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Jul 14, 2020

寝室の照明は何を基準に選ぶと良い?おしゃれな空間を演出するポイントも紹介

爽やかなインテリアの寝室

照明の選び方や光の演出によって、部屋の印象は大きく変わります。家の中で最もリラックスできる空間である寝室の照明選びにはこだわりたいところ。寝室に合った照明の選び方や、おしゃれな空間を演出するポイントなどについて紹介します。

寝室の照明選びのポイント

グリーンの壁のベッドルーム

 

理想の寝室とは、日々の疲れを癒し質の高い睡眠へ誘うような空間。きちんと眠れないと、翌日に疲れを持ち越してしまうのではないでしょうか。睡眠をとるために快適な着心地のパジャマや寝具を使うのも良いですが、照明も重要なポイントです。寝室の照明選びの基準をチェックして、心地良い眠りを楽しめるようにしましょう。

メインは月明りのような優しい照明を

電球の色には電球色・昼光色・昼白色があります。明るすぎる光は刺激が強いため、なかなか眠れなくなってしまう可能性も。そのため、寝室に適しているのはオレンジがかった電球色です。月明かりを思わせる優しい照明を使うことで落ち着いた気持ちになれます。

 

ちなみに昼光色は太陽に近い色の光を出し、昼白色は学校や職場など昼間の活動場所に使われることが多いです。昼間に過ごす空間では昼光色や昼白色、寝室には電球色といったように部屋に合わせて使い分けることが大切になります。

時間によって照明の色を変えるのも良いでしょう。

明るさが欲しいときは読書灯などをプラスして

寝室で読書をしたり、趣味の時間を過ごしたりしたいときは、優しい明るさの照明だけでは暗く感じる場合も。そんなときは、読書灯やスタンドライトなどで明るさを足しましょう。

 

読書をするのには、40〜50Wくらい明るさがあれば十分と言えます。手元を照らす照明が1つあれば寝室のリラックス空間を保ちつつ好きなことがしやすいはず。読書灯のデザインにもこだわることで、おしゃれな寝室にできます。寝室でしたいことを考慮に入れて必要な照明を用意してみてください。

 

寝具によっても照明プランが変わる

ペンダントライトがついた寝室

寝室で使用する寝具は、どんなものを選ぶかによっても照明の選び方が変わります。ベッドなら洋風、布団なら和風といったように寝具の種類でインテリアのプランに違いが出るのではないでしょうか。そんなときに役立つ寝具に合わせた照明の選び方について紹介します。

ベッドには足元の間接照明がおすすめ

ベッドの場合、足元に間接照明があると夜間の移動の際に便利です。ベッドの下に空間を作ることで間接照明を入れる方法もおすすめ。足元をやわらかく照らし出す光は、リラックス空間を作るのにも適しています。

 

ベッド下に空間がないときは間接照明スタンドを置くと良いでしょう。置くだけで簡単に取り入れられるので、照明の雰囲気を変えたい場合にも適しています。どのようなタイプのベッドを使っているかも考慮に入れて、照明を選んでみてください。

布団には和紙のペンダントライトがおすすめ

布団を敷いている寝室には、和風テイストの照明が合います。和紙を使ったペンダントライトは、和モダンなインテリアにしたいときにぴったり。和の中に洋の印象もあり、おしゃれな空間になります。また、床に置くタイプのフロアライトも布団と相性が良いです。これも和紙素材など和の雰囲気を感じられるものを選んでみてください。

 

日中に、寝室を居間として使うことがある場合は、光の色や強さをリモコンで調整できるシーリングライトが便利です。時間に合わせて光の色や強さを変えれば、より良い空間作りができます。このように用途に合わせて照明を選ぶことも大切なポイントです。

寝室にマッチする照明【設置場所別】

電球ランプと白いベッドの部屋

設置する場所によって、適した照明の種類は変わります。どこにどんな照明を設置すると良いのか見ていきましょう。くつろぎの空間にふさわしい照明を紹介します。

天井

天井に取りつける照明にはシーリングライトを使う場合が多いですが、これはリビング照明向きです。シーリングライトは仰向けになったときに眩しさを感じるため、寝室にはやや不向き。やわらかく優しい明かりを作りたいときは、複数のダウンライトを設置してみてください。落ち着いて眠りにつける空間を作りやすくなります。

