Apr 16, 2025

包装紙リメイクで暮らしに彩りを かわいくて実用的なアイデアまとめ

包装紙

プレゼントやお菓子の包装紙、可愛らしいデザインに思わず取っておきたくなることってありますよね。この記事では、そんなお気に入りの包装紙を使って、おしゃれで実用的なアイデアを提案します。ポチ袋や収納小物、インテリア雑貨など、どれも簡単に作れるものばかり。エコなリメイクアイデアで、日常をもっと楽しく、サステナブルに過ごす方法をたっぷりお届けします。

 

【使用できる包装紙の種類と選び方】リメイクにおすすめの包装紙とは?

さまざまなデザインの包装紙

 

包装紙といっても、柄や素材はさまざま。リメイクに向いているのはしっかりとした厚みがあり、デザインが印象的なものです。お菓子や雑貨、洋菓子店の袋など、つい手元に残したくなるような紙があれば、ぜひ活用してみましょう。反対に、薄すぎる紙やインクがにじみやすいものは扱いづらい場合も。リメイクするアイテムによって、強度や風合いをチェックするのがおすすめです。

包装紙のリメイクアイデア【小物類】

カラフルなブックカバー

 

最初に、包装紙を使って小物類にリメイクする方法を紹介します。

【小物類】ブックカバーとして

 

お気に入りの包装紙は、本の装飾にもぴったり。包装紙のサイズを調整し、本に巻くだけでオリジナルのブックカバーが完成します。文庫本や手帳、ノートにも使えるので、読みかけの本をデスクに置くだけで、ちょっとおしゃれな気分に。手作りだからこそ、さらに愛着が湧くアイデアです。

 

<材料>
・包装紙
・ハサミ

 

<作り方>

1. 本のサイズに合わせて包装紙をカットする
※目安は、横:本の横幅×2+本の厚み+10センチ、縦:本の立て幅+10センチ
2. 用意した包装紙を横長の向きに広げ、本のサイズに合わせて上下を数センチずつ折る
この時、包装紙が本より数ミリ長くなるように折る
3. 2の中心あたりに沿うように本を置き、包装紙左右の角と角を合わせ、本を包み込むようにして折る
4. 本の横にはみ出た包装紙を、本の縁に合わせて内側に折り込む
5. の折り込み部分にできた隙間に、表紙・背表紙をそれぞれ指し込み、固定させたら完成

【小物類】ポーチとして

 

SNSで話題になったお菓子のパッケージを使ったリメイクアイデア。キャンディのパッケージなど、袋状になった包装紙を使うことで、簡単におしゃれなポーチが作れます。10分程度で完成するので、ぜひ挑戦してみてください。

 

<材料>

・包装紙
・ファスナー
・布用両面テープ
・糸
・針

 

<作り方>

1. ファスナーの接着位置になるパッケージ上部をまっすぐ切る
2. パッケージの幅に合うよう、ファスナーのお尻を切って長さを調整する
3. ファスナーの表面、ファスナーの両側部分に両面テープを貼る
4. ファスナーの片側をパッケージ上部の裏側に付ける
5. パッケージの反対側にも同じようにファスナーを貼る
この時、ファスナーを折り込むようにして貼るのがポイント
6. 2で切り取ったファスナーのお尻側を針と糸で縫い、ストッパーを作れば完成

【小物類】歯磨き粉カバーとして

 

 

洗面台の見た目をすっきりさせるためには、歯磨き粉のパッケージを隠すカバーを作るのもおすすめ。包装紙を巻き付けて貼るだけで、生活感のあるチューブがあっという間におしゃれに変身します。生活のちょっとした部分にもセンスをプラスできますよ。

 

<材料>

・包装紙
・クリアファイル・またはラミネート
・両面テープ
・マスキングテープ
・はさみ

 

<作り方>
1. 包装紙をお使いの歯磨き粉の形に合わせて切る
2. 1で切った包装紙をクリアファイル又はラミネート用紙に挟む
3. 2を歯磨き粉に巻きつけて、両面テープで留める
4. 上の方をマスキングテープで貼る

包装紙のリメイクアイデア【袋類】

ここでは、包装紙を使って袋類にリメイクするアイデアとそのやり方について解説します。作りたいアイテムに合わせて、包装紙の大きさをカットした上で作りましょう。

【袋類】ポチ袋として

 

金銭の受け渡しや、小物の収納など何かと使えるポチ袋。かわいい包装紙を使えば、既製品にはない温かみのあるデザインに仕上がります。のりやテープでとめるだけの簡単リメイクです。

 

<材料>
・包装紙
・ハサミ

 

<作り方>
1. 包装紙を15センチ四方にカットする
2. 包装紙の左右を中心に向かって折る
この時、1センチ程度重なるように折るのがポイント
3. 重なった部分をのりで接着
4. 下部分を1センチ強の幅で折り、折った両端を斜めにカット
5. 折り目に合わせて内側の紙だけをカットし、外側の紙にのりをつけて貼る
6. 中に入れるものの大きさに合わせて、袋の上部分をカットし、1センチ強の幅で折る
7. 上部も5と同じように折り、完成

【袋類】箸入れとして

 

おもてなしのシーンやアウトドア、ピクニックにぴったりの箸入れ。柄のある包装紙を使えば、テーブルが一気に華やぎます。折るだけのシンプルな作りなので、初心者でも簡単。

