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Mar 23, 2023

身に着けるお守り「誕生石」の意味一覧!各月の誕生石と意味、選ぶ際のポイントなどを解説

アクセサリー売り場などでよく見かける「誕生石」ですが、皆さんは自分の誕生石を知っていますか?アクセサリーの一種と捉えている人が多いようですが、じつは誕生石はお守りとしての役割も持っています。この記事では各月の誕生石の意味や誕生石を購入する際に知っておきたいポイントなどをご紹介します。

身近で気軽に身に着けられるお守り「誕生石」ってなに?

 

自分の誕生花は知っているけれど、誕生石もあるの?と知らなかった方のために、ここからは簡単ですが誕生石の概要をお話します。中には宝石の名前として有名なものもありますが、決してハードルの高いものではないので安心してくださいね♪

誕生石ってなに?パワーストーンとは違うの?

 

誕生石の起源は諸説ありますが、旧約聖書の中に12種類の宝石が出てきます。実際には1912年にアメリカの当時・米国宝石商組合によって定められ、その後さらに修正が加わり1952年に今の誕生石に制定されました。日本では1958年にアメリカの制定した誕生石をベースに日本の誕生石が決定されました。

 

 

誕生石とパワーストーンのどちらも身に着けると運気を上げてくれたり、身を守ってくれるというので、その役割や目的には大きな違いはありません。どちらも「鉱石」という鉱物の中でも人間の経済活動において有益と考えられた鉱物です。

誕生石の役割

 

自分の誕生月の誕生石を身に着けると石の力によって災いから守ってもらえる、幸福が訪れると言われています。また、誕生石にはそれぞれ意味があり、それらを知ることでより誕生石への愛着が湧くようにもなります。

 



K18華奢ジュエリー cullent(カレン)

自分の誕生日の誕生石は?各月の誕生石と意味

 

それではさっそく1月〜12月それぞれの誕生石について解説していきます。今回は日本で制定されている誕生石をベースにしています。自分の誕生石以外にも家族や友人の誕生石もチェックしてみてくださいね♪

【1月】ガーネット

 

ガーネットは「ざくろ」という意味のラテン語のgranatum(グラーヌス)が語源です。中世ヨーロッパでは十字軍の兵士たちは「災いから守ってくれるお守り」として戦地にガーネットを持って行ったと言われています。また忠実や勝利という意味があることから恋の成就にも効果があるようです!

 

意味  真実、友愛、忠実、貞操、勝利など
特徴 ケガなどの危険から身を守ると言われている。また、結婚18年目に「石榴(ざくろ)婚式」に「変わらぬ愛」を表現するとしてガーネットを贈る習慣もあります。

【2月】アメシスト

 

アメジストと発音されることが多いですが、正式には「アメシスト」といい、語源はギリシャ語の「amethustos(アメタストス)」で悪酔いしないという意味です。
アメシストには穏やかさを取り戻し、心の迷いに力を貸してくれる力があると言われています。また、真実の愛を守る力がある「愛の守護石」とも呼ばれています。

 

意味  真実、友愛、忠実、貞操、勝利など
特徴 ケガなどの危険から身を守ると言われている。また、結婚18年目に「石榴(ざくろ)婚式」に「変わらぬ愛」を表現するとしてガーネットを贈る習慣もあります。

【3月】アクアマリン

 

透き通った水色のアクアマリンはその名の通り、海にまつわるストーリーを持つ石で、「人魚の涙が石になった」、「海の精の宝物が打ち上げられ、石になった」などロマンチックな言い伝えがあります。また、海との関係があることから広い心や生命力が授けられるとも言われ、スムーズな人間関係に良い影響を与えてくれます。

 

水色
意味  聡明、幸福、沈着、冨、勇敢
特徴 古代ローマの船乗りがお守りとして持っていたと言われる。環境によっては変色してしまう石もある中でアクアマリンは退色しにくいことから「永遠の愛」の象徴とも言われている。

