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こだわりの「器」を、毎日のおうちごはんにプラス♪ 好みの器の見つけ方

こだわりの「器」を、毎日のおうちごはんにプラスにして、何気ない日常を特別なものにしてみませんか?ニューノーマルが当たり前となった昨今、外食がメインだった人もおうちごはんが続いていることでしょう。丁寧な食事を摂るには、時間もお金もかかります。そんなとき、たった1つの「器」が今の生活をうきうきとさせるきっかけになるかもしれません。

器を生活に取り入れるメリット

毎日のくらしを少し丁寧に、楽しく暮らすために取り入れるツールとして、器はとっても簡単なんです。器は、生活をする上で必ず使うものですよね。毎日の食事を思い浮かべ、どんな器に何をのせたいか、思い浮かべてみましょう。長く使える器や、自分だけの器コレクションをつくるなどして、日々の生活に少し変化させてみませんか?

 

日々のリフレッシュやモチベーションアップに

リモートワークやステイホームによって、自分自身で日々の生活に変化を加えることが多くなりました。毎日の食事を彩る器や、ご馳走等ここぞの時に使う器がいくつかあることで、リフレッシュ時間を充実させたり、今日の夕食はあの器に合うメニューにしよう、などモチベーションをアップさせたりできます。

食事の時間をより充実させる

食事を作る時、まずは献立を考えることから始めますよね。毎日同じものを作らないよう、料理のレパートリーを増やそうとするのは、手間が結構かかります。

そんなとき、器で見せ方を変えてみるのがおすすめです。同じカレーでも、忙しい平日はオーバルの平皿でスタンダードに、ゆっくり過ごせる休日のブランチには木製ワンプレートなどで見た目にこだわる、などシチュエーションによって使い分けることで、変化や豊かさを生み出せます。器一つで何気ない日常を変化させられるなんて、素敵ですよね。

器をどう生活に取り入れるか

実際に器を生活に取り入れるには、どんな器を選んだら良いのでしょうか。普段使いの食器や、家族の団欒のための食器など、いまのあなたのライフスタイルに、ぴったりな器を見つけましょう。

 

 

毎日の食事

 

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1日のうちで、一番好きな食事の時間はいつですか?午後のためにしっかり食べるランチタイムだったり、家族と食べるやすらぎの夕食時間だったり、休日に少し寝坊してから頂くブランチタイムが好きな方もいると思います。例えばブランチにはワンプレートで楽にのせられて楽に片付ける大きめのプレート皿はいかがですか。余白を大きくとることでゆったりとした気分で食事を楽しむことができますよ。毎食にお気に入りの器をプラスすることで食卓がぐっと華やぎます。

 

ティータイム

 

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毎日のホッとできる時間として、仕事や家事の合間のティータイムを大切にしている人も多いかと思います。お好みのおやつに似合う器や、逆に好きな器に乗せたいおやつはなんでしょう。好みの飲み物に合わせてカップやポットを選ぶのもいいですね。ハーブティーがお好きなら、茶葉がしっかり見えるガラス製のティーポット、紅茶を楽しむときはまろやかな味になる陶器のティーポット、など茶葉によってティーポッドを変えても楽しいかもしれません。陶器や磁器、ガラスなど素材によっても雰囲気も変わるので、気分によってやすらぎの時間を変えてもいいですね。

 

晩酌

 

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ニューノーマルの影響で、家でお酒を嗜む機会が増えたひとも多いのではないでしょうか。一日の疲れを癒してくれる、夜の晩酌タイムは大切な時間ですよね。こだわりの酒器は、お酒をより美味しく感じさせてくれます。手触りや唇に触れた時の器の質感が酒器によって違うので、お酒によって酒器を変えるのがおすすめです。また、同じお酒でも酒器の材質や形、種類によって口当たりが変わるので、好みの口当たりで酒器を探してみるのも面白いかもしれません。例えばビールがお好きでも、のどごしのいいものだったり、ホップの香りがいいものだったり好きな理由は人によってそれぞれです。ワイングラスのようなふくらみのある形状のグラスだと、香りが華やぎ、ホップを楽しめます。錫のグラスは、まろやかな舌触りとクリーミーな泡立ちが楽しめます。晩酌タイムをより豊潤な時間にしてみませんか。

