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Oct 03, 2024

国営ひたち海浜公園のコキアの魅力 秋は紅に染まるコキアを楽しもう!

国営ひたち海浜公園の秋のコキアとコスモス

秋の訪れとともに、国営ひたち海浜公園は、鮮やかな紅に染まるコキアで彩られます。まるで丘が赤い絨毯をまとったかのような絶景は、一度見たら忘れられない光景です。今年の秋は、ぜひ国営ひたち海浜公園で、美しいコキアの紅葉を楽しんでみませんか?

国営ひたち海浜公園とは

国営ひたち海浜公園の秋のコキア

 

国営ひたち海浜公園は、茨城県ひたちなか市に位置し、四季折々の花々が広がる広大な公園です。特に秋には、コキアやコスモスが見頃を迎え、多くの観光客で賑わいます。公園内には子供も楽しめるアトラクションやおしゃれなレストランもあり、家族連れやカップルにもぴったりのスポットです。

国営ひたち海浜公園へのアクセス方法

国営ひたち海浜公園へは、電車やバス、車などでアクセスできます。

 

【電車・バスでのアクセス】
勝田駅まで
品川駅からJR常磐線特急で勝田駅まで約85分
いわき駅からJR常磐線(上り)特急で勝田駅まで約60分

勝田駅から
勝田駅から路線バスで海浜公園西口まで約15分 など

 

【車でのアクセス】
東京方面から 北関東自動車道~常陸那珂有料道路 国営ひたち海浜公園ICすぐ
いわき方面から 常磐自動車道 日立南太田ICより約15km

国営ひたち海浜公園の営業時間

国営ひたち海浜公園の営業時間は、季節によって異なります。

 

期間 開園時間
3月1日〜7月19日 9:30〜17:00
7月20日〜9月1日 9:30〜18:00
9月2日〜10月31日 9:30〜17:00
11月1日〜2月末日 9:30〜16:30

国営ひたち海浜公園の利用料金

国営ひたち海浜公園の入園料金は下記のとおりです。秋のコキアの見頃時期は、入園料金に加え季節料金(350円)が必要です。

2024年の見頃時期(季節料金期間)は10月11日(金)~10月27日(日)です。

年齢 一般
大人(高校生以上) 450円
シルバー(65歳以上) 210円

なお中学生以下は無料で利用できます。

国営ひたち海浜公園で見られるコキアの魅力

国営ひたち海浜公園の秋のコキア

 

毎年秋になると国営ひたち海浜公園は、まるで赤い絨毯を広げたかのように美しいコキアで彩られます。コキアの絶景は、一度見たら忘れられないほどのインパクト。訪れる人々の心を強く揺さぶります。ここでは、コキアの魅力を詳しく紹介します。

コキアとは

国営ひたち海浜公園の夏の青いコキア

 

コキアは「ホウキギ」とも呼ばれ、その名の通り、かつては乾燥させた茎を使って箒(ほうき)が作られていました。春から秋にかけて鮮やかなライムグリーンの葉を茂らせ、秋が深まるとともに真っ赤に紅葉します。

 

国営ひたち海浜公園の夏から秋に色変わりしているコキア

 

コキアの特徴は、なんといってもその丸い形と鮮やかな色彩の変化です。夏の間はみずみずしい緑色ですが、秋になると徐々に赤みを帯び、やがて深い赤色へと変わり、最後には黄金色に輝きます。

 

国営ひたち海浜公園の秋のコキア

 

コキアの紅葉は、自然が描くグラデーションの美しさを最大限に堪能できる瞬間です。

丸くて愛らしい形のコキア

赤くて丸いコキア

 

国営ひたち海浜公園のコキアは、手入れなしでも自然に丸く成長する特別な品種です。ふっくらとした丸い形は、まるで手のひらに乗せたくなるような可愛らしさ。見る人を笑顔にしてくれます。コキアの丸くて愛らしい形は、丘一面に広がるコキアの風景をさらに魅力的なものにしています。

丘一面に広がるコキア

国営ひたち海浜公園の秋のコキアとコスモス

 

国営ひたち海浜公園のコキアの魅力の一つが、広大な丘に広がる風景です。空と海、そして四季折々の花が溶け合う絶景を見ることができる「みはらしの丘」は、ひたちなか市内で一番標高が高く、他では決して見ることができない景色が広がります。

 

7月上旬から成長を始めたコキアは、秋になると一斉に色づき、みはらしの丘全体を真っ赤に染め上げます。紅葉は、遠くから見るとまるで丘全体が燃え上がっているかのように見えるほど。その壮大な光景は、自然の力強さと美しさを感じさせ、訪れる人々を圧倒します。

また、時間帯や天候によって見える色合いが変わるため、訪れるたびに新たな表情を見せてくれるのも楽しみの一つです。

コキア以外にも秋に楽しめる花々

秋の国営ひたち海浜公園で楽しめる植物は、コキアだけではありません。コキアの紅葉とともに、さまざまな花々が公園を美しく彩ります。訪れる人々を魅了する秋の3つの花々を紹介します。

