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Mar 17, 2022

ふるさと納税の始め方を解説!初心者でも簡単、ふるさと納税のススメ

すき焼き鍋にお肉を入れている

ふるさと納税をした方が良いと言われるけど、始め方が分からないと悩んでいませんか。お得なのは分かるけど、手続きを考えるとなんとなく敬遠してしまいますよね。実は、今ではふるさと納税は自宅で簡単に行うことができます。この記事ではふるさと納税の仕組みと始め方を紹介します。この記事を参考にして、お得なふるさと納税を始めてみてくださいね。

ふるさと納税とは

ふるさと納税と表示されたPC画面とメモ帳

 

ふるさと納税とは、各自治体に「寄附」を行うことで返礼品を貰える制度のことです。寄附する自治体によって返礼品は様々で、食品や電化製品など地域の特産品をもらうことができます。2008年から始まった制度で、今では参加する自治体や返礼品が充実しています。

 

制度が生まれたきっかけ

ふるさと納税の制度が生まれたきっかけは、就職等で地方から都市部へ働きに出る人が増えたことです。若い世代が都市部に集中する事で地方の税収が減ってしまったため、地方を救済する制度として作られました。ふるさと納税が生まれたことにより、都市部の納税者は自分のふるさとや好きな地域を選んで納税できるようになり、地方財政の活性化に繋がっています。

 

ふるさと納税の仕組み

ふるさと納税の仕組み図解

ふるさと納税は、本来住んでいる地域の自治体に納める税金を、自分の好きな自治体に納税することができる仕組みです。ふるさと納税した金額-2,000円が控除される仕組みとなっており、控除金額の上限は納税額によって変わります。

例えば、年収400万円の独身の方だと43,000円までふるさと納税ができ、2,000円を引いた41,000円が税金から控除されます。

 

利用することのメリット

ふるさと納税を利用するメリットは、実質自己負担額2000円で好きな自治体を応援でき、返礼品がもらえる事です。返礼品の中には普通に購入すると2,000円以上するものがたくさんあり、非常にお得に特産品を入手することができます。各地の美味しい物を取り寄せたり、ティッシュやトイレットペーパーなどの日用品をまとめて購入したりするのに向いています。

 

つまずきやすいポイント

PCとスマホ、電卓を使い家計簿を記入している女性

 

ふるさと納税のつまずきやすいポイントとして、確定申告の手続きが必要なことです。この手続きが面倒だと思ってふるさと納税を敬遠している方もいるのですが、それを解決する「ワンストップ特例制度」という便利な制度があります。これは、確定申告をしなくてもふるさと納税の控除が受けられるもので、書類を記入して郵送するだけで良いので非常に簡単です。

早速ふるさと納税をはじめてみよう

ここからは、ふるさと納税の始め方を4つのステップとともに解説します。

まずは自分の控除上限額を知ろう

まずは、あなたの控除上限額を確認しましょう。控除上限額はあなたの家族構成や年収によって変わります。具体的な金額は総務省のふるさと納税ポータルサイトで詳しく解説されているため、ぜひ確認してみてください。

 

https://www.soumu.go.jp/main_sosiki/jichi_zeisei/czaisei/czaisei_seido/furusato/mechanism/deduction.html

 

自分の控除上限額を超えたふるさと納税をしてしまうと、そのまま自己負担となってしまいます。控除上限額は必ず確認し、超えてしまわないように注意しましょう。

H3:利用するポータルサイトを決める

ふるさと納税はポータルサイトから行うことができ、代表的なものは次の通りです。

 

・さとふる

・ふるさとチョイス

・ふるなび

 

1番のおすすめは「さとふる」で、ふるさと納税サイトの中でも人気No.1を誇ります。返礼品の到着が早く、サポート体制が充実しているため、迷ったらさとふるを利用しておけば間違いないでしょう。

 

ふるさと納税をする自治体を選ぶ

さとふるなどポータルサイトへの登録が完了したら、返礼品を確認しながらふるさと納税する自治体を選びましょう。ポータルサイトの検索機能はとても充実しており、人気ランキングや返礼品の種類などで絞り込みをすることができます。あなたの欲しいもの、控除金額に見合った返礼品を選んでみてくださいね。

