SNSなどで思わず目を惹かれる映えるお弁当。美味しいお弁当なのはもちろんのこと、見た目も楽しめるお弁当なら食べる時間が楽しみになるでしょう。本記事では、大人も子どもも喜ぶ映えるお弁当の作り方を紹介します。メインの肉のおかずからデザートまでのレシピや詰め方のテクニックを、ぜひ参考にしてくださいね。
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【お肉編】映えるお弁当のおかず
まずはお弁当の主役ともいえる、お肉のおかずの映えるお弁当レシピを紹介します。ボリューム満点のお肉のおかずは、男性や子どもに大人気。お肉のおかずはどうしても茶色くなってしまいがちですが、映えるお弁当にしたいならひと手間かけたアレンジをしてみて。大人も子どもも喜ぶハンバーグを美味しさそのままに、見た目が可愛く映えるアレンジレシピを紹介します。
星形チーズハンバーグの材料
いつものハンバーグも、少しのアレンジで可愛らしいハンバーグになります。好きな形にチーズを切り抜いてあげると、子どもも喜びそうですね!
<材料>
- 牛と豚の合挽肉:200グラム
- 玉ねぎ:50グラム
- (※)卵:溶いたものを2分の1個
- (※)牛乳:大さじ1~2
- (※)パン粉:大さじ2
- (※)砂糖:小さじ1
- (※)塩こしょう・ナツメグ:少々
- 溶けるチーズ:適宜
- ケチャップ:大さじ3
- ウスターソース:大さじ3
星形チーズハンバーグのレシピ
<作り方>
- 玉ねぎをみじん切りにしたものを、耐熱ボウルに入れてラップをしたら、500ワットの電子レンジで2~3分ほど加熱する
- ボウルに合い挽肉を入れ、粗熱が取れた2と、材料の(※)を合せてしっかりこねる
- 空気を抜きながら、ハンバーグの形を好みの大きさに整える
- 油を引き温めたフライパンで表面に焼き色がつくまで焼いたら、蓋をして弱火にしてから5分程度蒸す
- ケチャップとウスターソースを混ぜたものをハンバーグにかけ、数分煮詰めるように温める
- ハンバーグをお皿に出し、少し粗熱が取れてきたところで、星形やハート型など、好きな形にくりぬいたスライスチーズをのせたら完成
<アレンジ>
- チーズの代わりに、ハムや輪切りにした茹で卵を乗せても可愛いですね。
【卵編】映えるお弁当のおかず
続いては、黄色がお弁当のアクセントになる卵料理。映えるおかずにアレンジするレシピを、チェックしていきましょう。ひと手間かけるだけで、いつもよりもぐっと綺麗に映えるおかずに変身しますよ。
花咲く薄焼き卵の材料
薄焼き卵を作る時は、卵を割った時に茶こしで卵液をこしたり、卵の白身をスプーンで1回すくって減らしたりするのがポイント。鮮やかな黄色になり、仕上がりが綺麗になります。
<材料>
- 卵:1個
- (※)塩:少々
- (※)砂糖:大さじ2分の1
- (※)片栗粉:ひとつまみ
- スパゲッティ:4分の1本
花咲く薄焼き卵のレシピ
<作り方>
- (※)を卵に入れ、よく混ぜ溶いて卵液を作る
- 卵焼きフライパンに油を引いて余分な油をふき取ったら、卵液を流し入れ、フタをして弱火で焼く
- 表面が完全に固まりきらず、ツヤが残っている状態で火を止める
- 余熱が取れたらまな板に移して、端を切り落として、真ん中から切って2枚にする
- ツヤがある方が表になるように2つに折りたたんで、山折り部分に細かく切り込みを入れていく
- くるくると固めに巻いたところに手で短く折ったスパゲッティを刺してとめる
朝に作っておけば、昼頃にはスパゲティがアルデンテになって、一緒に食べられるのでおすすめです。また卵の切り込みを斜めに入れると、シャープになり大人っぽい花に仕上げられます。
今年のお花見弁当はこのレシピで決まり!おしゃれに仕上げるコツもチェック
【おにぎり編】映えるお弁当のおかず
おにぎりはお弁当に欠かせないもののメニューの1つですが、味も見た目もマンネリ化しがちかもしれません。ここで紹介するレシピは、色や風味がたくさん楽しめるおにぎり。家族や恋人の好きな味にアレンジして楽しんでくださいね。
カラフルおにぎりの材料
