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Oct 17, 2024

ささくれケア怠っていない?原因や対処法、簡単にできる予防策を紹介!

ネイルケアをする手

爪まわりの皮が剥けてしまうささくれ(さかむけ)に困っていませんか。見た目が気になるだけでなく、衣類にひっかかったり放置したりすると、皮剥けが進行して痛みがでてきます。ささくれができてしまったら、早めに正しく対処・予防することで悪化を防ぎましょう。この記事では、ささくれができた時の対処法や、ささくれができないようにするケア方法を紹介していきます。

ささくれの原因とは?

ささくれのイラスト

ささくれの主な原因は指の皮膚や爪の乾燥です。爪が伸びる時に爪の根本や甘皮の皮膚が引っ張られ、その力に耐えられず表面の皮膚が引き裂かれてしまいます。その結果、皮膚がめくれてしまいささくれができてしまうのです。ここでは、ささくれができる詳しい原因を3つ紹介していきます。自分にはどの原因に当てはまっているか、考えながらみていきましょう。

水仕事やアルコール消毒

水仕事やアルコール消毒が刺激となり乾燥することで、爪のキューティクルが剥がれる原因となります。水や洗剤はもちろん、食器用洗剤やシャンプーなども気をつけなければなりません。食器を洗う時は手袋をつけたり刺激の少ないシャンプーを選んだりなど工夫をしましょう。また、泥遊びが刺激となることもあるため、子供がいる人は注意が必要です。

適切でないネイルケア

ネイルをしている方の場合、マニキュアを落とす際の除光液が原因になることもあります。除光液の中に「アセトン」という油分や水分を取り去る性質の成分が含まれているため、指の皮膚に付着すると水分が奪われて肌荒れが起きてしまいます。水分が不足することで皮膚のバリア機能が低下し、外からの刺激に弱くなってしまうのです。

栄養不足

必要な栄養素が足りていないことも原因になります。皮膚は摂取した栄養から作られているため、必要な栄養素が足りていないと乾燥や肌トラブルを引き起こしやすくなります。ささくれができやすい方は「タンパク質」「ビタミン」「ミネラル」などの栄養素が不足しているのかもしれませんね。この機会に食生活を見直してみてはいかがでしょうか。

ささくれができた時の対処法

ネイルケアをする手

 

では、ささくれができてしまった時にはどのようにすればいいのでしょうか。飛び出た皮膚が気になるからと手で無理やり引っ張るのは、絶対にNGです。傷口からバイキンが入り、健康な皮膚まで傷つけてしまいます。逆に、放置するのもよくありません。ささくれの部分が広がる可能性があります。ささくれができたら、まずはニッパーや小さいハサミでカットし、オイルやクリームで保湿、最後に保護するようにしてください。ひとつずつ解説していきます。

ささくれをカット

飛び出した部分をキューティクルニッパーや眉用のハサミ、爪切りできれいにカットします。なるべく根元からささくれをカットするのがよいでしょう。衣類などに引っかかるとめくれ上がってしまうので、見つけたらできるだけ早めにカットしてくださいね。

ささくれ部分を保湿

カットした部分をオイルやクリームで保湿します。乾燥しにくくなるように、保湿性の高いアイテムを使うのがおすすめです。

ささくれ部分を保護

ささくれ部分に絆創膏を貼ります。治癒タイプの絆創膏を使用する場合、保湿は不要です。保護しておけば、刺激や悪化を防ぐことができます。


  絆創膏(治癒タイプ)を見る  

ささくれの予防法

ハンドパックをする手のイラスト

 

ささくれができないように、普段から予防をしておくことが大切です。ここからは、ささくれの予防方法を紹介していきます。

保湿する

ハンドクリームを塗る女性の手

 

水仕事をした後やお風呂に入った後などに、こまめにハンドクリームやネイルオイルを塗って皮膚の水分が失われないようにしましょう。乾燥が気になる時にはもちろんですが、気にならなくてもこまめに保湿するようにしましょう。手や手の甲だけでなく、爪にも軽くマッサージをしながらしっかり密着させることがポイント。保湿を重視した成分(ヒアルロン酸やセラミド、グリセリンなど)が入っているものを選ぶと効果的です。

