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Dec 07, 2020

新生活に最低限必要なものリスト!不安が募る日々を楽にする方法も提案

積まれたダンボール

新生活を始める時は必要なものの準備や手続きなど、やるべきことがたくさんあります。やることを順序立てておかないと、何から手をつければ良いかわからなくなる場合も。本記事では、初めての一人暮らしに必要なものや手続きを紹介します。不安なく新生活のスタートが切れるように準備しましょう。

新生活に必要なもの

日用品が入った段ボールが並ぶ部屋

初めての一人暮らしは、余裕を持って1ヵ月前くらいから準備を始めると安心です。ここでは、新生活を迎えるにあたって購入すべきものを紹介します。

新生活に必要なもの①家電

新生活における準備費用の大部分を占めるのが家電です。照明器具や冷蔵庫など引越したその日から必要になるものが多いので、事前に用意する必要があります。お得に家電をそろえたい場合は、家電量販店で販売している新生活用の家電セットがおすすめです。洗濯機など必要な家電がそろい、リーズナブルにまとめ買いできます。照明器具やエアコンは、部屋にもともと付いている場合があるので事前に確認しましょう。

 

【買うものリスト】
冷蔵庫・電子レンジ・洗濯機・炊飯器・テレビ・電気ケトル・掃除機・照明器具・エアコンなど

新生活に必要なもの②家具

一度にまとめて家具を買いそろえると費用がかさむのに加え、すべて置いてから予想以上に部屋が狭くなることに気づく場合があります。最初は必要最低限の家具を購入し、徐々に買い足す方が安全です。少しずつ自分の理想とするインテリアを完成させましょう。

 

【買うものリスト】
ベッド(またはソファベッド)・椅子・テーブル・寝具・テレビ台・収納家具など

新生活に必要なもの③カーテン

入居した初日から必要なアイテムとして覚えておきたいのがカーテンです。既製品に最適なサイズがない場合はサイズ直しや取り寄せが必要になり、手元に届くまで時間がかかります。入居日までにカーテンが準備できるよう、余裕を持って手配してください。

またカーテンレールや房掛けが付いていない部屋もあるので、必要に応じて購入を検討しましょう。

【買うものリスト】
レースカーテン・ドレープカーテン・カーテンを留めるもの(タッセル)・房掛け・カーテンレールなど

新生活に必要なもの④日用品

タオルや歯ブラシ、洗濯道具などの生活用品は引越し当日からあると便利です。実家にあるものをそのまま持って行くと、費用を節約できます。日用品は細々としたものが多いので、リストアップしておくなどして買い忘れを防ぎましょう。

 

【買うものリスト】
タオル・バスマット・ゴミ箱&ゴミ袋・シャンプー類・石けん・歯ブラシ・洗濯カゴ・洗濯バサミ・ハンガー・トイレットペーパー・ティッシュ・時計・洗面器・バスチェア・トイレマット・便座カバー・各種洗剤・掃除用具・箸・コップ・調理器具・鏡など

新生活に必要な手続き

ボールペンで書類を書く女性

役所への届出やライフラインの契約など、新生活のスタートにはさまざまな手続きが必要です。ここでは、入居前後に必要な手続きを紹介します。取りこぼしがないよう、順序立てて手続きを済ませましょう。

新生活に必要な手続き①転居前の役所手続き

現住所と新居で市区町村が異なる場合、現住所の役所に転出届を提出します。国民年金や国民健康保険の加入者は、変更手続きが必要になることもあります。役所の人の案内に従い、適切な手続きをしてください。同じ市区町村内で引越す場合は、転出届と転入届が一緒になった「転居届」を提出します。

新生活に必要な手続き②郵便物転送サービスの申し込み

郵便局は申し込みから1年間、前の住所に届いた郵便物を新居に転送するサービスがあります。郵便局の窓口で申し込む他、専用のハガキを記入してポストに投函するか日本郵政のホームページを通じた申し込みが可能です。引越し後でも手続きできますが、申し込みから転送開始までタイムラグがあるので引越し前に手続きを済ませるとスムーズです。

新生活に必要な手続き③電気・水道・ガス・インターネットの契約

入居初日から使用できるよう、事前に各事業社へ電話で問い合わせるか、インターネットで開通を申し込んでください。場合によっては立ち合いが必要になるため、スケジュールを確認しましょう。インターネットに関しては集合住宅単位で契約していることがあるので、不動産会社や管理会社などに確認しておくと安心です。

