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Sep 19, 2024

横浜で秋バラを楽しもう!バラが咲き誇るローズガーデンを紹介

横浜イングリッシュガーデン

バラは春が見頃の印象を持つ人も多いことでしょう。実は秋に見頃を迎えるバラもあります。春バラは花の大きさと鮮やかな色で華やか、秋バラは深い色味と香りといったようにそれぞれ違った魅力があります。本記事では、横浜でバラを楽しめるスポット「横浜イングリッシュガーデン」「港の見える丘公園」を詳しく紹介します。過ごしやすくなってきた秋のおでかけ先として、ぜひチェックしてみてくださいね。

横浜市の”市の花”は「バラ」

 

バラは、横浜市の「市の花」として、1989年に認定されました。以来100年以上、市民に愛され続けています。かつては長年鎖国状態だった日本が開港して以来、さまざまな外国との取引の場所として重宝されていたのが横浜の港です。バラは西洋の代表的な花として、横浜市にふさわしい花といえるでしょう。横浜市近郊には、そんな「市の花」であるバラを楽しめるスポットが多数ありますよ。

春バラと秋バラの違い

バラといえば5月ごろに見頃を迎える春バラの印象が強い人も多いかもしれませんが、秋にもバラを楽しむことができます。

 

ピンクのバラ
春バラは、一年に一度しか咲かない「一季咲き」と春・秋に繰り返し咲く「四季咲き」の2つのタイプがあります。花ひとつひとつが大きく、鮮やかな色が特徴です。春になると一斉に咲き始めるので華やかな風景を目にすることができます。

 

秋の空と秋バラ
それに対して秋バラは、暑さの去った10月に見頃を迎えます。春バラと比べて色味が深く濃いのが特徴で、花持ちが良いという魅力があります。秋バラは、夏の暑い時期に水分を吸収できなかった分、色が薄まることなく濃厚に色づきます。気温が下がっていく時期ですので、つぼみから満開までの期間が長く、少しずつ花開いていく様子を楽しめるのも秋バラの魅力です。
鮮やかな色のバラをゆったり楽しみたいのであれば、秋バラにも注目してみてください。

多品種のバラが鑑賞できる「横浜イングリッシュガーデン」

 

横浜イングリッシュガーデンは、横浜市の市の花であるバラをメインに、一年を通してさまざまな季節の花を楽しめる英国風のガーデンです。基本情報や見どころ、イベント情報などをチェックしていきましょう。

横浜イングリッシュガーデンの基本情報

横浜イングリッシュガーデンの

 

【営業時間】
3月~11月:10時~18時(最終入園17時30分)
12月~2月:10時~17時(最終入園16時30分)

【入園料】(時期により変動)

大人:700円~1500円
小・中学生:400円~800円

幼児:無料

【住所】〒220-0024 神奈川県横浜市西区西平沼町6-1 tvk ecom park内

【アクセス】相鉄線「平沼橋駅」より徒歩約10分
横浜駅西口りそな銀行前から無料送迎バスあり ※水曜は運休


  公式サイトをチェック  

 

6つのエリアからなるローズガーデン

横浜イングリッシュガーデンの

 

横浜イングリッシュガーデンの見どころは2,200種類以上のバラですが、園内は6つのエリアにわかれておりそれぞれに違った花を楽しめます。

 

横浜イングリッシュガーデンのローズ&クレマチスガーデン

 

入場してすぐ右手のローズ&クレマチスガーデンでは、ワインレッドやパープル色の香り高いバラが出迎えてくれます。

 

横浜イングリッシュガーデンのローズ&ペレニアルガーデン

 

ローズ&ペレニアルガーデンでは、真っ白なバラや宿根草などを楽しめます。

 

横浜イングリッシュガーデンのローズ&ハーブガーデン

 

ローズ&ハーブガーデンではパステルカラーのバラやハーブなども楽しめて、明るくポップな雰囲気を満喫できます。

 

横浜イングリッシュガーデンのローズ&グラスガーデン

 

ローズ&グラスガーデンではブラウン系のアンティークな色合いのバラが並んでいます。

 

横浜イングリッシュガーデンのローズ&シュラブガーデン

 

ローズ&シュラブガーデンは7色のバラをメインに、紫陽花やサクラなど大きな植物の組み合わせを楽しめるエリアです。

 

 

ローズトンネルは、その名のとおりバラのトンネルで180°バラに囲まれながら散策を楽しむことができます。(※ローズトンネルの開花時期は5月頃のみ)

