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Jan 14, 2024

正しいマットレス選びのポイントを解説!日々の健康を整える鍵となる睡眠をサポート

しっかりと眠ったつもりでも、体の疲れが取れないと感じたことはありませんか。もしかすると、マットレスが体に合っていないため睡眠が十分にとれていないのかもしれません。睡眠の質は健康を維持するために重要な要素の1つです。そこで、この記事では自分の体に合ったマットレスを選ぶポイントを解説します。マットレスを長く使うためのお手入れ方法や買い替えのタイミングについても紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

マットレスの役割と重要性

 

マットレスとは、ベッドの上や布団の下に敷くクッション性のある厚い敷布団です。マットレスの役割と重要性について紹介します。

マットレスの役割

マットレスは睡眠中の体を支える役割があります。体の圧力を分散し、快適に寝返りが打てるようにマットレスはサポートしてくれます。また、床に直接敷布団を敷いている場合、布団だけでは足りない弾力をマットレスを下に敷くことで補うことが可能です。

マットレス選びが重要な理由

マットレスには様々な種類があり、自分の体に合ったものを選ぶことで睡眠の質を上げられます。合わないマットレスを使っていると、睡眠の質が下がるだけでなく、肩こりや腰痛の原因となったり、睡眠不足になったりします。さらに、睡眠不足は集中力や判断力の低下、情緒不安定などの精神面にも影響を与えます。

マットレスを選ぶ際の3つのポイント

 

自分の体に合ったマットレスを選ぶ3つのポイントを解説します。

最適なサイズ選び

マットレスのサイズは、幅によって使用できる人数が決まります。1人で使用する場合は、幅85cmのセミシングル・幅97cmのシングル・幅120cmのセミダブルがおすすめです。セミダブルはダブルという名前ですが、2人で寝るには少し狭く体格の大きい男性にちょうどいいでしょう。2人で使用する場合は、幅140cmのダブル・幅160cmのクイーンがおすすめです。夫婦と子供の3人で使用する場合は、幅180cmのキングだと広々と使えるでしょう。
また、全長は195cmが一般的ですが、全長180cmのショートタイプや全長207cmのロングタイプもあり、身長に合わせて選べます。

マットレスの種類

 

マットレスには次の5種類があります。特徴と寝心地は次のとおりです。

 

特徴 寝心地
ボンネルコイル スプリングを横に繋ぎ合わせた構造。

通気性が高い。

硬め。

振動が伝わりやすい。

ポケットコイル 1個ずつスプリングを袋状のポケットに入れて配列されている。 体にフィットする。

振動が伝わりにくい。

高反発ウレタン 体を支える程よい硬さがある。 体重が重い人でも寝返りがしやすい。
低反発ウレタン 体を包み込まれるような柔らかさがある。 体が沈み込みやすい。
ファイバー 軽くて手入れがしやすい。 長く使用しても寝心地が変わりにくい。
ラテックス 通気性と耐久性は高いが、値段が高い。 ソフトな寝心地かつ体圧の分散にも優れている。

マットレスの硬さ

 

適切なマットレスの硬さを選ぶことで、体が沈みにくくなります。マットレスの適切な硬さは体重を目安にすると選びやすいです。

 

柔らかい寝心地のソフトタイプ:体重70kg以下の女性や小柄な男性におすすめ。
平均的な硬さのレギュラータイプ:体重80kg以下で、ソフトタイプだと腰が沈みすぎてしまうと感じる方におすすめ。
しっかりとした硬さのハードタイプ:体重80kg以上の大柄な方におすすめ。

体の状態に合わせたマットレスの選び方

 

マットレスを選ぶ時は上記で紹介したポイントの他に、自分の体に合わせて選ぶことがおすすめです。

疲れが回復するマットレスの選び方

上質な睡眠をとり、疲れを回復できるマットレスを選ぶポイントは2つです。1つ目は体圧分散性に優れていることです。寝ている時に体にかかる圧力をマットレスによって分散させることで、体の一部へ負担がかかることを防ぎます。2つ目は、適度な反発性があることです。適度な反発力があるマットレスだと、睡眠中に理想的な姿勢がキープでき、寝返りも打ちやすくなります。

腰痛におすすめのマットレスの選び方

腰痛がある人には、高反発である程度の厚みがあるマットレスがおすすめです。体にフィットするマットレスは、ウレタンだけなどの単層構造ではなく、2層以上の多層構造を持っています。

マットレスを長く愛用するためのポイント

 

自分の体に合ったマットレスを購入したら、そのマットレスを長く使用したいですよね。そこで、マットレスを愛用するためのポイントや買い替えのタイミングについて紹介します。

マットレスの日頃の手入れ方法は?

マットレスを毎日使用していると、湿気がこもったり、汚れ(皮脂・フケ・アカなど)が溜まったりしてしまいます。汚れや湿気が溜まると、ダニや雑菌が繁殖し不衛生になるだけでなく、マットレスの寿命まで短くしてしまう可能性も。

 

毎日できるマットレスのお手入れは、起きた後に布団をめくっておくことです。寝ている間にかいた汗を乾かすために必要です。週に1~2回程度、マットレスの1番上に敷いているシーツや敷きパッドを洗濯してください。体が直接触れる寝具は汚れが溜まりやすいので、こまめに洗濯することをおすすめします。体に直接触れない敷きパッドなどは2~3ヶ月に1回くらいの洗濯で大丈夫です。
マットレス自体のお手入れとしては、月に1回掃除機をかけたり、湿気がこもりやすいマットレスは壁などに立てかけて乾燥させたりしましょう。また、マットレスの一部の場所に負荷がかかりすぎないように、マットレスのローテーションも半年に1回程度することをおすすめします。両面使用できるマットレスなら表裏や上下を入れ替えてください。

マットレスの買い替えのタイミングは?

マットレスの寿命は素材やメーカーにもよりますが、8~10年といわれています。特に腰やお尻などの下半身が乗る部分に負荷がかかりやすくなり、へこみやキシキシと音が出ることも。くぼんだ状態のマットレスで寝続けると、腰痛などの体の不調に繋がってしまいます。寿命がきたマットレスはお住まいの自治体のごみの区分に従って処分してください。

自分の体に合ったマットレスを選んで睡眠環境を整えよう

 

マットレスの重要性や選び方を紹介しました。人生の3分の1を寝て過ごすともいわれていて、健康のために質の高い睡眠は欠かせません。自分の体に合ったマットレスを選んで、快適な睡眠環境を整えてください。