洗面台は、毎日使う日用品から出し入れの頻度が少ないストック品まで、さまざまなアイテムで溢れかえりやすい場所。収納方法を工夫したり便利グッズを取り入れたりすれば、使いやすい洗面台に生まれ変わるはずです。そこで本記事では、洗面台周りの物をうまくまとめる収納アイデアや便利グッズを紹介します。
洗面台のおすすめ収納アイデア
この投稿をInstagramで見る
洗面台を使いやすくするには、アイテムに合わせた収納方法を取り入れて整理するのがおすすめです。一般的に洗面台に収納されることが多いアイテムを、うまく収納するアイデアを紹介します。
清掃用具はボックスを活用して洗面台下へ収納する
掃除用具やストック品は、外から見えないところに収納したいものです。洗面台下に扉が付いていて中が広々しているタイプであれば、それらを収納するのに適しています。
ただし、洗面台下には排水管があるので収納には少々工夫が必要です。スペースの広さに合わせて大きさの異なる収納ボックスを組み合わせたり、棚や突っ張り棒を使って上下で収納スペースを設けたりなどするのがコツです。
大きめのアイテムなどは、高さのある収納ボックスに収納するのがおすすめ。扉を開けた時でも中身が見えないので清潔な印象になります。
小さいアイテムは洗面台の鏡裏にかけて収納する
歯ブラシ・ヘアゴム・ヘアピンなどの細かいアイテムは、水がかかりにくく取り出しやすい鏡の裏側に収納するのがおすすめです。
歯ブラシは、水を切りやすいように鏡裏にコードクリップを貼り付けて、そこに引っ掛けるようにして収納するのも良いでしょう。クリップの幅と歯ブラシの幅がうまくフィットしてくれるはずです。
ヘアゴムは小さめのコードフックにかけると取り出しやすくなります。
金属製のヘアピン収納にはマグネットを活用してみてください。鏡の裏に板状のマグネットを貼り付けてヘアピンをくっつければ、ヘアピン同士が絡まったり紛失したりすることなく収納できます。
コップ類は突っ張り棒で支えて鏡前に置く
洗面台の前に突っ張り棒を渡して、コップを逆さまに並べるというアイデア収納は、水切れも良く衛生的でおすすめ。
コップが外から見える位置に置く際は、コップのデザインを揃えると統一感が出て見栄えも良くなります。
例えば、お揃いのコップにナンバリングシールを貼るなどしてみてはいかがでしょうか?使用者を区別できる上、見た目も可愛いです。
ドライヤーはフック式ホルダーで吊るす
かさばりやすいドライヤーの収納には、専用のフック式ホルダーが便利です。洗面台の裏やタオルホルダーに引っ掛けると、場所を取らずに収納できます。
生活感を出したくない場合は、設置場所を扉の内側にするなどして工夫してみてください。扉に引っ掛けるタイプを購入する際は、ホルダーと扉の厚みがフィットできるかを確認しましょう。
扉に傷が付く心配をしている人は、引っ掛けても傷が付きにくい滑り止め加工が施されたものがおすすめです。
タオルはランドリーラックで見せる収納にする
洗面台と洗濯機が同じ場所にある場合は、ランドリーラックが有効的。壁に穴を開けることなく収納スペースを増やせるので、賃貸の人でも安心です。
ランドリーラックには洗剤などの洗濯用品はもちろん、使用頻度の高いタオルも一緒に収納すれば使い勝手がさらに良くなります。その際、タオルのデザインを統一させ、きれいに畳んで収納すれば見た目にも美しくなります。
【おしゃれに変身】洗濯機まわりの収納アイディア!ズボラでも綺麗が保てる方法も
洗面台の収納にぴったりな便利グッズ4選
この投稿をInstagramで見る
使い勝手が良く見え映えも良い洗面台にするためには、ちょっとしたデッドスペースをも有効活用することがポイントです。ここでは洗面台収納におすすめのグッズを紹介します。
ランドリーメッシュラック/アイリスオーヤマ
洗面台と洗濯機の間など、少しのスペースを活用したい時に便利なグッズです。ラックの両サイドにバスケットやフックを付けられ、収納力たっぷり。
