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Jan 03, 2023

猫の「寒い」のサインに気づいて!よく見られる行動や寒さ対策を解説

帽子を被る猫

猫は寒さが苦手で、寒いときにはあらゆる方法でサインを出します。猫のための防寒対策を行えるよう、「寒い」を表す猫の行動に気づけるようになっておくのがおすすめです。この記事では、猫にとっての適温や、寒いと感じているときに見られる7つのサイン、具体的な防寒対策を紹介します。

猫の平熱と快適な室温とは?

伸びをしている猫

猫が快適に感じる住まいにするためには、猫の平熱、猫にとっての適温を知ることも大切です。まずは、猫の平熱と快適に感じてもらえる室温を解説します。

猫の平熱:38~39℃

猫の平熱は38~39℃で、人間の平熱より少し高めです。恒温動物なので、平熱を保つ機能が備わっています。高温の環境にはある程度適応しますが、寒さには比較的弱いのが特徴。体温が維持できていないときは、適さない温度の中にいると考えて良いでしょう。

猫が快適に感じる室温:20~25℃前後

個体差はあるものの、猫が快適だと感じる室温は大体20~25℃前後とされています。冬の暖房は21〜23℃を目安に設定すると、猫が快適に感じるはずです。

 

ただし、老猫は平熱が少し低くなる傾向があるので、+2~3℃くらいがベストです。また、猫は暑がりか寒がりか、長毛か短毛なのかなどによっても、快適な室温は変わります。

猫の「寒い」のサイン7選

毛布にくるまる猫

猫が「寒い」と思っているかどうかは、猫の行動や体の状態である程度判断できます。猫の健康管理をしっかり行うために、寒いときのサインを押さえておきましょう。猫が寒いと感じた際に出す主なサインを7つ紹介します。

サイン①体を丸める

普段動いている時間帯にまで、じっとして体を丸めているなら、それは猫からの「寒い」のサインかもしれません。また、普段伸びをしている場所で体を丸めている場合も寒がっている可能性があります。

サイン②運動量が減る

猫は寒いとき、室内の移動距離が短くなったり、遊ばずに寝ている時間が増えたりすることがあります。運動量が減っているときは、寒いがゆえに思うように体を動かせないでいるのかもしれません。

 

また、動かない時間が増えると猫のストレスも溜まりやすくなります。運動量が減ったと感じたら、寒さ対策にプラスして運動不足解消も目指しましょう。

サイン③水を飲む量が少なくなる

猫は、冷えた水を飲んで体温が下がるのを嫌がり、水を飲まなくなることがあります。ご飯は食べるのに水分補給をしないようなら、室温を調整するなどしてあげましょう。また、暖房によって猫が脱水症状になる場合があるので、意識的に水分補給させるのも大切です。

 

水を常温にしてからあげるのも、おすすめの対策法。ただし、これらの方法を試しても水を飲む量が少ない場合は、病気の可能性もあるため病院へ連れて行きましょう。

サイン④人のそばに寄ってくる

猫が人のそばに寄ってきたら、それは暖を取ろうとしているからかもしれません。人だけではなく、一緒に住んでいる猫と仲良くくっついていたら、寒がっていないか気にかけてあげてくださいね。

サイン⑤暖房から離れない

室内が寒いと、ヒーターの前やこたつの中から離れないことも。しかし、それらに長時間当たっていると低温やけど・脱水症状・酸欠になる危険があります。猫のために作られた安全な暖房器具に変える、ヒーターなどに近寄らなくても良いよう室内を適温に保つなど、工夫が必要です。

サイン⑥毛が逆立っている

威嚇・恐怖・興奮などを示すような場でもないのに、猫の毛が逆立っていたら寒いと感じている可能性大。猫は毛を逆立て、毛の間に空気を含ませることで熱を閉じ込め、体温を保つ習性があります。そんな姿が見られたら、室内を適温まで暖めてあげましょう。

サイン⑦くしゃみを頻繁にする

猫も寒さによって風邪を引き、くしゃみをすることがあります。くしゃみが続くときや、一緒に鼻水も頻繁に出ているようなら、早めに病院を受診してください。

注意!猫が寒いときになるかもしれない病気・ケガ

診察を受ける猫

人間が寒くて風邪を引くことがあるように、猫にも寒さによって引き起こされる病気があります。また、寒さ対策のために使った暖房がケガにつながってしまうことも。なかには命に関わる可能性があるものもあるので、それぞれの原因を学んでおきましょう。

