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Jan 26, 2024

【簡単】初心者でも作れるパラコードの編み方を紹介!世界で一つのペットグッズを作ろう

パラコードで作る首輪

もともとアウトドアグッズとして有名ですが、ハンドメイドの材料としても人気が高まっているパラコード。この記事ではパラコードの特徴や、パラコードを使ったペットグッズの作り方を紹介します。飼い主も身に付けられるようなアイテムの作り方も紹介しますので、ぜひペットとお揃いのグッズを作ってみてはいかがでしょうか。

パラコードとは

パラコードは正式名称がパラシュートコードで、パラシュートの吊り下げひもとして使われています。パラコードの特徴や入手方法について解説します。

パラコードの特徴

ハサミでパラコードを切ろうとしてる様子

 

パラコードはパラシュートの本体と体を支える部分を繋ぐひもで、とても丈夫な素材です。第2次世界大戦の頃にアメリカ軍で使用され、戦後は民間でも使用されるようになっていきました。
パラコードは1~11本のコアのひも(カーン)とその外側を覆う外装のひも(マントル)で構成された「カーンマントル構造」でできています。それぞれの本数が多いほど耐荷重が増え丈夫なパラコードになります。

パラコードの素材

パラコードの素材

 

パラコードは様々な素材で作られていますが、代表的な3つとそれぞれの特徴を紹介します。
ナイロン:強度や耐久性が高く、価格も高い。水を吸うと固くなり使いづらくなる点に注意。
ポリエステル:ナイロンの次に強度が高い。紫外線に強く、水を吸いにくい。
ポリプロピレン:水に浮くので川や海での使用に向いている。紫外線によってもろくなり、強度もそこそこ。
ペット用品を作成するのであれば、ポリエステル程度の強度があれば十分です。水や紫外線にも強いため、どんな天気の散歩でも対応可能です。

パラコードはどこで入手できる?

パラコードが並んだ店頭

 

パラコードは100円均一・ホームセンター・アウトドアグッズショップなど様々な場所で販売されています。
店舗によりますが、主にアウトドアグッズ売り場に置かれていることが多いです。

 

 

 

パラコードの基本の編み方

ここではパラコードの代表的な編み方を3種類ご紹介します。
パラコードを編む時に準備しておくと便利な道具は、ハサミとライターです。ハサミでパラコードを切っただけだと先端からばらけてしまいますので、ライターで少しずつ炙り先端を固めるのがポイントです。
また、2本の異なるパラコードを繋げたい時も、ライターで炙った先端を押し付けることで接着することができます。

パラコードの基本の編み方①コブラステッチ(平編み)

コブラステッチは、軸となるパラコードの上から編んでいく方法です。平編みと呼ばれ、仕上がりが平らなので、ブレスレットや首輪に適しています。

パラコードの基本の編み方②スネークノット(つゆ結び)

スネークノットは、1本のパラコードを折り曲げて編んでいく方法です。折り曲げる部分を色の異なる2本のパラコードをつなげれば、2色の編地も作ることができます。
つゆ結びとも呼ばれ、日本では魔除けや護身のお守りとして使われていたという歴史があります。

パラコードの基本の編み方③フィッシュテール

フィッシュテールは、その名の通りに魚の尾びれのように見える編地から名付けられました。
左右のひもを軸となるひもに通していくだけなので、比較的簡単に編むことができます。

パラコードを使ったペットグッズの作り方

上記で紹介した編み方を応用して、ペット向けのグッズを作っていきましょう。

パラコードは丈夫な素材のため、力の強い大型犬のリードにも使用されます。手作りする場合は、取り付け部分にも注意して制作してみてくださいね。

 

わんちゃんホンポのこちらの記事では首輪に関する注意点や選び方を解説しています。

よければ参考にしてみてくださいね。

パラコードを使ったペットグッズ①首輪

まずは首輪の作り方です。パラコードの長さを変えれば、大型犬から猫まで幅広いペットの首輪として作れます。
材料はパラコード・バックル・Dカンです。
今回紹介する編み方はShark Jaw Boneで、少しゴツゴツとした見た目になります。

パラコードを使ったペットグッズ②リード

パラコードはとても頑丈な素材なので、大型犬のリードとして使われることもあります。
一度編み方を覚えてしまえば、使っていくうちに緩んできても自分で編み直せば長い間使用できます。
今回はラブラブ編みという編地がハートに見える編み方を紹介します。
材料はパラコードとナスカン。
3本のひもを交差させていきますが、手順自体は簡単なのでぜひ作ってみてください。

パラコードを使ったペットグッズ③ボールのおもちゃ

モンキーフィストノットというボール状になる編み方をすれば、犬や猫が噛んで遊べるおもちゃにもなります。
立体的に編む方法なので、少し難易度は上がりますが、ペットが噛んでも壊れにくいおもちゃが欲しい方におすすめです。
材料はパラコードのみで、慣れないうちは仮止めをするためにヘアピンを用意しておくとやりやすいです。

お揃いで作りたいアイテムの作り方

せっかくオリジナルのペットグッズを作るのであれば、お揃いのグッズが欲しいとは思いませんか。
同じ色や柄のパラコードで編むことで、デザインがお揃いのアイテムを作れちゃいます。
ここからは飼い主が身に付けられるグッズの作り方を紹介します。

パラコードを使ったお揃いアイテム①ブレスレット

ブレスレットは首輪の作り方と似ているので、お揃いで作りやすいグッズです。
材料はパラコードとバックル。
バックルなしでも片方を輪っかに、もう片方を球にすることで止めることもできます。

パラコードを使ったお揃いアイテム②キーホルダー

ペットとお揃いのキーホルダーは、いつも持ち歩いておけば、お留守番しているペットのことを常に感じられるのではないでしょうか。
今回は平編みで作るキーホルダーの作り方を紹介します。
材料はパラコードとリング付きのカラビナです。

パラコードを使ったお揃いアイテム③スマホショルダーストラップ

人気のスマホショルダーストラップも自分で作れちゃいます。
ポケットがない服を着ていても持ち歩け、すぐに使えるのでとても便利なグッズですよね。
材料はパラコード・ストラップ用の金具・コードストッパー。
スネークノットとダイアモンドノットの2種類の編み方を使って作ります。コードストッパーを使っているので、ひもの長さを調節できてとても便利です。

パラコードで愛犬のためにオリジナルグッズを作ってみよう

パラコード作る首輪

パラコードはとても丈夫なひもで、主にアウトドアとして使われることが多いです。最近ではアクセサリーやペット用品をハンドメイドする材料として人気になっています。人とは違うペットグッズがほしい方は、ぜひパラコードを使って作ってみてください。