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May 13, 2021

【コーヒー】アウトドアで味わう1杯。こだわり派も納得の美味しく淹れるコツとは

水色のマグカップ

アウトドアという非日常の中で味わうコーヒーだからこそ、普段よりもひと手間かけて美味しく飲みたいもの。空の下で美味しいコーヒーを飲むためには、グッズや淹れ方にこだわるのがポイントです。本記事では、アウトドアにおすすめのコーヒーグッズや美味しく淹れるコツを紹介します。

アウトドアでコーヒーを楽しむためのポイント

テントに入ってコーヒーを飲む人

 

アウトドアで飲むコーヒーは、道具を揃えたり、淹れ方にこだわったりすると、より一層深い味わいを楽しめます。ここでは、至福の1杯を味わうために、どのようなポイントを意識すると良いのか紹介します。

専用の道具を揃える

アウトドアでコーヒーを楽しむ際には、専用の道具があるととても便利です。保温できるマグカップや挽きたての豆の風味を楽しめるミルなど、普段家で使っている物とは違う道具を使ってコーヒー淹れるのも、アウトドアの醍醐味と言えるでしょう。

コーヒー豆を自分で挽く

アウトドアで最高に美味しいコーヒーを飲みたいなら、豆を挽くところからこだわってみるのもおすすめです。ミルを使えば、挽きたてのコーヒーの香りを楽しめたり、自分が好きな豆の挽き具合に変えられたりと、コーヒーを淹れるまでの工程も楽しめますよ。

自分の好みに仕上がるコーヒーの淹れ方を覚える

コーヒーは、淹れ方によって使う道具が異なります。工程の手軽さや楽しみたい味など、自分が重視したいことに合わせた好きな淹れ方を見つけてみましょう。

コーヒーにトッピングを追加する

コーヒーにアレンジを加えることで、さらに普段とは違った味を楽しめます。例えば、ミルクフォーマーを使ってラテにしたり、マシュマロを追加したりなど。最後のもうひと手間を加えて大自然の中で味わう1杯は、忘れられない味になるでしょう!

アウトドアにおすすめのコーヒーグッズ

キャンプ時のコーヒーセット

 

アウトドアでコーヒーを楽しむには、基本的な道具に加え、淹れ方に応じた道具も揃える必要があります。ここでは、アウトドアにおすすめのコーヒーグッズを紹介します。

挽きたてのコーヒーを味わえるミル

ミルでコーヒー豆を挽く人の手元

 

コーヒー豆を挽くための道具です。細挽きならすっきり、粗挽きなら濃厚な味わいのコーヒーに仕上がります。

 

アウトドアで使うなら、コンパクト設計で、錆などに強い素材でできた物がおすすめ。タンブラーとセットのオールインワンタイプなら、コーヒーを淹れてそのまま飲めるので、荷物も減らせて便利ですよ!

コーヒーの味を左右するドリッパー

ドリッパーを使用して作るコーヒー

 

ドリップ式で淹れる時に使う道具。フィルターはドリッパーとの相性を考慮し、セットで揃えるのがおすすめです。できるだけ荷物をコンパクトにしたければ折り畳み式の物、すっきりとした味わいのコーヒーが好きならドリッパーの穴が大きい物を選びましょう。

コーヒー豆の風味を引き出せるフレンチプレス

フレンチプレスで作るコーヒー

 

フィルターを使わずに抽出できるアイテムです。挽いた豆をお湯に付けてから濾すので、ダイレクトなコーヒーの風味を感じられます。

 

直火式のフレンチプレスなら、ケトルなどが不要なので荷物を減らせて便利。また、軽さを重視したいなら、チタン製などの軽い素材でできたフレンチプレスがおすすめですよ。

手軽で使いやすいパーコレーター

火元で温めているパーコレータ―

 

バーコレーターとは、コーヒー用ポットのこと。中には、コーヒー豆を入れるバスケットやフィルターが付属されており、コーヒーの色を見ながら抽出することで自分好みのコーヒーが作れます。

 

ペーパーフィルターなどのゴミが出ないため、アウトドアにおすすめのアイテムです。強度を重視したければ、ステンレス製の物が良いでしょう。

濃厚なコーヒーを抽出できるエスプレッソメーカー

エスプレッソメーカーから注がれるコーヒー

 

エスプレッソを作るには、専用のエスプレッソメーカーが必要です。

 

エスプレッソメーカーは、上下2つに分かれた構造になっており、上に豆、下に水をそれぞれ入れます。下部分のお湯が沸騰するとその圧力でお湯が上室へ行き、抽出される仕組みです。

 

アウトドアで使うなら、たき火などでも使えるステンレス製の物が便利ですよ。

お湯の注ぎ方にこだわれるケトル

銅色のケトル

 

ドリップ式で淹れる場合や、直火非対応の道具を使う場合はケトルが必要です。選ぶ際は、注ぎ口の形状や容量、直火対応かどうかをチェックしましょう。

 

お湯の注ぎ方次第でコーヒーの味わいは変わります。注ぎ口の細い物の方が、出る量にムラが出にくくおすすめです!

