白菜は、メイン料理の材料にも副菜にもなる万能な食材です。今回紹介するのは、そんな白菜を使った7つの簡単レシピ。白菜をたっぷり使ったレシピばかりなので、食材を余らせることなく最後までおいしく食べられます。調理方法がマンネリ化してきたと感じたら、いつもと違ったレシピをぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか。
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白菜を使った簡単レシピ【スタミナおかず】
白菜はメインのおかずとしても大活躍。ここでは、白菜に肉や魚を合わせた、ガッツリおかずになるレシピを紹介します。ご飯はもちろん、お酒もすすむこと間違いなし!
白菜レシピの定番「白菜と豚バラのミルフィーユ鍋」
まずは、白菜を使ったレシピでは定番のミルフィーユ鍋です。材料も少なく簡単なのが魅力。味付けをアレンジすることで、何度も違った味わいを楽しめます。他の野菜やお好みの薬味を加えるのも良いですね。
<材料>2人分
- ・白菜 500g(1/4個)
- ・豚バラ肉 250g
- ・和風顆粒だし 大さじ1
- ・水 5カップ
- ・みりん 大さじ1
- ・しょうゆ 大さじ1
<作り方>
- 白菜、肉、白菜、肉……と交互に重ねてから5㎝幅に切る
- 鍋に1.を敷き詰めて、和風顆粒だしと水を入れ沸騰させる
- 肉に火が通るまで10分ほど煮たら完成
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エネルギーチャージに「白菜と白身魚のガーリックバター仕立て」
にんにく入りのザ・スタミナメニュー。思わずご飯がすすむ白菜レシピです。
<材料>2人分
- ・白菜 250g(3枚ほど)
- ・白身魚 320g(4切れ)
- ・にんにく 1片
- ・スイートコーン 1缶
- ・バター 20g
- ・塩 少々
<作り方>
- キッチンペーパーで白身魚の水気を取っておく
- 白菜の茎・葉ともに食べやすい大きさに切り、にんにくは粗めのみじん切りにする
- フライパンにすべての材料を入れ、7〜8分蒸し焼きにしたら出来上がり
栄養バランスが気になるときは、他の野菜を入れて調整するのもおすすめです。
白菜を使った簡単レシピ【スープ・カレー】
白菜は水分をたっぷり含んでおり、スープやカレーにすると白菜の甘みが全体に広がります。続いては、白菜を使ったクリーム煮やスープ、無水カレーの作り方を見ていきましょう。
ほっとあたたまる一品「鮭と白菜のクリーム煮」
白菜は魚ともよく合う野菜です。クリーム煮でほっとあたたまる一品はいかがでしょうか。
<材料>2人分
- ・白菜 200g(2枚ほど)
- ・生鮭の切り身 2切れ
- ・小麦粉 小さじ1(たらにまぶす用)
- ・牛乳 1カップ
- ・顆粒コンソメ 小さじ1
- ・塩こしょう 少々
- ・小麦粉 大さじ1
- ・サラダ油 1と1/2
- ・バター 15g
<作り方>
- 鮭は一口大に切り、塩こしょうをして小麦粉をまぶす
- 白菜の葉は一口大に切り、芯は半分に切ってから、そぎ切りにする
- フライパンに油をひき、鮭をこんがりするまで焼いて取り出す
- 鮭を焼いたフライパンの汚れを軽くふき、そこにバターを入れ、白菜を炒める
- 葉がしんなりしたら小麦粉を振り入れてまぜ、牛乳を少しずつ加えてなじませる
- コンソメを入れて混ぜたら少し煮て、鮭を戻してさらに5分煮る
- 塩こしょうで味を整えたら完成
満足感のある「白菜と鶏団子のスープ」
白菜たっぷりのヘルシーなスープです。鶏団子と春雨がボリュームたっぷりで、満足感もあります。
<材料>2人分
- ・鶏ひき肉 200g
- ・白菜 300g(1/8個)
- ・春雨 40g
- ・しょうゆ 大さじ1
(A)
- ・片栗粉 大さじ2
- ・塩 小さじ1/4
- ・酒 大さじ1
- ・ごま油 大さじ1
(B)
- ・水 3カップ
- ・鶏がらスープの素 小さじ2
<作り方>
- 白菜は食べやすい大きさに切る
