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Jun 20, 2022

【忙しい朝に】顔のむくみをスッキリさせる小顔マッサージ!原因と対策も

「朝起きたら顔がパンパン…どうしよう…!」

寝起きに顔がむくんでいると、それだけでテンションが下がってしまいますよね。この記事では、忙しい朝でもできる、顔のむくみ取りマッサージの方法やポイントについて解説します。合わせて紹介するむくみの原因や予防法もチェックして、ぜひ日々のむくみ対策に取り入れてみてくださいね。

 

時間がない朝におすすめのむくみを取るマッサージ

すぐに顔のむくみをとりたい時は、小顔マッサージが効果的です。正しいマッサージで顔の血流を良くして、溜まった水分や老廃物をサッと流してあげましょう。

ここでは、時間がない朝でもおすすめのむくみ取りマッサージの方法を紹介します。道具は必要なく、3分程度で簡単にできるため、ぜひやってみてくださいね。

 

【ステップ1】耳の付け根を回す

両手で左右の耳の付け根をもって、軽く引っ張りながら回しましょう。

時間は1回につき15~20秒くらいで、前向き・後ろ向きどちらでも構いません。耳にはリフトアップのツボもあるため、ほんのり赤くなるくらいまでマッサージすると良いでしょう。なるべく大きく円を描くように回すと、顔全体の血行が良くなるのを実感できます。

【ステップ2】首のマッサージでリンパ節を刺激する

続いて、首の横にある筋肉を片方ずつもみほぐしましょう。

上からぐっぐっと押しながら、徐々に下側へ移動していくようなイメージです。痛みは老廃物が溜まっているサインなので、つらくない程度に押していきましょう。肩こりで血流が悪くなっている場合は、このマッサージを重点的に行うのがおすすめです。

【ステップ3】耳の下を押す

 

耳の下にある窪みを、2本指で押しましょう。

左右同時に行っても良いですし、片方ずつでもOKです。耳の下には「耳下腺リンパ節」という、リンパマッサージにおいて重要なリンパ節があります。耳下腺リンパ節が固く固まっているということは、リンパの流れが滞っている証拠です。あご下から噛み合わせの下側も押せば、フェイスラインが更にすっきりします。

【ステップ4】目の窪みを刺激する

次に、眉頭と目の間の窪みを左右同時に5秒×3回ほど刺激しましょう。

人差し指を曲げて、第一関節と第二関節の面を目に押し当てるイメージで押してください。マッサージ中はあごを見るように俯きつつ、眼球は刺激過ぎないようにすること。少し痛いかもしれませんが、しばらくすると目がぱっちりして、小顔効果も期待できます。

以上、ステップ1~4を3セット程度行います。いずれも、溜まった水分を流しだすイメージで行ってくださいね。

顔のむくみマッサージをするときのポイント

 

上記で紹介したマッサージは、誰でも簡単にできる方法です。
ただ、ポイントを押さえて行えば、更にむくみ解消・小顔効果が高まるかも…!
ここでは、顔のむくみマッサージをする時のポイントを解説します。

肌をこすりすぎないようにする

むくみマッサージをする時は、肌をこすりすぎないようにしましょう。顔がむくんでいると、「早く元に戻したい!」という一心で強くこすってしまいがちですが、肌が傷つくのは美容的に避けたいですよね。

むくみマッサージは、手の重みだけで皮膚をさするイメージで、優しく柔らかい手つきで行うことが大切です。オイルやクリームを使ってマッサージをすれば、肌の表面に薄い膜ができ、肌の負担を軽くできますよ。

できるだけ血行のいい状態で行う

マッサージの効果を最大限発揮するには、できるだけ血行の良い状態で行うのがベスト。温かいお湯で顔を洗ったり、ストレッチしたりして、血行をよくしてから臨みましょう。忙しい時はなかなか難しいかもしれませんが、早くむくみを取りたいと思っている時こそ、事前の準備が大切です。

顔だけでなく、肩や鎖骨なども一緒にマッサージする

肩や鎖骨などのコリも取るように意識するだけで、より高いマッサージ効果が期待できます。鎖骨や首の周りにはリンパ節がたくさん集まっているため、軽く押すだけでもすっきりするでしょう。

時間があるときは、首のマッサージでリンパ節を刺激した後にそのまま手を鎖骨まで下ろし、2本指で鎖骨を挟みこみます。内側から外側へ片方ずつ、首から流した毒素を鎖骨の先端に送るイメージで行うと、スムーズにできますよ。

そもそも朝の顔のむくみの原因は?