 

インテリアとして

 

 

日本では、床の間にお皿を飾ることは、掛け軸などと同様、家の力を象徴する存在でしたが、現在では風水的な意味合いやインテリアとして楽しまれています。海外でもインテリアとして、壁に飾って楽しむ文化があります。飾り皿でも北欧風やイタリア風、モロッコ風などたくさん種類があります。お部屋の雰囲気に合わせて探してみましょう。

 

 

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また、インテリアだけでなくアクセサリーを入れたり、キャンドルの受け皿にしたり収納として活用するのもおすすめ。気に入って購入したけれど、何に使えばいいかわからない器って案外ありませんか?わたしは友達の海外土産でチョコレートが入っていた器をアクセサリー入れにしています。

好みの器の見つけ方

器と一口にいっても、形や色、素材などさまざま。好みの器に出会うためのたくさんある中で、どうやって見つければいいかをご紹介していきます。

 

器にのせたいものを想像してみる

 

今の生活で一番ゆったりとできる時間を思い浮かべてみましょう。家族と囲む食事の時間だったり、お酒を嗜みながら読書をする時間だったり、グリーンの手入れをしている時間だったり。食事の時間の場合、自分の好物を思い浮かべてみましょう。

 

 

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わたしはパン屋巡りが大好きなので、パンがおいしく見えるお皿はどれかなという基準で探したりします。ワインのつまみに合うハード系のパンは、切ってそのまま出せる木製のカッティングボードを使用しています。オリーブ材は木によって木目が違うため1枚1枚風合いが違うので、好みの木目を見つける時間も楽しめます。またトレンドの高級食パンの場合は、パンよりひとまわり大きめの角皿にのせています。トーストせずそのままでいただきたいので、パンくずをそこまで気にする必要がないためぴったりサイズでおしゃれに見えますよ。

 

かたち・大きさで見つける

 

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器のサイズを気にしたことはありますか?料理のレパートリーによって器を全て変えるのは難しいので、オールマイティに使えるお皿を選びがちだったりしますよね。持っていないかたちや、大きさを意識して持っていないかたちや大きさの器を選んでみましょう。器の大きさが変われば、料理の盛り付け方も変わり、同じ料理でも食卓が違った雰囲気になりますよ。

 

 

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例えば角皿は1枚でメリハリがでますし、角皿を並べて使うと食卓の上に並べるものが多くても、スッキリして見えます。また大きな平皿だと余白ができるので、料理が際立ちます。ワンプレートのように少しずつおかずを盛っていくと、華やいだ印象になりますし、豆皿を使って平皿の上におかずを盛ると、平皿ひとつで使うのとは異なる余白ができるので、お皿自体が際立ちます。

 

 

おすすめの器ショップ

ここでは、都内の素敵な器が揃うギャラリーと器メーカーの直営店舗を紹介します。実際にお店に赴くことで、自分好みのお皿や作家さんが見つかるかもしれません。期間限定の展示などの新作情報は各ギャラリーのインスタグラムでゲットできます。直営店舗ではブランドの世界観にどっぷりとつかれるので、実際に赴いてひとつひとつ手にとってみるのがおすすめ。使い方などライフスタイルにそった提案をしてくれることも。遠方に住んでいたり、今のご時世の問題だったり、さまざまな理由で実際に足を運ぶのが難しい方にはオンラインショップがおすすめです。

 

千鳥

 

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「千鳥」は水道橋の駅から徒歩2分程度、閑静なビルが立ち並ぶ一角にあります。古い印刷所を改装してつくられたギャラリーはゆったりとした作りで

ひとつひとつをじっくりと眺めることができます。大きなギャラリーで、期間限定の展示でも仕入れの量自体が多いため、1点1点吟味してまわれますよ。

 