【4月】ダイヤモンド

 

婚約指輪や結婚指輪に用いられる「ダイヤ」は鉱物の中で最も固いことから「永遠の愛」を象徴します。永遠の絆という意味もあるように結婚10年目という節目の贈り物にも選ばれます。

 

透明
意味  清浄無垢、純潔、純愛、貞節、永遠の絆
特徴 世界4大宝石の1つ。邪悪なものから身を守る力があるともいわれる。

【5月】エメラルド

 

高いヒーリング効果のあるエメラルドは疲労や心労を緩和してくれると言われています。また、女神ヴィーナスに捧げられたという伝説から「愛の石」とも呼ばれています。

 

意味  幸福、幸運、安定、繁栄、希望
特徴 クレオパトラが鉱山を開くほど愛した石。硬度はあるが割れやすいため「エメラルドカット」という角を取った8角形のカットを施すことが多い。

【6月】ムーンストーン

 

内側の層が光を反射することで引き起こされる「シラー効果」によってとても幻想的な輝きを見せるムーンストーン。名前の通り、昔は月の光が固まってできた石だと信じられていました。月は女性性の象徴とも言われることから穏やかさと心の落ち着きを持たせてくれると言われています。

 

半透明の乳白色
意味  富、幸福、純粋な恋、健康、母性本能
特徴 中世ヨーロッパでは恋人同士がムーンストーンを贈り合う風習があり、「幸せの石」「恋愛の石」と言われた。

【7月】ルビー

 

情熱や活力、勝利という言葉からも持ち主を災難から守り、勝利に導くという力強さがある。また、身に着けるときは積極性を司る体の右側に身に着けると良いと言われています。

 

意味  情熱、純愛、良縁、威厳、勝利
特徴 「宝石の女王」と言われてきた世界4大宝石の1つ。ルビーの赤は女性と相性が良く、その人の魅力を引き出し良縁を運んでくれる。

【8月】ペリドット

 

光の屈折によって明るい光を暗闇でも放っていたことから、太陽信仰が盛んな古代エジプトでは「太陽の石」と呼ばれていましょいた。「太陽の石」と呼ばれていたこともあり、嫉妬や妬みから守ってくれる以外にも、自身のネガティブな意識もポジティブに向かわせてくれる効果がある。

 

黄緑
意味  和愛、優しさ、夫婦愛、優しさ、平和
特徴 地球の真ん中近くの「マントル」という層で造られる。身に着ける人の心を明るい方に向わせてくれる。

【9月】サファイア

 

世界4大宝石の1つで古くから高潔さや誠意を表すとして王族や聖職者の装飾品として用いられてきた。高潔や崇高という力強い意味を持つ一方で癒しの力も持つとされています。

 

意味  高潔、慈愛、誠実、待望、成功
特徴 ダイヤの次に硬い鉱物で、「硬さ」を夫婦の絆と重ねて結婚45周年の記念に贈り合う。英国王室御用達の宝石としても有名。

【10月】トルマリン

 

トルマリンには様々な色がありますが特にピンクトルマリンには慈愛や幸福感をもたらすといった効果があります。また、一方ではやる気や勇気をもたらし、ピンチをチャンスに変えるといった積極性を養う効果もあります。

 

ピンク
意味  希望、無邪気、潔白、思いやり、思慮深さ
特徴 トルマリンは別名「電気石」といい、熱を加えると電気が流れる。恋愛だけではなくパートナーシップを育むのを後押ししてくれる。

【11月】シトリン

 

恋愛関係の後押しをする石も多い中で、シトリンはビジネスや人間関係、金運などをサポートするパワーがあります。また、ストレスの緩和や心身のバランスを整えるとも言われています。

 

黄色
意味  繁栄、成功、希望、冨、友愛
特徴 黄金のような黄色い輝きから冨や金運をもたらすと言われ、「幸福の石」とも呼ばれている。人間関係のサポートにも力になるのでビジネスをスムーズにしたい人にもおすすめの石。

