キャニスターとは、調味料や乾物など主に食品を保存する容器です。本記事では、キャニスターの選び方や便利な活用方法などを解説。また、おしゃれインテリアとしても役立つおすすめ商品も5つ紹介します。そちらもチェックして気に入ったものがあれば、ぜひキッチンに取り入れてみましょう!
MOKUJI
キャニスターとは
食品を保存するフタのついた容器を、キャニスターと呼びます。最初に、キャニスターの特徴について紹介します。
食品用の保存容器
キャニスターは、主に食品を保存する容器のことを指します。陶器やガラスなどで作られていることが多く、密閉性の有無などに応じて用途を使い分けるのが基本。また、小麦粉やパスタなど、パッケージのままでは生活感が出てしまう食品を、おしゃれに見せるためにキャニスターを使用することが多いです。
キャニスターの選び方
材質や用途、デザインなど、選ぶ時に確認しておきたいポイントを紹介します。種類が豊富なキャニスターを見て、どれを選べば良いかと迷ってしまったら、ぜひ参考にしてくださいね。
材質で選ぶ
キャニスターの代表的な材質として、ガラス・陶器・ホーロー・プラスチックが挙げられます。
ガラス製:食品の色やにおい移りを防ぐことが魅力。他にも、透明なので何が入っているか把握しやすい点、密閉性の高さも特長と言えます。ただし、重たいので高い場所に置くと取りづらく、落とす可能性があるため気を付けましょう。
陶器製:光を遮り、湿度を抑える性質があります。調味料の保存におすすめですが、ガラスと同様に重たいため、落とさないように注意が必要です。
ホーロー製:耐久性があるので、長く愛用できる保存容器を探している人におすすめです。遮光性が高く、火にかけたりオーブンに入れたりできるなど、機能性に優れています。しかし、他の材質と比較すると、値段が高めです。
プラスチック製:リーズナブルなキャニスターが欲しい人におすすめ。軽量なので、取り扱いに関しても安心です。一方で、色やにおいが移りやすいため、入れるものを選ぶ必要があります。
用途に応じて選ぶ
材質が異なれば機能性も変わります。例えば、ホーロー製は冷凍保存が可能です。冷凍食品を保存したり、アイスを作ったりする時に便利。また、ガラス製は密閉性に優れているため、コーヒー豆などの乾燥を避けたい食品の保存におすすめです。
デザインで選ぶ
キッチンの雰囲気に合ったものを飾ると、おしゃれなインテリアになるのもキャニスターの魅力です。カントリースタイルのインテリアが好みなら、温かみのある陶器やホーローのキャニスターがぴったりです。どんなキッチンにも合わせられるシンプルなものを選べば、引越しなどで住環境が変わったとしても愛用し続けられます。自分のお気に入りデザインを選んでみるのも良いですね。
キャニスターの便利な活用方法
さまざまな用途で活躍するキャニスターですが、ここでは、特におすすめの使い方を紹介します。食材の保存はもちろんのこと、収納としても使えるキャニスターの利便性について説明します。
食材保存として
密閉性や防湿性を備えたキャニスターは、小麦粉・シリアル・乾物・調味料などの食材を保存するのに適しています。コーヒー豆やインスタントコーヒーの粉、お茶の葉などの保存容器としてもおすすめです。
先述したように、ガラスを始めとした透明な材質のキャニスターは、中身や残量を確認しやすいので便利。早く食べ切った方が良い食品の管理が楽になったり、少なくなった食品の追加の目処を立てやすくなったりします。
見せる収納として
雑多に見えるキッチンは、キャニスターで見せる収納にしてみましょう。異なるパッケージが並んだまとまりのない収納棚も、同じデザインのキャニスターに入れ替えるだけで統一感あるきれいな棚へと早変わり!材質やサイズを揃えるのがポイントです。
綿棒・コットンを始めとしたメイク小物や、メラミンスポンジなどの掃除用具を入れて、洗面所を整理するのもおすすめです。生活感を隠せるので、人目に付くところに置いてもおしゃれな印象を崩しません。
キッチンツール入れとして
お玉やヘラ、しゃもじなどの散らばりやすいものをまとめる際にも、キャニスターが活躍します。スプーンやフォークなどのカトラリーは、小さめのキャニスターに入れると良いでしょう。つまようじや紙ナプキンを入れて食卓に置けば、ワンランク上のテーブルコーディネートを楽しめそうですね。
