珪藻土は吸水性や消臭効果に優れた材質であるため、近年ではキッチンや水回りに活躍するアイテムとして人気です。なかでもダイソーの珪藻土商品は種類が豊富で、さまざまなシーンで使用できます。この記事では、ダイソーのおすすめの珪藻土商品や活用術、お手入れ方法と注意点を紹介します。
珪藻土とは
珪藻土とは、藻の一種である植物プランクトンの死骸が沈殿して化石化した土のこと。湿気を防ぐたけでなく、湿度を調整する調湿機能やタバコの臭いの脱臭・吸煙機能など、多くのメリットがあります。珪藻土のバスマット商品が販売されるようになってから、吸水や速乾性の観点から珪藻土商品の人気が高まっています。主にキッチンや洗面所など、水気が気になる場所で使用するアイテムが人気です。
【ダイソー】おすすめの珪藻土商品6選
湿気や臭いを吸収してくれる珪藻土商品。ダイソーにはさまざまな種類のアイテムが揃っています。ここからは、ダイソーで人気の珪藻土商品の中から、水回りをすっきり&清潔にしてくれるアイテムを紹介します。
余分な水分をとってくれる「歯ブラシスタンド」
歯ブラシを立てて置くだけで、水分を吸収して自然乾燥してくれるアイテムです。湿気によるカビや汚れに強いため、お手入の手間が省けます。カラーは、ホワイト、ピンク、ブルー、グリーンの4色あるので、家族で使い分けするのにも便利ですね。
【洗面所を一新】おしゃれな収納アイディア7選!ちょっとした隙間の活用方法もおしゃれで優秀な「コースター」
使いやすいサイズ感で人気の商品。コップの下に置くだけで、コップの水滴でテーブルが濡れるストレスから解放されます。コースターとしてだけでなく、洗剤や石けんの下にトレーとして置けば、不要な水分を吸収して清潔を保ってくれますよ。無地の他にも大理石柄や文字入り、丸型、四角型、六角形、クマ型などデザインが豊富なので、置く場所に合わせて選ぶのも楽しいですね。
湿気を取り去る「スプーン」
キッチンで活躍してくれる珪藻土スプーン。湿気の多いキッチンに置いてある塩や小麦粉、粉末だしなどと一緒に入れておけば、湿気を防いで風味が落ちないようにしてくれます。5ミリや15ミリなどのサイズがあり、計量と湿気取りの両方ができます。ただし、砂糖は乾燥することで逆に固まってしまうので、珪藻土スプーンを入れないようにしましょう。また、脱衣所など湿気の多い場所に置く、粉末洗剤の容器に入れておくなどの使い方もおすすめです。
シンクに置きやすい「水切りマット」
キッチンで大活躍する水切りマット。洗った食器を置いておけば、珪藻土が水分を吸収してくれます。水切りカゴや布巾のように、食器から出た水の後始末が不要になるのが嬉しいですね。使わない時は、立てかけて置くだけでマットを乾燥させられます。また、SNSなどで話題となっている使い方が、水切りカゴの下に置く使い方です。受け皿に代わりに置くことで、溜まった水を捨てる必要がなく、カゴのさびやカビも防げます。
カラリとした使い心地の「バスマット」
珪藻土商品の火付け役とも言えるのがバスマット商品です。一般的なバスマットは、使用した後に洗って干す必要がありますが、珪藻土バスマットは立てかけて干すだけなので手間をかけずに清潔な状態を保てます。また、ペットの食事容器の下や観葉植物の下に置けば、水がこぼれてもすぐに吸収してくれて便利です。水切りカゴのサイズが大きい場合や食器の数が多い場合には、水切りマットの代わりにバスマットを使っても良いですね。
【8月3日の1happy】お風呂上がりにはバスマットを使用しようペットボトルがすっきり乾く「ペットボトルホルダー」
ペットボトルを洗った後、再利用したりリサイクルに出したりするのに、内側がなかなか乾かないことがありますよね。そんな時、ペットボトルの口を下にして、このホルダーに立て掛けておくだけで、中もすっきりと乾きます。小さめサイズも一般的な500ミリのサイズのペットボトルでも使用可能。本体だけでなく、蓋部分の乾燥にも使えます。
