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Jan 14, 2024

電子レンジでお餅を美味しく加熱する方法|飽きずに食べられるアレンジレシピも!

焼けた3個の切りもち

お正月に食べる機会の多い、お餅。トースターで調理する人が多いようですが、電子レンジを使った調理方法でも簡単で美味しく仕上がります。そこで本記事では、電子レンジを使ったお餅の調理方法や、失敗せずに調理するコツ、そしてお正月に余ってしまったお餅で簡単にできるアレンジレシピも紹介します。

電子レンジを使って簡単! お餅の調理方法

重ね置かれた切りもち6個

最初に、電子レンジを使った焼きもちと茹で餅の作り方を紹介します。特別に準備するものも不要で、つきたてのようなやわらか食感のお餅を楽しめます。

焼き餅の作り方

電子レンジを使えば、焼きもちが簡単に作れます。焦げ目こそつかないものの、なめらかなおもちに。加熱後は硬くなりやすいので、早めに食べるのがおすすめです。

 

【用意するもの】

  • 耐熱皿もしくはシリコンスチーマー

 

【作り方】

  1. 餅全体を水で濡らす
  2. 耐熱皿かシリコンスチーマーに、濡らした餅を並べる
  3. ラップなどはせず、電子レンジ(600W)で加熱する(1個なら20~30秒、2個なら1分ほど)
  4. 餅がやわらかくなれば完成

茹で餅の作り方

つきたてのようなやわらかい食感を長く楽しめる茹で餅も、電子レンジで調理が可能。鍋で調理するよりも、お餅の形が残りやすいです。

 

【用意するもの】



  • 耐熱ボウル

 

【作り方】

  1. 餅を耐熱ボウルに入れ、全体が浸かるくらい水を入れる
  2. ラップなどはせず、電子レンジ(600W)で加熱する(1個なら1分半、2個なら2分半ほど)
  3. 加熱が終わったら水気を切り、好みの味付けをする

失敗せずに電子レンジでお餅を調理するには?

お椀に入ったお汁粉

次に、電子レンジで失敗せずにお餅を調理するためのコツを解説します。ひと工夫するだけで、失敗せずにより美味しいお餅を楽しめるはず。100均で手に入る便利グッズを活用するのもおすすめです。

お餅を濡らして間隔を空けて置く

お餅の表面を濡らしてから置くと、皿や容器にくっつきにくいです。お餅を濡らさずに電子レンジで加熱してしまうと、やわらかくなった餅がべったりとお皿や容器にくっついてしまいます。また、お餅を一度にたくさん加熱するときには、それぞれを離して置くのもポイントです。間隔が狭すぎると、お餅同士がくっついてしまいます。

お餅の様子を見ながら調理時間を調整する

いきなり長く加熱するのではなく、お餅の様子を確認しながら少しずつ時間を足して、やわらかくなるまで加熱しましょう。電子レンジのメーカーによって温度などが異なる他、お餅そのものの厚さや大きさでも異なります。使う調理家電やお餅によって、調理時間を調整してくださいね。

クッキングシートに乗せて調理する

他にも、クッキングシートを使う方法もあります。お皿にクッキングシートを敷き、その上に水で濡らしたお餅を乗せて電子レンジで加熱。この方法で調理すると、ひび割れせずふっくらと仕上がります。さらに、出来上がったお餅がくっつきにくいので取りやすいです。

電子レンジで使えるアイテムを利用する

ダイソーの電子レンジ調理器

ダイソーには、電子レンジでお餅を調理するためのアイテムが販売されています。2種類の商品がありますが、価格はどちらも110円(税込)。お餅を乗せて電子レンジで加熱するアイテムです。表面がでこぼこして穴が開いていることで、お餅をトレーからはがす時にこびりつかず、楽に手入れができるでしょう。

 

 

加熱しすぎてくっついた!お皿についた餅を取る方法

お餅を電子レンジで加熱しすぎるとお皿にべったりとくっついてしまうことがあります。上記の方法で防げますが、どうしてもくっついてしまった場合はお湯と重曹で取ることができます。お湯に浸けてから数分後に重曹を振りかけるだけで、お皿についたお餅が取りやすくなります。

 

電子レンジで作れる、お餅のアレンジレシピ

たくさん並んだ焼かれているもち

次に、電子レンジを使って簡単に作れるお餅のアレンジレシピを紹介します。おやつからメイン料理になるものまで、美味しいレシピばかり。お正月にお餅が余ってしまったら、ぜひ作ってみてください。大人も子どもも喜ぶ味付けですよ。

甘じょっぱさがたまらない「みたらし団子」

甘辛くて美味しいみたらし団子が電子レンジだけで作れます。

 

<材料>10~12個分

  • 餅 3個
  • 水 小さじ3
  • 砂糖 小さじ2
  • 片栗粉 小さじ2

(A)

