よく、生活に花を添えると部屋がパッと明るくなると言われます。いつもの食事も、家に帰ってきた時も、歯を磨いている時も、なんだかちょっと特別に感じますよね。この記事では、そんなお花のある生活をもっと楽しくする、おしゃれで個性的な花瓶を紹介します。定番の名品から作家ものまで、気になる花瓶をチェックしてみてくださいね。
個性的でアートなフラワーベース
まずはインテリアとしても楽しめる、個性的なデザインの花瓶を5点紹介します。
HARIO ガラスベースフレーム まる
日本を代表するガラスメーカー、HARIOのガラスベースフレーム まる は、オールガラス製で、フラスコのようなデザインが個性的な花瓶です。花を生ける部分が小さいので、一輪挿しや少量の花を生けるのに向いています。
壁にかけることもできるので幅広い楽しみ方ができます。カラーバリエーションも豊富なので、ポップなイメージのインテリアにもおすすめですよ。
MoMA Mondri ベース
Mondri ベースを扱うMoMA Design Storeでは、キュレーターによって厳選された商品を扱い、文具から家具まで幅広いアイテムを取り扱うことで、デザイン製品を日常に取り入れやすくすることを目標としています。
Mondri ベースは、3つの花瓶が組み合わさってできており、花を生ける部分によって方向を変えるので、違ったデザインに見せることができます。また、それぞれ花瓶の大きさが異なるので、花を生ける箇所は花のボリュームや長さに合わせて変えられます。シンプルなフォルムですが、デザイン性が高く、ビビットな色合いなのでインダストリアルやホテルライクインテリアと呼ばれるシンプルでクールなイメージのお部屋にとくにおすすめです。
*MoMAとは「The Museum of Modern Art, New York(ニューヨーク近代美術館)」の頭文字をとった呼称
KARE クロエフラワーベース
ドイツ・ミュンヘン発のインテリアブランド、「KARE」はみているだけでハッピーになるような個性的なアイテムを取り揃えています。
紹介するクロエ フラワーベースは質感の異なる2つのガラス製の花瓶です。シンプルなデザインですが、上下で質感が異なることでメリハリのあるデザインとなっています。
くすんだグリーンとブラウンの組み合わせがクラッシックな印象を与えるので、バラなど華やかで品のある花との組み合わせがおすすめ。色味が控えめなので和モダンのインテリアにもおすすめ。
QUE RICO フラワーベース
ベルギー発のブランド「QUE RICO(ケ・リコ)」はポップで愛らしいデザインが特徴的。花瓶としてはもちろん、小さめの花瓶ならキャンドルスタンドとしても使用できます。
個性的でポップな色使いが特徴的ですが、花瓶に使われている色と同系色を選ぶと馴染ませやすくなります。一方で反対色の花を生けるとより個性的になり、インテリアのポイントにもなります。
ポップな色使いのインテリアにはもちろん、北欧風のインテリアにもおすすめです。
Block Design Reversible Vase
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Block Designはイギリス・コーンウォール州のデザイン会社で、「使っているときも使っていない時も美しいものを作ること」を目指しています。
Reversible Vase(リバーシブルベース)は商品名の通り上下どちらを上にしても使用できるようになっています。素材には実験器具にも使用される耐熱・硬質ガラスを使用しており、それらはすべて手作業で作られています。シンプルなデザインですが、上下どちらを上にするかで花瓶のイメージがガラリと変わるのが魅力です。生ける部分は中心の筒部分以外に、その周りにも生けられるので、一輪挿し以外にもいろんな花の生け方を楽しめます。デザイン自体がシンプルなので様々なジャンルのインテリアに取り入れやすいです。
「Block Design Reversible Vase」をチェック
おしゃれな定番・名品フラワーベース
ここからは定番かつ名品と好評の花瓶を5点紹介します。どれも使いやすく、これから花を生活に取り入れていきたいという人にもおすすめのアイテムなので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
イッタラ アルヴァ・アアルト
