待ちに待った小学校入学。小学校入学には事前に準備するものがたくさんあり、意外と時間がかかるため、約1年前から取りかかると安心です。本記事では、入学までに揃えておくべき準備品リスト、入学までのスケジュール、準備にかかる費用、便利な名前付けアイテムを紹介します。併せて、入学するまでに身に付けておくと良いことについてもチェックしておきましょう。
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小学校の入学準備品リスト
まずは、小学校入学に備えてチェックしておきたい、準備品リストを紹介します。学校側で用意してもらえるものもありますが、漏れのないようしっかり確認しましょう。
各自で準備するもの
小学校入学前に揃えるものは以下の通りです。
- ・ランドセル
- ・手提げかばん
・通学帽
・上履き
・筆記用具
・文房具(のり、はさみなど)
・体操服・赤白帽
・給食着・給食袋
・防災頭巾
・ぞうきん
体操服や上履きなどは、学校で指定される場合があります。学校指定で購入するべきものは入学説明会で確認しましょう。また、入学説明会とともに行われる販売会で購入できる場合もありますよ。
学校で用意してもらえるもの
入学時に学校で用意してもらえるものは以下です。
- ・教科書
・ノート(学習用ノート、連絡ノート)
・算数セット
・ランドセルカバー
・防犯ブザー
・習字道具や絵の具セット
ノートは2冊目以降、各自で用意が必要です。学校によって用意してもらえるものが異なるので確認してみてください。
小学校入学までのスケジュール
小学校に入るまで、どのようなスケジュールで入学準備を進めるべきか悩みますよね。ここでは小学校入学に向けてのスケジュールを紹介します。ぜひ参考にしながら準備を進めてくださいね。
前年2月〜9月|ランドセルの購入
ランドセルは、入学の1年以上前からチェックし始めることがおすすめです。例年、4~5月頃に購入する家庭が多く、人気のものは早くに売り切れてしまう可能性があります。どんなランドセルが良いか、早めに子どもと相談しておくと安心でしょう。
なお、ランドセルと併せて学習机の購入を検討している場合は、机に向かうことを子どもに慣れさせるため早めに購入するのも手です。
前年9月〜11月|就学時健康診断
秋頃になると、就学時健康診断があります。その際一緒に行われる小学校の先生との面談では、健康状態や予防接種歴を伝えるので、事前に確認しておきましょう。
前年11~12月|学童の申し込み
学童の申し込みは早ければ夏頃から始まります。もし利用を検討しているなら、12月頃までに申し込みが必要です。私設の場合は早い者勝ちなので、3歳頃から申し込まないと入れないケースもあります。申し込みに必要な書類を揃えるのに時間を要することがあるので、早めに調べてみてくださいね。
1月〜2月|入学説明会
1~2月には入学前説明会があり、各自で準備が必要な学用品や、学校指定で必要になるもの、小学校で開催される行事のスケジュールなどの説明が行われます。スケジュールを調整して必ず参加できるようにしましょう。
2月〜3月|学用品、子ども・親が入学式で着る服の準備
2~3月は、入学に向けて必要なものの購入漏れがないよう最終確認をする時期です。また購入品すべてに名前付けをすることも忘れないでください。
親が卒園式や入学式で着るためのフォーマルなスーツも準備しましょう。卒業式は黒やネイビーといった落ち着いた色、入学式は白やベージュやピンクといった明るくやわらかい色が一般的です。制服がない学校の場合は、子ども用の服も用意する必要があります。
<女の子>
・ワンピース
・ワンピース+ボレロ
・スーツ など
<男の子>
・スーツ など
3月中旬頃までには以上の準備を整えておくと安心です。
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4月|入学式の持ち物の準備
4月に入ったら入学式当日の持ち物に関する準備を整えましょう。子どもの持ち物はランドセル、上履き、ハンカチ、ティッシュなど。入学式が終わると教科書などが配布されることも多いので、手提げ袋があると安心です。
親は、入学通知書(就学通知書)などの書類、スリッパ、飲み物、防寒具などを持って行ってください。念のため筆記用具を持っていくと、説明を受けたときにメモができて便利ですよ。
小学校準備にかかる費用は?