  • 砂糖 大さじ2
  • 水 大さじ2
  • みりん 大さじ1
  • しょうゆ 大さじ1
  • 片栗粉 大さじ1/2

 

<作り方>

  1. (A)を耐熱容器にすべて入れよく混ぜる
  2. 1を電子レンジ500Wで1分加熱し、取り出したらすばやく混ぜる
  3. 4等分に切ったもち、砂糖、水を耐熱容器に入れ、ふんわりラップをかけ、電子レンジで2分20秒加熱する
  4. 加熱した餅に片栗粉を加え、水をつけたヘラで混ぜる
  5. まとまったら、手に水をつけて団子サイズに丸める
  6. 5を2に入れて、タレを絡める

バターの香りとやさしい甘さが癖になる「バター餅」

家で、秋田名物の郷土お菓子のバター餅が楽しめます。電子レンジで簡単に作れますよ。

 

<材料>

  • 餅 3個
  • 牛乳 100ml
  • 砂糖 30g
  • 卵黄 1個
  • バター 10g
  • 片栗粉 大さじ1

 

<作り方>

  1. 餅を1cm角に切る
  2. 耐熱ボウルに水大さじ2(分量外)ともちを入れラップをし、600Wの電子レンジで2分加熱する
  3. あまった水を捨て、やわらかくなった餅を練り、ひとまとまりにする
  4. 餅に牛乳、砂糖を加えて電子レンジで1分加熱する
  5. なじむまでしっかり混ぜ、ひとまとまりにする
  6. 卵黄とバターを加えて混ぜ、さらにふるった片栗粉を加えて混ぜる
  7. 6を電子レンジで1分加熱して練り混ぜる
  8. ラップに片栗粉(分量外)を敷き、餅をのせてくるむ
    切りやすい硬さになるまで、1〜2時間ほど置く
  9. 食べやすい大きさに切る

揚げずにヘルシー! サクサク美味しい「おかき」

おかきも電子レンジで簡単に。材料がシンプルな上に、油不使用でヘルシーです。子どものおやつにもおすすめです。

 

<材料>

  • 餅 1個
  • 塩 お好み

 

<作り方>

  1. もちを1cm角に切り、クッキングシートを敷いた皿に間隔をあけて並べる
  2. 電子レンジ(600W)で3分半〜4分加熱し、餅が膨らんだら取り出す
  3. 塩をふりかけ味をつける

上記レシピは塩味ですが、砂糖しょうゆ・こしょう・きな粉・粉チーズなど、味付けのアレンジも自在ですよ。

材料3つの簡単おかず「ベーコンチーズ餅」

たった3つの材料でできる、簡単なおかずレシピです。ベーコンとチーズとの組み合わせは抜群のおいしさ! 小腹が空いた時のおやつにもぴったりです。

 

<材料>

  • 餅 2個
  • ベーコン 4枚
  • ピザ用チーズ 大さじ2
  • 塩こしょう 少々

 

<作り方>

  1. 餅を5mmの幅に、ベーコンは4等分に切る
  2. クッキングシートに、もち、ベーコンの順に並べて塩こしょうをふる
  3. ピザ用チーズを乗せたら、シートで包んで両端をとめる
  4. 耐熱皿に乗せ、600Wの電子レンジで1分半加熱する
    この時、やわらかくなるまで少しずつ加熱するのがポイント

熱々&トロトロ「もちグラタン」

餅はグラタンにアレンジしても美味しいです。お好みの具材をたっぷり加えれば、満足感もアップしますよ。

 

<材料>グラタン皿2つ分

  • 餅 5個
  • 玉ねぎ 1/2個
  • ウインナー 5本

(A)

  • 味噌 小さじ1
  • 酒 大さじ2
  • 牛乳 大さじ4
  • マヨネーズ 大さじ4
  • ケチャップ 大さじ1

 

  • チーズ(ビザ用やパルメザンなど) お好みで
  • パセリ お好みで

 

<作り方>

  1. 玉ねぎを薄切りに、ウインナーを小さく輪切りにして耐熱皿に入れ、電子レンジ(600W)で3分加熱する
  2. (A)をボウルに入れよく混ぜ合わせて、加熱した1を加えて和える
  3. 餅を4等分にする
  4. オリーブオイルを敷いたグラタン皿に3を並べる
  5. 4を電子レンジで2分加熱して、上から2とチーズをかけて、オーブントースター(1000W)で15分焼く

電子レンジでお餅を調理して、美味しく食べよう!

木の皿に並んだ磯辺もち

お餅は、コツさえ分かれば電子レンジで手軽に調理できます。長期保存ができ、ちょっと小腹がすいた時にも重宝するおもちですが、お正月で食べきれずに余ってしまうことも。電子レンジで作れる簡単アレンジレシピで、手軽にお餅料理を楽しんでくださいね。

 

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