カラフルに仕上げるには、以下の(※)のように、ご飯に混ぜて色を加えられる食材(大きいものは刻む)を使用します。また、彩りを増やすためにふりかけを使っても良いですね。
- <材料>
- (※)緑…小松菜、ほうれん草、大根の葉
- (※)オレンジ…にんじん、鮭フレーク
- (※)黄色…ゆで卵の黄身、かぼちゃ、チーズ
- (※)黒…黒ごま
- (※)茶…きな粉、かつお節
- (※)赤…パプリカ、梅
- (※)紫…ゆかり、紫芋パウダー
- ご飯
カラフルおにぎりのレシピ
<作り方>
- ご飯に(※)を混ぜて色をつける
- 好きな形や大きさにおにぎりを握り、お好みで海苔を巻く
【デザート編】映えるお弁当のおかず
レシピの最後は、食事の締めでもある華やかなデザートを紹介します。イギリス生まれのトライフルを、色鮮やかでさっぱりした口当たりの映えるお弁当デザートにアレンジ。ピクニックなどに持っていくと喜ばれそうですね。
彩り楽しいトライフルの材料
トライフルを作る際は、自分や家族の好きなフルーツを使うと良いでしょう。
<材料>
- 生クリーム:100グラム
- 砂糖:大さじ2
- プレーンヨーグルト:100グラム
- 粉ゼラチン:5グラム
- 水:大さじ1と2分の1
- (※)カステラやスポンジケーキ:2切れ
- (※)いちごやりんご、キウイなどお好きなフルーツを好きな分量だけ
- お好みでミントの葉:少々
彩り楽しいトライフルのレシピ
<作り方>
- 常温に戻しておいたプレーンヨーグルトと生クリームを準備する
- 生クリーム・砂糖をボウルで混ぜ合わせたあと、ミキサーで角が立つくらいまで泡立てたら、プレーンヨーグルトを加えて混ぜる
- 水を入れたボウルに・粉ゼラチンを加えてふやかした後、ボウルごと湯せんしてゼラチンを溶かしたら、2に加えて混ぜる
- 3をカップの中に流し入れて、冷蔵庫で固まるまで冷やす
- 細かく角切りした(※)を上に散らす。ミントの葉を飾って完成
【番外編】映えるお弁当の詰め方テクニック
いつもの定番おかずも、詰め方を変えることで簡単に映えるお弁当に変身します。ここでは明日からでもすぐに取り入れられる詰め方のテクニックを紹介します。
ごはんの盛り方に傾斜をつける
お弁当は食材が傷まないよう、冷めた状態で蓋を閉めます。そのため、分量が1番多いごはんを最初に詰めておくことをおすすめします。
また、詰める時のポイントは、ごはんの表面に傾斜が付くようにお弁当箱に盛ることです。こうすることで、おかずカップなどの仕切りを使わなくても具材が詰めやすくなります。さらに、ごはんの斜面に大葉を敷いて、その上におかずを詰めていくと見栄えも綺麗です。
大きいものから順に詰める
ごはんを詰めたら次は、大きさがあるおかずから詰めていくと失敗しにくくなります。コツは、お弁当箱の「正面」を予め決めておき、奥から順に詰めていくこと。おかずを寝かせるようにせず、立てるように詰めると立体感が出て見た目が良くなります。
断面を見せるように詰める
ちくわの穴にキュウリを詰めて輪切りしたり、ゆで卵をギザギザの飾り切りにしたりなど、きれいな断面を見せるようにすると映えるお弁当に仕上がります。
肉や魚のおかずを半分にカットして断面を見せるのも、美味しそうに見えますね。また、オクラは切り方次第でいろいろな断面を見せられるのでおすすめの野菜です。
同系色を離して配置する
お弁当を詰めるのに、意識した方が良いのが色の配置です。例えば、2つの茶色のおかずの間に緑を配置するなど、同系色を対面に詰めるやり方もバランスが取れて映えるお弁当になります。
緑のブロッコリーの横には赤のトマトというように、隣同士が反対色になるように詰めると、お弁当全体が引き立つでしょう。
映えるお弁当で素敵なごはんタイムを
味が美味しいのはもちろんのこと、見た目が映えるお弁当は、蓋を開けるだけで気分がアップしそうです。大人も子どもも喜ぶ映えるお弁当にするには、ひと手間加えてアレンジしたり、色味や形に気を配ったりすると良いでしょう。また詰め方のテクニックを知っておけば、簡単に映えるお弁当が作れます。ぜひチャレンジしてみてくださいね。
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