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Mar 30, 2020

狭い洗面所は工夫次第。家事効率をアップさせるスペースの有効活用を方法とは?

洗面所

洗面所は、身だしなみを整えるほか、洗濯家事や入浴前の脱衣など、様々な利用のされ方をする場所です。
それにもかかわらず、洗面所は収納スペースが少なめ。備え付けられているのは洗面台の鏡の裏側にある棚くらいで、洗濯洗剤を窓枠に置いたり、マグネットや吸盤式の収納グッズを利用したりといったアイディアで、収納スペースを確保している人も多いのではないでしょうか。
棚が欲しいけどぴったりのサイズがみつからない、あるいは既製品は好みに合わない…などの悩みも多いはず。
そこで、おしゃれなのはもちろん、家事をラクにしてくれる洗面所の収納づくりについて紹介します。

MOKUJI

 

洗面所に必要な収納づくりとは

 

洗面所に収納したいものは、こまごまとしたものが多いですよね。

 

歯ブラシや歯磨き粉、ひげそり用品、スプレー等の整髪料、ドライヤー、フェイスタオルやバスタオルなど、どれも使いたいときにすぐ手に取れるようにしておきたいものばかり。洗面所を脱衣室として利用している場合は、パジャマや下着も収納しておきたい人もいるでしょう。

 

これだけ多くのものを収納するのは大変!けれど、洗面所は毎日使う場所なので、できるだけ使い勝手よく、すっきりと収納する工夫が大切です。もしものがあふれていると掃除にも手がかかりますし、衛生面も心配になってしまいます。

 

洗面所の収納づくりはどこが最適?

洗面所

 

収納するものが多いとは言え、洗面所の収納スペースは限られています。備え付けの収納だけでは足りなくて困っている人も多いでしょう。そこでおすすめなのが、自分でスペースを作り出すこと。洗面所の収納は、工夫次第でどんどん増やせるのです。

 

それでは、次に具体的な収納づくりを見ていきましょう。

デッドスペースを有効活用

洗面所には収納づくりに使えそうなデッドスペースが意外とたくさんあります。たとえば、洗濯機の上。天井まで広い空間がありませんか。さらに洗面台の下にも注目。水道管がありますが、デッドスペースはそれなりに確保できますよね。

 

収納スペースはまだまだあります!窓枠や壁面もちょっとしたグッズを利用するだけで、おしゃれで便利な収納づくりに役立ちます。

 

まずは洗濯機の上ですが、ランドリーラックを活用すると収納スペースがぐんと広くなります。きちんとしたラックを用意しなくても、突っ張り棒やプラスティックダンボールなどを使えば、自分の好きなサイズで棚を作ることもできます。

 

洗面台の下はプラスティックケースやファイルボックスなどを組み合わせて、水道管などの隙間を埋めるのがおすすめ。

 

容器ごとに「洗剤」、「ドライヤー」、「シャンプー」などと中身を書いておけば、必要なときにすぐに取り出せます。

窓枠や壁面だって収納できる

見落としがちなのが窓枠や壁面の収納づくりです。

 

窓枠には小さいながらも棚として使えるスペースがあるので、上手に利用しましょう。さらに、突っ張り棒などを取り付けてフックをかければ「つるす収納」にも対応します。

 

ただし、窓枠の収納づくりに凝りすぎると、外光を遮ってしまうかもしれないので注意して下さい。収納づくりにはバランスの良さも大事です。

 

壁面は、持家の人であればバーを、賃貸の人であれば突っ張り棒を利用。小物入れなどをかけた「つるす収納」など、工夫次第で収納スペースが広がります。

 

DIY好きなら、手作りのボックス棚を壁面に取り付けるのもおしゃれですね。

よく使うものは「見せる収納」がベスト

洗面所には毎日使う生活用品が多いですが、その中でも利用頻度の高いものは「見せる収納」を選ぶのがおすすめです。

 

特にタオルは美しくたたんで重ねるだけでもおしゃれに見えるので、「見せる収納」に最適。方法は色々ありますが、まずは美しく見えるたたみ方を練習してみるといいでしょう。タオルの柄や色を揃えると、さらにおしゃれ度がアップします。

 

また、歯ブラシ立てやティッシュボックスなどの収納グッズは、選び方次第でセンスあふれるインテリアにもなります。

 