 

シーリングライトを使うなら、明るさ調節可能なタイプを選びましょう。寝たときに足側になるところへ設置すれば、仰向けになったときに眩しさを感じるのを防げます。

ベッドサイド

スタンドやスポットライトの他、デザイン性の高いペンダントライトを複数使ってベッドサイドに明かりを加えてみましょう。明かりにリズムができて、印象的な空間を演出できます。ベッドサイドの上に設置したペンダントライトは、デザインが目立ちます。どのようなデザインを取り入れるかによって寝室の印象が変わるため、こだわって選んでみてください。ペンダントライトのデザインを中心に、他の照明を決めるのも良いかもしれません。

間接照明

壁に取りつけるタイプのブラケットライトなら、設置が簡単です。明かりを足したいところに間接照明としてブラケットライトを取り入れてみましょう。壁に光のラインを描き、モダンなインテリアにもマッチします。スタンドやスポットライトを壁に向けて使うのもおすすめ。間接照明ならではの優しい明かりで空間作りを楽しんでみてください。

おしゃれな空間を演出するポイント

ベッドサイドにおしゃれな照明が設置された寝室

リラックスタイムに過ごす寝室だからこそ、自分なりのこだわりが詰まったおしゃれな空間にしたいと思う人は多いはず。照明を上手に使うことで、ワンランク上のインテリアに仕上がるのです。ここでは、素敵な空間を作るためのポイントを紹介します。

間接照明を上手に使う

間接照明は天井にライン状のタイプを配置するプランが代表的ですが、他にもいろいろなパターンがあります。腰壁や壁面収納に間接照明を仕込むなど、アイディア次第でオリジナリティのある空間に。間接照明でアクセントをつけることで、他にはない個性を演出できるでしょう。理想のプランを追求してみてください。

デザインにこだわった照明器具を選ぶ

ペンダントライトやフロアライトは目に入る位置に設置することが多いので、部屋の印象を左右します。どのような雰囲気の寝室にしたいかに合わせて、デザインを選んでみてください。個性的なデザインをアクセントにしたり、シックなデザインで落ち着いた雰囲気にまとめたり、好みによって選ぶものは変わります。他の照明との相性も見ながら組み合わせを考えましょう。

 

寝室におすすめの照明器具

グリーンのクッションが置かれたベッド

「どんな照明を使おうかな」と迷ったときにおすすめしたい照明を集めました。落ち着ける空間を作るだけでなく、おしゃれなインテリアも楽しめる照明を紹介します。

IKEA グリムスオース ペンダントランプ

花を思わせるやわらかな風合いのデザインが特徴的な照明です。ランプシェードの模様が天井や壁に映し出され、印象的な空間を演出してくれます。オパール電球にすればフラットな光にもなるため、好みに応じて使い分けてみてください。寝室のインテリアの良いアクセントになるはずです。

 

アルル ウォールランプ

アルル地方の女性用帽子のシルエットをモチーフにした壁付けタイプの照明です。シェードやアームの可動域が広く、調整しやすいです。上下左右に角度が調整できるのもポイント。壁や天井を照らす間接照明として、読書灯として、シーンに合わせた使い方ができます。

 

トレンドとして注目されるインダストリアル照明を寝室に取り入れる場合は、このようなウォールランプやブラケットライトなどのサブ照明をアクセントとして取り入れるのがおすすめです。デザイン性だけでなく使い勝手も良い照明と言えるのではないでしょうか。

 

 

LEDスリムライト

コンセントにさして設置するだけなので、手軽に間接照明を加えたいときに最適です。スリムタイプで目立ち過ぎず、適度な明かりをもたらしてくれます。熱くなりにくいLEDライトなのも魅力。手をかざすことで点灯・消灯ができます。

 

 

寝室はメインの優しい照明とサブ照明のW使いが鉄則

ベッドサイドにデスクがある寝室

寝室でどのような時間を過ごしたいかによって、照明の選び方は変わります。メインの照明とサブの照明を組み合わせることで、ライフスタイルに合わせた空間になるでしょう。ゆっくりと落ち着ける寝室を照明で作ってみてください。