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Jan 23, 2024

机の簡単DIY術!おしゃれなデスクで日々の暮らしやテレワークのモチベーションをUP

木のデスクがあるオフィス

おしゃれで使いやすい机があれば、デスクワークのモチベーションも上がります。リモートワークにピッタリの机は、初心者でも簡単にDIYが可能です。本記事では、机DIYの準備や手順、おすすめのDIYアイディアを紹介します。使いやすくおしゃれなワークスペース作りにトライしてみましょう。

机DIYの準備

机の上に並べたDIYの道具

机のDIYを始める前に、作りたい机をイメージしてサイズを決め、使う材料や工具などを準備することが必要です。まずは、机DIYで必要な準備について見ていきます。

机DIYの準備①設計図を作成する

設計図を書く女性

最初にDIYしたい机の設計図を作成します。リモートワーク用の机、子どもの学習机など、目的や部屋の広さに応じて、天板の大きさや脚の長さを決めましょう。

 

モニター付きのPCが置ける机を作る場合は、幅120センチx奥行55センチx高さ70センチぐらいのサイズが使いやすいです。幅を180センチぐらいにすると、ふたりでの作業もできます。

 

簡単な家具の設計図なら手書きでも十分ですが、初心者でも使える設計図作成用のPCソフトや、スマホアプリを活用するのもおすすめです。

机DIYの準備②机の材料を選ぶ

木の天板と金属の脚で作った机

作りたい机のサイズが決まったら、次に天板と脚の材料を選びます。

 

初心者でも簡単にできるのは、複数の板を接着剤でつなげて成型した集積材を天板に使い、そこにアイアン製の脚を取り付けるDIYです。アイアン脚は、スクエアタイプを選ぶとおしゃれに見えますよ。

 

また、ツーバイフォー(2×4)材で、天板と脚を一から自分で作る方法もあります。ツーバイフォーは、どのホームセンターでも手に入りやすく、コスパが良いのがメリットです。ホームセンターによっては、好きなサイズにカットしてもらえるサービスもあるので、尋ねてみてください。

机DIYの準備③工具・資材を揃える

机に並べられたDIYの道具

机のDIYに必要な工具と資材を準備します。


・サンドペーパー(紙やすり)

塗装前に天板を磨いて、表面を滑らかにするのに使います。仕上がりを良くするためには、中目・細目のものを使うのがおすすめです。

・取っ手付き研磨道具

天板の角を面取りするのに使います。持ち手が付いていると使いやすく、やわらかいアルミ材も磨けて繰り返し使えるので、持っておくと便利です。

・木材専用オイル

天板や脚などにオイルを塗ると、味が増します。塗装が簡単で塗りムラができづらく、撥水・防汚効果のあるものがおすすめです。

・ハケ

木材へのオイル塗装時に使います。

・差し金

寸法を測ったり、直角に線を書いたりする時に便利です。

・ノコギリ

天板や脚などのカットに使います。

・ドライバー

天板が硬い場合は、電動ドリルドライバーを使うと便利です。

・ビス

天板から突き出ないような長さのものを選んでください。

簡単な机DIYの手順

金属の脚で作った机

材料や工具などの準備が整ったら、いよいよ机DIYを始めてみましょう。ここでは初心者でも簡単にできる、集積材の天板とアイアン脚を使った机DIYの手順を紹介します。

簡単な机DIYの手順①天板を磨く

テーブルの天板に紙やすりを掛ける男性

天板を磨くと、仕上がりがグッと良くなります。表面の毛羽立ちや角の面取りをすることで、塗装がしやすくなり、滑らかに仕上がるのもメリットです。最初に目の粗いサンドペーパーで表面を磨いた後、より細かいサンドペーパーを使うときれいに仕上がります。

 

ケガ防止のために、サンドペーパーを不要な木材に巻いて使いましょう。木目に沿って、同じ方向に磨くのがポイントです。取っ手付きの研磨道具を使用すると、面取りや研磨が楽にできます。

簡単な机DIYの手順②天板にオイルを塗る

天板にハケでオイルを塗る人

オイルは仕上がりを良くするだけでなく、水分をはじいたり、木材の反りや割れを防いだりする役割もあります。またオイルはムラができにくく、自然な風合いに仕上げられるので、初心者でも安心して塗れますよ。

