さまざまな場面に万能だと言われている椿油ですが、具体的にどう使ったらいいのか、もっと効果的な使い方があるのか、気になる人も多いはず。椿油は、顔や体、髪にも使えるお手頃なアイテムで、健康にもよいとされている美容オイルです。1つで何役にもなってくれるので、使い方を知っておくとかなりお得です。
髪だけでなくスキンケアやマッサージなどで使う方法を、効果や注意点と一緒に紹介します。あなたに合った使用方法を新たに見つけることができるはず。ぜひ参考にしてみてくださいね。
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椿油とは
椿油とは、椿の種子からとれる植物オイルです。食用のオイルもありますが、高い浸透力と保湿効果があることから、最近では肌や髪に使う美容オイルとして知られています。椿油にはオレイン酸が85%〜93%含まれていると言われており、オレイン酸は熱に強く酸化しにくいため健康にもよいとされています。また肌・髪・頭皮に潤いやハリを与えてくれるだけでなく、抗酸化作用によるエイジングケアも期待できるアイテムです。植物オイルのため、天然成分で刺激を与えにくく敏感肌の方でも使いやすいのが嬉しいですね。
大島椿の椿油はヘアクリームやヘアスプレーなど、目的別に特化した製品が数多くあります。中でも今回は、天然椿油100% ロングセラーのマルチオイル 大島椿を使った色々な使い方をご紹介。
無香料・無着色・天然椿油100%の植物性オイルで、ひとの皮脂にも含まれる成分「オレイン酸トリグリセリド」を多く含むため刺激が少なく、髪や肌に自然になじむのが特長です。
椿油のおすすめの使い方とは
椿油は具体的にどのように使うのがおすすめか、天然椿油100% ロングセラーのマルチオイル大島椿が人気の大島椿株式会社さんにお聞きしました!ここからは様々な使い方を紹介します。
【ヘア・頭皮ケア編】椿油のおすすめの使い方
まずはヘアケア・頭皮ケアでの使い方を見ていきましょう。
ツヤ髪ケア
髪を洗ったあとに、洗い流さないトリートメントとしてヘアオイルを使用している方は多いのではないでしょうか。椿油は、インバスでもアウトバスでも使用できます。髪の潤いを保ち、美しいツヤ髪へ導いてくれますよ。インバスの場合は、オイルパックとして使います。
<インバス使用手順>
- シャンプー前の乾いた髪に全体がしっとりするまで椿油を馴染ませる
- ぬるま湯でよくすすぐ
- いつも通りシャンプー&トリートメントをして乾かす
インバスでのオイルパックは、とくにハリ・コシのある髪にしたい方向けです。
続いてアウトバスでの使用方法です。
<アウトバス使用手順>
- 洗髪後、タオルドライをする
- 椿油を髪の長さに合わせて1〜3滴ほど手のひらにだす
- 髪の毛の中間から毛先にかけて手ぐしでオイルをつける
- いつも通りドライヤーで乾かす
枝毛を防いで、まとまりのある髪に仕上げてくれますよ。
頭皮ケア
毛穴に詰まった皮脂汚れをキレイにするとともに、血行促進で抜け毛対策にもなる頭皮ケア。ベタつきや気になる臭い・かゆみもスッキリするので、ぜひ週に1回のスペシャルケアとして取り入れてみてくださいね。
<手順>
- シャンプー後、指先に椿油をとり両手の指の腹で頭皮全体に満遍なく馴染ませる
- 指の腹全体を使って頭皮をもみほぐす
- もみほぐしたら、ぬるま湯で頭皮をよくすすぐ
- いつも通りシャンプーをする
オイルスタイリング
スタイリングの仕上げにオイルを使う方も多いでしょう。ダウンスタイルはもちろん、アップスタイルのおくれ毛などが潤っていると、一気に垢抜けておしゃれな印象になりますよね。スタイリングにも椿油はおすすめです。
まずは一滴、仕上げにつけてみて、好みの束感になるまで少しずつ量を増やしてみてくださいね。手ぐしで全体的に薄くつけるのがポイントです。つけすぎるとベタついて清潔感のない印象になってしまうので、注意しましょう。
【スキンケア編】椿油のおすすめの使い方