「見せる収納」の成功させるコツは、見せるものを厳選し、それ以外はしまうこと。色合いや素材を合わせて、調和の取れた空間を意識するのもポイントです。

賃貸なら突っ張り棒が大活躍

収納スペースを確保するためにバーや棚を取り付けるなど、壁を傷つけるのが心配ですよね。持ち家であっても傷をつけるのに抵抗がある人もいるでしょうし、賃貸ならなおさら壁に傷つけるのは避けたいところ。

 

そんなときに役に立つのが突っ張り棒です。100円ショップでも売っているので、収納づくりに手軽に取り入れられます。

 

突っ張り棒のメリットは、どんなに狭いスペースにでも取り付けられる上、縦にも横にも対応できること。アイデア次第でいろんな収納づくりに使えます。たとえば、突っ張り棒を2本平行に取り付けて、すのこやボードなどの板を乗せると簡単に棚が作れますよ。

 

洗面所の収納づくりにおすすめの素材

洗面所

洗面所は水をよく使う場所。さらに、浴室と隣り合っていることも多いため、気になるのはやはり「湿気」。そのため、洗面所の収納づくりでは湿気に強い素材を選ぶことも必要です。

 

木製の棚やボックスはナチュラルな雰囲気を出すのにうってつけですが、湿気に弱いので、時間経過とともに変色などが起こる可能性もあります。

 

それでは、おすすめの素材について具体的に確認しておきましょう。

湿気に強い素材

湿気に強い素材といえばプラスティックですよね。他にも、籐(とう)やステンレスも比較的湿気に強いとされています。

 

水に触れる機会の多いコップや歯ブラシ立てなどはプラスチック製、フックやラックなどはステンレス製を選ぶと、湿気を気にしなくても済みます。

 

収納ケースはやはりプラスティックが安心ですが、おしゃれ重視なら籐(とう)製のケースも魅力的ですね。

 

洗面所では、収納づくりの素材に気を付けるとともに、こまめに水分を拭き取ることも大事。気付いたときにサッと拭き取れるように、雑巾などの掃除用具をすぐ手にできるところに収納しておくと便利です。

 

水を切りやすい収納

歯ブラシをぬれたままでキャビネット裏の収納スペースにしまうと、残った水分の影響でカビや雑菌が繁殖しないか心配になりますよね。

 

こうした心配ごとを解消するには、いかに水を切って収納するかがポイント。

 

たとえば、敷いたタオルの上にワイヤーラックを置き、そこへ歯ブラシとコップを置くようにすれば、次に使うときには乾いた状態で気持ちよく使うことができます。

 

ただし、洗面台に直接ワイヤーラックを置くと、傷の原因になります。タオルを敷くのはもちろん、カビやヌメリを防ぐためにも湿ったタオルはこまめに替えるようにしましょう。

 

洗面所収納におすすめの商品4選&アイデアDIY

 

洗面所の収納づくりには専用の商品がいろいろ登場しています。そこで、おすすめの商品をいくつか紹介していきましょう。

 

スペースの問題で市販商品が使えない人のために、あわせてDIYのアイデアもお伝えします。

ランドリーラックおすすめ商品①│スタイリッシュランドリーラック 棚2段・バスケット2個 612304

スタイリッシュランドリーラック 棚2段・バスケット2個 612304
スタイリッシュランドリーラック 棚2段・バスケット2個 612304

出展:Amazon

 

スチール製の高級感漂うランドリーラックです。高さ、横幅ともに伸縮自在で、洗濯機周りのデッドスペースを有効活用することができます。奥行きも薄く、圧迫感がありながらもモダンな高級ホテルライクなテイストに仕上がっています。

 

丈夫なスチール製バスケット2個、S字フック2個付きなので、収納の幅が広がります。

ランドリーラックおすすめ商品②│立て掛けランドリーシェルフ タワー

山崎実業|立て掛けランドリーシェルフ タワー ブラック 2483
山崎実業|立て掛けランドリーシェルフ タワー ブラック 2483

出展: Amazon

 

収納グッズで人気の「TOWER(タワー)」シリーズのランドリーシェルフ。壁により掛けて使用するタイプなので、ぐらつきもなく安定感があります。

 

ホワイトとブラックの2種類からカラーが選べるので、洗面所の雰囲気に合わせることができます。

ランドリーラックおすすめ商品③│ランドリーラック 突っ張りラダー洗濯機ラック 棚3段 スリム

川口工器│ランドリーラック 突っ張りラダー洗濯機ラック 棚3段 スリム
川口工器│ランドリーラック 突っ張りラダー洗濯機ラック 棚3段 スリム

出展:川口工器 直営ショップ

 