〒101-0061

東京都千代田区三崎町3-10-5

原島第二ビル201A

Tel/Fax 03-6906-8631

営業時間 12:00〜18:00

インスタグラム: @utuwa.chidori

うつわ楓

 

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本年3/3に移転したばかりの「うつわ楓」は外苑前を裏に入ったところにあるお店です。ちいさなギャラリーですが、季節に合わせてアイテムをセレクトしているので、いつ尋ねても「欲しい」が見つかります。2年に一度、常設作家の個展が開かれ、その会期中には店内にその作家の作品しかおかないのでどっぷりと作品と向き合えます。

 

〒107-0062 

東京都港区南青山3-5-5

Tel/Fax 03-3402-8110 

営業時間 12:00~19:00 

インスタグラム:@utsuwakaede

Style-Hug Gallery

 

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Style-Hug Galleryは、月2-3回の展示会のみのオープンするお店ですが、金継ぎ教室や、作家の器を使った生花教室などさまざまなワークショップも随時開催しています。インテリアデザイン出身の店主がセレクトする器は、生活に根ざした一品ばかりです。

 

〒151-0053

東京都渋谷区代々木4-28-7 西参道テラスS1

Tel/Fax 03-6300-0333

不定期営業

インスタグラム:@stylehuggallery

DISHES

 

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奥渋谷にあるMEALS ARE DELIGHTFUL内にあるDISHESは、日本の家庭で使われることを想定したSTUDIO M’とホテルやレストランで使われることを想定した、プロユースの洗練されたSOBOKAIの食器を取り扱っています。また、DISHESだけのオリジナル商品もありますよ。実はここ、「食事は楽しい」をコンセプトする複合施設で、2階の食堂カフェのMealsではSTUDIO M’とSOBOKAIの器を使用したお料理が提供されています。実際に使い心地を確かめることができるのは嬉しいですよね。食器の使い方やメンテナンス、盛り付けや組み合わせなども店内で相談できます。

 

〒151-0063

東京都渋谷区富ヶ谷1丁目17-5

Tel/Fax 03-5465-1771

営業時間 12:00〜19:00

インスタグラム:@dishes_marumitsu

 

KINTO

 

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滋賀県彦根で創業したコーヒーウェアやティーウェアが有名なKINTOは、スタイリッシュなデザインで、その物自体が美しいのが特徴。日常の所作の中で食器がもたらしてくれる価値が、ずっと使い続けたくなる理由とも言われています。「使い心地」と「佇まい」のふたつの調和をコンセプトに、洋食器から和食器、ガラス製品から陶器、プラスティックなどテーブルウェアの中でもラインナップ豊富に揃えています。直営店1店舗目はロサンゼルスでしたが、日本初の直営店がついに中目黒にオープンしました。「心満たされる豊かな日常」をイメージした広々とした店内では、存分にKINTOの世界観を体感できます。

 

〒153-0042

東京都目黒区青葉台1-19-12

営業時間 12:00〜19:00

インスタグラム: @kintojapan

 

xiaoqi+g

 

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xiaoqi+gは台湾にある、日本人作家の器を取り扱ったギャラリーです。すぐにいけるところではありませんが、いつか旅行できる日が来たら立ち寄ってみたいですね。インスタグラムを覗くと、幅広い作家さんを取り扱っているので、自分好みの作家さんや作風を見つけられますよ。

 

 No. 4, Lane 17, Chifeng Street, Datong District, Taipei City, 台湾 103

Tel/Fax  +886 2 2559 9260

営業時間 12:00〜20:00

インスタグラム: @xiaoqiplusg

 

編集部おすすめの器

器好き編集部員が持っているお気に入りの器を紹介します。

遊び心満載の大江憲一さん作・醤油差し

 

