料理の最後の決め手となるのが、調味料による味付けです。日本人に馴染みのある「さしすせそ」だけではもったいない!
こちらの連載では、今流行りの調味料から、知る人ぞ知るプレミアムな調味料まで、かんたんレシピと一緒にご紹介します。味に奥行きを出したり、自分で調節しなくても味が決まる万能調味料があれば今よりもっと料理が楽しくなるはず!ぜひお気に入りの一品を見つけてみてください。
今回はカルディで見つけた「唐辛子とパイナップルのソース」をご紹介します。
パイナップルに唐辛子!?と疑いたくなる組み合わせですが、意外に料理に合うのだとか。調味料のヒットメーカー、カルディの商品なら間いないはず・・・?
MOKUJI
「唐辛子とパイナップルのソース」ってどんな調味料?
市販品としては珍しい、フルーツを使った調味料。フルーツの甘さとは対照的な唐辛子の唐さを組み合わせており、かなり攻めてる印象を受けます。商品名はいたってシンプルですが、味の想像がしがたいのが正直なところ。噂では、お肉料理に合うソースなのだそうです。
パイナップルを料理に使う場面といえば、酢豚の具材やハンバーグ、ピザなどのトッピングをイメージする方が多いのではないでしょうか。塩気のあるおかずにパイナップルの甘さがたまらなく合うという支持派がいる一方で、おかずにフルーツを使うのは抵抗があるという反対派がいるのもまた事実。
好みが分かれるところですが、カルディの「唐辛子とパイナップルのソース」なら誰もが納得する味わいに仕上がるのでは・・・と信じて今回お試しします。何事もチャレンジ、チャレンジ!
主な原材料
原材料には、パイナップル、こいくち醤油、ビートグラニュー糖、豆板醤、こしょう等が含まれています。パイナップルは沖縄産を使用しており、さすが‟厳選和食材”をコンセプトにかかげる「もへじ」ブランドのこだわりが垣間見えます。
瓶の蓋を開けると「めっちゃパイナップルの香りがする~」、一口味見してみても「めっちゃパイナップルの味がする~」と言いたくなる程フルーツ感たっぷり。果肉がゴロッと入っていて、具材としても使えそうです。風味はまるでジャムのようで、紅茶に入れても美味しいんじゃないかという声も上がりました。
ただパイナップルの味がするだけでなく、辛さはもちろん、どことなく味に奥行があるようにも感じられます。これは豆板醤と醤油が立役者になっているからこそ味がまとまっているのかもしれません。甘辛いというより、ピリ甘い(甘さの後にぴりっとした辛ピさが一瞬現れるような感じ)と言う方がしっくりくるように思えます。
「唐辛子とパイナップルのソース」を使ったレシピ
トロピカルなこの調味料がどんな料理に合うのか、いざお試しです。
まるで酢豚!豚肉とピーマン炒め
ざく切りにしたピーマンと豚肉の角切りを油で炒め、最後に「唐辛子とパイナップルのソース」を加えてさっと炒めれば、はい出来上がり。豆板醤と醤油が入っているおかげで、一口食べると「あ、酢豚やん」となります。簡単なので、酢豚食べたいけど作るのは面倒くさいという時におすすめです。
ケチャップを加えて簡単エビチリ
こちらはメーカーおすすめの食べ方。下処理したエビに片栗粉をまぶして、にんにくと一緒に炒めます。火が通ったらケチャップと「唐辛子とパイナップルのソース」を加え軽く炒めて完成です。いつものエビチリにフルーティーさが加わって意外と美味しいですよ。
好きな人はハマる!唐揚げにディップ
こちらはソースにつけるだけの食べ方。今回は冷凍唐揚げに「唐辛子とパイナップルのソース」をかけて食べてみたのですが、唐揚げの味が濃すぎてちょっといまいち。冷凍唐揚げでなく、出来立ての唐揚げならもっと美味しい気がするので、期待を込めてご紹介させていただきました!
スパイスとの相性抜群!ドライカレーの隠し味に
いつものカレーの隠し味としてちょい足しするとより味に深みが出ます。特に「唐辛子とパイナップルのソース」の果肉感を活かしたい場合はドライカレーがおすすめです。挽き肉や玉ねぎなどの具材をカレースパイスで炒め、最後にパイナップルソースを1さじ加え炒めれば完成。どこかハワイアンな味のドライカレーを楽しむことができますよ。
南国気分を味わえる「唐辛子とパイナップルのソース」をぜひお試しあれ
パイナップル料理が大好きな方はもちろん、甘辛い味が好きな方もぜひ試してほしい「唐辛子とパイナップルのソース」。お肉以外にもピザやタコス、お魚にも合うソースなのでいろんなアレンジを楽しんでみてはいかがでしょうか。