熱源を確保できるバーナー

青いガスバーナー

 

お湯を沸かす時などの熱源となるのがバーナー。アウトドア用には、コンパクトで軽量な物がぴったりです。また、上に物を置いた時の安定感も大切なので、ゴトクの形にも着目しましょう。

 

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アウトドアでの美味しいコーヒーの淹れ方&コツ

ドリップ式で淹れられたコーヒー

 

コーヒーは、淹れ方によって先述した道具を使い分けていきます。ここではそれぞれの淹れ方と、美味しく淹れるコツについても紹介します。

ドリップ式はお湯の温度や注ぎ方に注意する

ドリップ式は、淹れ方の中では特にシンプルでメジャーな方法です。道具の種類を変えたり、淹れ方の技術を磨いたりすると、違った味わいが楽しめるのでこだわりがいがあるでしょう。

 

◆淹れ方

  1. フィルターをセットしたドリッパーに、挽いたコーヒー豆を平らに入れます。
  2. 沸騰したお湯はサーバーかマグカップに注いでおきましょう。これらを温めておくことで、コーヒーを淹れた後の温度が下がりにくくなりますよ。
  3. フィルターにお湯を注いで蒸らします。この時、温度は90度くらいが適温です。
  4. 「の」の字を描くようなイメージで、3回に分けてお湯を注いで抽出しましょう。

フレンチプレスは抽出時間にこだわる

フィルターを使わず、手軽にコーヒーを淹れられフレンチプレス。コーヒーの旨味である油分も一緒に抽出されるので、豊かな香りや味を感じられます。

 

◆淹れ方

  1. フレンチプレスを温めておきます。
  2. 温まったら中細挽き~粗挽きのコーヒー豆を入れ、お湯を注ぎます。
  3. 蓋を閉めたら蒸らし作業。4分ほどが目安ですが、仕上がりの味に合わせて時間を調整しても良いです。
  4. 丁寧に4秒前後かけて下までプレスしたら完成!カップに注いで味わいましょう。

パーコレーターはまず粗挽きの豆から挑戦

コーヒー豆と水だけで淹れられる手軽な方法で、少しずつ抽出されるのが特徴です。粉が細かいと濃くなりやすいので、初めて使う場合は粗挽き豆を使ってみましょう。

 

◆淹れ方

  1. 粗挽きにのコーヒー豆をバスケットにセットします。
  2. ポットに水を入れて沸騰させます。
  3. 沸騰したら、1のバスケットをポットにセットして蓋をし、抽出開始。
  4. 弱火で約4分抽出しましょう。
  5. 中のコーヒーの色が濃くなってくれば完成です!

エスプレッソメーカーはコーヒー粉を押し込まないようにする

エスプレッソ―メーカーを使えば、蒸気の圧力によって深みのある濃いコーヒーが抽出できます。コーヒー豆は細挽きがぴったり。目詰まり防止のために、セット時にはコーヒー粉を押し込まないようにしましょう。

 

◆淹れ方

  1. 本体の下部分にお湯を入れます。
  2. 上にあるバスケットには、押さえつけないようにコーヒー豆を水平に入れましょう。
  3. 上下をしっかりセットしたら、火にかけます。
  4. 下部のお湯が空になったら抽出完了です。

アウトドアでコーヒーをさらに楽しむ!おすすめのアレンジ方法

 

コーヒーをそのまま飲むだけでなく、アレンジを加えて特別なコーヒーを味わってみてはいかがでしょうか。ここでは、アウトドアでもできるおすすめのアレンジ方法を紹介します。

砂糖を加える

コーヒーにシュガーを入れる手元

 

甘さを出したければ、砂糖を使うのが定番。こだわり派の人なら、砂糖の種類で変わるコーヒーの味わいを楽しむのも良いですね。

 

一般的によく使われるグラニュー糖は、クセがなく、どんなコーヒーとも合わせやすいでしょう。また、しっかりと甘みを感じたければザラメ、香ばしさを感じたければコーヒーシュガー、まろやかなミルク入りコーヒーには独特な味わいを演出するブラウンシュガーなどもおすすめです!

マシュマロを入れる

コーヒーに浮かんだマシュマロ

 

そのまま食べたり焼いたりと、アウトドアで活躍しているマシュマロも、おすすめしたいアレンジアイテムの1つ。コーヒーに入甘さだけでなくコクも増します。コーヒー用以外にも、食べる用として多めに用意しておくのも良いですね。

シナモンスティックを使う

コーヒーとシナモンスティック

 

コーヒーを混ぜる時にシナモンスティックを使うと、シナモンの香りがプラスされます。おすすめは濃い目に抽出したコーヒー。深いコーヒーの風味とシナモンの香りは、抜群の相性です!

コーヒーの楽しみ方を知ってアウトドアをより楽しもう!

直火でコーヒーを作る人

 

アウトドアで飲むコーヒーは格別。コーヒーの淹れ方や道具に少しこだわるだけで、いつもよりさらに美味しいコーヒータイムを楽しめるでしょう。自分だけのコーヒーの淹れ方を見つけ、アウトドアの楽しみの1つにしてくださいね!