保湿方法①ネイルオイル

ネイルオイルを塗る手

 

ネイルオイル(キューティクルオイル)は、爪と爪の生え際を保湿してくれるオイルです。ささくれの予防はもちろん、皮膚がカサカサしている方やネイルのもちをよくしたい方におすすめ。新しい爪に生まれ変わる時の水分・油分不足に備えて潤いを与えておくことも大切です。

 

ネイルオイルは1日に何度塗っても◎
・水に触れた後
・乾燥が気になる時

・寝る前
など好きなタイミングでOKです。


  ネイルオイルを見る  

 

保湿方法②ハンドパック

「ハンドクリームでは手荒れに追いつかない」「ささくれ以外のシミやシワも改善したい」という方はハンドパックもおすすめです。ハンドパックで集中的にケアすることで、ハンドクリームだけではカバーしきれない手のガサガサ感やささくれ、あかぎれを和らげてくれます。


  ハンドパックを見る  

手を必ず乾かす

濡れた手をハンドタオルで拭く

 

水に触れた後は、ハンカチやハンドペーパーなどで必ず手を乾かしましょう。自然乾燥は手指の水分も一緒に蒸発させてしまうので、乾燥につながります。習慣としてハンカチを持ち歩いている人は多いと思いますが、ちゃんと清潔なものなのかも確認しましょう。湿ったハンカチでは水分をしっかり吸収できないので、完全に乾いているものを持つようにしてください。


  携帯用ペーパーナプキンを見る  

ゴム手袋を使う

ゴム手袋をつけて皿洗いをする

 

水仕事をする際、ゴム手袋を使うのもおすすめです。ゴム手袋を付ければ、そもそも手を水に触れさせないようにできるため、水分や皮脂の洗い流しを防げます。また、水仕事ではお湯に触れる機会も多いです。お湯は水よりも乾燥が進行しやすいので、とくに気をつけましょう。ただ、人によってゴム手袋が合わずかゆみが出てしまう場合も。そういった場合は、ニトリル性の手袋や塩化ビニール製の手袋に変えてみましょう。


  ゴム手袋(ニトリル性)を見る  

 

ネイル用品を見直す

リムーバーやコットン、マニキュアなどのネイル用品

 

セルフネイルをする方は、今持っているネイル用品を見直してみましょう。除光液の中に含まれる「アセトン」が手荒れを進行させる場合があります。その場合、アセトンフリーの除光液もあるので、そちらを検討してみてください。ただ、アセトン入りのものに比べるとネイルオフするのに時間がかかり逆に皮膚を痛めることもあるので、荒れが酷いようであれば、マニキュアやジェル自体を避けることがおすすめです。


  アセトンフリー除光液を見る  

 

ハンドマッサージを行う

指先にハンドマッサージを行う手

 

ハンドマッサージを行うことで、血行が促進され栄養素が指先まで行き渡りやすくなります。ハンドクリームを塗る際などのついででもいいのでぜひやってみてくださいね。指の一本一本をつまむようにして根元から爪先までマッサージしたり、両手を広げて指と指を合わせて押し合わせたりするなど簡単なものでOKです。

さいごに

ネイルを見る 女性

 

ささくれは、爪周りの水分・油分の不足による乾燥が原因です。食器洗いやお風呂掃除などの水仕事に加えて、近年はアルコール消毒によって乾燥する人も多いです。ささくれができてしまったら、けっして指で引っ張らず、正しい方法でケアしてくださいね。

 

水仕事をする際はなるべくゴム手袋をしたり、こまめに保湿をしたりして予防しましょう。とくに、冬は冷たい外気に触れるのを防ぐため手袋をはめたり、乾燥している空間では加湿器を使用したりして乾燥対策をしましょう。

 

ささくれだけでなく、あかぎれ予防にもなるので、今回紹介した方法をぜひ試してみてくださいね。