ここでは、椿油をスキンケアで使用するアイデアを紹介していきます。
クレンジング
オイルでのクレンジングは、洗浄力が高いのでしっかりとメイクが落とせます。
<クレンジング手順>
- 椿油を10〜12滴ほど乾いた手のひらにとる
- 顔全体になじませる
- 目頭から円を描くようにメイクを浮かせる
- オイルをティッシュオフする
- 洗顔料で洗い、すすぐ
また、ちょっとしたメイク直しにも最適なアイテムです。ポーチに綿棒を忍ばせておけば、出先でも活躍してくれますよ。
<メイク直し手順>
- 綿棒に椿油をひたひたになるくらい含ませる
- メイク崩れが気になる部分を綿棒でコロコロ転がしてオフする
- メイクオフした部分を化粧水、乳液で整えて通常メイクをする
オイルパック
乾燥が気になる季節は、椿油をたっぷり使ったオイルパックがおすすめ。深いうるおいを与え、しっとり柔らかい肌に導いてくれますよ。とくに、スチーム効果も期待できるバスタイムにおこなうと◎。
<手順>
- メイクオフした顔全体に椿油を小さじ1ほど塗布する
- そのまま3分置く
- 人差し指・中指・薬指をつかって髪の毛の生え際に沿ってもみほぐすようにプッシュする
- 気になる部位のツボ押しをする
- 洗顔料で洗い流して完了
小鼻の角栓ケア
小鼻の黒ずみやポツポツ角栓が気になる人も多いのではないでしょうか。そんな角栓ケアにも椿油は最適です。
<手順>
- 素肌を乾いた状態にする
- 椿油を鼻全体にたっぷり塗布する
- その上からラップで密着させ、10分パックする
- 10分後ラップを外し、中指と薬指でくるくると鼻をやさしくマッサージ
- 洗顔料で洗い流していつも通りのスキンケアで完了
【ボディケア編】椿油のおすすめの使い方
ここでは、椿油をボディケアで使用するアイデアを紹介していきます。
保湿ケア
お風呂上がりの全身ケアはもちろん、手やネイル、かかと、ひじ、ひざなど乾燥が気になる部位に塗るのもおすすめです。とくに、冷えやすい手の甲や指先は関節の動きが激しく、乾燥によるシワもできやすいので、しっかりと保湿しましょう。余ったオイルはネイルオイルとして甘皮になじませて、爪磨きで爪を磨くとピカピカの美しい手に。
マッサージ
マッサージ用オイルとしても大活躍してくれますよ。ふくらはぎやデコルテのリンパ管、ハンドマッサージの際に使ってみてください。力を入れすぎず気持ちいいと感じる強さでもみほぐしましょう。なめらかにケアできる量をキープするのがコツです。ベタつきが気になる場合は、お風呂場で使用し、マッサージ後に石鹸等で洗い流してくださいね。
協力:大島椿株式会社
椿油を使うときの注意点
椿油を使うときの注意点もここで一緒にチェックしておきましょう。
ほとんどの化粧品にも言われていることですが、未開封の場合は製造から3年、開封は半年ほどで早く使い切ることをおすすめします。椿油は酸化しにくいですが、とはいえまったく酸化しないことはなく経年劣化はするので、できるだけ密封保管して直射日光の当たらない場所に置いておきましょう。
また、椿油は使いすぎるとべたつきを感じることがあります。使う量には気をつけましょう。ほんの少量で薄い油膜を作る感覚が最適な量です。つけすぎるとニキビなどの肌トラブルや、重すぎるヘアスタイルになることがあります。「少し足りないかも」と思うくらいがちょうどいいですよ。
植物アレルギーをもっている人は、肌に合うかのパッチテストをおこなうようにしてくださいね。
椿油を使ったケアで潤いを保とう
椿油は、1つ持っておくだけで頭の先から指の先まで全身ケアできる万能なアイテムです。ドラッグストアなどで数百円〜数千円代で購入できて、とてもお手頃な商品です。肌にやさしいため、敏感肌の方でも挑戦しやすいのも嬉しいポイント。合成成分や石油由来の成分を使わない無添加コスメを使いたい方にもぴったりです。今回紹介した椿油のさまざまな使い方を覚えて、ぜひ潤いのあるツヤ肌・ツヤ髪を目指してくださいね。