Jul 12, 2021

DIYで椅子作り!1から作る方法から既存商品のリメイク方法まで

椅子を逆さまにする男性

比較的少ない材料で作れる椅子は、DIY初心者にもおすすめ。材料を揃えて1から作るのも良いですし、今ある椅子をリメイクするという手もあります。そこで本記事では、椅子をDIYするために必要な材料からDIYのやり方まで詳しく解説します。併せて、椅子のリメイクアイディアも紹介するので、そちらも参考にしてみてください。

椅子のDIYに必要なアイテム

背もたれへのペイント

DIYで椅子を作る際に必要なアイテムは、1から作るかリメイクするか、また作るデザインによっても異なるもの。ここでは、1から椅子を作る場合に良く使われる材料を紹介します。

準備しておきたい材料

シンプルなデザインの椅子であれば、ホームセンターに売られている角材と座面用の板を用意する程度で十分。後は、組み立てや仕上げに必要なアイテムさえ揃えておけばOKです。

 

◆主な材料◆

・木材
・ビス
・サンドペーパー(中目・細目の2種類くらいあると便利)
・ニス
・塗料

 

木材にはいろいろな種類があります。なかでも1×4(ワンバイフォー)や2×4(ツーバイフォー)は、ホームセンターなどで手軽に入手できるのでおすすめです。また、比較的安くて丈夫というメリットもあります。

揃えておくと便利な道具

DIYする際には、以下のアイテムを揃えておくと便利です。

 

◆必要な道具◆
・ノコギリ(できれば丸ノコ)
・木工用ボンド
・ドライバー
・ニス用の刷毛
・軍手
・巻き尺
・差し金

 

ノコギリとドライバーは電動がおすすめ。電動ノコギリは一瞬で木材をカットできるので時間の短縮になりますし、電動ドライバーはビスを打ち込む際に役立ちます。必要に応じて用意しましょう。

DIYの前に!椅子の設計図の描き方とコツ

大きな紙に書かれた設計図

実際に椅子を作る前には、設計図を描くことが大切です。ここでは、設計図の描き方とそのポイントを紹介します。

設計図の描き方

設計図は、イメージと違う物ができないようにするため、また材料を無駄なく使うために必要な物です。本格的な設計図でなくても、手書きした物で十分。ペン・紙・定規などを揃えておきましょう。場合によっては、スマホのアプリや専用ソフトを使うのも1つの手です。

 

◆設計図の基本的な描き方◆

1.まずは完成イメージ(全体図)を描きます。(奥行きが分かるよう、斜めから見た図で)

2.幅・高さ・奥行きの他、色や素材なども併せて書きます。

3.作品の内寸を決めた上で材料の厚みを計算したら、全体図の完成です。

4.もう1枚の紙に部品図を描きます。使う材料(板)ごとに平面で描くのがポイント。

5.全体図と部品図の両方が描けたら、誤差などがないかをチェックし、問題がなければ完成です。

寸法を決める時のコツ

人間それぞれの体格や動きを考慮し、物を作り上げるための学問「人間工学」に基づいて、椅子を設計してみましょう。

 

人間工学による数値を参考にしながら自分の動きや使用用途を考えて設計することが、座り心地の良い椅子を作るためのコツです。

 

寸法を決める際は、

 

  1. 床から座面の高さを410ミリ前後
  2. 机と椅子の差尺を(座高)÷3-10

 

で出る数値に設定してみましょう。座面の幅は500ミリ以上あれば十分です。背もたれを付ける場合は、自分の座高に合わせて、背もたれの上部が背中のどの位置に来てほしいかを計算します。

DIYで椅子を作る方法

やすりをかける女性

設計図が完成したら、いよいよ椅子の組み立てです。材料への印のつけ方や組み立て方のコツなどを紹介します。

サイズを測りながら印をつける

設計図を確認しながら、差し金を使って寸法通りに木材へ印を付けます。カットする部分だけではなく、ビスを打ち込む部分や木材同士を組み合わせる部分にも印を付けておけば、よりスムーズな作業が可能です。

 

また、印を付ける時はノコギリの厚みを考えることもポイント。考慮せずに印を付けてしまうと、ノコギリの厚みの分まで削れるため、予定よりも小さくカットされてしまう場合があります。カットする際は、木材を無駄にしないように意識しましょう。