 

全体の塗布量が均一になるよう、ハケを使って表面や側面を塗っていきましょう。全体に塗れたら、15〜30分ほど置いて浸透させます。その後、表面のオイルを布で拭き取り1時間ほど乾燥。べたつきがなくなったら、1回目の3分の1ぐらいの量で、2度目の塗装をします。薄く塗り広げるのがポイントです。

 

次に、オイルが付いた状態の天板を耐水サンドペーパーで磨き、木材の表面の毛羽立ちを削ります。磨いた後は、一度しっかりと布で拭き取ってください。1時間ほど乾燥させてから、表面のオイルを拭き取り、24時間以上乾かしたら完成です。

簡単な机DIYの手順③天板に脚を付ける

電動ドリルドライバーを使う男性

差し金を使って、脚を付ける位置に鉛筆で印を書きます。脚を板に当て、ビスが通る場所にも鉛筆で印を付けておきましょう。天板が硬い場合、下穴を開けないで直接ビスを打ち込むと、ねじ込みにくいもの。失敗しないためにも、電動ドライバーにドリルビットを取り付けて、下穴を開けておくことをおすすめします。この際に、天板を貫通しないように注意してください。


ビスは、天板を突き抜けない長さのトランスタッピングビスがおすすめです。一気にねじ込まずに、途中までねじ込んでから少しずつ締め付けると、上手に取り付けられます。同じ工程で脚をすべて取り付けたら完成です。

リモートワークが捗るデスクのDIYアイディア集

木箱を使った作った机

いろいろなアイテムを組み合わせることで、さらに使い勝手の良いデスクになります。ここでは、ワークスペースが捗るような机DIYのアイディアを紹介しましょう。

DIYアイディア①カラーボックスで作る

脚が木箱の机

同じカラーボックスを2つ使って脚代わりにし、その上に天板を乗せてビスなどで取り付けると簡単に机が作れます。カラーボックスを使うと、デスク周りに置いておきたい資料をまとめて収納できるので、とても便利です。カラーボックスは、ホームセンターなどで入手するのも良いですが、自宅に使えそうなものがあれば、それを利用するのも良いでしょう。

 

天板とカラーボックスの色を統一すればシンプルでおしゃれに、反対に、メリハリの出る色を使うと個性的な机に仕上がるでしょう。

DIYアイディア②ソーホースブラケットで作る

ソーホースブラケットを使った机

ソーホースブラケットとは、木材をノコギリで切る時などに使う作業台を作るための金具です。ソーホースブラケットにツーバイフォーなどの木材を差し込み、その上に天板となる木材を乗せるだけで、簡単に机や作業台が作れます。


ソーホースブラケットを使ったDIYデスクは、おしゃれに仕上がると人気があります。リモートワークのモチベーションにもつながるでしょう。ツーバイフォーの長さを調節すれば、高さが自由に調節できるのも魅力です。収納を設けたいのであれば、片側の脚をカラーボックスにするなど、工夫してみてくださいね。

DIYアイディア③コンセントやコード収納を天板裏に設置する

板の上のコンセントやコード

コンセントやコードを、天板裏に収納できるようにするアイディアもおすすめです。必要以上に長いコードや使わずに放置されているコンセントなどが、足元で散乱する状態を防げるため、作業中のストレスが減ります。


ワイヤーカゴを天板裏に設置して、コード類を収納するアイディアがおすすめです。
まず天板にS字フックが掛けられるL字型の金具を付け、ワイヤーカゴをぶら下げ、中にコードやアダプターなどを入れます。天板裏の使いやすい場所に電源タップを取り付ければ完成です。それぞれ死角となる位置に設置すれば、すっきりとして見栄えも良くなるでしょう。

 

簡単な机DIY術で、おしゃれなワークスペースを作ろう

ワークスペースがあるリビング

DIYに慣れていない人でも挑戦しやすい机。カラーボックスやソーホースブラケットを使ったり、コンセントやコード類の収納に工夫をしたりすれば、さらに使い勝手の良いワークスペースとなるでしょう。今回紹介した内容をぜひ参考にしながら、仕事が捗るようなおしゃれワークスペース作りを楽しんでくださいね。