 

起床時の顔のむくみは、体内の余分な水分が睡眠中に顔の皮下組織に溜まって起こります。
ここでは、朝に顔がむくんでしまう主な原因として、大きく2つの要因を解説します。

食べ過ぎ・飲み過ぎ

前日に食べ過ぎたり、飲み過ぎたりしていませんか?食べ過ぎ・飲み過ぎは、体内に過剰な塩分・水分を取り込むことになり、むくみを引き起こします。特に、飲み会や会食などに参加した次の日は、普段よりもむくみやすいといえるでしょう。

飲み会や会食がむくみやすい理由は、お酒と食事にあります。アルコールによる利尿作用で何度もトイレに行くと、軽い脱水症状を起こして、水分を摂取したくなるもの。大量の水分を摂取したまま眠ってしまうと、余分な水分を尿として排出できず、翌日むくみとなって現れます。

また、お酒の席で出る食事やおつまみは塩分が多く、味も濃いですよね。人の体には、体内の塩分濃度を一定に保つ働きがあり、塩分の多い食事をとった時は積極的に働きます。体内の塩分濃度を薄めようと、より多くの水分をため込んだ結果、皮下組織に余分な水分が漏れ出し、朝のむくみにつながるのです。

血流やリンパの流れが良くない

顔のむくみは、血液やリンパの流れが低下しても起こります。血流が悪くなると、本来排出されるべき水分や老廃物が、体内に溜まってしまいます。溜まった水分や老廃物は徐々に皮下組織へ漏れ出し、寝ている間に重力で顔に集まってくるのです。

血流やリンパの流れが悪くなる原因としては、運動不足やバランスの悪い食事、目の疲れなどがあります。また、便秘、貧血、冷えなどで自律神経が乱れた場合も、血行不良からむくみを起こしやすくなるため、注意が必要です。

顔のむくみを予防する方法

普段の生活でほんの少し意識をするだけで、顔のむくみは予防できます。
ここでは、顔がむくみにくくなる3つの方法を解説します。

カリウムを多く含むものを食べる

 

むくみを予防するには、カリウムが含まれる食品を摂取すると良いでしょう。ミネラルの一種「カリウム」には利尿作用があり、塩分の自然な排出を促してくれます。

カリウムを多く含む食材としては、バナナ、リンゴ、ドライフルーツ、のり、わかめ、ほうれん草、切り干し大根など。野菜や果物はカリウムの含有量が豊富なものが多いため、ぜひ積極的に摂取してくださいね。ただし、カリウムを多く含む食材は体を冷やす作用があるので、食べ過ぎはNGです。

代謝をよくする

 

普段から体を動かして、血流をよくしておくことも大切です。日々適度に体を動かしていないと、筋力の低下によって血流が悪くなり、むくみを起こしやすくなります。

ウォーキングやランニングなどの運動は、代謝をよくすることにつながるため、ぜひ積極的にチャレンジしてみて!いきなりハードな運動をしなくても、階段を使う、歩幅を広げるなど、日常生活での小さな意識が大切です。

ホットタオルと冷水で血行を良くする

ホットタオルと冷水を使って、普段から顔の血行を良くしておくのもおすすめです。血管は冷たい・温かいを交互に繰り返すと、縮んだり広がったりするため、血流やリンパの流れが良くなります。むくみ予防はもちろん、血行が良くなると化粧のりも良くなって、毎朝の気分も高まるでしょう。

ちなみに、ホットタオルは電子レンジで簡単に作れます。ハンドタオルを水で濡らして絞り、くるくる巻いてからラップに包んで、500~600Wで30~60秒ほど加熱すれば出来上がり。温めた直後のタオルはかなり熱いため、火傷しないように注意してくださいね。

おわりに

朝起きた時は、どうしても顔がむくみやすいもの。
特に楽しく飲んだ翌日はむくみやすいため、普段のむくみ予防が重要です。

もしむくんでしまった時は、むくみマッサージで溜まった水分や老廃物を流してあげると、顔がすっきりします。ぜひ今回ご紹介したマッサージやむくみ対策を実践して、毎日をハッピーに過ごしましょう!