印に合わせて木材をカットする

付けた印に合わせて木材をカットします。もし材料に厚みがある場合は、電動のこぎりを使うと便利です。

 

ホームセンターには、自分でカットできるDIYスペースが設けられていたり、カットサービス(有料)があったりすることも。カットサービスを利用すれば、仕上がりがきれいになるだけでなく、カットによるミスも防げます。

 

カットの手間や木材の運搬などを考慮して、これらのサービスを使うのも手です。

骨格を組み立てる

カットした木材を設計図通りに組み立てます。木材同士の結合箇所にビスを埋め込む際には、電動ドライバーを使うと便利。あらかじめ木材にビスを入れておけば、組み立てが楽になります。

 

また、ビスの頭を隠す「ダボ埋め」は、見栄えが良くなるのでおすすめです。あらかじめ木材に下穴を開けておくことで、ビスの頭が穴に沈むので目立ちにくくなります。

 

組み立ての際は、椅子をいくつかのパーツに分けて細かく組み合わせてから、最後にそれぞれを合体させましょう。こうすることで補正しながら作業できるため、大きなズレが生じにくいです。

座面を作る

完成した椅子の骨格に座面を組み合わせます。座面は木工用ボンドを使って固定しますが、うまく固定できなければ、ビスも使うなど工夫してみましょう。

 

ただし、座面は直接お尻部分が触れる所なので、ビスを打つ際には注意が必要。「ダボ埋め」を取り入れれば、ビスの頭が座面から飛び出すことがないので安心です。

やすりがけと塗装をする

サンドペーパーで丁寧にやすりがけをして角を取りましょう。こうすることで塗装がきれいに仕上がります。ボンドがはみ出ている部分も、併せてサンドペーパーで削るとより良いです。

 

あらかじめ面取りされた木材を購入するのもOK。値段は割高ですが、やすりがけの手間を省けます。

 

木目を活かしたい場合はニスを塗り、オリジナリティ溢れる椅子に仕上げたい場合は、ペンキを塗ってアレンジするのがおすすめです。また、椅子の脚先や座面のみにペイントするなどしてもおしゃれに仕上がります。

 

既存の椅子のDIYアイディア

白い椅子を作る女性

今使っている椅子を上手にリメイクすれば、椅子を処分せずに済みますし、簡単におしゃれなDIYができます。最後に、既存の椅子のリメイクアイディアを紹介しましょう。

座面の布を張り替える

座面の布を張り替えるだけで、椅子がおしゃれに生まれ変わります。まずは座面裏を見て、リメイクできるかどうかを確かめましょう。脚、もしくは背もたれと布が一体になっている物だとリメイクは難しいですが、座面がネジで固定されているタイプであれば簡単です。

 

座面を外して古い布を剥がし、そこに座面のサイズにカットした新しい生地をタッカーで固定します。あらかじめ、テープなどを使って生地を仮止めしてから作業すれば、シワができにくくきれいに仕上がります。

 

布の交換に併せて中のクッションを取り換えれば、座り心地も新品同様に生まれ変わるのでおすすめです。

背もたれや足を塗装する

背もたれや脚などの骨格部分のみを塗装するだけでも、かなりのイメチェンになります。塗装の際は、座面を汚さないよう取り外すなど工夫しておきましょう。

 

まずは、塗装を剥がすために紙やすりを使って全体をこすります。この時、木材が欠けている部分など、気になる箇所があれば同時にやすりで整えるのがおすすめです。

 

やすりで整え終えたら全体にペイントし、乾いたら二度塗りします。最後にニスを塗ってコーディングすれば完成です。

脚をカットする

椅子とテーブルの高さのバランスが悪い場合は、椅子の脚をカットするリメイクがおすすめ。テーブルに合う高さになるように脚に印を付けたら、それに合わせてカットします。カット面をやすりで削り、フェルトを貼り付けるなどして滑り止めをすれば完成です。

DIYで自分好みの椅子を作ろう

ドライバーを持つ女性

椅子のDIYは、シンプルなデザインであれば少ない材料で作れるので、初心者でも挑戦しやすいです。また既存の椅子を活かしてリメイクするなど、工夫次第ではゴミを減らしつつ、効率良く部屋の雰囲気を変えられます。まずはどんな椅子が必要か、どんな方法が自分に合っているかなどをイメージして、DIYに挑戦してみましょう。

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