猫風邪

人間と同じく、猫も風邪を引くと発熱・咳・鼻水・くしゃみなどの症状が出ます。冬の寒さで体温が急激に下がったり、ストレスで免疫が下がったりするとウイルス感染しやすくなります。猫風邪を防止するためにも、寒さ対策は欠かせません。

尿路結石症

猫の下部尿路疾患で、尿管や膀胱、尿道に結石ができる病気。寒いと水を飲む量が減り、トイレの回数も減るので、おしっこのpHバランスが崩れて結晶ができやすくなってしまいます。場合によっては命に係わる事態になるので、見過ごさず、よく水を飲ませるよう工夫することが大切です。

やけど

暖房器具は猫の寒さ対策に必要不可欠なアイテムですが、猫にやけど・低温やけどを負わせてしまう危険なものでもあります。熱い部分に近づけない、長時間暖房の前にいさせないなどの対処が必要です。

 

もしも水ぶくれ・赤くなった皮膚が見られたら、猫がやけどをしている可能性があります。目に見える怪我がなくても、体の一部を気にして舐めていたり、特定の場所を触ると極端に嫌がったりしているときは注意して見てあげてください。

猫の「寒い」に気づいたらしてほしい防寒対策

布団に入る猫

猫が寒いと感じているなら、病気やケガを招かないようしっかりと防寒対策を。たくさん対策法はありますが、今回は猫にとって比較的安全な方法をまとめました。

エアコンで温度調節をする

室内の温度はエアコンで調整するのがおすすめです。ストーブやヒーターでも温度調節できますが、やけどの心配がないエアコンの方がより安全に寒さ対策ができます。

 

猫の体調を崩さないよう、エアコンの風向きを上にしたり、風量を弱にしたりといった配慮も忘れずに。エアコンを長らく使っていないときは、ホコリやカビなどで猫の健康を害さないよう、掃除をしておきましょう。

 

床置きの暖房器具しか使えない場合は、やけどしないよう柵を設けるなど工夫してみてください。

湯たんぽを使う

湯たんぽは、猫が好きなときに近づいて暖まれる便利なアイテム。室内を暖めすぎて、猫が暑がる心配がありません。また、他の暖房機器に比べて乾燥や電気代に悩まなくて良いのもポイントです。ただし、猫に低温やけどを負わせないよう、長時間使用は避けるようにしましょう。

 

いろいろな種類の湯たんぽがありますが、おすすめは猫が乗っても水が漏れ出ないような硬い素材のもの、しっかりフタが閉まるものです。

冬用の布団を使う

寒さをしのぎやすい冬用の布団を準備するのも良いでしょう。湯たんぽとセットで使うのも手ですね。短時間留守にしなければいけないとき、暖房機器を消さなければいけないときでも、猫の寒さ対策ができます。

 

【ペット】犬・猫の暑さ対策を知っておこう!身近なものでできる対策とは

猫が寒いときに服を着せても大丈夫?

セーターを着る猫

猫が寒いとき、服を着せるのは必ずしも良いとは限りません。服が負担になる可能性と着せてあげても良い場合を紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

服は猫の負担になる可能性がある

猫は毛を逆立てたり、体を丸めたりして暖かさを保つため、基本的には服を必要としません。

 

むしろ洋服を着せると、猫が動きづらくなったり、洋服がひっかかって事故につながったりする危険があります。また、猫は毛を舐めることで体を清潔にして体温調整を行いますが、それもできなくなるのでストレスが溜まる可能性もあるでしょう。

 

人間と同じような感覚で、寒さ対策に服を着せるのはあまり得策ではありません。

高齢だったり病気だったりする場合は使用することも

高齢や病気で自ら体温調整がしにくい猫は、例外として服を着せてあげた方が良いとされる場合もあります。老猫ではなくても、体温調整が苦手な猫なら服が重宝することもあるでしょう。かかりつけ医などに相談しながら、飼い猫に合った判断をしてあげてくださいね。

猫が寒さを感じず、快適に過ごせるよう配慮して

くつろぐ猫

猫は寒さに弱い生き物で、寒いときには特有のサインを出しています。飼い主は、猫が冷えで病気にならないよう、しっかり温度調節することが大切です。猫の過ごしやすい温度を保ち、猫の「寒い」のサインを見逃さないよう意識してみてくださいね。

 

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