【ダイソー】珪藻土商品の活用術
さまざまな種類があるダイソーの珪藻土商品。商品そのままの使い方はもちろんですが、ちょっとしたアイディアでさらに便利に活用することができます。ここでは、珪藻土商品を使ったアイディアを紹介。気になる湿気対策の参考にしてくださいね。
お米の劣化防止
お米は、湿度や温度の上昇によって、劣化したり虫が付きやすくなったりします。珪藻土スティックを米びつに入れておけば、湿度を調整してお米の劣化防止・防虫に効果的。購入したばかりのスティックは、一度流水で洗い、しっかり乾燥させてから米びつに入れましょう。
水筒の乾燥
最近ではマイボトルを持つ人が増えています。水筒は洗ってから乾燥するまでに時間がかかりますよね。珪藻土ステックを入れておけば、水分を吸収して乾燥までの時間を短縮してくれます。しっかり乾かしてくれるので衛生的です。
シューズ類の乾燥と脱臭
除湿に加え、消臭効果も期待できる珪藻土は、シューズ類のニオイ対策にもぴったり。珪藻土をシューズの中にぽんと入れておくだけなので、とても簡単です。インソールの形になっている商品もあります。玄関の靴箱に数個常備しておくと、脱いだ後にさっと入れられます。
クローゼットの湿気対策
湿気がこもりがちなクローゼットでの使用もおすすめです。先述したように、消臭効果も発揮してくれます。紐のついた珪藻土オーナメントをハンガーなどに吊るすようにして使用すると良いですね。
ダイソーの珪藻土商品のお手入れ方法と注意点
吸水性が高く、速乾性のある珪藻土。基本的にはお手入れの必要はありませんが、使い方や使う場所によっては、お手入れをすることで珪藻土の効果や寿命を長くできます。最後に、珪藻土のお手入れ方法を紹介します。
基本のお手入れは、『干す・拭く・洗う』
珪藻土の基本的なお手入れ方法は、干す・拭く・洗うの3つ。干す時は陰干しを行います。(商品によっては天日干しOKのものも)使用後は、タオルなどで水分や汚れを拭き取り乾燥させましょう。飲み物やシャンプーなどをこぼした場合は、水で洗い流してください。
汚れた時は表面を削る
珪藻土の魅力は吸収性の高さですが、泥水やしょう油などの色のついた液体は一度吸収するとシミになってしまいます。珪藻土にシミや汚れが着いてしまった場合は、紙ヤスリで表面を削るときれいになりますよ。
カビが生えた時は表面を削り、天日干しをする
いくら速乾性があるといっても、湿気の多い場所での長時間の使用は、水分が溜まりカビの原因になることもあります。カビが生えた場合は、汚れと同じように紙ヤスリでこすってカビを落とせば、吸水性も回復。お風呂場など湿気の多い場所では、使用後は立てかけて乾燥させるとカビの発生を防げます。
吸水性が落ちた時は天日干しをする
吸水性が落ちてきたと感じたら、しっかり乾燥させましょう。直射日光での乾燥は、ヒビ割れや反りの原因となるので、日陰で乾燥させます。しっかりと乾燥させることで、吸水力が戻りますよ。製品によっては天日干しが必要な場合もあるため、説明書を確認してくださいね。
破損を防ぐために衝撃や段差に注意する
珪藻土はある程度の重さがあるため、落としたり倒したり、強い衝撃を与えると割れてしまうこともあります。また、微細な穴が無数に空いているため、過度な圧力も割れる原因に。敷物の上に置いたり、不安定な場所で使ったりすると割れる可能性があるので注意しましょう。
ダイソーの珪藻土商品で水回りを快適に!
さまざまなメリットのある珪藻土は、その吸水性や脱臭効果などから注目されています。最近ではそのメリットを活用した珪藻土商品が多く販売され、キッチンやお風呂場などの水回り用品として人気です。ダイソーの珪藻土商品にはさまざまな種類が揃っているので、水回りだけでなく玄関やクローゼットなど、意外な場所でも活躍してくれますよ。ダイソーの珪藻土商品を取り入れて水回りを清潔に整えてくださいね。