イッタラ(IITTALA) のアルヴァ・アアルト コレクションは、1936年にフィンランドを代表する建築家・デザイナーのアルヴァ・アアルト氏が発表したコレクションです。デザインはフィンランドの湖や白樺の木の断面をモチーフにしたと言われています。
個性的なデザインですが、無地のガラス素材でいろんな植物に合わせやすく、幅広いインテリアにも溶け込みます。また、波打ったデザインを利用して、ポピーやコスモス、パンジーなど茎が湾曲している花を生けるのにおすすめ。
ホルムガード フローラベース
ホルムガードはデンマーク王室御用達のガラスブランドです。紹介するフラワーベースはシンプルですっきりとしたフォルムが特徴。口が細く、底が広く安定感があるので花を生けやすく、初心者でも花を生けやすいです。また、様々なインテリアにも馴染みやすく、使いやすいので重宝します。
安定感があるのでユリなどボリュームのある花はもちろん、枝物を生けるのにも適しています。さらに枝分かれした「スプレータイプ」と呼ばれる花を生けるのにもおすすめです。
kinto アクアカルチャーベース
空間に溶け込みながら、美しさを演出し、五巻に馴染み、心地良く使用できることをブランドコンセプトに掲げているKINTO。
アクアカルチャーベースは花瓶の上に受け皿が乗ったようなユニークなデザインです。この個性的なデザインは通常の花束を生ける以外にも、ヒヤシンスなどの球根類やサボテン、多肉植物などの栽培にもおすすめです。シンプルで取り入れやすく、かつ個性的な使い方ができるので、モダンインテリアとの相性が特に良いでしょう。
ホルムガード DESIGN WITH LIGHT
ホルムガードのDESIGN WITH LIGHTは花瓶としての役割はもちろん、見せる雑貨収納やお菓子を入れる器など幅広い用途があります。ハンドル部分はレザー素材で取り外しも可能です。たくさんのチューリップやガーベラを生けたり、ミモザやマトリカリアといったふんわりとボリュームのある花を生けるのにもおすすめ。
シンプルで丸みのあるデザインは幅広いインテリアに取り入れやすく、和室インテリアにも溶け込みます。
「ホルムガード DESIGN WITH LIGHT」をチェック
能作 そろり
能作は富山県高岡市の伝統工芸品である高岡銅器を製造しています。こちらで紹介する「そろり」とは古くから茶席に飾る花を生けてきた花瓶です。スラリとした繊細なフォルムとモダンなイメージの花瓶で、和室インテリアはもちろん、モダンインテリアにもぴったり。
口が細いことから花束ではなく一輪挿しもしくは少量の花を生けるとバランスを取りやすいです。
花瓶はどうやって選ぶ?
花を飾る際に大切なポイントとなるのが花瓶選びです。こちらの項目ではまず花瓶を選ぶ際のポイント3つを解説します。これから花瓶を購入する人はもちろん、新しい花瓶の購入を予定している人も参考にしてくださいね。
インテリアに合わせて選ぶ
1つ目のポイントは部屋のインテリアに合わせて選ぶことです。すでに花瓶をいくつか持っているという人は、部屋のインテリアに合わせた色や素材を選ぶと、よりセンスを感じられる空間作りに役立ちます。一方、これから花瓶を購入しようという人は、透明のガラス素材や白の陶器などの花瓶が使いやすく、様々な花やインテリアに合わせやすいのでおすすめです。
飾る花に合わせて選ぶ
2つ目のポイントは飾りたい花に合わせて選ぶことです。例えば、枝物やボリュームのある花を飾るのに高さが低い花瓶や、軽量の花瓶を選ぶと倒れやすく、見た目のバランスも良くありません。
このように飾る花のボリュームや高さなどを考慮して花瓶を選ぶことは、安全性と見た目の美しさの両方に影響するので、押さえておきましょう。
お手入れのしやすさで選ぶ
3つ目のポイントはお手入れのしやすさです。切り花は断面から分泌される有機物質によってバクテリアが繁殖し、それによって花が枯れやすくなります。そのため、水替えの度に花瓶を洗うことは花を元気に保つための重要なポイントです。お手入れがしやすいデザインの花瓶を選ぶと、より花が長持ちし、元気な花の様子を楽しむことができます。
個性的な花瓶で遊び心のあるインテリアを楽しもう
花瓶は花にとって洋服のような役割です。同じ花でも花瓶が変わるだけでガラリと印象が異なります。また、今のお部屋のインテリアをより素敵に見せ、心地よい空間にするために、今回の記事を参考に花瓶選びを楽しんでみてくださいね。
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