 

税金控除の手続きをする

ふるさと納税の返礼品が自宅に届いたら、ワンストップ特例制度を利用するための手続きをしましょう。手続きは非常に簡単で、ふるさと納税をした自治体から届く書類の中に「寄附金税額控除に係る申告特例申請書」が同封されているため、記入して郵送するだけです。この書類一つで面倒な確定申告をしなくて良くなりますよ。

 

ふるさと納税は始めるタイミングも重要?

ふるさと納税は1年中いつでも行うことができますが、始めるタイミングによってもらえる返礼品が変わることがあります。また、人気の品はすぐになくなってしまうこともあるため、1月など早い時期からふるさと納税を行う方が有利な場合が多いです。

また、年末ギリギリにふるさと納税を行う場合は注意が必要です。税金控除の対象となるのは、年内に支払いが完了したものが対象です。クレジットカード払いはすぐに決済されるため12月31日まで受付を行っている自治体もありますが、納付書や銀行振込は12月上旬から受付を終了し始めます。ふるさと納税を行う場合は、年内の余裕を持った日程で行うことをおすすめします。

 

ふるさと納税を始める季節ごとのおすすめ返礼品

ふるさと納税は始める季節によって返礼品の種類が変わります。せっかくなら地元の旬のものや、季節に合った返礼品を選んでみましょう。ここでは、季節ごとのおすすめなものを紹介します。

 

冬(1月~3月)に始める

おいしそうなすき焼き鍋

 

冬におすすめの返礼品は、みかん・鍋・お肉です。自宅でコタツを出している方も多いでしょうから、コタツに入りながら食べる用のみかんを購入するのはいかがでしょうか。返礼品のみかんは箱でまとめて購入できるため、ストックしておくのに最適です。また、冬は身体を温めるために鍋やすき焼きなどが多くなる季節ですから、各地の美味しい鍋セットやお肉を味わってみるのも良いでしょう。

 

春(4月~6月)に始める

ちゃんに入ったお米

 

春におすすめの返礼品は、お米・パンです。新米の予約が開始される時期のため、ふるさと納税においても返礼品に新米の予約申し込みが並ぶ時期です。お米を毎日食べる家庭も多いでしょうから、ふるさと納税の返礼品でもらってしまう方も多いです。また、春は小麦の収穫時期のため、パンを貰うのもおすすめです。有名なパン屋さんのパンや、酵母や素材にこだわったパンを食べたい方は、春にふるさと納税の返礼品を調べてみると良いでしょう。

 

夏(7月~9月)に始める

お重に入ったうな重

 

夏におすすめの返礼品は、うなぎやマンゴーです。夏バテ防止にうなぎを食べる方は多いですが、自分では購入しづらい高級品のため、ふるさと納税の返礼品で貰う方法があります。うなぎを返礼品にしている自治体は多く、美味しいうなぎを最小限の自己負担で味わうことができます。また、夏はマンゴーの収穫時期でもあり、宮崎や沖縄では品質にこだわった高級マンゴーが返礼品にされています。高級マンゴーを堪能したい方は、ぜひ調べてみてはいかがでしょうか。

 

秋(10月~12月)に始める

綺麗に盛り付けられたおせち

 

秋におすすめの返礼品は、おせちです。新年に向けておせちの準備をする時期であり、返礼品の高級おせちを求める方が多くなる印象です。毎年豪華なおせちが返礼品として用意されており、人気の品は早めに購入しないと予約が終了してしまう場合があるほどです。

 

ふるさと納税を始めてみよう

ふるさと納税の始め方を解説しましたが、意外と簡単だと感じませんでしたか?ふるさと納税は面倒な書類手続きもなく、お得に各地の名産品を入手することができるため、ぜひこの機会に始めてみてください。ふるさと納税を通して日本の魅力を再発見し、あなたが好きな地域を支える一人になりましょう。