キャニスターで保存する時のポイント
ここからは、キャニスターを使いこなすためのポイントを紹介します。ちょっとした工夫をすると、キャニスターはさらに使いやすくなりますよ。
湿気対策をする
時間の経過とともに湿気が溜まると、塩や砂糖などの調味料は固まりやすくなります。サラッとした状態を保つために、湿気を抑えられるドライキーパーや珪藻土をあわせて使いましょう!珪藻土を使った軽量スプーンなら、湿気対策になるだけでなく調理用具としても使えて便利ですよ。
ラベリングでさらに使いやすくする
食品や小物類をキャニスターに入れて片付ける際は、同時にフタ部分などにラベリングすると使いやすさがアップします。さらに、中身が見えるタイプのキャニスターなら、何が入っているかは一目瞭然に!迷うことなく、必要なキャニスターをサッと取り出せるようになるでしょう。
キッチンのお洒落なコーディネートのコツ!生活感を抑える収納グッズの選び方も
インテリア収納にもおすすめのキャニスター5選
多くのメーカーから、さまざまなキャニスターが販売されています。ここでは、見せる収納としてもおすすめのキャニスターを紹介します。
【CARL MERTENS】JAR ガラスキャニスター
フタの部分が黒板仕様になっているのが特徴の商品です。付属のペンを使って文字を書き込めます。文字だけでなく、イラストを描けばオリジナルのデザインも楽しめますよ。布で拭けば消えるので、その時の気分や用途に合わせて最適な文字やイラストを描いてみてください。
また、シリコーンパッキンが付いたフタにより、優れた気密性を発揮。フタやパッキンが汚れたら取り外して洗えるので、衛生的な状態を保てます。おしゃれさと機能性の両方を備えたアイテムです。
【WECK】ガラスのキャニスターシリーズ
リサイクルによって生まれたガラスを使って製造される、ドイツ製キャニスターです。環境先進国と呼ばれる、ドイツならではの地球への配慮を感じられます。エコを意識したアイテムを取り入れたい人におすすめです。キャニスター専門のブランドのため、クリップやパッキン、カバーといったオプション類も充実。形やサイズの種類が豊富に揃っているので、ライフスタイルに合わせて選んでくださいね。
【LOLO】ベーシックキャニスター
温もりを感じる、白地にロゴが入ったシンプルなデザインが魅力です。どんなテイストにもなじみやすく、幅広い層から人気を集めています。フタは天然のチーク材を使用し、パッキン付きです。底面にもパッキンがあるので、テーブルを傷つけるのを防げます。
「SUGAR」「SALT」「COFFEE」「TEA」と書かれたものがあるので、保存するものに合わせて揃えてはいかがでしょうか。例えば「SUGAR」のキャニスターに砂糖を入れて、シュガーポットとして食卓に出せば、ティータイムをおしゃれに彩ってくれそうですね。
【野田琺瑯】ホワイトシリーズ スクエアキャニスター
保存容器として使えるだけでなく、直火調理もできる便利なアイテムです。「シール」「ホーロー」「密閉」の3種類からフタを選べます。「シール」は中身が見えやすく、「ホーロー」は蓋の開閉が楽、「密閉」は完全に密閉できるのが特徴です。
形はスクエア(正方形型)・レクタングル(長方形型)・ラウンド(丸型)があります。サイズはS・M・Lの3種類です。用途をイメージしながら、ぴったりのキャニスターを選んでください。
【KINTO】BOTTLIT キャニスター
インテリアとしてもデザイン性が高い、ボトル型のキャニスターです。ころんとした形のコルクが、ナチュラルな印象を与えます。本体は耐熱ガラスになっており、煮沸消毒しやすいのが嬉しいポイント。サイズは150ミリ・300ミリ・600ミリの3種類です。スパイスやコーヒー豆などを入れて飾り、素敵なキッチンを作ってみてはいかがでしょうか。
キャニスターを使って快適でおしゃれなキッチンを目指そう
食品保存だけでなく、キッチンツール入れなど、キャニスターの使い方はさまざまです。便利なアイディアやおすすめ商品を活用して、快適でおしゃれなキッチンを目指しましょう!