- ボウルに鶏ひき肉、(A)を加えて、よく混ぜ合わせる
- 鍋に(B)を入れ加熱し、白菜を入れて5分煮る
- 鶏団子のたねを丸めて入れ、ふたをして加熱したら春雨を加えて戻るまで煮る
- 仕上げにしょうゆを加えて出来上がり
とろける野菜の甘み「白菜の無水カレー」
白菜の甘みがたっぷり溶け込んだカレー。無水調理なので素材の味を感じられ、栄養もたっぷりです。
<材料>2~3人分
- ・白菜 500g(1/4個)
- ・合い挽き肉 150g
- ・玉ねぎ 1/2個
- ・トマトジュース 150cc
- ・にんにく 1かけ(チューブの場合は3〜4cmほど)
- ・しょうが 1かけ
- ・カレールー 1/2箱
- ・オリーブオイル 大さじ1杯
<作り方>
- 白菜は1cm幅のざく切りに、にんにくしょうが、玉ねぎはみじん切りにする
- フライパンにオリーブオイルを熱し、にんにく・しょうがを香りが出るまで炒める
- 肉を加え、火が通るまで炒める
- 白菜とトマトジュースを加え、ふたをして20分ほど煮る
- カレールーを加えて弱火で10分ほど煮込んで完成
白菜を使った簡単レシピ【副菜】
「あと一品ほしい」と思ったときには、白菜を使った副菜はいかがでしょうか。たっぷりの白菜が食べられる簡単な副菜レシピを2つ紹介します。
箸がとまらない「白菜とツナのポン酢和え」
ツナの旨みと白菜の甘みたっぷりの、箸がとまらない一品です。ポン酢で味付けするので、さっぱりとしています。白菜の水気をきって混ぜるだけなので簡単ですよ。
<材料>2~3人分
- ・ツナ缶 1缶
- ・白菜 300g(1/8個)
- ・塩 小さじ1/2
(A)
- ・ポン酢しょうゆ 大さじ1
- ・ごま油 大さじ1
- ・和風顆粒だし 小さじ1/2
- ・白いりごま 大さじ2
<作り方>
- 白菜は5mm幅に切り、塩を振ってもみ、15分ほどおいてから水気をしぼる
- 水気をしぼった白菜、ツナ缶、(A)を入れてよく混ぜ合わせて出来上がり
ふっくらシラスがアクセント「白菜とシラスの蒸し煮」
シラスの食感が良いアクセントになる副菜レシピ。簡単にできるので、あと一品足りないときやお酒のおつまみにおすすめです。
<材料>2人分
- ・白菜 300g(1/8個)
- ・しらす 大さじ3
- ・酒 大さじ1
- ・しょうゆ 大さじ1/2
- ・ごま油 小さじ1
<作り方>
- 白菜の葉はざく切り、芯は大きめの千切りにする
- 白菜、調味料を鍋に入れふたをして加熱する
- しんなりしてきたらしらすを加えて3分ほど煮れば完成
白菜を長持ちさせる保存方法
最後は、白菜を長持ちさせる保存方法について紹介します。旬である秋から冬になると、白菜は丸ごとの方が、カットしたものよりも割安で購入できることも。白菜を長持ちさせる保存方法で、最後の一枚まで食べつくしましょう。
丸ごと保存する場合
<保存目安>
3~4週間
<保存方法>
キッチンペーパーで包んでから、新聞紙に包みます。冷蔵庫に入れる際は、立てた状態にするのがポイント。横にすると重みで葉が傷み、鮮度も落ちてしまいます。
寒い時期なら、玄関や廊下などの涼しい場所でも保存可能です。ただし、湿気で傷みやすくなるので、キッチンペーパーと新聞紙が湿ったら交換するようにしましょう。
カットして保存する場合
<保存目安>
1週間ほど
<保存方法>
白菜は芯があると成長を続けて鮮度が落ちるため、芯を取ります。次に、水で濡らしたキッチンペーパーをカットした断面に当て、ラップにくるんだら冷蔵庫に立てて保存します。ただし、カットしたところから水分が抜けていくので、早めに使い切るようにしましょう。
カットして冷凍保存するのもおすすめ。その際は使いやすい大きさに切り、保存袋に入れてから冷凍庫へ入れます。加熱料理なら解凍せずにそのまま使えますよ。
白菜を簡単レシピでおいしく調理しよう!
白菜はがっつりとしたメインおかずから、スープや副菜まで使い勝手の良い食材です。今回紹介したレシピ以外にも、白菜の使い道はたくさんあります。白菜が手に入ったときは、ぜひいろいろな食べ方を試してみてくださいね。