小学校に入るまでに必要な費用は、最低6万円ほど。ただし、家庭や通う学校によって異なるので、あらかじめ予算を計算しておくと安心です。また、就学の費用を援助してくれる制度も必要に応じて活用しましょう。
小学校の入学準備費用は、少なくとも6万円
入学準備には、公立で最低6万円くらいかかると考えると良いです。ランドセルや学習机の値段は3万円~10万円と幅広く、その値段によって必要な費用が変わります。私立の場合は、公立と同じように準備するものに加えて、制服や指定のバッグなどが必要になるため、さらに費用がかかります。事前に必要なものを確認して、費用を計算しておきましょう。
必要に応じて就学援助制度を活用
家庭の経済的理由で小学校準備にかかる費用が家計の負担になる場合は、就学援助制度の申請を検討してみてはいかがでしょうか。就学援助制度は、自治体から通学に必要な学用品や、体育の授業に使う用具などの資金援助を受けられるものです。コロナ渦で収入が減ったなどの理由でも適応される場合もあるので、自身の自治体に確認してみてください。
他にも、入学準備金という学用品費用を援助してもらえる制度もありますよ。
入学準備にあると便利な名前付けアイテム
小学校で使うものには名前を書くように指定する学校が多いです。そんなときに役立つのがお名前シールとお名前スタンプ。ここでは、便利な名前付けアイテムを紹介します。
お名前シール
お名前シールがあると名前付けが簡単です。ネットで注文するかパソコンやプリンターを使って自作する準備方法があります。ネットで購入する場合は2月頃までに注文しておきましょう。名前の表記はひらがなが基本ですが、子どもの名前がカタカナの場合でもひらがな表記を指定する学校もあるので、事前に確認してみてください。
お名前スタンプ
シールが貼れないものへの記名には、名前スタンプがあると便利です。布に使えるインクや水に濡れてもにじまないインクなどがあります。なお、黒と白2色のインクを揃えておくのがおすすめ。色が薄いものには黒、色が濃いものには白のインクを使うと名前が読みやすいですよ。
小学校入学までに身に付けておくと良いこと
最後に、小学校入学までに身に付けると良いことについて紹介します。小学校に入学する前に、小学校に合わせた生活スタイルを身に付けておくと、生活の変化にスムーズになじめるでしょう。
早い登校時間に備えて生活習慣を整える
小学校に入ると、幼稚園・保育園のときよりも家を出る時間が早くなる場合が多いため、生活習慣を事前に整えることが大切です。入学に向けて、少しずつ子どもの起床時間を早めていきましょう。同時に就寝時間も早めると良いですよ。
通学路をチェックする
小学校に入ると、子どもだけで通学します。そのため、事前に親子で通学路を歩いて、道順や信号の渡り方などの交通マナーを教えると良いでしょう。併せて、通学路の交通量や危険な場所がないかも確認してください。道順に慣れてきたら子どもを前で歩かせて、うしろから見守るような形で練習してみるのもおすすめです。
集中力を鍛える
学校の授業では、集中して先生の話を聞くことが必要です。昨今、小1プロブレムという小学校の環境に慣れないことが理由で、授業を聞けない子どもが増えています。相手の話を聞く力を養うために、長めの絵本を読み聞かせるのがおすすめです。
また、長時間椅子に座れるようにするのも大切。椅子に座ってテーブルで遊べば、座りながら集中する練習にもなりますよ。
小学生になる準備をして入学を迎えよう
学生に向けての準備はだいたい入学1年前から始まります。入学に必要なものを揃えるのと同時に、小学校生活になじめるように生活を徐々に変えていくことも大切です。小学生になる準備を整えて、安心して入学式を迎えてくださいね。
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