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大江憲一さんといえば、醤油差しという程そのイメージが強いです。どっしりと厚みがありながら、凛とした佇まいが魅力的です。醤油差しを使っていなかったのですが、ずっと欲しかった大江憲一さんの醤油刺しを手に入れてから食卓に出す機会が多くなりました。器に刻まれた一筋ひとすじをじっくりみて、どの醤油差しにするかじっくり考えて決めました。遊び心があるのに、きりっとして深みがあるのが大江憲一さんの作品です。他にも急須やボウルなど代表の作品が多くあります。

立体的で柔らかい絵付けが特徴の廣政毅作・マグカップと楕円皿

 

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最近は、前述した千鳥で、廣政毅さんのマグカップと貼花散らし楕円皿を手に入れました。千鳥のインスタグラムで展示会の告知が来て一目惚れし、すぐにギャラリーにむかいました。

お店についてから、廣政毅さんの他の作品の、くまのワンポイントのお皿に一目惚れしたのですが、千鳥で1時間以上悩みに悩んで上のカップとお皿に決めました。廣政毅さんがコーヒーに詳しいということから、この2つと一緒にコーヒータイムを過ごしたいと思ったことがいちばんの理由です。

 

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ちなみにこちらが一目惚れしたくまのお皿です。

 

 

器を際立たせる写真の撮り方

器を上手に生活に取り入れたら、器のある暮らしを写真におさめて、俯瞰みるのもひとつの楽しみです。SNSには魅力的な写真をたくさんあげられていますよね。スマホでも下記のポイントをおさえておくと簡単に映える写真がとれますよ。まずは、上手に写真におさめる3つのコツを紹介します。

 

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  1. 光を上手に使うこと
  2. 全体の色バランスを考えること
  3. 構図を考えること

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自然光を使うなら朝がおすすめ。自然光が当たると柔らかく暖かい雰囲気の写真になります。室内のライトは消して、光源を一つにすると光の反射などが起きず、ふんわりとした明るさになります。また器の後ろ、横から光を当てるといい感じの影ができて、立体感が生まれますよ。昼や夜は部屋の照明の影響を受けてしまい、自分や家具の影が入るなどしてしまうことがよくあります。照明の真下での撮影を避け、照明から少し後ろに下がって取りましょう。また、写真の構図の全体の色のバランスを確認しましょう。食器の色とのせるもの、床やテーブルの色・ランチョンマットの色など、背景の色のバランスを考えましょう。

 

写真を撮るときに一番悩ましいのが構図なのではないでしょうか。おすすめは三角構図・対角線構図・俯瞰構図のいずれかを使用することです。

 

三角構図

三角構図は、一点に向かっていくように画角を作る、基本的な構図の一つです。

 

 

撮影画面にアイテムが3つ以上で高さがあるものが入るときには、ローアングルで3になるような構図をつくると、バランスがよく見えます。高さがあるものはうしろ、低いものは前に配置します。三角形を意識して配置するとまとまりやすくなります。一番見せたいポイントにピントを合わせて、背景はボケるようにとると温かみのある写真になります。

 

対角線構図

 

対角線構図は、被写体を対角線上に置く手法で、写真に安定感が出る構図です。

 

 

2つ以上の被写体を撮る場合は、真横に並べるのではなく、対角線を意識する事でバランスの良い写真に仕上がります。視線に流れが生まれて奥行きを出すのに最適です。脇役を少しぼかすと主役に目が行きやすくなり、奥行き感も出ますよ。

 

俯瞰構図

 

俯瞰構図は、上から見下ろす様に撮る構図です。全体の雰囲気を伝えるに有効な撮り方です。

 

 

被写体が2つ以上あるときは、あえて見切れさせることでまとまって見えますよ。また、コーディネート全体がメインとなる真上からのショットはカトラリーの配置やクロスなどの小物を足したりバランスを取る事で見栄えがぐっとよくなります。

 

おわりに

ステイホームが長引き、家での過ごし方がまんねりになり、おうちごはんにも飽きが来ている方も多いはず。まずはお皿を1枚取り入れて、小さな変化を感じてみては?朝の時間でも、夜の時間でも、自分のライフスタイルに合わせた器を見つけてより充実した時間をすごしましょう。