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Aug 09, 2024

マクラメ編みとは?どの紐を選べばいい?ダイソーで入手できるおすすめ糸もご紹介

今人気のマクラメ編みは、世界中で親しまれている編み方のひとつ。歴史があるだけでなく、雰囲気が良いおしゃれなアイテムとしても注目されています。

そんなマクラメ編みですが、複雑な模様なので自分で作るのは難しいと思うかもしれません。ですが、実は基本的な編み方さえ覚えれば、誰でも簡単におしゃれなマクラメアイテムを作ることができます。

この記事では、マクラメで作れるアイテムをピックアップ。マクラメ編みに必要な道具やダイソーで手に入るおすすめ糸も紹介するので、「マクラメ編みに挑戦してみたい!」「好みにぴったりのマクラメアイテムが欲しい」という方は、ぜひチェックしてみてくださいね。

 

マクラメとは

マクラメ編み

 

マクラメとは、ひもや糸を結んで模様を生み出す伝統的な技法のことです。語源はアラビア語の「ムクラム」で、交差して結ぶという意味があります。

日本では1970年代に一度ブームになりましたが、近年、民族調と遊び心が融合した「BOHO」というインテリアスタイルに取り入れられたことで再び注目され、アクセサリーやインテリア、小物などに幅広く使われるようになりました。

マクラメとは伝統的な編み方のこと

マクラメ編みをする女性

 

南米で受け継がれてきたマクラメは、装飾や衣服の補強など、古くからさまざまな目的に利用されています。大昔から、人は「ひもを結ぶ」という知恵によって多くのものを作ってきました。獲物を捕まえたり、帆をあげたりするために、人々は「結び」の技術を積み上げてきたのです。

マクラメの結び方や編み方には多くの種類があり、どんな編み方を選ぶかによって印象は大きく変わります。日本でも正倉院御物や鎧、相撲の化粧まわし、茶道の道具、みこしなどはマクラメ編みを取り入れて作られていますが、どれも違った雰囲気がありますよね。物に合ったデザインや機能性を得られるマクラメ編みは、今でも多くのものに使われています。

マクラメ編みの基本の道具

マクラメ編みの基本の道具

 

マクラメは手で結んだり編んだりして作るので、特別な道具は必要ありません。糸とハサミさえあればいつでも始められ、初心者でも簡単に作ることができます。マクラメに使う糸は専用のものから主にかぎ針作品に使うもの、アクセサリー向きのものなどさまざまなので、好みの風合いや作りたいものに適した糸を選びましょう。

なお、必須ではありませんが、あると便利な道具には以下のようなものがあります。

 

・ マクラメピン
・ マクラメボード
・ かぎ針
・ クランプ
・ コーム
・ メジャー・定規
・ 手芸用接着剤(ボンド)

 

これらの道具は、作品の完成度を高めたいときや表現の幅を広げたいときに役立ちます。初めからすべて揃えてもいいですが、必要だと感じたときに購入すると自分に合ったものを選びやすくなります。何度かマクラメ編みに挑戦して、慣れてきたら揃えてみてはいかがでしょうか。

 

 

 

 

マクラメ編みで作れるもの

マクラメ編みで作れるものは、飾りやアクセサリー、バッグなどたくさんあります。基本的な編み方を数種類覚えれば、作品の幅はどんどん広がりますよ。ここでは、マクラメ編みで作れる主なアイテムと魅力について紹介します。

マクラメ編みで作れるもの①コースター

 

コップやグラスの下に敷いて使うコースターは、マクラメ編みのなかでもポピュラーなアイテムです。難しい形を除けば基本的な編み方だけで作れるので、初心者にもおすすめ。マクラメのほっと落ち着く柔らかい雰囲気で、お茶の時間も楽しめそうですね。汚れたときは丸洗いできるので、常に清潔を保てるのも嬉しいポイントです。

マクラメ編みで作れるもの②アクセサリー


ブレスレットやピアス、ネックレスなどのアクセサリーも、マクラメ編みで作れます。天然石や木を組み合わせて作れば、異国情緒あふれるおしゃれな仕上がりに。マクラメに使う糸は肌に優しい素材なので、金属アレルギーの人や敏感肌の人も身に付けやすいのが特徴です。

マクラメ編みで作れるもの③バッグ

 