「右側には洗面台で使うケア用品を、左側には洗剤など洗濯に使うものを収納」という風に、収納スペースを両サイドで使い分けられるのがポイントです。また、アイテムの量や大きさに合わせてバスケットやフックを変えたり追加したりもできます。
値段:税込3,916円(編集部調べ)
ポリプロピレンスタンドファイルボックス/無印良品
この投稿をInstagramで見る
本来は書類整理用のボックスですが、洗面台下の整理整頓に役立ちます。斜めにカットされている側を排水パイプ側にして設置すれば、排水パイプを避けるような形で設置できるでしょう。
丈夫な作りで壊れにくく、水洗いができるポリプロピレン製なので衛生的です。
値段:税込490円(編集部調べ)
ダストボックス(カルティーIV)/ニトリ
このダストボックスのポイントは「穴」です。このように穴の空いたものとフックがあれば、収納扉の裏側に設置でき、あっという間に収納スペースが完成します。楕円形のデザインで奥行きが狭いので、扉裏でもすっきりと設置できるでしょう。
ダストボックスとしてはもちろん、洗濯ネットなどの小物類を収納するのにもぴったりです。
値段:税込699円(編集部調べ)
|
タテヨコ洗面フック/キャンドゥ
100均でおなじみのキャンドゥで取り扱われている洗面台専用の吸盤型フックは、小物類を引っ掛けておくのに役立ちます。縦向き・横向きどちらにも対応しているのでとても機能的。
縦向きにすればヘアゴムやシュシュなどを引っ掛けるのにちょうど良く、横向きにすればブラシやヒゲ剃りなどを差し込めます。
値段:税込110円(編集部調べ)
新しい洗面台に取り換えるポイント
この投稿をInstagramで見る
洗面台のデザインによっても使い勝手は変わってきます。より使いやすい洗面所にしたければ、思い切って洗面台を買い替えるのも1つの手です。そこで、新しい洗面台に取り換える際に押さえておくべきポイントを紹介します。
ポイント①収納力のある洗面台を選ぶ
洗面所周りで使うアイテムをうまく収納できていないのであれば、収納力を重視することがポイントです。
後付けの収納でも収納力をアップさせられますが、洗面台や空きスペースとのサイズが合わなかったり、デザインに統一感がなくなったりなど、使い勝手や見栄えが悪くなる可能性があります。
メーカーによっては付属の収納(サイドキャビネット)が数タイプあり、家族構成や生活スタイルに合わせて選べるので、そういった商品を活用するのもおすすめです。
ポイント②掃除しやすい洗面台を選ぶ
ライフスタイル上こまめに掃除をするのが難しい人は、汚れが溜まりやすい隙間や凹凸が多い洗面台は避けて、洗面ボールとカウンターが一体になったタイプを選びましょう。
また、ミラーの裏側にある収納トレイには埃や汚れが溜まりやすいので、お手入れがしやすい取り外し可能なタイプがおすすめです。汚れやすい排水溝部分も、自分がお手入れする上で簡単だと思えるものを選びましょう。
ポイント③洗面台の用途に合わせて選ぶ
洗髪や服の付け置き洗いなど、手洗い・洗面以外でも洗面台を使用する場合は、用途を考慮して選んでください。
洗髪する場合は洗面ボウルが深いタイプ、付け置き洗いをする場合は幅が広くてフラットなタイプがおすすめです。
ポイント④鏡のタイプで洗面台を選ぶ
洗面台の鏡は、一面鏡、二面鏡、三面鏡など種類があるので、家族の人数や鏡裏の収納力を考えましょう。
一面鏡は鏡の裏に収納がないタイプが多く、洗面台周りに置くアイテムの数が少ない人に向いています。二面鏡や三面鏡に比べて価格が安いのが特徴です。
二面鏡は鏡が観音開きになるタイプで、鏡の裏側に収納スペースがあります。鏡にある程度の大きさが欲しくて、生活感を出さずに収納したい人にはぴったりです。
鏡の向きや位置を変えることで顔や髪形を確認しやすいのは三面鏡。鏡の枚数が多い分、中の収納力も抜群です。
収納アイディアを活用して使いやすい洗面台に
この投稿をInstagramで見る
洗面台は毎日使うスペースですから、ぜひ使い勝手や収納を考慮して快適なスペースに仕上げてください。本記事で紹介した収納アイデアや便利グッズなどを取り入れて、アイテムの場所が分かりやすく出し入れがしやすいような洗面台にしましょう。