子どもが無邪気に遊んでいる姿はほほえましいものです。しかし、子どもが遊び終わったおもちゃを片付けるのに苦労しているママも多いようです。本記事では、毎日の片付けに悩まずに済むようなおもちゃの収納術を紹介します。ダイソー商品を使った収納術や、子どもの片付けを習慣化させるコツも紹介するので、ぜひ試してみてください。
MOKUJI
おもちゃ収納をスムーズに行うポイント
始めに、子どもが片付けをしやすくするためのポイントを紹介します。スムーズにおもちゃを収納するためには、「量」と「分類」の2つにポイントをあてて準備をすることが必要です。
おもちゃの量を考える
片付けの前に、おもちゃの量について考えるのが1つ目のポイントです。親が一緒に片付けなければいけないくらいおもちゃの量が多いと、片付けにかかる時間はその分増えます。そうなると片付けが大変になるだけでなく、片付けること自体が億劫にもなってしまいます。
おもちゃの適正量は、持っているおもちゃを子どもがすべて把握できる程度の量。3歳くらいの子どもで、段ボール2箱程度が目安です。定期的に子どもと一緒におもちゃの選別をしましょう。
選別する際、「もういらないよね?」とマイナスな方向で問いかけると、「まだ使う!」と返ってきてしまいます。「お気に入り順におもちゃを並べてみよう!」など、プラスの方向で問いかけるのがコツです。
おもちゃの分類を行う
2つ目のポイントは、3~6種類程度におもちゃを分類すること。これくらいであれば、片付けの習慣がついていない子どもでも、ストレスなくおもちゃを把握できます。おもちゃの分類ができていないと、子どもがいざ片付けようとしたときに片付ける場所がパッと出てこず、片付けが進みません。
もし、大人でも分類に困るおもちゃががある場合は、「その他」という逃げ場を作ってみましょう。片付ける気持ちが楽になりますよ。
おもちゃ収納におすすめのダイソー商品と収納術
ここでは、お得で便利なダイソーの収納アイテムと、それらを使ったおもちゃの収納術について紹介します。子どもにがおもちゃを片付けさせるには、片付けやすい収納場所を用意することが必要です。
スクエア収納ボックス
スクエア収納ボックスは、おもちゃ収納として人気が高いアイテムです。シンプルなデザインのものから、キャラクターが描かれたデザインのものまで豊富に取り扱っています。種類は浅型・深型の2タイプ。たっぷり収納したいときには深型タイプを使うなど、おもちゃによって使い分けると良いですよ。
また、おもちゃを入れたスクエアボックスを棚にしまうのもおすすめです 。DIYが得意な人は、スクエアボックスに合わせて棚を作ってみてはいかがでしょうか。例えば、すのこなどを組み合わせるだけでも簡単に収納棚が作れます。
スクエアボックスをおもちゃ収納に取り入れる際、フタ付きで使うと中身が見えません。その場合は、ボックスにラベルを貼って中身が分かるようにするなどの工夫が必要です。フタを使わない場合は、引き出しのように設置したり棚に対して斜めに設置したりすれば、中身が分かりやすく、片付けやすくなります。
価格は、フタとセットで110~330円(税込)です。
おもちゃを収納する方法は?子どもも大人も満足の収納テクニック組み立てフタ付き収納箱
折り畳み収納BOX、カラーBOXサイズ(シナモロール)
人気キャラクターの絵付きの収納BOXならお片付けも楽しくできるかも。4種類の柄があるので、好みに合わせて箱を選びましょう。
価格は550円(税込)です。
セクションケース
セクションケースは、中が細かく仕切られたケースです。透明・半透明・キャラクター柄と種類豊富で、サイズや仕切られ方もさまざま。バラバラになりがちな小さな人形、ミニチュア、アクセサリー、粘土など、細かいおもちゃの収納に最適です。透明タイプのものであれば、フタを開けなくても中身が分かります。
価格は110~220円(税込)です。
ランドリーバッグ