軽くて持ち運びやすいマクラメバッグは、肩の力を抜いた大人カジュアルにぴったり。凹凸がはっきりしているので、コーディネートのアクセントにも最適です。ショルダーベルトを付けて肩掛けにしたり、フリンジを付けて目を引くデザインにしたりと、手作りならではのアレンジも楽しめます。

マクラメ編みで作れるもの④タペストリー

 

ナチュラルからアジアンまでさまざまなスタイルのお部屋に合うのが、マクラメで装飾したタペストリーです。シンプルなデザインならインテリアを邪魔せず、程よいアクセントになってくれるでしょう。光の当たり加減によって雰囲気が変わるのも、マクラメ編みのタペストリーの魅力です。

マクラメ編みで作れるもの⑤ハンギングプランター


植物を掛けたり吊るしたりできるハンギングプランターも、マクラメ編みで作れるアイテムのひとつ。なんといっても見た目がかわいらしく、そのまま飾るだけでカフェのようなおしゃれな空間を演出できます。糸の色や素材によってイメージを自由に変えられるので、ぜひお部屋に合うデザインで作ってみましょう。

マクラメ編みの系はどう選ぶ?

マクラメを楽しむなら、使い勝手の良い糸を選ぶことが大切です。一方マクラメ編みに使える糸はたくさんの種類があり、どれを選べばいいか迷ってしまう人も多いでしょう。ここではマクラメ編みの糸の選び方を紹介します。

作りたい作品で選ぶ

作りたい・挑戦してみたい作品に適した糸で選びましょう。マクラメ編み用のひもの太さは、1.5~5mm程の太さです。

 

アクセサリーなどの小物:1.5〜2mm
コースターやタペストリー:3mm
かばんや大きなタペストリー:5〜6mm

 

汎用性が高いのは3mmのマクラメ糸なので、初心者はまず3mmのマクラメ糸を用意するのがおすすめ。また、マクラメの系の長さは作りたい作品の5倍程度の長さがあるといいと一般的には言われています。

種類で選ぶ

マクラメ糸は使用する種類によって作品の雰囲気や扱いやすさが違ってきます。

 

1本撚り: ふんわりとした柔らかな印象で、自然な仕上がりになります。フリンジがある作品に最適です。
3本撚り: 表面に凹凸があるため、編み目がくっきりした作品が作れます。糸がしっかりとしているため扱いやすく、初心者におすすめ。
組紐タイプ: 初心者でも扱いやすく、立体的ですっきりとした美しい仕上がりになります。
ワックスコード: 細かい編み目が特徴で、アクセサリー作りに向いています。

ダイソーで入手可能!マクラメにおすすめの糸2選

豊富な品ぞろえが人気の100円ショップ「ダイソー」の糸がおすすめ!ここでは、ダイソーで買えるマクラメにおすすめの糸を2つ紹介します。マクラメ糸を手軽に安く購入したい方は、ぜひ参考にしてください。

 

マクラメにおすすめの糸①ワックスコード

手芸ワックスコード

 

綿の糸に蝋引き加工を施した糸で、主にアクセサリーを作るときに使います。特徴は耐久性が高く、水に強いこと。革製品に似た風合いで毛羽立ちが少なく、編み上がりが綺麗と人気があります。色はモノトーンカラー、クールカラー、ウォームカラーの3タイプがあり、好みに合ったものを選びやすいでしょう。

マクラメにおすすめの糸②レース糸

リサイクルレース糸(#40細、ダスティカラー)細い糸をより合わせた綿糸で、マクラメの模様が美しく揃います。ダイソーでは太さやカラーの違うレース糸が30種類以上揃っていて、理想のものを選びやすいのが特徴。複数の色が混ざったミックスカラーもあり、シンプルなものから印象的なものまでさまざまなマクラメ編み作品に活用できます。

おわりに

マクラメ編みをする女性の指

 

マクラメ編みは古い歴史を持つ編み方で、世界中で親しまれています。近年ではナチュラルかつボヘミアンな風合いが再注目され、手作りする人も珍しくありません。特別な道具も必要なく、基本的な編み方さえ覚えてしまえば比較的簡単に作れるのも、マクラメ編みの大きな魅力といえるでしょう。

100円ショップ「ダイソー」には、マクラメ編みに使える糸がたくさん揃っています。ぜひ糸の雰囲気や太さ、カラーなどをチェックして、お気に入りのマクラメ糸を見つけてみてくださいね。