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100均ダイソーのメスティンで簡単アレンジレシピを紹介!アウトドアでも大活躍♪

メスティンと簡易コンロ

キャンプ好きの間で話題の「メスティン」。ダイソーで販売されているメスティンは、コスパ以上の機能性を備え、さまざまなアレンジレシピが作れると人気です。本記事ではダイソーのメスティンで作れる、簡単レシピを紹介。基本となるお米の炊き方や、使用時の注意点まで詳しく解説します。

メスティンとは?

メスティンとは、ハンドルが付いたアルミ製の箱型飯ごうのことです。家庭用調理器具やキャンプ用品を取り扱う老舗ブランド・トランギアが売り出したのが元祖だといわれています。

もともとは炊飯器具として生まれたメスティンですが、熱伝導が高いため煮る・焼く・茹でるなども自由自在で、その使い勝手の良さから人気に火が付きました。さらに、蓋つきで密閉度が高いため、調理に使用しないときは調理器具や食材の収納ケースとしても活躍します。

ダイソーのメスティンはどんなもの?

 

ダイソーのメスティンは、ソロキャンプにもぴったりの1合炊きサイズで、価格は550円。火力調節いらずで、弱火にかければ半自動的においしいお米が炊き上がります。このほか、サイズ違いやフッ素加工された商品も販売中です。

ダイソーのメスティンはアルミ臭も少なく、購入後そのまま使用しても問題ありませんが、できれば使用前にシーズニングするのがおすすめ。シーズニングとは、アルミ臭を取り除き腐食を防ぐ目的で行う事前メンテナンスです。

メスティンをシーズニングする際は、米の研ぎ汁で20~30分ほどメスティンを煮て、素手で触れるくらい熱が冷めたら水洗いするだけ!シーズニングしておくと食材の焦げ付きを予防でき、さらにダイソーメスティンが便利に使えます。

ダイソーメスティンで基本のご飯の炊き方

メスティンで作った白ごはん

 

ダイソーのメスティンを手に入れたら、まずはベーシックな使い方「炊飯」に挑戦しましょう。

<用意する材料>
お米 150グラム
水 200ミリ

<作り方>
メスティンにお米と水を入れて蓋をする
30分吸水させる
メスティンを火にかけ弱火で15~20分炊く
火を止めてメスティンをひっくり返す
15分蒸らしたら完成

固形燃料を使用する際は、燃料が燃え尽きるまで火にかけてください。吹きこぼれが心配なときはメスティンの上に重しを置いたり、量を少し減らしてお米120グラム・水160ミリで炊いたりするといいでしょう。

ダイソーのメスティンで作る簡単キャンプ飯

ダイソーメスティンの調理方法は無限大。ご飯を炊く以外にもさまざまな料理が作れます。ここからは、ダイソーメスティンで作れるおすすめレシピを紹介するので、ぜひキャンプで実践してみてくださいね。

さんまと枝豆の炊き込みご飯

メスティンで作るさんまと枝豆の炊き込みご飯

 

「何品も作りたくない」「手の込んだ料理は面倒」そんなときにおすすめなのが炊き込みご飯。甘辛いさんまの缶詰と枝豆の食感が癖になる一品です。

 

<用意する材料>
お米 150グラム
水 200ミリ
さんまの蒲焼缶 1缶
冷凍塩ゆで枝豆 50グラム

 

<作り方>
1.メスティンにお米と水、さんまの蒲焼缶をタレごと入れて蓋をする
2.30分吸水させる
3.枝豆がまだ凍っている場合は流水で解凍しておく
4.メスティンに解凍した枝豆を入れる
5.メスティンを火にかけ弱火で15~20分炊く
6.火を止めてそのまま15分蒸らす
軽く混ぜれば完成

 

枝豆は冷凍食品を使えば手間いらず。完成後、お好みでネギを散らすと風味がアップします。ちょっと大人な味にしたいときは七味唐辛子を振るのがおすすめです。

パエリアもメスティンと素を使えば簡単!