コスモス

国営ひたち海浜公園の秋のコキアとコスモス

 

秋の代名詞ともいえるコスモス。国営ひたち海浜公園では、さまざまな色や形をしたコスモスが一面に咲き誇ります。秋風に揺れるコスモスの姿は、儚さと美しさを兼ね備えた日本の秋を象徴する光景です。
訪れるたびに変わる色合いや風に乗って漂う淡い香りは、まさに秋の訪れを感じさせます。コスモスの花畑を歩けば、その柔らかで優しい雰囲気に包まれ、心が癒されるでしょう。

ソバ

国営ひたち海浜公園のソバの花

 

秋のソバも国営ひたち海浜公園で楽しめる花の一つです。ソバはタデ科ソバ属の一年草。花径6mmほどの白やピンクの小さな花を多数つけます。国営ひたち海浜公園で植栽されているのは、茨城県のブランド品種「常陸秋ソバ」。古民家前の畑に美しく白い花を咲かせ、昔懐かしい風景を楽しめます。

 

国営ひたち海浜公園のソバの花

 

ホッと心が和むような情景は、現代の喧騒を忘れさせてくれるでしょう。可憐なソバの花をぜひ堪能してみてください。

バラ

国営ひたち海浜公園の秋のバラ

 

国営ひたち海浜公園では秋のバラも楽しめます。バラは「花の女王」と称され、茨城県の県花です。公園内の常陸ローズガーデンでは、約120品種3400株のバラが咲き誇り、美しさと気品で訪れる人々を魅了します。毎年初夏と晩秋の2シーズンにわたって楽しめる品種もあり、訪れるたびに異なる表情を見せてくれるのが魅力です。

 

国営ひたち海浜公園のハマナス

 

また、茨城県が太平洋側の自生地の南限である「ハマナス」も約1600株植栽されています。香り豊かなバラに囲まれた空間で、特別な秋のひとときをお楽しみください。

横浜で秋バラを楽しもう!バラが咲き誇るローズガーデンを紹介

他にも国営ひたち海浜公園で楽しめること

国営ひたち海浜公園は、四季折々の美しい花々を楽しめるだけでなく、さまざまなアクティビティやお土産も充実しています。公園を訪れる際には、これらの楽しみ方もぜひ体験してみてくださいね。

シーサイドトレインで広い園内をゆっくり周遊

国営ひたち海浜公園のシーサイドトレイン

 

広大な園内を効率的に楽しむなら、シーサイドトレインが最適です。シーサイドトレインは、乗り降り自由で園内をゆったりと巡ることができる便利なアトラクションです。全長約5kmのコースを約40分かけて巡りながら、四季折々の草花を楽しめます。

 

国営ひたち海浜公園のシーサイドトレイン
車内のアナウンスでは、園内の見どころや植物についての解説もあり、聞くだけでひたち海浜公園マスターになれますよ。初めて国営ひたち海浜公園を訪問する方でも安心して園内を探索できるでしょう。ペットの同伴はできないためお気をつけください。

こどもも喜ぶアトラクション

国営ひたち海浜公園のアトラクション

 

国営ひたち海浜公園には、大人から子供まで楽しめるアトラクションも豊富に揃っています。
乗り物が苦手な人でも楽しめるものから絶叫系が好きな人も満足できるものまで約30種類の様々なアトラクションがあります。

 

国営ひたち海浜公園の観覧車「ブルーアイス」

 

特におすすめなのが、大観覧車「ブルーアイス」。海抜100mから公園の絶景を楽しめます。子供から大人まで家族で楽しんでみてくださいね。もちろんカップルにもおすすめです。

お土産におすすめのコキアカレー

コキアカレーの画像
@punanoki025様

公園内のショップ「サンサン」では、国営ひたち海浜公園限定のお土産を購入できます。なかでも人気なのが、鮮やかな赤色が目を引く「コキアカレー」。見た目だけでなく、味わいも秋の国営ひたち海浜公園を思い出させてくれる特別な一品です。真っ赤に染まったコキアの紅葉をイメージしたカレーは、一口食べればそのスパイシーな風味が広がり、体の芯から温まることでしょう。
パッケージも国営ひたち海浜公園限定のデザインで、訪れた記念として、また家族や友人へのお土産としても最適です。売り切れになることもある人気商品なので、見かけたら迷わず購入するのが正解です!

国営ひたち海浜公園のコキアで秋を楽しもう

国営ひたち海浜公園の秋のコキア

 

秋の国営ひたち海浜公園で、真っ赤に染まるコキアとともに、素敵な秋の一日を楽しんでみてはいかがでしょうか。この記事を参考に、ぜひ足を運んでみてくださいね。