Jul 17, 2022

初心者でも整いたい!正しいサウナの入り方とおさえておきたいマナーを解説

最近「サウナー」や「整う」という言葉が流行っていますよね。

サウナは温泉や岩盤浴など、さまざまな施設に併設されているので、一度は入ったことがあるかもしれません。ですが、水風呂の入り方や基本のマナーなど、詳しい知識までは知らない方も多いのでは?

今回は、サウナ初心者さんに向けて、サウナの嬉しい効果や正しい入り方、マナーなどを解説します。ポイントをしっかり押さえて、ぜひサウナでととのってみてくださいね♪

初心者必見!サウナの嬉しい効果3選

サウナには、女性に嬉しい健康効果・美容効果がたくさんあります。ここでは、サウナの嬉しい効果を大きく3つご紹介。サウナに入るとどんな作用が起きるのか、具体的に解説します。

 

血行を促進して代謝が上がる

サウナのもっとも大きな特徴は、短時間で体温が上がること。サウナに入ると、5~10分で体温は1℃上昇し、代謝が13%もアップします。全身の血流が良くなれば、体の隅々まで栄養や酸素がいきわたり、脳や血管、内臓機能も回復。代謝が上がることで痩せやすくなり、ダイエットにも効果的です。

汗をかいて老廃物を排出

サウナに入ると、普段からは考えられないほど大量の汗が出ますよね。体内に溜まった老廃物や疲労物質は汗とともに体外へ排出されるので、汗をかけばかくほどデトックス効果が高まります。

また、サウナでたくさんの汗をかくことで汗腺機能が高まり、吹き出物の予防や肌の透明感アップも期待できますよ。

自律神経を刺激してストレス解消

サウナで体を温めた後、水風呂や外気浴で体を冷やす。こうした「温冷刺激」を繰り返すと、自律神経の働きが整い、ストレス解消につながります。

忙しい日々ではどうしても交感神経が優位になってしまい、なかなかリラックスできません。自律神経が整うことでリラックスを促す副交感神経がきちんと機能するようになり、心身がすっきりします。

初心者でもきちんと整う。正しいサウナの入り方

継続的に利用することで、毎日をいきいき過ごせるサウナ。ただ、慣れないうちはマナーや利用方法が分からず、戸惑うことも多いですよね。

ここでは、サウナに入る前の準備から最終セットまでの基本的な流れや注意点、初心者が心がけたいマナーについて解説します。

1.しっかりと水分補給する

 

サウナに入る前や各セットの合間は、コップ1~2杯の水を飲みましょう。サウナでは合計500~1000ミリリットルの水分が失われるので、脱水症状にならないよう、水分補給は必ずすること。

喉が渇いていないと飲まなくて大丈夫と思うかもしれませんが、乾いたと感じたときは既に軽い脱水状態を起こしています。一気に飲むと気持ち悪くなったり、水中毒を起こしたりする可能性があるので、少量を数回に分けて飲んでくださいね。

2.身体は洗って清潔にする

洗い場に入ったら、身体と髪は洗っておくのがマナーです。皮脂を洗い流すことで汗をかきやすくなり、体も温まるので、シャワーは必ず浴びましょう。

なお、室温が80℃を超えるドライサウナやウェットサウナでは、熱気で髪の毛のキューティクルがはがれ、傷みやすくなります。乾燥によるダメージを防ぐためにも、トリートメントは忘れずにつけてください。

サウナハットで保護するのもおすすめです。

3.体をよく拭いて水気を取る

体を洗った後は、タオルで水気をしっかり拭き取りましょう。

よく「冷たい水を浴びてからサウナに入ると長居できる」といわれますが、これは間違い。体についた水分が一気に高温になり、かえって暑く感じます。

 

また、濡れた状態でサウナ室に入ると、床や座面が濡れて滑りやすくなり、転倒する可能性も。サウナ室に入る前は、体に付いた水分をできるだけ取り払いましょう。

4.静かにサウナへ入る

水気を拭き取り、サウナハットや濡れたタオルで髪の毛を保護したら、いよいよサウナへ。入口の注意事項をよく読んでから、静かに入りましょう。

 

階段状のサウナの場合、1段で5~10℃もの差があり、上に行くほど温度は高くなります。サウナストーブが近い位置ほど熱いので、初心者は出入り口付近の下段に座ると良いでしょう。サウナ室では大量の汗をかきますが、頭を振ったり手で拭って汗を周りに飛ばしたりしないでくださいね。

 

また、サウナ室では、あぐらや体育座りで過ごすのがおすすめ!頭と足先の温度差を無くすことで、まんべんなく全身が温まります。他の利用者に迷惑をかけないよう、友達と行く場合でも私語厳禁、「黙サウナ」を心がけましょう。

 

なお、サウナを出る際にタオルで場所取りをする人がいますが、これはマナー違反なので、マネしないようにしてください。

5.汗を流して水風呂に入る

サウナを出たら、ぬるいシャワーで汗をさっと流し、水風呂に入ります。

まずは手足に水をかけ、サッと入水しましょう。入水時は思わず息を止めてしまいがちですが、意識して呼吸をし、リラックスを心がけて。水風呂が冷たくて中でじっとしていられないときは、両手を水から出すと体感温度が上がります。

 

水風呂内では浴槽のふちに頭をのせ、力を抜いて体が浮くような体勢がおすすめ。入って30秒~1分ほどたつと、サウナで火照った肌と冷たい水の間に「羽衣」と呼ばれる薄い温度の膜ができ、とても気持ち良い状態になりますよ!

