ おすすめレシピとお弁当アイデアもご紹介

お弁当におかずを詰める女性の手

お弁当作りをしている人にとって夏のお弁当作りは課題の一つではないでしょうか。暑い日が多くなる5月頃から食中毒対策を本格的にする必要があります。この記事では夏のお弁当作りで気を付けるポイントと、おすすめのおかずレシピをご紹介します。注意すべき点をしっかり押さえれば夏のお弁当作りも難しくないので、暑い時期のお弁当作りに悩んでいる人はぜひ参考にしてくださいね。

夏のお悩みお弁当作り、気を付けるポイント

お弁当を作る女性

 

お弁当作りで注意したいのが、食中毒と食品が傷むスピードが早まるという点です。暑い季節でもお弁当を安心して美味しく食べるために、調理する際と持ち運ぶ際は以下のポイントに気をつけましょう。

衛生面には十分気を付ける!

衛生面を徹底するのは季節問わず言えることなのですが、特に暑い季節は注意が必要です。何気なく使っているまな板も雑菌が付着しやすいので、消毒をしたり、まな板用のシートを利用するなどの工夫ができます。

また、調理用の手袋を使用するなど直接手で食材・食品に触れないようにしましょう。

加熱調理で傷みにくくする

暑い季節のお弁当には生ものは入れないようにしましょう。カニカマやちくわなど加工食品は便利なのでそのまま入れてしまいがちですが、そうした加工食品をお弁当に取り入れる際は加熱調理をした方が安心です。

水分の多い食材は避ける

細菌が繁殖しやすい夏に水分の多い食品や食材をお弁当に入れてしまうと、さらに細菌の繁殖を促してしまいます。汁気の多いおかずははじめから避ける、または汁気を落としてから入れるなどの工夫をしましょう。

お弁当を持ち歩いているうちに出てくる汁気をとるには、おかずの下に鰹節やすりごまを入れて水分を吸わせる方法もおすすめです。

殺菌効果のある食材や調味料を使用する

お酢やわさび、梅干し、大葉といった殺菌効果があると言われる食材や調味料をおかずに使用すると、食品の傷みを遅らせることができます。調理に直接取り入れることで、よりしっかりと食中毒対策ができるので、暑い時期はぜひ取り入れたいですね。

保冷材を活用する

細菌は35℃くらいから繁殖が増幅すると言われています。地域差はありますが、夏の気温は30℃前後になることが多く、こもった状態のお弁当箱の中ではより繁殖が心配されます。お弁当の温度上昇を防ぐために、保冷剤を一緒に入れて冷やす工夫をしましょう。

夏のお弁当に取り入れたいおすすめおかずレシピ6選

器に入った材料

 

ここからは夏のお弁当に取り入れたいおすすめのおかずを6品ご紹介します。夏のお弁当に入れて安心なメニューというだけではなく、暑さで疲れやすい夏の体を元気にしてくれる栄養いっぱいのレシピなので、ぜひ参考にしてくださいね。

何度でも作りたい夏のお弁当メインおかず

お弁当メインおかず

 

お弁当の中身でも悩んでしまうのがメインおかずではないでしょうか。暑い時期でも安心してお弁当に入れることができ、普段の食卓にも出したくなるメインおかずレシピをご紹介します。

夏の疲れた体にも嬉しい【甘酢チキン】

お酢の抗菌作用と、クエン酸の効果で疲れの回復に働きかけてくれるメニューとしておすすめなのが「甘酢チキン」です。多めの油で揚げ焼きにして、甘酢に漬けるだけなので調理ステップも少なく、朝の短い時間でも作ることができます。お弁当に入れる際は動画のように大葉を敷いて水分が他の食品にうつらない工夫を取り入れましょう。

スタミナを付けてビタミンBもとれる【豚肉の生姜焼き】

タンパク質とビタミンがしっかり摂取でき、生姜の殺菌効果もある「豚の生姜焼き」は作りやすいおかずとしておすすめです。お弁当のおかずとして取り入れることを前提に作る場合、タレを漬け込む段階まで準備しておき、冷凍しておくことがポイントです。自然解凍させ、炒めるだけにしておくと調理もラクになります。

さっぱりなのにボリュームも◎【豚こま肉大葉チーズの三角春巻き】

食べ応えもあって大人も子供も食べやすい春巻き。チーズと相性の良い大葉には、殺菌作用と免疫力アップの効果があります。たくさん出来てしまったら、一つ一つラップで包んで冷凍すれば食べたい時に揚げるだけなので便利ですよ。

作っておいて良かった!飽きずに食べられる副菜

飽きずに食べられる副菜

 

お弁当の栄養バランスを支える副菜。メインおかずを変えていけば、副菜はローテーションで。

アレンジが効いて食物繊維も豊富【きんぴらごぼう】

副菜の定番・きんぴらごぼうは飽きずに食べられるのでおすすめです。きんぴらごぼうは食物繊維豊富で整腸・美容効果もあります。また、鷹の爪に含まれるカプサイシンには殺菌効果もあるのでお弁当にもぴったりです。

刻んで卵焼きに入れたり、白いご飯に入れて混ぜご飯にするなどアレンジも可能なので、試してみてくださいね。

お酢の殺菌効果と彩りの良さがお弁当にぴったり!【パプリカのマリネ】

水分が多いのはNGなのにマリネはいいの?と疑問に感じますが、水分を取るようにすれば入れても大丈夫です。お酢を使ったマリネは殺菌効果があり、夏の暑い日もさっぱりと食べられるのでおすすめ。今回はパプリカのマリネをご紹介しましたが、ニンジンや紫キャベツなどもおすすめですよ。お弁当に入れる際はキッチンペーパーで軽く水分を取るようにするとより安心です。

デザート感覚でも食べられる【さつまいものレモン煮】

デザート感覚で食べられるさつま芋のレモン煮は子供にも好評なおかずです。レモンにはクエン酸が含まれ、抗菌効果が期待できます。また、抗酸化作用と免疫力アップの効果もあるので美容と健康にも嬉しい食品です。あと一品欲しい時にぴったりのおかずなので作り置きしておくと便利ですよ。

ポイントを押さえて夏もお弁当を美味しく食べよう

お弁当を食べる女性

 

夏の暑い日にお弁当を持ち歩く場合、食中毒へのリスクが気になるもの。衛生管理や保冷剤の利用といった基本的な対策を取りながら、抗菌効果のある食材の使用や、水分の少ないメニューにするといった工夫で、夏もお弁当作りを楽しんでくださいね。