ハンドメイドは、作る楽しさだけでなく、販売して誰かに喜んでもらえる嬉しさも味わえる趣味。
「何か新しい趣味を始めてみたい」「楽しみながらできる副業を探している」という方は、ハンドメイドを始めてみませんか?
今回は、初心者でも売れるハンドメイドアイテムと販売する際のコツを紹介します。
MOKUJI
初心者におすすめ ハンドメイドで売れるもの
初めてのハンドメイドは、簡単に作れてあまり初期費用がかからないアイテムを選ぶのがおすすめ。
ここからは、初心者でも挑戦しやすい「ハンドメイドで売れるもの」を紹介していきます。
ハンドメイドで売れるもの①キャンドル
リラックスタイムに人気のキャンドルは愛好家や収集家が多く、ハンドメイドの中でもよく売れるアイテム。
基本的な作り方は、溶かしたろうを型に流し込み、芯を差し込んで冷やすだけ、と至って簡単な作業です。ハンドメイド初心者でも取り組みやすいでしょう。
制作時に使用する道具も少なく、材料費があまりかからないところも嬉しいポイント。
また、アロマオイルを混ぜて香りづけしたり、クレヨンやラメ、ドライフラワーなどを混ぜてデザイン性を高めたりとオリジナリティが出しやすいところも魅力です。
キャンドルの詳しい作り方を知りたい方は、ぜひこちらの記事もチェックしてみてください。
ハンドメイドで売れるもの②アクセサリー
ピアス、イヤリング、ヘアアクセ、リングなどのアクセサリーは、ハンドメイドで売れる作品の代表的存在。
アクセサリーのハンドメイドにはファンが付くことも多く、人気作家となることもしばしば。新作を楽しみに待っていてくれるファンがいれば、より大きなやりがいを感じられるでしょう。
アクセサリー作品は既製のパーツを使って作ったり、レジンで自分だけのデザインを追及したりと手法もさまざまで、一度ハマると抜け出せなくなる奥深さがあります。
さらにアクセサリーは小ぶりのため、販売時の梱包材費や送料も低コストに抑えられますよ。
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ハンドメイドで売れるもの③ネイルチップ
ハンドメイドのネイルチップは、1日だけネイルを楽しみたい人や、頻繁にデザインを変えたい人に需要があります。
売れるネイルチップを作るためには、うまくトレンドを取り入れたデザインにこだわるのがコツです。
他の販売者にはない魅力を生み出すことができれば販売価格を少し高めに設定しても売れやすいでしょう。
近年は、難しいネイルアートのやり方もネットやYouTubeでわかりやすく解説されており、初心者でもプロ顔負けの作品を作ることができますよ!
手持ちのジェルやポリッシュを使えば、材料費をほとんどかけずに始められるところも魅力的ですよね。
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ハンドメイドで売れるもの④編み物
ちょっとしたすきま時間を使ってハンドメイドを楽しみたいなら、編み物がおすすめ。
わざわざ布を裁断したりミシンを出したりする必要がないため、作業の中断・再開が簡単です。短時間でも作業がはかどるのは嬉しいですよね。
編み物作品を出品している人は、ハンドメイド界であまり多くはなく、だからこそ物珍しさで購入者の目にとまり売れやすいです。
始め方も糸と編み針、糸を切るハサミを用意するだけと手軽で、思い立ったらすぐにハンドメイドが始められます。
編み物初心者におすすめの作品や基本テクニックは、こちらの記事でも詳しく紹介しています。
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ハンドメイドで売れるもの⑤スマホケース
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「スマホケースのハンドメイドなんて難しそう」と思うかもしれませんが、レジンやデコパージュ液、マスキングテープなどを使えば、意外と簡単にスマホケースを手作りできます。
市場ではあまり見かけない、本物の花やドライフルーツをレジンで閉じ込めたスマホケースは特に人気があります。
また、レジンをマスターすればスマホリングも作れるようになるので、ケースとセット販売するのもおすすめです。
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ハンドメイドで売れるもの⑥フラワーアイテム
ドライフラワーまたはプリザーブドフラワーを使って、スワッグやリース、ハーバリウムなどのフラワーアイテムをハンドメイドするのも素敵です。
フラワーアイテムは誕生日や母の日、クリスマスなどイベント時に特に需要が高まるので、イベントに合わせてカラーやデザインを工夫するとより売れるでしょう。
また、フラワーアイテムはインテリア用品だけでなく、ボールペンやメイクブラシなど実用品を作ることもできますよ!