 

ちなみに、羽衣は水流ができるとすぐに消えてしまうので、水風呂の中ではなるべく動かないようにしましょう。人の羽衣を壊さないよう、入るときもそっと静かに動いてくださいね。脈拍数が平常時に同じくらいに戻るか、気道がスースーしたら水風呂終了のサインです。

6.休憩する(外気浴)

水風呂を出たら体を拭いて、外気にあたれる休憩スペースに移動しましょう。

休憩スペースには、ベンチタイプの椅子や寝転んで使えるベッドチェアがありますが、おすすめはベッドタイプの椅子。横になることで手足の先まで血液が巡り、よりととのいやすくなるでしょう。

 

ただし、順番待ちができるほど混んでいるときにスペースを占領するのは、マナー違反です。外気浴は10分程度にして、使用後はかけ湯をするのがエチケットです。

 

なお、水風呂から休憩までに時間がたちすぎてしまうと、真のととのいタイムを満喫できません。

真のととのいタイムとは、サウナと水風呂の温冷刺激によって出たアドレナリンが、副交感神経が優位である休憩時にも残っている状態のことです。ふわーっとした浮遊感や心身がすっきりした感覚になり、とても気持ち良いのだとか…!

 

ととのいタイムを満喫するためにも、移動や体を拭く際は手早く、できれば2分以内に横になってくださいね。

基本のセットを3~4回繰り返そう

サウナで「ととのう」には、「サウナ→水風呂→外気浴」を3~4セット行うことが大切です。

 

休憩をはさみながら体を温めたり、冷やしたりを繰り返すことで、自律神経を活発化させます。順番を変えたり、別のアクションを入れたりすると「ととのう」効果が下がってしまうので、注意しましょう。

 

なお、最終セットは「サウナ→10秒程度の水風呂→水シャワー」がベスト。水シャワーで肌をキュッと引き締め、気持ちよくサウナを出ましょう。

初心者編・気になるサウナの疑問

 

サウナに関する疑問を、初心者向けにまとめてみました。心からサウナを楽しむためにも、疑問や不安はしっかり解消しておきましょう!

サウナに入る時間はどのくらい?

1回のサウナ時間は5~12分くらいといわれていますが、サウナの適切な時間は人によって違うので、あくまで目安程度に考えましょう。

特に女性は高温期・低温期など、その日の体調によって心地よい温度が変わります。無理をせず、暑いと思ったら出るようにしましょう。

なお、サウナ室を出るタイミングは、脈拍数が「小走りをしたとき」くらいになったら。軽いジョギングをしたときくらいの脈拍を目安にすると、体に負担がかかりません。

水風呂の温度は何度?

サウナ施設にもよりますが、水風呂の温度は最低16~17℃くらい。人間の体には複数の温度センサーがありますが、痛みを感じるセンサーがギリギリ反応しないのが、この温度なのです。16℃を下回ると冷たさは痛みに変わり、苦痛を感じます。

「整う(ととのう)」ってどういう状態?

ととのうとは、心身の調子がとても良い状態のことで、サウナ好きの間でよく使われる言葉です。サウナの後に心と体がすっきりして、リフレッシュできた場合は「ととのった」などといいますね。サウナを通してととのうことで、数日間体調が良い状態が続きます。

タオルはサウナ室に持ち込んでいいの?

浴場や休憩スペースと同じく、サウナ室へのタオル持ち込みはOKです。ただし、サウナ室に濡れた状態のタオルを持ち込むと、床や座面が濡れてしまい、滑りやすくなるので、注意しなければいけません。水分でサウナ室内の温度が下がってしまう可能性も考え、タオルは入室前に必ず絞っておきましょう。

アクセサリーは取ったほうがいい?

施設にもよりますが、「サウナではアクセサリーを外す」という決まりは特にありません。しかし、温泉成分で変色したり錆びたりする可能性を考えると、外したほうがよいといえるでしょう。

特に金属のアクセサリーは火傷の原因になるので、外しておくのがベター。金属は熱伝導率が高く、サウナのような場所では猛烈に熱くなります。思わぬトラブルを防ぐためにも、体に触れるものはすべて外しておいたほうが安心ですよ。

正しい入り方を知ってサウナライフを楽しもう

 

サウナには血行促進やストレス解消、老廃物の排出など、嬉しい効果がたくさんあります。

サウナ室を出たり入ったりするだけでも効果はありますが、より「ととのう」ためには、正しい入り方とコツを押さえて利用するのが一番!

この週末はぜひサウナに出かけて、サウナの魅力や効果を思いっきり体験してみてくださいね。