本来洗濯物を入れるランドリーバッグもおもちゃの収納におすすめです。ランドリーバッグは容量が大きいため、収納場所に困る大きめのぬいぐるみなどをまとめて収納するのにぴったり。バッグ自体がとても軽いので、移動しやすいのも魅力です。メッシュタイプなら中身が見えるので、何が入っているのか把握しやすいでしょう。
価格は300~500円(税込)です。
ビニールネットケース
ダイソーのビニールネットケースもおもちゃ収納として使える優秀アイテム。サイズはA6サイズ~B4サイズと豊富で、小さいものから大きいものまで収納できます。例えば、大きいパズルの収納にはB4サイズのケースがおすすめです。台紙とピースをまとめて入れられるので、パズルがバラバラになることがありません。
また、L字に開閉できるタイプなら開口部が大きく、子どもでも片付けやすいです。すべてメッシュ素材でできており、中に何を収納しているかが一目で分かりますよ。
価格は110円(税込)です。
子どものやる気を引き出す!おもちゃの片付けを習慣化させる方法
次に、子どもが思わず片付けしたくなる方法をまとめて紹介します。子どもに片付けをしてもらうには、子どものやる気を引き出すことが重要です。
写真やイラストを使って分かりやすくする
片付ける場所を分かりやすくするために、写真やイラストなどを収納箱に貼り付けてみましょう。片付け初心者の子どもでも、何をどこに片付ければ良いかがすぐに分かります。おもちゃ箱に入らないおもちゃの場合は、棚や床にテープを貼って、置く場所を提示してあげるのもおすすめです。
使うおもちゃは、子どもが成長するに従って変わるもの。成長に合わせて、その都度写真やイラストの貼り方を変えてみてくださいね。
おもちゃ移動BOXを作る
おもちゃを効率よく片付けるのに役立つのが、おもちゃ移動BOXです。子ども部屋やリビングなど、家のいたるところにおもちゃが散らばってしまうことも。おもちゃがある場所と収納場所とを行ったり来たりしなければならず、片付けが大変になってしまいます。
そんなときは、子どもが持ち運びしやすいサイズの箱・カゴ・紙袋などでおもちゃ移動BOXを作ってみましょう。おもちゃ移動BOXを使えば、家の中を移動しながらおもちゃを集められるので、スムーズに片付けができますよ。
隙間をあけておもちゃ箱を設置する
おもちゃ箱を棚に設置する際、隙間を開けるのがポイントです。おもちゃ箱と棚に10センチ以上隙間があると、隙間からおもちゃを入れられたり、おもちゃ箱自体の出し入れがしやすくなったりと、片付けがスムーズになります。
なお、フタ付きのおもちゃ箱を使用する場合、フタをして箱を積み重ねるのは避けましょう。おもちゃの出し入れがしにくく、片付けのハードルが一気に上がります。箱は積み重ねず、おもちゃの出し入れのしやすさを意識しながら設置してくださいね。
ゲーム感覚で片付けさせる
ゲーム感覚で楽しく片付けをさせるのも効果的です。まずは、片付けしてほしいときに「おもちゃをおうちに戻そう!」と声をかけ、片付けゲームをスタートさせてみてください。
例えば、親子で片付け競争をしたり、制限時間を設けて片付けにチャレンジさせてみたりするのがおすすめ。また、おもちゃを宝物に見立てて片付けさせる方法も、子どものやる気を引き出します。「青いおもちゃはどこ?」などと声をかけて、子どもに宝探しをしてもらいましょう。
ダイソー商品を活用した収納術で、おもちゃを整理整頓しよう
おもちゃを片付けることの大変さを日々痛感しているママは多いはず。ダイソーの商品を上手に取り入れることで、使い勝手の良いおもちゃ収納が完成します。アイディアを参考にしながら、おもちゃの整理整頓を心がけましょう。そして片付けの際は、子どものやる気が引き出せるよう、収納の仕方や声がけを工夫してくださいね。
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