 

<材料>
・包装紙
・ハサミ
・テープ(必要に応じて)

 

<作り方>

1. 包装紙を15センチ四方にカット
2. 半分に折って中央に折り目をつけ、中央の折り目に向かって両側を折り、さらに折り目を付ける
3. 一度広げて、左側の端を左から1本目の折り目に沿うように、右側の端を右から2本目の折り目まで三角に折る
4. 左側を中心の折り目に向かって折ったら、その上に重なるように右側を折り紙の中心線で折る
5. 裏返して、はみ出している部分を左に向かって折る ※長さが長い場合は下を少しカットする
6. 箸の長さに合わせて下部分を折り返し、必要に応じてテープで固定すれば完成

【袋類】ペーパーバッグとして

 

少し大きめの包装紙なら、手のひらサイズのペーパーバッグも作れます。ちょっとしたプレゼントやお菓子入れにぴったりです。

 

<材料>
・包装紙

・はさみ

・スティック糊

・取っ手用の紐(リボンなどでも)

 

<作り方>

1. 好きな大きさの長方形にカットし、横長に置く

2. 左側に1センチほどの糊しろを残して半分に折り、のり付け

3. 側面に1センチ幅で折り目を付けて広げ、袋のマチを作る

4. 底部分の角を三角に折って、折り目をつける

5. 折り目に沿って底全体を折り返し、開いて形を整える

6. マチの上下を内側に倒して重なり部分をのり付けたら完成

 

他にも取っ手付きなどいろんなアイデアがあるのでぜひ参考にしてみてくださいね。

 

 

【袋類】ラッピングの台紙として

ラッピング台紙

 

本来の用途であるラッピングに再利用するのもおすすめです。透明フィルムの台紙として使うだけでぐっとおしゃれな雰囲気に。リボンやタグを添えてもかわいいです。包む相手や季節に合わせて、包装紙の柄を選ぶのも楽しいですよ。

 

包装紙のリメイクアイデア【インテリア】

 

いくつものカラーボックス

 

次に、包装紙をインテリアに活用するアイデアとやり方を紹介します。生活感を隠したり、飾りにしたりすれば、普段見慣れたお部屋の印象を少し変えられるでしょう。

【インテリア】リメイクシートとして

シンプルな引き出しや棚の扉に、リメイクシート感覚で包装紙を貼るだけで、部屋の印象がガラリと変わります。マスキングテープや両面テープを使えば、跡も残らず安心。柄の配置を工夫すれば、統一感のある空間に仕上がります。

 

<材料>
・包装紙
・両面テープまたはスプレー糊

 

<作り方>

1. 包装紙を貼る場所を決め、その部分のサイズを測る
2. 1のサイズに合わせて包装紙をカットする
3. 両面テープまたはスプレー糊で、包装紙を貼り付ければ完成
※スプレー糊は飛び散るので注意

 

カラーボックスの背板部分だけに包装紙を貼ると、収納したアイテムの隙間から包装紙のデザインがチラ見えしてかわいいですよ。

【インテリア】引き出しの台紙として

引き出しリメイク

 

タンスや収納ボックスの中に包装紙を敷くだけで、使うたびに気分が上がるインテリアに。お気に入りのデザインを選べば、開けるたびに気分が上がる隠れたおしゃれ空間が完成します。汚れてもすぐ取り替えられるのもポイントです。

【インテリア】収納ボックスとして

 

 

段ボールや空き箱を包装紙でリメイクすれば、おしゃれな収納ボックスに変身。ナチュラル系の包装紙を使えば、部屋にもなじみやすく、ラベルを貼ることで整理整頓もしやすくなります。

 

<材料>
・空き箱
・包装紙
・定規
・糊

 

<作り方>
1. 箱のサイズを測り、包める大きさに包装紙をカットする
2. 包装紙の中心に箱を置き、箱の側面に合わせて包装紙を山折りにして折り目をつける
3. 箱の底に糊を付け、折り線に合わせて包装紙と接着
4. 糊しろ部分を残して角を四角くカットし、貼りやすくするために角に斜めの切り込みを入れる
5. 箱の側面に糊を付けて包装紙を貼れば完成
包装紙が厚く重なる場合は、部分的にカットして調整してもOK

 

包装紙の保存方法

包装紙

 

かわいい包装紙は、「捨てるのがもったいない…」と思ってつい取っておきたくなりますよね。そんなときは、A4クリアファイルやジップ付き袋に入れて保管するのがおすすめ。折り目をつけずに保てるので、後で使うときにも便利です。
また、大きめの封筒やブック型収納ボックスにまとめておくと、棚の中でもスッキリ。アイテム別や色ごとに分けておくと、リメイクする際のアイデアが浮かびやすくなります。包装紙がきれいに保存できるだけでなく、次回使う際に取り出しやすいですよ。

余った包装紙を活用して、リメイクにチャレンジしよう

包装紙をはさみで切る人

 

ついつい捨てられずに取っておいてしまう包装紙。そのもの自体が可愛いので、アイデア次第でインテリアや日常雑貨に変身させられます。手軽に作れるだけでなく使う材料や道具も少ないので、リメイク初心者の人でもチャレンジしやすいでしょう。ぜひお家に眠っている包装紙を、素敵なアイテムに生まれ変わらせてみてくださいね。