メスティンで作るパエリア

 

ダイソーメスティンを使ってご飯を炊くのに慣れてきたら、パエリアに挑戦してみるのもおすすめ!見た目も華やかなおしゃれレシピです。

 

<用意する材料>
お米 150グラム
水 180ミリ
パエリアの素 1合分
パプリカ 1/4個
冷凍シーフードミックス 適量
オリーブオイル、パセリ 各少々

 

<作り方>
1.メスティンにお米と水を入れて蓋をする
2.30分吸水させる
3.オリーブオイルとパエリアの素を入れて、よくかき混ぜる
4.一口大にカットしたパプリカとシーフードミックスを冷凍のまま入れる
5.メスティンを火にかけ弱火で20~25分炊く
6.火を止めてそのまま15~20分蒸らす
7.パセリを少量振れば完成

 

冷凍状態のままシーフードミックスを入れるため、加熱や蒸らす時間を少し長めに取るのがポイント。また、見た目が崩れてしまうので、蒸らす際のひっくり返しは不要です。

メスティンで作る水切り不要のパスタ

メスティンで作る水切り不要のパスタ

 

ダイソーメスティンを使えば、パスタだってラクラク。湯切り不要なので、茹でたお湯を捨てにわざわざ洗い場まで行く必要もありません。

 

<用意する材料>
早茹でパスタ(3分)  1束
水 160~180ミリ
オリーブオイル、塩 各少々
お好みのパスタソースやトッピング

 

<作り方>
1.メスティンに水、オリーブオイル、塩を入れて蓋をする
2.火にかけ沸騰させる
3.パスタを半分に折って入れ、3分計る
4.茹でながらかき混ぜる
5.ほとんど水分が飛んだらパスタソースを入れる
6.火を止め、お好みでトッピングを乗せれば完成

 

完全に茹で上がってからパスタソースをかけてもおいしいですが、少し水分が残っている状態で加熱しながらソースを合わせたほうがよく味がなじみます。3分経過しても水分が残っている場合は少し茹で時間を延長してくださいね。

みんな大好き蒸かしさつまいも

メスティンで作る蒸しさつまいも

 

朝ごはんやおやつにもピッタリの蒸かしさつまいも。素材本来の優しい甘さがやみつきになります。

 

<用意する材料>さつまいも  1個
水  50ミリ
メスティン専用網

 

<作り方>

1.流水でさつまいもを洗う
2.メスティンに網を敷き、網を超えないように水を入れる
3.網の上にさつまいもを乗せて蓋をする
4.メスティンを火にかけ弱火で20~30分加熱する
5.ヤケドしない温度まで冷めたら完成

 

メスティン専用網はダイソーにて110~220円で販売されています。完成後、お好みでバターやアイスを乗せても絶品です!

 

深さを活かした揚げ物料理もメスティンが便利!

メスティンで揚げ物をする

 

ダイソーのメスティンと下ごしらえ不要の冷凍フライを使えば、揚げ物も簡単!ぜひ青空の下で揚げたてを味わってください。

 

<用意する材料>
冷凍フライ 適量
サラダ油 180グラム
お好みで天つゆやソース、塩など
キッチンペーパー

 

<作り方>
1.メスティンの底から2センチくらいの高さまでサラダ油を入れる
2.火にかけ油が揺れ出したら1~2分待ち、さらに加熱する
3.冷凍フライを静かに入れる
4.冷凍フライが色づいたら油から引き揚げる
5.キッチンペーパーの上で軽く油を切る
6.お好みで調味料をかければ完成

 

メスティンで揚げ物をする際は、安全面に配慮するとともに使用後の油の処理にも注意しましょう。ゴミ処理の方法はキャンプ場によって異なるため、指示に従ってくださいね。また、大量に油が残ってしまったときに備えて、ダイソーで油を固める凝固剤を入手しておくのもおすすめです。

メスティンを使う際の注意点

いろんなレシピで大活躍するダイソーのメスティンですが、使う際には注意点もあります。ここからは、正しく使うためのポイントを押さえましょう。

火加減は弱火~中火が基本

メスティンで料理する際の火加減は、弱火~中火が基本です。熱伝導性に優れているメスティンで強火加熱すると、中の食材はすぐに焦げてしまいます。

食材を焦がすとメスティンにも焦げ付きが付着し、最悪の場合メスティンの寿命を縮めかねません。弱火~中火の加熱でムラが気になるときは、火加減を強めるのではなく加熱時間を長くしてください。

使った後のお手入れは中性洗剤で

使い終わったメスティンは、中性洗剤と柔らかいスポンジを使って優しく洗いましょう。メスティンはアルミ製であり、アルミは金属の中では柔らかく傷つきやすい素材です。硬いスポンジやたわしでゴシゴシ洗えば、メスティンは傷つき劣化が早まります。

また、焦げ付きがついてしまった場合は500ミリの水と大さじ3杯のお酢を入れて沸騰させ、冷めてから割りばしなどでこすると効果的です。

ダイソーのメスティンでアウトドア飯を充実させよう♪

メスティンでアウトドア料理をする様子

 

マルチに活躍してくれるダイソーのメスティン。手軽に作れるアレンジレシピが多く、一度使えばアウトドア時のマストアイテムとなること間違いなしです。今回紹介したレシピを参考に、メスティンでたくさんのキャンプ飯を楽しんでくださいね。