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ハンドメイドで売れるもの⑦ウエディングアイテム
自分の結婚式でウェルカムボードやリングピロー、ブーケなどを手作りした人は、同様のウエディングアイテムをハンドメイドしてみてはいかがでしょうか?
ウエディングアイテムは、こだわりを詰め込んで手作りしたいというカップルも多い一方、自分たちのセンスに自信がないから購入したいと考えるカップルも少なくありません。
そんな「購入派」のカップルにとって、程よくオリジナリティがあるハンドメイドのウエディングアイテムはとても魅力的な商品です。
ウエディングという重要なシーンで使用するものを作るため責任は重大ですが、その分大きなやりがいや達成感が得られます。
ハンドメイド作品を売る手段
ハンドメイド初心者におすすめの売る手段は「ハンドメイド専門のminneやフリマ方式のメルカリなどのアプリで販売」または「マルシェなど地域の催事に出店」の2つです。
minneやメルカリはユーザーが多いため、まだファンがいない状態であっても、多くの人に作品を見てもらえるチャンスがありますよ!
作品の種類を豊富に揃えられる場合はマルシェなどで実店舗がおすすめです。実際に現物を見れるため、お客さんにより魅力が伝わりやすいというメリットがあります。
なお、この他の売る手段として「自分でネットショップを立ち上げる」「委託販売する」という方法もあります。
しかし、準備が必要なうえ手数料が高めに設定されているケースが多いため、ネットショップや委託販売を検討するのは、ある程度活動して人気を確立させてからでも遅くはないでしょう。
ハンドメイド作品を売るためのコツ
ハンドメイド販売をするときに知っておいてほしいことは、作品の売れ行きとセンスの良し悪しはあまり関係がないということ。
ハンドメイド作品は、センスが良ければ売れるというわけでもなければ、センスが悪いから売れないというわけでもありません。
センスを問われない代わりに求められるのは「ニーズ」です。
購入者の気持ちを考え、どのようなものが欲しいのかを徹底的に考え抜く必要があります。
「もしも自分が購入者だったら…」と想像し、思わず購入したくなるような作品や売り方を意識してくださいね。
ここからは、より詳しくハンドメイド作品を売るコツを紹介します。
コツ①適正な販売価格を設定
販売価格は、相場を踏まえた適正な価格をつけましょう。
なお、このときの注意点は、販売実績がないうちは相場よりも少し低い価格に設定することです。
購入者は実績がない出品者を警戒するため、少し価格を下げて購入しやすい状況を作ります。
販売実績やレビューが集まり、ハンドメイド作家として人気が出てきたら価格を変更してもいいですね。
コツ②商品写真にこだわる
ハンドメイド作品はネットで売るのが一般的ですが、ネット販売において最も大切なのが商品写真です。
どれだけ素敵なハンドメイド作品を作っても、その魅力を写真で伝えられなければ商品は売れません。
写真を撮影する際は、商品にしっかりピントを合わせることはもちろん、明るさや背景にも気を配ってくださいね。
このほか、アクセサリーやネイルチップなど身に着けて使用するアイテムは、商品単体ではなく着用画像も掲載すると売れやすくなります。
コツ③集客にはSNSも活用する
InstagramやTwitterなどのSNSは、商品の魅力を不特定多数の人に届けてくれる、立派な集客ツールです。
ハンドメイドを売りたいなら、これらSNSに商品の写真をたくさん載せて、多くの人に作品の良さを知ってもらいましょう。
また、新作のお披露目やセールをする際も、忘れず投稿してくださいね。
おわりに
難しそうなイメージがあるハンドメイドですが、少ない材料で簡単に作れるアイテムもたくさんあります。作ったものを売ってお小遣いを増やすこともできるハンドメイドは、生産性の高い夢のある趣味といえるでしょう。
少しでもハンドメイドに興味がある方は、ぜひ手軽なアイテムからハンドメイド販売に挑戦してみてくださいね。