新生活に必要な手続き④転居後の役所手続き

引越しから14日以内に、新居のある市区町村に転入届を提出する必要があります。国民年金や国民健康保険に加入している人は、別途手続きが必要になる場合があるので役所の人に案内してもらいましょう。

同じ市区町村内での引越しで「転居届」を提出している場合は、転入届を提出する必要はありません。

新生活に必要な手続き⑤各種住所変更

運転免許証や金融機関、携帯電話、クレジットカードなど、自分の名義になっているさまざまな契約の住所変更を行います。郵便物の転送サービスを利用しても転送期間終了後は差出人に返送されるため、住所変更の取りこぼしがないように手続きを完了しましょう。たくさんの手続きがあると混乱しがちなので、チェックリストの作成をおすすめします。

新生活に対する不安を解消する方法

不安で顔を覆う女性

新生活はワクワクする一方で、不安な面も数多くあるものです。新たな門出を晴々とした気持ちでスタートするために、不安の解消法を紹介します。自分に適した方法を取り入れてみましょう。

 

方法①不安の原因を書き出す

「仕事が覚えられるか」「人間関係は上手くやっていけるか」など、自分が不安に感じていることを書き出してください。頭の中で考えるよりも自分の抱えている不安が明確になり、落ち着きを取り戻しやすくなるはずです。

 

書き出した不安の中で、新生活が始まる前に対処できることがあれば対策を立てましょう。心の負担が軽くなった状態で新生活を始められるかもしれません。

方法②自分にプレッシャーをかけない

自分を支えてくれた家族や応援してくれる人達の期待に応えたいと、自分自身にプレッシャーをかけていることで本来の実力を発揮できないことも。重荷を感じたら、いったん考え方を変えることが重要です。

最初に高い理想を掲げるとプレッシャーに負ける可能性があるので、「まずは新生活に慣れる」など達成できそうな小さな目標から設定しましょう。

方法③「今」だけに集中する時間を作る

未来に対する漠然とした不安をずっと考えていても、きりがありません。今は現状に目を向けて、リラックス状態を作ることに専念してみましょう。このような考え方を「マインドフルネス・トレーニング」と呼びます。

 

「今」に集中する方法は、瞑想をしたり、おいしいものを食べて味覚を刺激したり、外を歩いて花の香りや風を感じたりとさまざまです。そうしているうちに、漠然とした不安は薄れていきます。自分にぴったりな方法を取り入れてください。

方法④ゆっくりと腹式呼吸する

自律神経を整えリラックス状態にしてくれる腹式呼吸で、不安を軽減しましょう。

 

腹式呼吸のやり方は簡単です。まず下腹部に手を当て、ゆっくりと息を吐き切ります。続いて、下腹部が膨らむように時間をかけて鼻から息を吸ってください。息を吸い切ったところで3秒ほど呼吸を止め、息を吐き切ります。この腹式呼吸を5〜10分繰り返すのが基本です。呼吸に意識を向ければ、マインド・フルネスのような結果を得られる可能性があります。

方法⑤意識して体の力を抜く

不安を抱えていると、無意識に体に力が入る場合があります。意識して体の力を抜くことで、冷静な気持ちを取り戻しやすくなります。

 

最初は椅子に腰かけたり横になったりして、楽な姿勢になりましょう。そして腹式呼吸をゆっくりと繰り返します。呼吸中は片手の親指を中に入れて握り締め、息を吸いながら力を入れるのがポイントです。次に息を吐きながら握った手の力を緩めます。この動作を2〜3回繰り返したら、反対側の手でも同じように行います。両手が終わったら腕や肩、足などの各部位も力を入れて抜く動きを繰り返し、徐々に全身の力を抜いてください。

新生活に向けて準備を始めよう!

ダンボールのある部屋で笑顔を浮かべる女性

直前に慌てて準備すると、必要なものを買い忘れたり、逆に買い過ぎたりすることがあります。失敗が重なると、新生活に対する不安がさらに募るかもしれません。スムーズなスタートを切れるように、時間に余裕を持って準備を進めることが大切です。不安の解消法も取り入れ、気持ち良く新しい生活を迎えましょう。