【12月】ターコイズ

 

真っ青に晴れた青空のようなターコイズは邪気を追い払い守ってくれます。また、旅のお守りとしても用いられていきました。また、成功や繫栄という意味を含むことから夢の達成や成長を助けてくれます。

 

意味  成功、繁栄、強運、開放、安全
特徴 邪念を取り払い、思考を整理し決断力と実行力を助けてくれる。インディアンの間では父から子へと継承されていたことから、ターコイズは「人から贈られることでより力を発揮する」と言われている。

誕生石を購入する前に知っておきたいポイント3つ

 

「誕生石」と検索すると各月の誕生石の情報とともにジュエリーブランドのオンラインサイトも見られます。多くのブランドで誕生石を使用したアイテムが見られますが、どんなことに気をつけて購入したら良いのか3つのポイントをご紹介します。

誕生石は1つではない

 

上記で誕生石をご紹介した際、代表的なものを1つご紹介しましたが、月によっては2つ以上あるものもあります。この場合はその石の効果を調べ、自分が求める効果を持っている石を選びましょう。もしくは石の持つ言葉で「いいな」と思うものを選ぶのもOKです!それ以外にも石の質感、色はこっちが好きなど直感に従うのもよいでしょう。

国によって異なる場合がある

 

冒頭で誕生石は初めはアメリカで選定され、日本では1958年に日本での誕生石が選定されたと記しました。このように誕生石は国ごとに異なる場合があります。例えば5月の誕生石はアメリカではエメラルドですが、日本ではエメラルドと翡翠です。この場合も選ぶ際は前述した選び方を参考にしてみてください。

他の月の誕生石を身に着けてもいいの?

 

他の誕生石を身につけたらダメなの?と気になる方もいらっしゃいませんか?もちろん、身につけてOKです!誕生石は自分が生まれた月の石であるから、より一層自分に寄り添ってくれるパワーを得ることができます。ですが、他の石に魅力を感じたら「パワーストーン」としてその石を身につけましょう。または、誕生石にプラスしてお互い相乗効果を得るのもおすすめです。

手入れの方法と「浄化」について

 

誕生石は持ち主の願いを叶えるサポートをしたり、邪気を払うなどのエネルギーを持っているといわれていました。ですが、ずっと使い続けているとパワーが弱まってしまいます。人も働き続けると疲れて元気がなくなるのと同じですね!

 

 

そこで必要になるのが「浄化」です。浄化とは石に溜まったマイナスエネルギーを取り除く作業です。方法としては以下の6つです。

 

月光浴 夜、月が出ていることを確認し、窓辺に石を置いて月の光を浴びさせるようにする。(特に浄化の作用がある満月がおすすめ!)
日光浴 日中、数時間のみ石を窓辺に置いて太陽を浴びせる。(長時間が石の退色につながる可能性があるので要注意!)
流水 水で石を優しく洗い、タオルなどで水分を優しく拭き取って乾かします。(できれば天然水が◎)
クリスタル 水晶クラスターの上に石を置いて、しばらく放置する。(就寝前など一晩おくのがおすすめ。)
セージ 浄化能力の高いハーブ・セージに火を付け、手であおいで消した後、出てくる煙に潜らせます。(この方法を取る場合、火の始末や取り扱いに十分注意してください。)
天然塩 天然塩の上に石を数時間置いておき、その後、水で洗って水分を拭き取り、乾かします。

 

 

 

おしゃれに身につけられるお守り・誕生石を取り入れよう

 

誕生石はお守りとして気軽に身につけられる最も身近なアイテムです。ネックレスやピアス、指輪など多くのアクセサリーブランドで取り扱われていますし、天然石やパワーストーンの専門店でも購入が可能です。叶えたいことがある時、不安な時、厄年を乗り越えたい時などそっと自分を支えてくれる存在として1つ身につけてみてはいかがでしょうか。