洗濯機の背面にある窓を棚で塞ぎたくないときには、設置場所を自由に選べるランドリーラックがあると便利です。

 

このランドリーラックは棚を3段も備えながら省スペースなのが何よりの魅力。背面、側面とどこでも設置できます。大容量とは言えませんが、洗剤やタオル、衣類のチョイ掛けには十分対応しますよ。

洗面台下収納おすすめ商品│シンク下 伸縮棚 2段 幅42~70×奥行き39.5×高さ39.5cm ホワイト USD-2V

アイリスオーヤマ│シンク下 伸縮棚 2段 幅42~70×奥行き39.5×高さ39.5cm ホワイト USD-2V
アイリスオーヤマ│シンク下 伸縮棚 2段 幅42~70×奥行き39.5×高さ39.5cm ホワイト USD-2V

出展:Amazon

 

コスパ抜群の生活用品で人気のアイリスオーヤマによる収納棚。洗面台の下にある配管を避けて設置できる他、42cmから70cmまで横幅が伸縮するのでジャストな収納づくりに役立ちます。

同じシリーズでトレー付きのものを選べば、小物の収納にも便利です。

DIYでぴったり収納①│ツーバイ材で安くお手軽に

比較的リーズナブルなことからDIYで人気のツーバイ材。面取りがされているので、接着や釘打ちも思いのままなので、ただ組み合わせるだけでぴったりサイズの収納づくりができます。

 

ホームセンターで材料をカットしてもらえば、あとは組み立てるだけ。好みの色に塗装するのも簡単です。

DIYでぴったり収納②│窓枠を生かした棚を作る

窓枠収納は、ただものを並べるのもいいですが、ひと手間加えるだけで雰囲気をガラリと変えられます。

 

窓枠に合わせて板を置くなどするだけでも、奥行が広がり、印象チェンジが可能。また、「見せる収納」を意識して、洗剤をお揃いのボトルに詰め替えるなど、ちょっとした工夫をプラスするのもいいでしょう。

 

カフェカーテンでアクセントをつければ、プライバシーを守るのにも役立ちます。

 

DIYでぴったり収納③│100均のワイヤーネットと結束バンドでラックづくり

木材を釘で打ち付けて組み合わせるのはなかなか大変。想像以上に材料費がかかるのも気になるところですよね。そこで、DIY初心者におすすめなのが、ワイヤーネットを組み合わせる方法です。

 

100円ショップには様々なサイズのワイヤーネットが販売されています。同じく100円ショップで販売されている結束バンドを使えば、あとはハサミさえあればOK。技術も手間もかけずにラックづくりが叶います。

 

DIYでぴったり収納④│タオルだけならアイアンバー収納

毎日使うタオルをカッコよく収納したいなら、100円ショップのアイアンバー2本を使うアイディアが便利です!ただ壁に設置するだけで、あっという間におしゃれなタオル収納が完成します。

 

タオルを丸めて歯さむだけなので、使うときに取り出しやすく、補充もしやすいですよ。

 

DIYでぴったり収納⑤│突っ張り棒とおそろいのボックスですっきり

 

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洗面台の下だって、専用のラックがなくても低コストなのにおしゃれな収納は実現可能。

 

100円ショップの突っ張り棒を奥と手前に2本設置し、配管を避けてワイヤーネットを乗せればOKです。ズレ防止に結束バンドで固定するとさらに便利でしょう

 

カラーを統一すると、見た目がすっきりします。特にホワイトカラーを取り入れると、清潔感もばっちりです。

DIYでぴったり収納⑥│見せる収納は必要最低限のものをチョイス

壁に棚を取り付けることができるのであれば、最低限のグッズを使いやすく配置するといいですね。

 

「あれもこれも必要」と考えるのは間違いではありませんが、出すものとしまうものの線引きをしないと、収納の悩みは深くなってしまいます。

 

収納づくりには潔さと思い切りが必要です。

 

洗面所収納づくりのまとめ

洗面所

 

洗面所は「収納スペースが少なすぎる」と思われがち。けれど、洗濯機の上や洗面台の下を始め、窓枠や壁面などのデッドスペースを活用すれば、工夫次第で収納スペースがどんどん広がります。

 

DIYが好きな人は空きスペースに合わせて収納棚を作るのもいいですね。壁を傷つけたくないときにも、突っ張り棒を使うなど、アイディア次第で収納づくりは可能です。

 

洗面所は一日の始まりと終わりに使う場所。いつでも清潔に保てるような収納づくりを心がけて下さいね。