いずれのエリアも、バラの見頃ではない時期でも他の花を楽しめるよう工夫されているので、非日常な空間を楽しんでくださいね。

バラ×イベント装飾を楽しめる

横浜イングリッシュガーデンのハロウィーンイベント

 

横浜イングリッシュガーデンは、花を楽しめるだけでなく季節によってさまざまなイベントを開催しています。秋バラを楽しむなら、一緒にハロウィンやハンギングバスケットコンテストなどのイベント情報もチェックしておきましょう。また、秋はコスモスも見頃を迎える季節です。豪華なバラと可憐なコスモスの対比も、楽しんでくださいね。

バラをより楽しめるshop&カフェ併設

横浜イングリッシュガーデンのショップ

 

横浜イングリッシュガーデンでは、バラをさらに楽しむためのショップとカフェも併設されています。ショップではバラの絵が美しい小物や雑貨、バラを使ったお菓子や紅茶などを販売しています。苗木やガーデニング用品も販売しているので、この機会に自宅でバラを育ててみたいという人はぜひスタッフに相談してみましょう。

 

横浜イングリッシュガーデンのソフトクリーム
カフェでは、バラを使ったソフトクリームなどのスイーツを楽しむことができます。本格的なコーヒーや軽食メニューもあるので、少し休憩したいなんてときにぴったりです。

バラ×西洋館で英国気分「港の見える丘公園」

横浜港とピンクのバラ

 

港の見える丘公園は、過去には外国人居留地だった場所に位置する公園です。西洋風の建物と見事なバラの相性は抜群で、日本にいながらヨーロッパ旅行を楽しんでいる気分になれるでしょう。

港の見える丘公園の基本情報

港の見える丘公園の基本情報は以下のとおりです。

【営業時間】24時間
【入園料】無料
【住所】〒231-0862 神奈川県横浜市中区山手町114
【アクセス方法】
みなとみらい線「元町・中華街駅」出口6から徒歩5分
JR「石川駅」から徒歩20分


  公式サイトをチェック  

 

異国情緒残る4つのエリア

港の見える丘公園は、異国情緒を感じられる4つのエリアから成り立っています。

 

港の見える丘公園のフランス山地区

 

フランス山地区は元町・中華街駅から一番近いエリアで、かつてフランス領事館として使われていた建物が残っています。大きな木が並んでおり、リフレッシュできるでしょう。
展望広場地区は港の見える丘公園の中心に位置し、横浜港の景色を一望できます。展望広場には円形の花壇が広がり、季節によってさまざまな花を楽しめます。

 

港の見える丘公園のイギリス山地区

 

イギリス山地区はイギリス軍駐屯所だった建物を活かしており、多数のバラと季節の花を楽しめるエリアです。レトロな建物と噴水、美しい花のコントラストを味わいましょう。
近代文学館地区は、近代文学に触れられるスポットです。夏目漱石、芥川龍之介、太宰治など名のある文学者にまつわる展示や、期間限定のイベントが開催されています。

洋館を背景に楽しめるバラ

港の見える丘公園

 

港の見える丘公園の魅力は、イギリス山地区の美しく咲き乱れるバラと、かつて実際に使われていた洋館のコントラストです。海外の歴史ある街を訪れたような感覚を楽しめますよ。約150種類のバラが、さまざまな角度から楽しめるよう工夫されているので、ぜひじっくり観賞してください。洋館とバラをバックに写真撮影を楽しむこともおすすめです。

バラ以外の景色も楽しめる

港の見える丘公園の展望広場から見える横浜港

 

港の見える丘公園では、バラ以外の景色も満喫できます。展望広場から横浜港を一望でき、このエリアならではの景色を楽しめます。港の見える丘公園は24時間訪れられるので、夜景を見に行くことも可能です。

 

港の見える丘公園の展望広場

 

展望広場にはベンチも用意されているので、美しい景色を眺めながら休憩してくださいね。

ペットとのお散歩にもおすすめ

港の見える丘公園

 

港の見える丘公園はペットと一緒に訪れることができます。いつものお散歩とは違った景色に、ペットも喜んでくれるはず。港の見える丘公園自体がそれほど大きな公園ではないので、気軽なお散歩コースとして利用してはいががでしょうか。バラと洋館がマッチする素敵な景色をバックに、ペットの可愛い写真を撮ることもおすすめです。

おわりに

ピンクのバラと洋館

 

バラは横浜市の「市の花」として、横浜市民からも愛されています。異国情緒も楽しめる素敵なローズガーデンもあるので、ぜひ足を運んで見てはいかがでしょうか。
バラは春だけでなく、秋にも見頃を迎えます。涼しくなってきた時期、バラを観賞しながらのお散歩も楽しんでみてくださいね。